冬こそ日焼け止め!デイリーユースにもアウトドアにも・冬用のおすすめ日焼け止め15選
冬の肌のお手入れに日焼け止めを取り入れていますか?日焼け止めは紫外線の強い夏に使うもの、と思われるかもしれません。しかし、紫外線は冬でも降り注いでいます。また、雪による照り返しで想像よりも日焼けをしてしまうことも・・・。今回は、冬におすすめの日焼け止めの選び方、おすすめ日焼け止め商品をご紹介します。
冬の日焼け止めは必要?
冬は乾燥の季節。カサつきやシワ防止のために保湿を取り入れる人は多いと思いますが、忘れがちなのは日焼け止め。肌の露出が多くなり、日差しが強くなる春・夏には意識的に取り入れるかたも多いのですが、冬は取り入れるのを忘れてしまうことも。しかし、冬の紫外線は、他の季節に比べて少ないものの常に降り注いでいます。
また、雪の日は照り返しによる紫外線で他の季節より日焼けを起こしやすいのです。加えて、冬は乾燥により肌のバリア機能が弱っているので、保湿に加えて日焼け止めも上手に取り入れて冬の肌トラブルを防止しましょう。
冬用日焼け止めの選び方
ここからは冬用日焼け止めの選び方についてご紹介します。性能別・デイリーユース・アウトドアで使用できるものなど、ご自身の生活スタイルに合わせて参考にしてください。
SPF・PAの数値を見る
日焼け止めのパッケージには「SPF」「PA」といった指標が記載されています。これらはどちらも紫外線の防止効果を示す指標です。指標が二つに分かれているのは防止する紫外線の種類が違うため。
SPF(Sun Protection Factor)・・・赤みを伴った炎症・いわゆるサンバーンの原因となるUV-Bを防止する指標です。SPFは何もしない状態と比べて防止できる数値を表しており、例えば、何も塗らない状態と比べて、SPF30の日焼け止めを塗れば30倍の時間日焼けするのを防ぐことができます。10分屋外にいると肌が赤く日焼けする人を例に比べました。
何も塗らない場合 | 10分で肌が赤くなる |
SPF30の日焼け止め | 10分×30=300分肌が赤くなるのを防ぐ |
SPF50の日焼け止め | 10分×50=500分肌が赤くなるのを防ぐ |
SPFの最高値は50でこれ以上の性質のものを50+と表記します。
PA(Protection Grade of UVA)・・・肌が黒くなる症状・サンタンの原因となるUV-Aを防止する指標。UV-Aは肌が黒くなるだけでなく、肌の奥まで届きしわやたるみの原因になります。このPAの強さは+であらわされ、段階は以下のようになります。
PA+ | UV-A防止効果がある |
PA++ | UV-A防止効果がかなりある |
PA+++ | UV-A防止効果が非常にある |
PA++++ | UV-A防止効果が極めて高い |
これらの数値から考えると、指標が高ければ高いものほどよい、と思う方も多いと思いますがそれはNG。高いものはその分肌への負担も多くかかります。日常使いのものに、数値が高いものを使用するとかえって肌へのストレスがかかってしまうことも・・・。使うシーンに合わせた指標のものを使うように心がけましょう。
日常使い
冬の通勤やちょっとしたおでかけなど日常使いで選ぶなら、肌への負担が少ないものを選びましょう。冬はUV-Bの量は少ないのでSPFの数値はSPF10〜20ぐらいが適切、PAはPA+〜++が適切です。
ウィンタースポーツなど
スキーやスノーボードなどウィンタースポーツでは、雪からの照り返しによる日焼けが心配です。また、冬の乾燥はそれだけで肌へのダメージを受けやすい状態になっています。そのため、SPFの数値は高めの50~50+ぐらいを、PAはPA+++~++++ぐらいを選ぶと良いでしょう。保湿成分が入っているものを選ぶと、寒冷地で気になる乾燥も防げるので効果的です。
成分で選ぶ
ここからは、日焼け止めに含まれる成分についてご紹介します。
保湿成分
日焼け止めをつけると乾燥が気になるという方も多いのでは。そんな方は、保湿成分が配合されている日焼け止めを選ぶとよいでしょう。ヒアルロン酸・スクワラン・セラミドなどの成分を確認して選んでみるのがおすすめです。
また、日焼け止めを塗る前に十分に保湿をするのも忘れないようにしましょう。化粧水→乳液→クリーム→日焼け止めとお手入れをすると効果的。
紫外線吸収剤フリー
日焼け止めには紫外線吸収剤を配合しているものと、紫外線散乱剤を配合しているものの2種類があります。前者は紫外線を防ぐ効果が強力なのですが、肌への負担が大きいというデメリットがあります。
後者は、紫外線を防ぐ効果は紫外線吸収剤のものと比べるとやや劣りますが、肌への負担が少ないのが魅力。
乾燥肌や肌がデリケートな方は、紫外線吸収剤がはいっていたいものをおすすめします。
フェイス用かボディ用か
日焼け止めにはフェイス用とボディ用があります。顔の皮膚は他の部位に比べて薄く、フェイス用の日焼け止めは肌への負担が少なく作られています。冬は体の露出が少ないので、露出している顔用のものを選ぶとよいでしょう。もちろん、フェイス・ボディ併用可なものを選ぶのもおすすめ。
顔の中で露出箇所が多い、鼻・耳の部分にもよく塗るようにしましょう。意外と日焼けをしやすい箇所がくちびる。リップクリームに日焼け止め効果のあるタイプのものを塗ると効果的です。
テクスチャで選ぶ
日焼け止めの塗り心地テクスチャも選ぶポイントになってきます。日焼け止めの代表的なテクスチャには以下のタイプがあります。
クリームタイプ | 少しリッチな塗り心地。水に強いのでアウトドアやスポーツに向いています。油分が多いため脂性肌の方は避けた方がいいでしょう。 |
ミルクタイプ | 塗り心地は伸びがよく肌馴染みもよい、保湿力が高いのでどんなシーンにも使いやすいのが魅力です。中の成分が沈殿しているのでよく振ってから使用しましょう。 |
ジェルタイプ | 伸びがよく塗った後はサラッとしているのでさっぱりした使い心地です。汗や水に流れやすいのでこまめに塗り直しをしましょう。日常使いに重宝します。 |
スプレータイプ | 手軽にスプレーで塗り直しができます。他の日焼け止めと併用してもよいでしょう。 |
おすすめの冬用日焼け止め15選
ここからは、冬に使えるおすすめの日焼け止めをご紹介します。
ママバター uvバリア無添加
ブランド:ママバター
SPF27
PA++
天然由来の保湿成分シアバターが配合された日焼け止めです。リッチ感のあるクリームタイプの日焼け止めで乾燥が気になる方におすすめです。紫外線吸収剤フリーでシリコン・パラベンなどの化学成分は含まれていないので敏感肌の方や赤ちゃんにも使用できます。日常使いにも最適。
①ビオレUV アクアリッチ ウォータリーエッセンス
ブランド:ビオレ
SPF50+
PA++++
ビオレのクリームタイプの日焼け止めです。クリームタイプでも軽いテクスチャの日焼け止めなので重ね付けしても厚塗り感がありません。顔にも体にも使用でき、伸びがいいので全身にもムラなく塗ることができます。SPF50+ PA++++なので赤みのある日焼けやシミも予防します。
②La Roche-Posay(ラロッシュポゼ) アンテリオスUVプロテクションミスト
ブランド:La Roche-Posay
SPF50
PA++++
敏感肌用化粧品を多く発売しているLa Roche-Posay(ラロッシュポゼ)の日焼け止めです。こちらはスプレータイプなので、塗り直しするときに便利です。独自のUVフィルターシステムで、UV-Aの肌への浸透を防御。シミやたるみなどの肌ダメージから肌を守ります。
③ニベアサン プロテクトウォータージェル こども用
ブランド:ニベア
SPF28
PA++
ニベアから発売されているこども用の日焼け止めです。デリケートなお子様の肌にもやさしいノンアルコール処方。軽いテクスチャのジェルタイプでスーッとのびて全身にムラなく塗ることができます。おふろで簡単に落とせるので肌へのストレスもかかりません。
④KOSE コーセー 米肌 MAIHADA 肌潤UVエッセンス
ブランド:KOSE
SPF35
PA+++
・オリジナルコメント
ライスパワーというKOSE独自の成分配合。紫外線から肌を守りながら、うるおいを保ち肌のきめを整えます。トーンアップ効果により肌を一段階明るく化粧下地としてもおすすめ。紫外線吸収剤フリーなので敏感肌の方にも適しています。
⑤アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク
ブランド:アネッサ
SPF50+
PA++++
SPF50+ PA++++という強いUVケア効果の高いミルクタイプの日焼け止めです。汗や水に触れると紫外線防御効果がアップする優れもの。スキンケア成分が50%配合され、ヒアルロン酸・マリンコラーゲンといった保湿成分がやさしくお肌をいたわります。
⑥ALLIE(アリィー)クロノビューティ ジェルUV EX
ブランド:ALLIE
SPF50+
PA++++
SPF50+PA++++の紫外線防御効果の高い日焼け止め。ウィンタースポーツにもおすすめです。バッグや衣類のこすれにも強く落ちにくい処方になっています。マスクの下でもこすれにくいので、化粧下地にもおすすめです。伸びがよく均一に塗りやすいジェルタイプ。
⑦KuSu 本格日焼け止めクリーム
ブランド:KUSU
SPF50+
PA++++
調剤薬局オリジナルの日焼け止めです。SPF50+ PA++++と高い日焼け止め効果に加えて、紫外線吸収剤フリー。また、PM2.5などの刺激物からも守ってくれるので特に敏感肌の方におすすめです。
⑧ビオレ UV アスリズム サンバーン プロテクトミルク
ブランド:ビオレ
SPF50+
PA++++
ビオレから発売されている最高レベルの紫外線防御効果のある日焼け止めです。SPF50+ PA++++の高いUV効果カットに加え、じりじりと照りつける太陽光からも肌を守る近赤外線ブロックフィルターTechを採用。さまざまな日焼けダメージから肌を守ります。
⑨マキアレイベル サンプロテクトUVジェル50+
ブランド:マキアレイベル
SPF50+
PA++++
メイクブランドのマキアレイベルから発売されている日焼け止めです。高いUVカット効果に加え、美容成分は83%と高く保湿対策はばっちり。ブライトアップ効果により肌がワントーン明るくなります。大気汚染物質カット効果もあるので花粉やPM2.5などが気になる方にもおすすめ。
⑩ユースキン シソラ UVミルク
ブランド:ユースキン
SPF38
PA+++
ハンドクリームで有名なユースキンブランドの日焼け止めです。シソの葉のうるおい成分によりお肌をやさしくいたわります。ミルクタイプなのでスーッと肌馴染みがよくストレスを感じません。紫外線吸収剤が含まれていないので、敏感肌の方にもおすすめです。おなじみの緑とクリーム色のパッケージもかわいらしいですね。
⑪キュレル UV カット UV エッセンス
ブランド:キュレル
SPF30
PA++
デリケート肌用の化粧品で人気のキュレルから発売されている日焼け止めです。紫外線吸収剤フリーでアルコールや香料等も入っていません。肌荒れを防ぐ消炎剤配合でお肌を健やかに保ちます。デイリーユースで使える肌にやさしい日焼け止めです。
⑫ヘヴンヴェール(日焼け止め化粧下地)
ブランド:キャメロン&ガブリエル
SPF45
PA++++
SPF45 PA++++と優れた日焼け止め効果をもちながら、紫外線吸収剤・界面活性剤・ナノ粒子散乱剤といった化学成分が入っていないためデリケートなお肌にもやさしい処方です。白浮きしにくいので、化粧下地としても使いやすいのもうれしいですね。
⑬スキンアクア (skin aqua) 透明感アップ トーンアップ UV エッセンス
ブランド:スキンアクア
SPF50+
PA++++
優れたUVカット効果のある日焼け止め。ウォータープルーフタイプなのでウィンタースポーツにもピッタリです。肌のトーンアップ効果があるラベンダーカラーで、ナチュラルな素肌感を演出します。
⑭ドクターケイ(Dr.K) 薬用CリンクルホワイトUV(医薬部外品)
ブランド:ドクターケイ(Dr.K)
SPF50+
PA++++
美容成分配合の日焼け止めです。7種のビタミンやシミ改善効果が期待できるナイアシンアミドなど、美肌効果のある成分がたっぷり配合。日焼け止め効果だけでなく、シワ・シミといった肌トラブルが気になる方におすすめです。
⑮ORBIS(オルビス) サンスクリーン(R)
ブランド:ORBIS
SPF30
PA+++
肌への負担が少ないやさしい日焼け止めです。無香料・紫外線吸収剤が含まれていないので、肌が敏感な方や小さなお子様も使用できます。サラッと伸びの良い使い心地で、季節問わずデイリーユースで使えるのも魅力。
まとめ
いかがでしたか?冬は日差しが弱くなる季節なのであまり日焼けを気にするイメージがありませんが、紫外線はいつも降り注いでいます。寒さによる乾燥で肌ダメージを受けやすい状態でもあるので、冬こそ日焼け対策をばっちりとしておでかけを楽しみましょう。日常使いのタイプとアウトドア用のものと使い分けると肌ストレスなく冬を過ごせます。
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