キャンプ用タープの選び方とおすすめ24選【キャンプ初心者向け】
キャンプをするにあたって、タープは必需品です。
しかしながら、様々なメーカーから多くのタープが販売されているため、選ぶのが非常に大変ですよね…。
そこで今回は、タープを愛してやまない私が、みなさんにタープの基本情報、選び方からおすすめまで徹底的にご紹介します。
私は、必要がないのにタープを張ろうとして、家族に白い目で見られることがあるほどのタープ好きなので、みなさんに役立つ情報をお届けできるかと思います。
それでは見ていきましょう。
タープとは?
タープとは、キャンプやバーベキューに代表されるアウトドアアクティビティの際に、日射しや雨などを防ぐための大きな布(素材は色々あります。)を指します。グロメットが複数空いており、2本~数本のポールと張り綱を使用して、地面に打ちつけたペグに張り綱をかけて、広い布部分が屋根状になるように設営します。
タープ5つの種類と特徴(メリット・デメリット)
タープの種類①ヘキサタープとは?
タープ本体の形状が、六角形のタープをヘキサタープといいます。
出典:snow peak(スノーピーク)HP
ヘキサタープのメリット
キャンプでのタープと言えばヘキサタープ!というぐらいに、張ることによって、それだけでキャンプの雰囲気がすごく出ます。シワなく綺麗に張れた時の美しさは、多くの種類があるタープの中でも1番かと思います。サイズや使用するポールにもよりますが、比較的コンパクトになります。また、多くのアウトドアメーカーから様々なカラー、大きさ、値段で発売されていることも魅力の1つかと思います。
ヘキサタープのデメリット
デメリットとしましては、やや張るのにコツや慣れが必要な事があげられます。ただ、特に張り綱の方向とペグの位置の決定方法を覚えてもらえば、問題ないと思います。
タープの種類②レクタタープとは?
タープ本体の形状が長方形、2本~6本程度のポールで設営するという特徴があります。
出典:snow peak(スノーピーク)HP
レクタタープのメリット
ヘキサタープと比較すると張り綱の方向やペグの位置の決定が容易で、全体的に張るのが簡単な印象です。日陰や雨を防ぐ有効面積も広く、長方形なのでタープ下のレイアウトもしやすいかと思います。
レクタタープのデメリット
広い有効面積を確保するために、ポールを6本使うとややポールと張り綱の数が多く感じてしまうかもしれません。空いている時のフリーサイトでの使用に適しているかと思います。
レクタタープについてより詳しく知りたい方は以下の記事がおすすめです。
タープの種類③スクリーンタープとは?
ヘキサ、レクタタープとは違い、屋根の部分に加えて、壁部分があり、雨や風の吹き込みを防ぐ事ができる形状です。シェルターと考えていただいていいかと思います。
出典:Amazon
スクリーンタープのメリット
シェルターとして使用すれば、テントと連結し、ツールームテントのようにすることもできます。スクリーンを全て閉じれば、完全に個室となるため冬の寒さも凌ぐことができます。メッシュを有しているシェルターであれば、夏は虫を防ぎつつ風を通すことも可能です。
スクリーンタープのデメリット
ヘキサタープやレクタタープに比べて収納時の大きさや重量があります。また、やや開放感に欠けるというデメリットもありますが、スクリーンを全てオープンにして、アップライトすることができれば解消されます。
タープの種類④カーサイドタープとは?
車のルーフなどに接続し、リビングスペースを車の横に形成することができるタープです。下の写真が代表的なカーサイドタープです。
参照:Amazon
カーサイドタープのメリット
その名の通り車のすぐそばに設営するので、荷物の移動などの動線が良好です。また、他のタープと比較し、設営が容易にでき、狭いスペースでの使用が可能です。雨天のキャンプにおいて、特に設営と撤収時にキャンプギアを雨から守ってくれます。
カーサイドタープのデメリット
他のタープと比較し、広さには欠けます。また、それほど販売しているアウトドアメーカーが多くないため、キャンプ場などで他のキャンパーさんとかぶりやすいかもしれません。それでも、使用している方の絶対数は少ない印象ですので、羨ましがられて注目を集めると思います。
カーサイドタープについてより詳しく知りたい方・おすすめタープを確認したい方は、以下の記事がおすすめです。
タープの種類⑤ワンタッチタープとは?
こちらもその名の通り、ワンタッチで簡単に設営可能なタープです。別名、自立式タープ、キャノピーと呼ばれています。フレームの支柱を広げて、屋根の部分を被せるだけで、完成します。
出典:Amazon
ワンタッチタープのメリット
設営の方法自体が非常に簡単です。また、ホームセンター、インターネット通販で販売されており、種類も豊富なため、比較的容易に購入が可能です。非常に安価で販売されているワンタッチタープもあります。キャンプの時だけでなく、運動会や近くの河原や湖、海でバーベキューをする際に使用するのに適しています。
ワンタッチタープのデメリット
設営方法自体は簡単ですが、重量があり複数人での設営が望ましいです。また、収納時もあまりコンパクトにならないものが多い印象です。
タープの選び方
タープはテントとセットで選ぶ
現在、持ってらっしゃるもしくは購入を予定されているテントとの相性もタープを購入する上では、非常に重要なポイントかと思います。カラーリングの相性が1番初めに思い浮かびますが、やはり同じアウトドアメーカーのほうが、大きさや連結など様々な側面で合わせて使いやすい事が多いと思います。あとはテントがコットン素材であれば、コットン素材のタープを選ぶなど質感の統一も気をつけると、サイトレイアウトやギアの選択もしやすくなるかと思います。SnowPeak(スノーピーク)からは、初めからタープとテントがセットになっている商品も販売されています。
出典:snow peak(スノーピーク)HP
タープは人数で選ぶ
それぞれにおおよその使用人数がメーカーから紹介されています。私の感覚では推奨人数から1~2人少ない人数での使用に適しているかと思います。もちろん、ギアの配置や量にも大きな影響を受けますので、ギアの配置、有効面積を踏まえて決めるといいかと思います。また、ソロキャンプでは寝床として使用することもあると思います。後ほどご紹介するDDタープ、DDハンモックのスタイルも一般的になってきています。
タープは利用シーンで選ぶ
種類の説明でも書いておりますが、タープを選ぶポイントとして、いつどのように使用したいのかという使用目的は大事だと思います。また、使用する場所や使用可能な広さによってはヘキサ、レクタ、スクリーンタープは難しいが、ワンタッチタープなら、使用に適している事もあります。また、使用するシチューエーションとして、日中に使用する日よけなのか、ハンモックなどと組み合わせて宿泊に使うのか、また、タープの下で焚き火をしたいのかなどもタープ選びのポイントとなるかと思います。
ヘキサタープおすすめ5選
mont-bell(モンベル)ミニタープHX ダークフォレスト
●使用サイズ:横幅338cm×280cm×高さ165cm
●収納サイズ:13cm×13cm×23cm
●使用目安人数:1-2人
●重量:640g(付属品あり:870g)
●素材:75デニールポリエステルタフタ、難燃加工、ウレタンコーティング
●耐水圧:1500mm
●付属品:張り綱、ペグ、収納バッグ
老舗アウトドアメーカーのヘキサタープです。非常に軽量で機能性に優れており、十分な広さを確保してくれます。張り綱がヘッドライトなどに反射して光るため、夜に足を引っかけたりする事も防げます。ソロキャンプでの使用をおすすめいたします。唯一の難点はポールが別売りという点でしょうか。タープポールは現地で調達するというスタイルの方には、問題となりません。
Coleman(コールマン)ヘキサタープ MDX グリーン
●使用サイズ:460cm×435cm×高さ230cm
●収納サイズ:φ18×74cm
●重量:7600g
●素材:タープ/75Dポリエステルタフタ(UVPRO、PU防水、シームシール、ポール/スチールφ19mm
●耐水圧:約1500mm
●付属品:ポール、ペグ、ロープ、ハンマー、キャリーバッグ
こちらも老舗アウトドアメーカーのヘキサタープですが、ファミリーでの使用に適した大きさかと思います。付属するポールをクロスにして使用し、非常に設営が簡単で高さ調節なども比較的容易に可能です。サイドポールが付属しているため、様々なバリエーションの設営を楽しむ事ができます。唯一の難点の、ポールがスチールでやや重いといったところも、オートキャンプ中心であれば、問題ないと思います。耐水圧も十分で、初めてのタープとして使いやすい商品かと思います。
NEMO(ニーモ)シャドウキャスター110 キャニオン
●使用サイズ:フロア面積10.2㎡、フロアサイズ358cm×414cm、高さ231cm
●使用目安人数:4-6名
●重量:1700g
●素材:150D PUポリエステル(遮光ピグメントコーティング)
●付属品:張り綱、収納袋、ペグ、自在金具
私が個人的にいつもおすすめしているアウトドアメーカーの商品がこちらです。エントリーユーザー向けとは言い難いですが、非常にかっこいいです。まず、左右対称なタープが大多数な中、左右非対称な形で、張った時に描かれるカーブも独特で非常にデザイン性の高いタープです。ポールを追加したり、巻き上げたり、テンションを変えたりと使用者の創意工夫をくみ取って、変幻自在に快適空間を創る事ができます。
tent-Mark design(テンマクデザイン)ムササビウイング 13ft TC”TAKIBI”version
●使用サイズ:縦390cm×横380cm/240cm
●収納サイズ:φ15×36cm
●使用目安人数:1人~少人数
●重量:2150g
●素材:コットン混紡生地(TC)ポリエステル65%、コットン35%
●付属品:収納袋(ポール、ペグは別売り)
その名の通り、キャンプのメインが焚き火にある方のためのタープです。張った時の独特なフォルム、美しいカーブの形も特徴です。ソロキャンプで、このタープを屋根として寝床を形成する方も多いです。ただあくまで難燃素材、他のタープと比べて燃えにくい、火の粉などで穴が開きにくいだけで、完全に燃えないわけではないので、その点はご注意が必要かと思います。
PaaGo WORKS(パーゴワークス)ニンジャタープ
●使用サイズ:280×280cm
●収納サイズ:27×9×9cm
●重量:500g
●素材:30Dシルナイロン
●付属品:ガイライン6本、スタッフバッグ
軽量、設営が簡単、かつ張る時のバリエーションがもの凄く豊富という非常に魅力的なタープです。ソロでの使用に適しているかと思います。様々なサイトで使用例を見る事ができますが、ネーミングからわかるように、遊び心に溢れたタープかと思います。
レクタタープおすすめ4選
TATONKA(タトンカ)タープ4TC コクーン
●使用サイズ:285cm×400cm
●重量:1800g
●素材:ポリコットン(ポリエステル65%、コットン35%)
●付属品:張り綱、自在金具、収納袋
レクタタープと言えば!1番に思い浮かぶのが、TATONKA(タトンカ)のタープです。今回は4TCをご紹介しておりますが、種類、形も豊富ですので、4TC以外もご検討してもらえるといいかと思います。ポール、ペグが付属していませんので、別でご用意してもらう必要がありますが、他に難点が見つからないおすすめのタープです。
Nordisk(ノルディスク)voss 20
●使用サイズ:430×450cm
●重量:1650g
●素材:100%ポリエステル エンボス加工リップストップ
●付属品:リフレクター付きガイロープ、収納袋
非常に人気のアウトドアメーカーのタープがこちらです。同メーカーのレイサ6に合わせるなら、こちらがおすすめです。また、同メーカーのアスガルドに合わせるなら、ポリコットン素材のKariというモデルもおすすめです。ポールは付属しておりませんが、非常にコンパクトになります。遮熱UV加工ポリエステル製で、多彩な使用用途で長く楽しめるタープかと思います。
tent-Mark design(テンマクデザイン)焚き火タープTCレクタ
●使用サイズ:420cm×480cm
●収納サイズ:18.5cm×19cm×80cm
●重量:本体のみ4800g(収納袋含むと5530g)
●素材:コットン混紡生地(TC)撥水加工済み(ポリエステル65%、コットン35%)
●付属品:張り綱、自在金具、収納袋
その名の通り、タープ下での焚き火が可能である事が魅力のレクタタープです。別売りの難燃シートを取り付ければ、雨の日も安心してタープ下での焚き火を楽しむ事ができます。遮光性が高く、濃い日陰を作ってくれますし、サイズも大きく、ファミリーキャンプやグループキャンプでの使用にもおすすめいたします。少々重量はあります。ポールは別売りで、メインポールは280cm×2本、コーナーポールは180cm×4本が推奨されております。先端ピンはφ8.5mmまで対応可能なようです。
DD Hammocks (ディーディーハンモックス)DD tarp(ディーディータープ)オリーブグリーン
●使用サイズ:400cm ×400cm
●収納サイズ:φ21×41cm
●重量:1290g
●素材:190Tポリエステル(PU3000mmの防水コーティング)
●付属品:ガイドライン、ペグ
防水性に優れており、ソロキャンプでのハンモック泊の際の屋根としてはもちろん、数人での使用も可能なサイズです。今回ご紹介したサイズ以外にもサイズ展開がございますので、用途に合わせて検討中してもらえればと思います。山キャンプでの使用には非常におすすめのタープです。
スクリーンタープおすすめ5選
SnowPeak(スノーピーク)メッシュシェルター
●使用サイズ:400cm×390cm×高さ220cm
●収納サイズ:77cm×27cm×31cm
●使用目安人数:4人
●重量:12.0kg
●耐水圧:1800mm
●素材:本体:75Dポリエステルタフタ、PUコーティング、ミニマム・UVカット加工・テフロン撥水加工、ルーフシート:75Dポリエステルタフタ、PUコーティング、ミニマム・UVカット加工・テフロン撥水加工、マッドスカート:210Dポリエステルオックス、PUコーティング、フレーム:A6061
●付属品:ペグ、フレーム、自在付きロープ、収納袋
間違いないスクリーンタープがこちらです。大きなメッシュを備え、付属するルーフシートを使うことにより、遮光性、耐水性共に優れております。スカートもついているため、冬の寒い時や雨の日にも問題なく使用可能です。単体での使用も可能ですが、同メーカーの様々なテントと連結可能です。モデルチェンジして非常に使いやすくなっております。大きさとお値段が難点でしょうか。
Coleman(コールマン)タフスクリーンタープ
●使用サイズ:400cm×360cm×高さ210cm
●収納サイズ:φ26×74cm
●重量:13kg
●耐水圧:2000mm
●素材:フライ:75Dポリエステルタフタ(UVPRO)、ポール:アルミ合金
●付属品:張り綱、ペグ、収納袋
先ほどのスノーピークのメッシュシェルターと並んでこちらも非常におすすめです。1人でも設営可能で、その名の通り風に強いタフコンセプトのもとに、サイドにポールが追加された六面体のスクリーンタープです。やはり、重さと大きさがネックでしょうか。
UNIFLAME(ユニフレーム)REVO タープLとメッシュウォールのセット
●使用サイズ:写真を参照ください。
●収納サイズ:φ18×69cm
●重量:6.1kg
●耐水圧:1800mm
●素材:150Dポリエステルタフタ(UVカットコーティング)
●付属品:張り綱、ポール、ペグ
REVOメッシュウォールL
●使用サイズ:写真を参照ください。
●収納サイズ:φ21×70cm
●重量:4.0kg
ひと味違う商品が魅力的なこちらのアウトドアメーカーですが、タープとメッシュウォールをセットにして、スクリーンタープのように使えるのがこちらのギアです。あえて、おすすめのスクリーンタープとしてご紹介していますが、ヘキサタープとしての使用ももちろん可能です。左右非対称な形ですが、張りやすく大きなリーフウィングで開放感は抜群です。メッシュウォールにスカートがついてるところもさすがの機能性です。状況に応じて様々なバリエーションでの使用が可能なため、非常におすすめのタープです。
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)スクリーンタープ
●使用サイズ:幅350cm×奥行き380cm×高さ210cm
●収納サイズ:φ18×80cm
●使用目安人数:4人程度
●重量:8200g
●素材:タープ:ナイロン190T、スカート:ポリエチレンクロス、メッシュ:ポリエステル1mmメッシュ、ポール:スチール
●付属品:ポール、張り綱、収納袋
タープ本体にシルバーコーティングがされており、シームレス加工です。前面と両サイド面がファスナーで2分割でき、自由に使うことができます。大きなメッシュを備えているため、夏場はオールメッシュにすれば、風通しはよく直射日光と虫を防いでくれます。やや重さがありますので、オートキャンプのファミリーやグループでの使用におすすめのスクリーンタープかと思います。
LOGOS(ロゴス)ナバホラウンドタープ
●使用サイズ:幅320cm×奥行き320cm×高さ140cm
●収納サイズ:φ18×54cm
●使用目安人数:大人4人程度
●素材:ポリエステル
●付属品:収納袋
変わり種のスクリーンタープがこちらです。老舗アウトドアメーカーから人気の柄ですが、形が他の商品とは違い、用途も変わるかと思います。青々とした芝生広場や高原のデイキャンプやピクニックに似合うスクリーンタープかと思います。
カーサイドタープおすすめ5選
Ogawa(オガワ)カーサイドタープAL
●使用サイズ:250cm×220×170cm
●収納サイズ:φ13×58cm
●重量:2.5kg
●耐水圧:1800mm
●素材:フライ:ポリエステル75D、メッシュ:ポリエステル、ポール:6061アルミ合金
●付属品:タープ用吸盤フック2個、アンカーバック2個、ハンマー、スチールピン、収納袋
カーサイドタープの代表的なモデルがこちらかと思います。車のルーフなどに接続し、カーサイドにリビングスペースを設営することができます。リアゲートにも取り付け可能であるため、車との接続はイメージしやすい側面のみではなく、跳ね上げ式のリアゲートにも使用できます。
Ogawa(オガワ)カーサイドシェルター
●使用サイズ:175cm×247cm×210cm
●収納サイズ:φ18×68cm
●重量:4.2kg
●耐水圧:1800mm
●素材:フライ:ポリエステル75D、ポール:6061アルミ合金
●付属品:タープ用吸盤フック2個、アンカーバック2個、ハンマー、スチールピン、収納袋
同メーカーのカーサイドタープとカーサイドリビングの中間サイズにあたるカーサイドシェルターです。個人的にはちょうど使い勝手のいいサイズかと思います。フルクローズすれば、シェルターのようにも使えますし、両側の側面、出入口は巻き上げる事も可能です。落ち着いたカラーリングも魅力の1つかと思います。
LOGOS(ロゴス)neos カーサイドオーニングAL
●使用サイズ:320cm×250cm×190cm
●収納サイズ:φ20×63cm
●重量:3900g
●耐水圧:1600mm
●素材:フレーム:6061アルミ、シート:難燃性68Dポリエステルタフタ(UVカット加工)、メッシュ:ポリエステル
●付属品:車体連結用ジョイント、収納袋
老舗アウトドアメーカーのこちらのタープ。雨水や虫の侵入を防ぐマッドスカートを全面に装備しているため、梅雨や寒い冬にも安心して使用可能です。フレームは、軽量かつ丈夫で錆びにくいアルミを使用しており、設営が非常に簡単です。大型のリビングスペースで3方向から出入り可能です。車中泊の方におすすめです。
LOGOS(ロゴス)neosミニバンリビング
●使用サイズ:140cm ×140cm ×170cm
●収納サイズ:φ12×56cm
●重量:2500g
●耐水圧:450mm
●素材:キャノピー:スチール、シート:難燃性68Dポリエステルタフタ(UVカット加工)
●付属品:キャノピー、収納袋
その名の通り、ミニバンのリビングとして、使えるタープです。キャンプのみならず、海に行った時や、ちょっと公園で遊ぶ時などに、簡単に設営できるこちらの商品は非常におすすめです。
Kingcamp(キングキャンプ)カーサイドタープ
●収納サイズ:φ15×60cm
●重量:4.4kg
●耐水圧:1500mm
●素材:210Tリップストップポリエステル(PUコーティング)
●付属品:プラスチック製フック、ポール、収納袋
先に紹介した、オガワ、ロゴスのカーサイドタープは、フィールドでかぶる事があるかもしれません。あまり人と同じギアを使うのに、抵抗がある方はこちらの商品がおすすめです。写真のようにカーサイド、側面での使用はもちろん、リアゲートを開けて後方での使用も可能です。2層のメッシュ窓を備えており、通気性はよいですが、紫外線対策もしっかりされており、十分な日陰を確保してくれます。コンパクトに収納できるため、常に車に載せておける上に、設営も非常に簡単です。プラスチック製のフックで取り付けられるため、車にキズをつける心配もありません。タープ単体での使用も可能です。
ワンタッチタープおすすめ5選
LOGOS(ロゴス)QセットBlackタープ270
●使用サイズ:270cm×270cm×230cm
高さは調節可能。230cm、215cm、151cmの3段階。
●収納サイズ:φ20×116cm
●重量:11.0kg
●耐水圧:1000mm
●素材:フレーム:スチール、生地:ポリエステル(PU加工)
●付属品:ペグ、ロープ、ランタンフック、キャリーバッグ
老舗アウトドアメーカーの工夫を凝らした機能が各所に存在するのがこちらのワンタッチタープです。数分で設営可能で遮光性、UVカットの機能も十分です。突風時に中の空気を外に流すVENT TOP SYSTEM(ベントトップシステム)を採用しており、フレームは風に強い工夫がされているため、安全性も確保されております。黒に赤のポールとデザイン性も高く、脚の伸縮による高さ調節はロックボタン式で容易に可能です。
DOD(ディーオーディー)TC ワンタッチタープL
●使用サイズ:300cm×300cm×255cm
高さは調節可能。255cm、245cm、170cmの3段階。
●収納サイズ:φ25×124cm
●最低耐水圧:350mm
●重量:17.6kg
●素材:テント生地:ポリコットン(ポリエステル65%コットン35%)、キャリーバッグ:600Dポリエステル、フレーム:スチール、ペグ:スチール
●付属品:ネイルペグ、ロープ、キャリーバッグ(タイヤ付き)
カラーリングがアウトドア感たっぷりです。かわいい白色のロゴマークもいいアクセントになっております。デザイン、フレームのカラーリングと見た目が秀逸ですが、もちろん機能に関しても、遮光率98%以上、UVカットはUPF50+、 濃く広い日陰を創り出してくれる上に、天井も高く開放感たっぷりです。キャリーバッグに持ち手とタイヤがついているところも、さすが遊び心と気の利いたプロダクトが売りのこちらのアウトドアメーカーという印象です。
CaptainStag(キャプテンスタッグ)クイックシェード250UV-Sホワイト
●使用サイズ:250cm×250cm×高さ257cm
高さは調節可能。257cm、248cm、237cmの3段階。
●収納サイズ:φ21×124cm
●耐水圧:1000mm
●重量:16kg
●素材:生地:ポリエステル150Dシルバーコーティング、UV加工、フレーム:鉄。
●付属品:ペグ、ロープ、キャスターバッグ
ワンタッチタープの定番の形ですが、さすが老舗アウトドアメーカーで、カラーリングが秀逸で他の商品とは一線を画しております。高さの調節や防風、防水といった機能性にももちろん優れております。やや小さめですが、ファミリーで使うには十分かと思います。
FIELDOOR(フィールドア)タープテント
●使用サイズ:300cm×300cm×265cm
高さは調節可能。256cm、192cm、165cmの3段階。
●収納サイズ:φ22×114cm
●重量:14kg
●耐水圧:2000mm
●素材:フレーム:スチール、生地:ポリエステル
●付属品:収納袋、ペグ、ロープ
ワンタッチタープと言えば最もポピュラーなタイプがこちらの商品かと思います。比較的入手しやすく、カラーも豊富です。サイドパネルなどのオプション品も手軽に追加購入しやすいのもおすすめです。
Coleman(コールマン)ワンタッチタープ パーティーシェードDX360
●使用サイズ:360cm×360cm×高さ260cm
●収納サイズ:φ28×89cm
●重量:17.5kg
●耐水圧:1000mm
●素材:シェード:150Dポリエステルオックス(UVPRO、PU防水、シームシール)
●付属品:ペグ、ロープ、収納袋
大型の自立式オープンシェードですが、1人で簡単に設営できます。コールマンの定番テントとカラーリングが同じなので、組み合わせて使う事もおすすめです。
タープと一緒に購入したいキャンプ道具10選
SnowPeak(スノーピーク)ペグハンマーPro.C
SnowPeak(スノーピーク)交換用銅ヘッド
キャンプを始めてから一生使い続けられるキャンプギアかと思います。
SnowPeak(スノーピーク)ソリッドステーク30
Coleman(コールマン)エクステンションウェイビングキット
・使用時サイズ:700cm×3cm
・重量:約220g
・素材:ナイロン、スチール、アルミなど
・付属品:カラビナ
写真のようにポールとタープ本体の間をつなぐ役割をします。いわゆる小川張りという張り方でテントとタープを組み合わせて設営する時に使用するのがこちらのギアになります。アジャスターストラップ付きで長さ調節が容易にできるところが非常におすすめです。
tent-Mark design(テンマクデザイン)焚き火タープ専用 難燃シート
●使用サイズ:120×120cm
●重量:240g
●素材:コットン混紡生地(TC)、両面難燃加工済み
●付属品:張り綱、自在金具
レクタタープのおすすめでご紹介しましたtent-Mark design(テンマクデザイン)の焚き火タープレクタTC専用の難燃シートです。雨の日も焚き火をしたい!キャンプと言えば焚き火!という方にとてもおすすめの商品です。写真のようにタープにこちらのシートを取り付けることで、タープ下でも焚き火を楽しむ事ができます。難燃加工ですが、あまりにも火が近すぎると危険ですので、ご注意ください。
C&C.P.H.EQUIPMENT デイジーチェーン
●使用サイズ:175~248cm長さ調節可能
●耐荷重:約2kg
●重量:約148g
●素材:ナイロン100%
●引っかけるループ 19個
タープを張った際のポール間などに張る事ができます。ループにランタンやシェラカップを吊せば雰囲気作りにも役立ちます。もちろん、テーブルなどでごちゃごちゃしがちなカトラリーや温度調節のためのライトウェアなどを吊して、整理整頓のために使う事もできます。カラーリングも3色あり、サイトの雰囲気に合わせて選んでいただけます。
SnowPeak(スノーピーク)ランタンハンガー
・使用サイズ:径6×255mm
・取り付け可能ポールサイズ:径19~22mm
・重量:110g
・素材:SUS304 塩化ビニールコーティング
その名の通り、ランタンを引っかけるためのハンガーです。タープのポールなどに巻きつけるようにセッティングします。写真のように、コツをつかめば非常に簡単です。
SnowPeak(スノーピーク)ロープセットPROヘキサTP-362-1
Coleman(コールマン)コンビニハンガー
・使用サイズ:約8.5cm×10cm×高さ4.8cm
・質量:約85g
・耐荷重:約1kg
・対応サイズ:ポール径約20~25mm
・材質:ポリアセタール
二個入りで非常にコストパフォーマンスの高いキャンプギアです。ポールなどにクリップで取り付けられ、小物などを吊り下げる用のハンガーとして使う事ができます。
UNIFLAME(ユニフレーム)REVOポール240 2本組
・使用サイズ:φ28cm×240cm(4分割)
・材質:スチール、ブラック塗装
・重量:約1250g(1本組)
REVOタープ用として推奨されておりますが、もちろんその他のタープにも使用可能です。接続も容易にできますので、120cm、180cmで使用したい際にも簡単に調節できます。比較的安価であるにも関わらず、非常に丈夫でコストパフォーマンスに優れたポールだと思います。追加ポールとしておすすめです。
DD Hammocks (ディーディーハンモックス)DDハンモックビビ<
・使用サイズ:270cm×140cm
(196cm、125kgまで可能)
・重量:930g
・付属品:WEBBING(10m、230g)、Elastic Cord(2m×2本)、Lightweight(ポール2本)、収納袋
先ほど同メーカーのタープをご紹介しましたが、そのタープを屋根とし、こちらのハンモックを合わせて寝床とするスタイルがスタンダードかと思います。出入りをしやすくする工夫や、蚊帳部分を広げるためのポールなど、細部にこだわりを感じます。防水性もあるため、周囲に適当な木がない場合にも地面に置いてテントとして使えます。
TRUSCO (トラスコ中山)ブルーシート
・使用サイズ:1.8m×2.7m
・厚み:0.18mm
・ハトメ数:10個
タープの番外編とも言える商品がこちらで、いわゆる簡単ブルーシートでタープ
です。皆さんご存知の通り、用途は多岐にわたりますが、プラスチック製のハトメを使用し、破れにくい工夫がされています。急な雨の時にタープとして、設営撤収の時のギア用の敷物として。非常にコストパフォーマンスに優れた商品だと思います。
まとめ
今回ご紹介したタープや周辺キャンプギアの他にもおすすめしたい商品はたくさんあります。今回は、ビギナー向けであったり比較的手に入りやすく、スタンダードなギアをピックアップしました。ステップアップして、どんどんお好みのキャンプギアを揃えていく事もキャンプの醍醐味かと思います。