×
ハーブ

【長生きしたい人必見】日本のハーブ「和ハーブ」とは?おすすめの和ハーブ6選&レシピ紹介

ハーブというと、ラベンダーやミントなど外来植物のイメージが強いですよね。実は、日本にも古くから親しまれているハーブがあります。

そんな日本のハーブ「和ハーブ」についてご紹介します。ハーブだったの?と思わず驚く、身近な植物もあるかもしれません。

日本のハーブ「和ハーブ」とは?

和ハーブ

そもそもハーブとは、香りや味など作用のある植物のことを指します。料理やお茶に使ったり、アロマオイルとして使うことでリラックス効果が期待でき、生活に彩りを加えます。

そんなハーブは、ラベンダーやミントなど海外のイメージが強いですよね。実は、日本にもハーブはたくさんあり「和ハーブ」と呼ばれています。

和ハーブは料理のアクセントになったり、防虫効果があったりと日々の生活に役立つので、古くから親しまれています。

【厳選】和ハーブ紹介6選

おすすめの和ハーブについてご紹介します。普段からよく食べているものに和ハーブがありますよ。

シソ

 

この投稿をInstagramで見る

 

asamana-farm(@asamana_farm)がシェアした投稿

風味豊かで香り付けにぴったりなシソは、まさに和ハーブと言える植物です。ギザギザとした葉先、ざらざらの産毛が特徴的です。すっきりとした味わいは他の食材を邪魔しません。野菜同士はもちろん、魚や肉など幅広い料理に添えられます。

防腐・殺菌効果だけでなく、食欲促進効果も。暑い夏は特に、積極的に摂っていきたい和ハーブです。

ヨモギ

 

この投稿をInstagramで見る

 

Miwa Komichi(@miwamingo1983)がシェアした投稿

野草として生えていることが多く、私たちに馴染み深いヨモギも、古くから和ハーブとして用いられてきました。切れ込みが多く入った葉先と、裏側が白っぽいのが特徴です。ヨモギ独特の香りはとても強く、指で擦るだけで匂いを感じられます。

食物繊維が豊富なので食用とはしてはもちろん、お灸や漢方としても使われます。身体に良いこと尽くしのヨモギは、健康を意識している人にぴったりです。

セリ

 

この投稿をInstagramで見る

 

?????????(@masatoshi__888)がシェアした投稿

春の七草としても有名なセリも、和ハーブと言えるでしょう。春菊やパクチーに似た見た目で、全体的に切り込みの浅い楕円状の葉をつけます。爽やかな風味が特徴で、クセのない味わいは多くの料理に用いられます。

抗菌・殺菌作用だけでなく、食欲促進効果もあります。七草粥として食べるのにぴったりの和ハーブです。

ワサビ

 

この投稿をInstagramで見る

 

Masayuki Okada(@msykokd)がシェアした投稿


薬味を代表するワサビ、まさに和ハーブの王道と言えるでしょう。鼻を抜けるツンとした味わいだけでなく、口の中をさっぱりさせる爽やかな香りと味わいは、和食に欠かせませんよね。

普段食べているワサビは、根の部分に当たります。実はハート型のような可愛らしい葉をつける、特徴的な和ハーブです。ワサビには抗菌作用、抗酸化作用も期待されています。

山椒

山椒も、古くから薬味として親しまれてきた和ハーブです。小さな葉がいくつも対になって生えているのが特徴です。周囲に漂う香りで山椒を見つけられるほど、非常に香りの強い和ハーブです。

先端の葉は木の芽として使われ、実はそのままや粉状にして食用可能です。ピリリと痺れる辛さ、爽やかな風味が食欲をそそりますね。カリウムやマグネシウムが豊富に含まれています。

ドクダミ

深い緑の葉に、可愛らしい白の花をつけるドクダミ。白い部分は、葉が変化した総苞片と呼ばれるもので、実際は先っぽの黄色い部分だけが花に当たります。

独特な強い香りは「悪臭」と言われることもありますが、適切に処理すれば匂いは気になりません。薬草として古くから重宝されていて、身体にとってはメリットばかりの和ハーブです。

ハーブのメリット

ハーブの魅力は、香りや味だけではありません。ハーブがもたらすメリットについてご紹介します。

体にいい

体にいい

和ハーブには、様々な効能や効果があります。リラックス作用のあるもの、食欲増進効果のあるものなど、その日の体調や雰囲気、季節に合わせて使い分けると効果を大いに発揮します。

特に和ハーブは、栄養の面でもメリットが多いのが特徴。マグネシウムやカリウム、リンなどは積極的に摂取したい栄養素です。彩りとしてハーブを添えるだけで、必要な栄養素を手軽に摂ることができるのは嬉しいですね。

活用法が多い

活用法

和ハーブはそのまま食べるだけでなく、それぞれの特徴に合わせた様々な活用法があります。西洋のハーブ同様、ハーブティーとして手軽に取り入れてみたり、香りを生かしてポプリを楽しんでみたり。お灸として身体を直接ケアすることもできます。

またヨモギやドクダミのように薬草として使われている和ハーブも。薬味として添えられることの多いワサビやシソは、防菌効果の高さがポイント。保存食として一緒に漬けると長持ちします。

和ハーブを使ったおすすめレシピ5選

和ハーブを使ったおすすめのレシピをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

ほっこり優しい味わい ヨモギちぎりパン

 

この投稿をInstagramで見る

 

ayami(@aym.y580519)がシェアした投稿

【材料】9個分
ヨモギ:100g
塩(下処理用):小さじ1
A 強力粉:200g
A 米粉:50g
A ドライイースト:4g
A 砂糖:50g
A 塩:4g
A バター:20g
A 牛乳:80ml
A 水:100ml

【作り方】
①たっぷりのお湯に塩小さじ1を溶かし、洗ったヨモギを30秒ほどゆがく
②1を冷水に取り、粗熱をとる。水気を切ったら細かく刻む
③Aの材料と2を混ぜ、ホームベーカリーでパン生地を作る
④生地を9等分して丸めたら、濡れ布巾を被せて15分寝かせる
⑤オーブンの角皿に4を並べて濡れ布巾を被せ、30分~1時間寝かせる
⑥170度に予熱したオーブンで20分程度焼いたら出来上がり

パン生地にヨモギを混ぜるだけの簡単レシピです。ヨモギの優しい香りと味わいは、パンとの相性ピッタリ。朝食やおやつに、手でちぎってめしあがれ。

爽やかな香りが引き立つ セリの味噌汁

【材料】2人分
セリ:2束
だし汁:2カップ
味噌:大さじ1+1/2

【作り方】
①セリは3cm幅に切る
②鍋にだし汁を注ぎ、沸騰したら1を加える
③ひと煮立ちしたら火を止め、味噌を溶いたら出来上がり

いつもの味噌汁にセリを加えるだけで、風味豊かな味わいになります。冬から春にかけて収穫されるセリ、味噌汁に入れて季節感を味わうのはいかがでしょうか。

ピリッと感がお酒にぴったり ワサビ漬け

 

この投稿をInstagramで見る

 

Hiromi(@wabi._.sabi.h)がシェアした投稿

【材料】1人分
本ワサビ:50g
酒粕:100g
蜂蜜:大さじ3
塩:小さじ1/2

【作り方】
①酒粕を電子レンジ600Wで30秒ほど温める
②1に蜂蜜と塩を加え、よく混ぜる
③本ワサビを繊維に沿って細切りにする
④1に加え、よく混ぜる
⑤冷蔵庫で一晩寝かせたら出来上がり

ワサビのピリッとした辛さが、酒粕と蜂蜜のまろやかさによく合います。手軽にできる、酒のつまみにぴったりな一品です。薬味だけではなく、ワサビをメインに楽しんでみてはいかがでしょうか。

爽やかさっぱり シソベーゼパスタ

 

この投稿をInstagramで見る

 

@hayashipadがシェアした投稿

【材料】2人分
パスタ:200g
A 青シソ:30枚
A 松の実:20g
A オリーブオイル:50g
A めんつゆ:10cc
A にんにく:1片
A 粉チーズ:10g
A 塩こしょう:少々

【作り方】
①たっぷりのお湯を沸かし、塩(分量外)を加えてパスタを茹でる
②フードプロセッサーにAを全て入れ、ペースト状にする
③茹でたパスタによく絡ませたら出来上がり

バジルの代わりにシソを使ったバジルベーゼはいかがでしょうか。さっぱりと爽やかな風味で、ぺろりと食べられます。食欲のない夏にもおすすめです。

甘じょっぱピリリ、ご飯がすすむ! ちりめん山椒

 

この投稿をInstagramで見る

 

Hiromi Hirobe(@hiromihirobe)がシェアした投稿

【材料】4人分
山椒の実:大さじ4
塩:少々
ちりめん:200g
A みりん:大さじ3
A 醤油:大さじ3
A 砂糖:大さじ1
A 酒:200cc

【作り方】
①山椒の実はよく洗う
②沸騰したお湯に塩を入れ、1を7分ほど茹でる。冷水にさらしておく
③Aの材料を別の鍋に入れ、沸騰したら火を弱めてちりめんと2を加える
④汁気がなくなるまで煮詰めたら出来上がり

ピリッと効いた山椒の実、甘じょっぱい味付けはご飯が進みます!醤油は濃口よりは薄口を使うと、見た目がきれいに仕上がるのでおすすめです。

まとめ

和ハーブについて、さらにはレシピまでご紹介しました。ワサビやヨモギなど、身近にある和ハーブは手軽に味わえますね。

料理の彩りや香り付けだけでなく、様々な効果があるのも和ハーブの魅力。健康のためにもぜひ積極的に取り入れ、美味しく楽しく、長生きを目指しましょう。