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キャンプで使えるガソリンバーナーおすすめ12選!人気のコールマン、sotoなど!

キャンプやピクニックといった、野外での調理に力を発揮するガソリンバーナー。冬の時期や風の強いときでも、安定した強い火力を保つことができます。

そもそも、ガソリンバーナーにはどのような種類があるのでしょう。燃料の違いや、その形状によって、使いやすさやデザインが大きく異なってくるのです。その概要をご説明した後、人気の商品をおすすめしていきます。

ガソリンバーナーとは

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ガソリンバーナーとは、液体燃料であるガソリンを用いた燃焼装置です。野外でお湯を沸かしたり、食材を調理したりするときに役立ちます。
バーナーには、他にもガスやアルコールを用いたものがありますが、以下ではガソリンを使うメリットを紹介していきます。

ガソリンバーナーのメリット

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まずは、気温や気圧に影響を受けにくいという点が挙げられます。つまり、高い山の上や冬場でも、すぐに着火することができるのです。

そして、ガスに比べると火力が段違いに強いです。風が吹くときにも助かりますし、調理時間の節約にもなります。また、ガスに比べて燃費も良いので、少ない燃料でより多く使うことが可能です。

ガソリンバーナーの選び方

燃料の種類で選ぶ

ホワイトガソリン専用タイプ

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参照:Amazon

ガソリンと聞くと、自動車の燃料を思い浮かべる方もいるかもしれません。が、ホワイトガソリンは、それをもっと高純度に精製したものです。添加物がないことで、多様な環境下でも安心して用いることができます。

購入したいときは、ガソリンスタンドではなく、ホームセンターやスポーツ用品店などに行ってみましょう。

ホワイトガソリンについてはこちらの記事をご覧ください!
ホワイトガソリンとは?ホワイトガソリン用のランタン・バーナーと合わせてご紹介!

マルチフューエルタイプ

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参照:Amazon

こちらのタイプは、ホワイトガソリンだけでなく、精製前のガソリンや灯油なども扱うことができます。より安い価格で燃料を手に入れたい方には、こちらがおすすめです。

ただし、添加物を含んだ燃料のため、機械にとっては故障する要因の一つにもなり得ます。こちらの汎用性タイプであっても、できる限りホワイトガソリンの使用を推奨します。

形状で選ぶ

一体型

ガソリンバーナー05
参照:Amazon

ガソリンの入った容器と、鍋やフライパンを乗せる「五徳」が一つになったタイプです。いちいち部品を繋ぐ必要がありませんし、軽量で、持ち運びやすさに優れています。

キャンプや登山に行く際には、とにかく荷物がかさばりがちなものです。できるだけ身を軽くして行きたい方におすすめです。

分離型

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参照:Amazon

こちらは、燃料容器と「五徳」とをチューブで繋ぐタイプです。取り付けや取り外しが必要なので、一体型と比べると手間が増えますし、タンクも重たくなります。

重心が低く、より安定して炎を使うことができます。大きなフライパンを乗せても平気です。野外では不安定な場所が多いですから、より調理のしやすさを重視する方に適しています。

キャンプで使えるガソリンバーナーおすすめ12選

Coleman 1 Burner Dual Fuel Sportster Stove Grey

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【燃料タイプ】ホワイトガソリン/無鉛ガソリン
【形状タイプ】一体型
【商品サイズ】16長さ x 16幅 x 18高さ cm

ガソリンといえば、あの伝統的なコールマン・ランプを思い浮かべた方も多いのではないでしょうか。その技術を用いた、プロも愛用する商品がこちらです。

10,000 BTU(英熱量)という最大火力で、どんな環境のもとでも安定した火を使うことができます。ボディもコンパクトなので、登山用リュックに入れても問題ありません。

ソト(SOTO) MUKAストーブ SOD-371

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ソト(SOTO)
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【燃料タイプ】自動車用レギュラーガソリン、ホワイトガソリン
【形状タイプ】分離型
【商品サイズ】13.5長さ x 13.5幅 x 80高さ cm

「未開を、愛する」と銘打って、日常から離れた新しい場所への挑戦を応援するブランド「SOTO(ソト)」。新富士バーナーという会社が運営していますので、その仕上がりはまさに本格的といえます。

一般的なガソリンバーナーには「プレヒート」という余熱が必要ですが、この商品には不要です。ダイヤル一つで点火・火力調整・消化が行えますので、初心者でも安心。
使い勝手が良いのに大火力ですから、初めの一台におすすめします。

SOTO ソト ストームブレイカー&広口フューエルボトル

【燃料タイプ】自動車用レギュラーガソリン、ホワイトガソリン/SOTO製品専用容器(ボンベ)
【形状タイプ】分離型
【商品サイズ】幅150X奥行130X高さ90mm

ここまでお読み頂いてきて、「でも、今持っているガスの方が良いなあ」と感じている方には、こちらの商品がおすすめです。何と、ガソリンとガスの両方が使える、ハイブリッドな仕様となっています。

どちらの燃料を用いても、面倒なプレヒートは不要です。火口とバーナーヘッドの形状に工夫があり、耐風性に非常に優れています。燃焼音も静かです。

IWALKER G43S ガソリンストーブ 液燃ストーブサイレントバーナー

【燃料タイプ】ガソリン、ホワイトガソリン
【形状タイプ】一体型
【商品サイズ】10長さ x 10幅 x 13高さ cm

ガソリンの燃える、ごおっという音に抵抗がある方もいるのではないでしょうか。この商品のコンロトップは、なるべく静かな音で燃焼が進むように設計されています。その上で、均等な火力を保ってくれるのです。

次第に溜まってくる炭素堆積物を除去する、貫通針を内蔵しています。一体型なのでお手入れも簡単。余熱皿も大きめなので、プレヒートで使うアルコールがこぼれにくいです。

IWALKER AG53 アルコールストーブ ガソリンストーブ 二重燃料

【燃料タイプ】ガソリン、ホワイトガソリン、アルコール
【形状タイプ】一体型
【商品サイズ】14.1長さ x 14.1幅 x 14.7高さ cm

同じく「IWALKER(アイウォーカー)」から出ている、もう一回り大きいサイズのバーナーです。こちらはガソリンだけでなく、アルコールも燃料として使うことができます。

使い替えのやり方は簡単で、コンロトップをくるくると回すだけです。ただし、燃料の違いによる火力の調整には注意も必要なので、時間をかけて慣れて行きましょう。

MSR アウトドア シングルバーナー・ストーブ ウィスパーライト

【燃料タイプ】ホワイトガソリン
【形状タイプ】一体型
【商品サイズ】17.9長さ x 0.6幅 x 24.8高さ cm

1969年に生まれた、登山用のギアを制作するブランド「MSR(エムエスアール)」。同社から販売されている、バックカントリーでも役立つ商品がこの「ウィスパーライト」です。

強い火力を持ちながら設計はコンパクトで、リュックの中で邪魔になりません。長期にわたるテストでも耐久性が実証されており、どんな厳しい環境でも役に立ちます。

MSR アウトドア シングルバーナー・ストーブ ドラゴンフライ

【燃料タイプ】灯油, ガソリン, ディーゼル
【形状タイプ】分離型
【商品サイズ】19長さ x 19幅 x 10高さ cm

その名の通り、オニヤンマのような大型のトンボ(dragonfly)を連想させるデザインです。マルチフューエルの燃料タイプで、灯油も扱うことができます。

前述の「ウィスパーライト」に比べて、より大人数向けの、手の込んだ料理を作りたいときに向いています。火力のコントロールをしっかりと調整でき、大きなフライパンを乗せてもぐらつきません。

OPTIMUS(オプティマス) ガソリンストーブ 123R スベア

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オプティマス(OPTIMUS)
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【燃料タイプ】ホワイトガソリン
【形状タイプ】一体型
【商品サイズ】100×130mm

「OPTIMUS(オプティマス)」は、アウトドアの本場スウェーデンで1899年に生まれた調理器具のブランドです。100年以上も前から、登山隊や探検隊といったプロの集団に使用されてきました。

この「スベアストーブ」は、創業当時からほとんど形を変えずに作られ続けている、同社の代名詞ともいえる商品です。磨き込む度に美しくなる本体の輝きに魅了されます。

LYNX CABIN ガソリンストーブ サイレンサー付き

【燃料タイプ】ホワイトガソリン、レギュラーガソリン
【形状タイプ】一体型
【商品サイズ】収納状態約135×145mm 展開時約185×145mm

「Lynx Cabin(リンクス キャビン)」は、主にアウトドアで使われるケロシンランタンを扱うブランドです。ケロシンランタンといっても耳慣れないと思いますが、つまり「灯油(ケロシン)」を使う照明器具のことです。

高感度のサイレンサーが付いているので、特に静けさを求める方におすすめです。火力調整弁を回すだけで、中にたまった堆積物を除去することができます。

CRAKES 2X キャンプガソリンストーブ ポータブル屋外ストーブ

【燃料タイプ】アルコール, ガソリン
【形状タイプ】一体型
【商品サイズ】‎17 x 14 x 14 cm

登山や磯場といったところで調理する際には、足場が不安定なところが多いものです。せっかく高級なガソリンバーナーを手に入れても、うっかり落として壊してしまう心配があります。

そこで、頑丈さと硬度を売りにしたのがこちらの商品です。最大5㎏までのものを乗せて調理することができます。お値段も手頃なので、ガンガン使うことが可能です。

Coleman スポーツスター(R) Ⅱ

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参照:コールマン【公式】オンラインショップ

【燃料タイプ】ホワイトガソリン
【形状タイプ】一体型
【商品サイズ】約φ14×14(h)cm

コールマンといえば、このクラシックな緑色を連想する方もいらっしゃることでしょう。メタルキャップとデカールが変更され、より愛着の湧くデザインに仕上がりました。

初めてガソリンバーナーを扱う方に向けて、公式ホームページで分かりやすい動画が配信されています。迷ったら、まずはコールマンという選択でも良さそうです。

Coleman フェザーTMストーブ

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参照:コールマン【公式】オンラインショップ

【燃料タイプ】ホワイトガソリン/無鉛ガソリン
【形状タイプ】一体型
【商品サイズ】約φ13×15.2(h)cm(脚をたたんだ状態)

先ほどの「スポーツスター」がキャンプ向けだとすると、こちらはより厳しい環境の登山向けの商品です。注目したいのはそのサイズ。前者より一回り小さく、重さも約280g軽く設計されています。

デュエルで燃料を使えるタイプですが、常に無鉛ガソリンを用いると、ジェネレーター(ガソリンを気化させる部品)の劣化を招く恐れがあります。なるべくホワイトガソリンを使用しましょう。

ガソリンバーナーの修理・メンテナンス方法

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ガソリンバーナーには、事前に加熱を必要とするものや、ポンピングと呼ばれる加圧作業が必要なものがあります。そのため、他のバーナーとは異なった修理やメンテナンスが必要です。

例えば、「ポンプカップ」という部品が破損したり、乾燥したりしていると、うまく燃料を送り込めません。定期的に抵抗感をチェックして、オイルを注入するなど適宜維持管理を行って下さい。

まとめ

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キャンプや登山といった、屋外での調理に力を発揮するガソリンバーナー。気温や気圧の影響を受けにくく、常に安定した強い火力を得ることができます。

使用する燃料や、その形状によって、販売されている商品もじつに様々です。持ち運びや調理のしやすさ、メンテナンスのことも考えて、自身のスタイルに最適なものを選びましょう。

その他おすすめのバーナーについてはこちらの記事をご覧ください!
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