【大注目‼】キャンピングトレーラー徹底解剖
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皆さんは、キャンピングトレーラーを知っていますか?
おそらくキャンピングカーを知ってるか?と聞かれたら多くの人が知っていると答えると思います。
でも、キャンピングトレーラーと聞いてもあまりイメージが湧かないのではないでしょうか?でも安心してください!以下では、キャンピングトレーラーがどういったものなのか、徹底解剖します。
キャンピングトレーラーを知らない人からキャンピングトレーラー購入希望の方まで、この記事を参考にして、ぜひキャンピングトレーラーの購入を検討・決断なさってみてください。
キャンピングトレーラーとは?
キャンピングトレーラーとは
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キャンピングトレーラーとは車で牽引するキャンピングカーのことです。トレーラー自体はエンジンを持っておらず、中身はトイレやシャワー、キッチンといった「小さい家」とも言える設備が揃っています。最近では自作する上級キャンパーもいるほどキャンピングトレーラーに注目が集まっています。
キャンピングトレーラーの魅力
「移動できる家」の代表といえばキャンピングカーですが、キャンピングカーとなると大型でなかなか購入までのハードルが高いですよね。運転席があり、エンジンが積まれているキャンピングカーは、大きさのわりに最大限に居住空間を確保することができません。
それに対し、キャンピングトレーラーはエンジンなどが積まれていない分、小型ではありますが居住空間を最大限自由に活用することができます。
キャンプではテント泊が定番ですが、小さなお子さまがいるご家庭やペット連れのキャンプ、寒い時期のキャンプにはコテージのようにくつろげる空間があるととても快適です。
特別な免許は必要?
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重量が750㎏以下のキャンピングトレーラーであれば普通免許で牽引することが可能です。大きさは関係なく重量のみが基準になるので、どんなに大きくても中の設備が少なく軽量であれば普通免許で運転できますよ。
購入の際には「牽引免許不要」などの記載があるので分かりやすいです。750㎏がどれくらいか分かりづらいですが、定員4人のトイレやキッチン完備でも750㎏以下のモデルはたくさんあります。
そもそもキャンピングトレーラーにはエンジンなどの重い駆動装置がないので思ったよりも軽量なんですよ。
運転は難しい?
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大型のキャンピングトレーラーを牽引する場合には全長が長いため巻き込みなどを十分に注意する必要がありますが、小型のキャンピングトレーラーであれば全長も短く、普通車を運転している感覚で運転ができますよ。
また、キャンピングトレーラーのタイヤは車体の真ん中あたりについているので小回りも利きやすく、狭い田舎道でも安心して運転することができます。
キャンピングトレーラーのメリット
乗用車で牽引可能
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キャンピングトレーラーは普通乗用車で牽引が可能です。小型のキャンピングトレーラーであれば軽自動車でも牽引できますよ。
牽引の際には「ヒッチメンバー」と呼ばれる専用の牽引装置が必要で、この装置は自分で取り付けることもできますが専門の知識が必要な場合もあるので、専門店に相談した方が安心ですね。費用は15,000~30,000円ぐらいになります。
車体を切り離せる
車体が切り離せるのはキャンピングトレーラーならではのメリットです。普段の生活ではキャンピングトレーラーは離して乗用車単体でお出かけができますし、切り離したトレーラーは子供の遊び場としてやテレワーク部屋としても使用ができますよ。
キャンプ場に着いてから温泉や買い出しに出かける時にはキャンピングトレーラーを切り離せるのも嬉しいですね。
コストが安い
高額な維持費がかかるイメージのあるキャンピングトレーラーですが、年間の維持費はおよそ3万円ととても安いです。
自動車税は年間1万円程度で、2年に1度ある車検の費用が大体45,000円程になります。キャンピングトレーラーはすべて2年車検になりますよ。
牽引免許が無くても牽引可能
先ほどもお伝えしましたが、重量が750㎏以下のキャンピングトレーラーであれば普通免許で牽引可能です。教習所でわざわざ牽引免許を取得する必要がないのは手間がなく嬉しいですね。
キャンピングトレーラーの注意点
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総重量次第で牽引免許が必要になる
重量が750㎏以下までは普通免許で牽引ができますが、750kgを超えるキャンピングトレーラーの運転には牽引免許の取得が必要です。教習所で取得するには最低でも12時間の実地講習が必要になり、費用は12~15万ほどかかります。
走行中にトレーラー内に人がいてはいけない
「後ろのベッドで寝ながら移動できる!」と思ってしまいますが、走行中のキャンピングトレーラー内に人は乗車してはいけないと法律で定められています。ペットも禁止です。移動の際には牽引する車に全員乗車する必要があるので注意してくださいね。
乗用車に対してのトレーラーの重量に注意
小型のキャンピングトレーラーは重量が軽いので軽自動車でも牽引できますが、登り坂での走行や高速道路で追い越し時にスピードを出すときには馬力が必要になりますので、普通乗用車でかつ4WDだと安心ですね。
軽自動車の場合にはジムニーなどアウトドアでも活躍するような車で牽引しましょう。当然ではありますが大型のキャンピングトレーラーになると重量が重くなるのでコンパクトカーや軽自動車では馬力が足りず思わぬ事故を招くこともあります。牽引する車の排気量などを考え、無理のないサイズのキャンピングトレーラーを選びましょう。
おすすめのキャンピングトレーラー5選
Scamp 「Rodeo mini TYPEⅡ」
参照:https://www.scampjapan.com/?lightbox=dataItem-jpnwf3r0
サイズ:全長404㎝×全幅206㎝×高さ250㎝
重量:650kg
就寝人数:2人
アメリカ・ミネソタ生まれのキャンピングトレーラーです。小型でコロンとしたデザインは可愛らしいだけでなく、運転もしやすいですよ。
日本の正規代理店である「Scamp Japan」は三菱のディーラーなので、初めてキャンピングトレーラーを購入するときにもしっかりと疑問に答えてくれる体制が整っているので安心ですね。
アメリカンテイストのキッチン周りは充実した設備が整っていて、凝った料理を楽しみたい方におすすめのキャンピングトレーラーになります。
バンショップミカミ 「CORO」
参照:https://www.vs-mikami.com/coro
サイズ:全長340㎝×全幅147㎝×高さ190㎝
重量:450~550kg
就寝人数:2~4人
軽自動車でも牽引のできる小型のキャンピングトレーラーです。初めてキャンピングトレーラー運転する方でも、このコンパクトさなら巻き込みなどの心配も少ないですし、高さも190㎝と立体駐車場にも入れるので、駐車場所の不安もありませんね。
コンパクトながら室内は広々としていて、この字型のソファーから広めのベッドに変形したり、ベッドの下には収納スペースがあったりと工夫が凝らされた作りとなっています。
Ace Caravans(エースキャラバンズ) 「エースワン330DL」
参照:https://www.campnofuji.jp/ace/lineup/ace-one-330-dl.html
サイズ:全長480㎝×全幅220㎝×高さ250㎝
重量:750kg
就寝人数:2~4人
重量が750kgで、普通免許で牽引できるギリギリの大きさとなります。本体価格は190万円程からととても安いので、コスト面で悩んでいる方にもおすすめです。
家族4人が広々と過ごせる空間があり、標準でシンク、ガスコンロ、冷蔵庫などが備わっているので非常にコストパフォーマンスの良いキャンピングトレーラーですよ。
HappierCamper 「HC1」
参照:https://happiercamper.jp/media-gallery/
サイズ:全長396㎝×高さ226㎝
重量:499kg
就寝人数:最大5人
丸みを帯びたクラシックなデザインで、ワーゲンバスを彷彿とさせるおしゃれなツートンカラーのアメリカ製キャンピングトレーラーです。普通免許で牽引可能な小型サイズですが、就寝人数は5人と家族での使用にも十分な広さがありますよ。
室内はアメリカのダイナーのような雰囲気があり、イスやテーブル、キッチンのシンクや清水/汚水タンクも付いています。目を引くキャンピングトレーラーをお探しの方におすすめです。
AIRSTREM(エアストリーム) 「BASECAMP16」
参照:https://airstreamjapan.co.jp/?page_id=23
サイズ:全長488㎝×全幅219㎝×高さ226㎝
重量:1,250kg
就寝人数:3人
キャンピングトレーラーの代名詞ともいえるアメリカのAIRSTREM(エアストリーム)。一度は夢見るキャンパーも多いですよね。
サイズがとにかく大きいイメージがありますが、そんなAIRSTREM(エアストリーム)でも近年日本の交通事情に合った小型のキャンピングトレーラーが初上陸しました。
日本の公式サイトには就寝は最大3人までとされていますが、大人2人子ども2人であれば余裕で寝られる大きさはありますよ。
牽引免許が必要な重量にはなりますが、高級感あるメタリックなデザインは周囲の目線を独り占めできますし、キッチンやトイレ、シャワーまでも完備されていて、快適な旅になること間違いなしです。
まとめ
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いかがでしたか?一般的にキャンピングトレーラーはハードルの高いと思われがちですが、意外と選択肢としてはありかと思った方も多いと思います。
まずはお試しでレンタルするのも良いですし、値段に悩んでいる方は中古のキャンピングトレーラーを見てみると格安で手に入ることもありますよ。旅の可能性を広げてくれるキャンピングトレーラで、新しいキャンプライフを楽しんでみてはいかがでしょうか。