ウイングタープのおすすめ10選【設営がしやすくソロキャンプにぴったり!】
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「ソロキャンプでウイングタープを使いたいけど、おすすめはどれ?」
「ウイングタープ設営は具体的にどうやるの?オリジナルの張り方があれば知りたいな」
という疑問を抱えている方の悩みを解決できる内容となっています。
タープには、「ウイングタープ」「ヘキサタープ」「レクタタープ」など様々ありますが、中でもウイングタープはソロキャンプにピッタリなんです!
そこで、今回の記事前半では、「ウイングタープとは?」「2つの魅力」について解説し、後半では「ウイングタープのおすすめ10選」についてご紹介します。
また、ウイングタープの具体的な設営手順や、アレンジ設営の1つである”小川張り”についても併せて解説します。
この記事を読み終えることで、ウイングタープを購入する際の参考になるはずですよ!
ウイングタープとは
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ウイングタープとは「タープ(幕体)がひし形をしていて、2本のポールで立てた小型のタープ」のことを指します。
ソロキャンプやアウトドア中の急な雨を凌いだり日差し避けはもちろん、前方のメインポールと後方のポールの高低差により開放感があるのが特徴。
ロープの張り方を変えたりポールを増やしたりと、天候の変化やその場の状況に合わせて自由自在なアレンジが可能です。
ウイングタープは、アウトドア好きやソロキャンパーから高い支持を集めています。
ウイングタープの魅力
では、ウイングタープは他のタープと比較しどのような魅力があるのでしょうか?
ウイングタープ魅力は主に「コンパクトで軽量」「設営がしやすい」の2つが挙げられます。
コンパクトで軽量
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ウイングタープの魅力の1つ目は「コンパクトで軽量」です。
なぜなら、ソロキャンプにおいて機能性やデザイン性がいくら良くても、タープが重かったり大きすぎると設営ハードルがグンと高まるため。
例えば、LandField(ランドフィールド)ウイングタープは、重量が約600gと500mlペットボトル1本分より少し重いくらいです。
また、ウイングタープの多くは専用の収納袋が付いてくるので、コンパクトに持ち運びできます。
このように、コンパクトで軽量なのがウイングタープの魅力の1つ目になります。
設営がしやすい
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ウイングタープの魅力2つ目は「設営がしやすい」ということです。
というのも、ウイングタープは使用するポールが2本と他のタープと比べて少なく、後方ポールがメインポールより短いためコツを掴めれば1人でも難なく設営が可能。
残りの時間でアウトドア飯を作ったりコーヒータイムを楽しんだりと、やりたいことに費やせるのでソロキャンプの満足度の向上にも繋がってきます。
そのため、設営がしやすいウイングタープはソロキャンプやアウトドアとの相性が良いと言えます。
ウイングタープの設営手順
ここでは、ウイングタープの設営手順をポイントを交えながら解説していきます。
設営手順ごとにポイントがあり、ココを抑えられるかどうかで設営のしやすさや、美しく張れるかが変わってくるので抑えておきましょう!
設営手順①:タープを広げて、向きや位置を決める
【ポイント】
- タープが風で飛んでいくのを防ぐため、ペグを2本ほど打っておく
設営手順②:ペグ打ち、ポール(メインと後方)&ロープをセッティングする
【ポイント】
- ロープはポールに対し同じ長さにし、角度を45度にする(三角形にするイメージ)
- ペグ打ちは、メインポールの先端(ポールを立てる際の目印となる)&左右に倒したポールの先端(ロープを引っ掛けるため)の3箇所
※目印としてメインポールの先端に打ったペグは、ポールを立ち上げたら外してもOK - ペグが簡単に抜けないように、張ったロープに対し45度〜90度の角度で返し部分までしっかり打ち込む
- ロープをタープループや自在金具にセットしたら、8の字結び・もやい結びなどロープが解けにくい結び方にする
- 風でタープが飛ばないように、ポールとロープでタープのハトメを挟み込みようにするとGood!(※ウイングタープの種類による)
設営手順③:ポールを立ちあげて、自在金具でテンションをかける
【ポイント】
- ロープに余裕がなくなり、ポールが立たないことがあるので、自在金具は緩めておく
- 逆ハの字のイメージで、ポールを内側に傾けることで安定感が増し、全体的に美しい見た目で張れる
設営手順④:ペグ打ちして、左右のロープを張る
【ポイント】
- ペグが簡単に抜けないように、張ったロープに対し45度〜90度の角度で返し部分までしっかり打ち込む
- 左右のタープにたるみがないようにピンと張ると、綺麗な形のタープになる
小川張りとは?メリット・張り方の手順
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ウイングタープのアレンジ設営の1つに「小川張り」というものがあります。
小川張りは、専用のセッティングテープを使用してタープの内側にテントを入れ込み、テントとタープを一体化させる張り方です。
小川張りのメリットは以下の通りです。
- 作業スペースが広くなる
- 前室テントが作れて居住性が高まる
- 雨が降っていても濡れるリスクを抑えながら、食事を楽しんだり調理ができる
小川張りの手順の流れとしては以下になります。
- テントポールを2つ用意
- 片方をテントの後ろに配置
- タープエンドとメインポールの間をセッティングテープで繋げる
セッティングテープはAmazonで購入できるので、ソロキャンプで小川張りをしたいときはウイングタープとセットで購入しましょう。
Keepjoy 小川張り タープ延長ベルト
サイズ:長さ40~520cm、幅3.0cm
重量:約290g
最大荷重:200kg
素材:高強度ナイロン
長野アウトドアスタイル 小川張り専用 セッティングテープ
サイズ:長さ400㎝×幅3㎝×厚さ1.4mm ※長さ最小約200㎝~最大約400㎝まで調節可能
素材:ポリプロピレン
重量:約120g
耐荷重:100㎏(カラビナ)、50㎏(Dカン)
おすすめのウイングタープ10選
本記事のメインである、おすすめのウイングタープを10個ご紹介します。気になるモノがあればチェックしてみて下さいね。
Soomloom(スームルーム) TCタープ
展開サイズ:約400cmx510cm
収納サイズ:約32cmx16cm
重量:約2.16kg
素材:TC素材(ポリコットン(コットン35%、ポリエステル65%))
耐水圧:350mm
付属品:専用収納バッグ、ペグ×4、自在付きロープ4本
Soomloom(スームルーム)TCタープは、機能性とコスパの良さが魅力のウイングタープです。
TC素材(ポリコットン)の表面には、カビ防止加工・撥水加工処理を施しておりカビ発生リスクを抑えてくれます。
また、焚き火で発生する火の粉が付着しても穴が開きにくく、遮光性・遮熱性・紫外線カットに優れ、濃い日陰を作るので夏場は涼しく快適に、冬場はタープの下で焚き火で暖まりながら食事できます。
1万円以下で買えるのも嬉しいポイント。
これからソロキャンプを始めたい人、高い汎用性のあるタープをお手頃価格で購入したい人にオススメです。
TATONKA(タトンカ)タープ3TC
本体サイズ:400 x 400cm
収納サイズ:約58 x 30 x 6cm
重量:2.25kg
素材:65/35 POLYCOTTON(ポリエステル65%+コットン35%)
耐水圧:1,300mm
付属品:ガイロープ4本、収納ケース
リニューアルに伴いポリエステルを新素材に改善することで生地の強度がUPした「TATONKA(タトンカ)タープ3TC」。
高い遮光性・生地の薄さによる軽量さはそのままに、設営時の強いテンションに耐えることが可能。
耐水圧も1,300mmあるので、突然の雨が降っても安心ですね。
過去に生地が簡単に破けてしまった経験がある人、設営時の強いテンションに耐えられるウイングタープが欲しい人にオススメです。
FIELDOOR(フィールドア) ウイングタープ
本体サイズ:(約)380cm×380cm
収納サイズ:(約)55cm×12cm×12cm
重量:(約)1.4kg
素材:ポリエステル
耐水圧:1,500mm以上
付属品:ペグ×8、メインロープ×2・サブロープ×4、専用キャリーバッグ×1、取扱説明書(日本語)
FIELDOOR(フィールドア)のウイングタープは、UVカット(UPF50+)・遮熱効果のあるシルバーコーティングを生地に施しており、夏の紫外線をブロックしつつ快適にソロキャンプやアウトドアを楽しめます。
耐水圧1,500mm以上なので、激しい雨を凌ぐことができます。
アウトドアするのに嬉しい機能を搭載し、5,000円台で購入できるコスパの高さは嬉しいポイント。
ウイングタープ初心者や、タープの買い替えを検討している人にオススメしたい1点です。
LOGOS(ロゴス)トラッドソーラー ツーリングタープ
本体サイズ:(約)幅430×奥行440×高さ180cm
収納サイズ:(約)幅47×奥行14×高さ14cm
重量:(約)2.2kg
素材:スチール(フレーム)、難燃性バルキーポリタフタ(シート)
耐水圧:2,000mm
付属品:ポール、ペグ、ロープ、収納バッグ
LOGOS(ロゴス)トラッドソーラー ツーリングタープは、そのネーミング通り、シートの内側にトラッドソーラーコーティングを施した生地を使っています。
UV-CUT率99.9%・遮光率100%で太陽光による熱を吸収、紫外線と強烈な日差しをカットするため、アウトドア中にアイスコーヒーを飲んでクールダウンしたい時や仮眠したい時に重宝しますよ。
また、どしゃ降りの雨でも荷物が濡れにくい2,000mmの耐水圧を持っています。
収納バッグは、バイクの荷台に設置しやすい四角いフォルムなので、移動中も安定しやすいでしょう。
バイクで移動しながらソロキャンプをよくしている人、どしゃ降りの雨でも所持品が濡れないウイングタープを探している人にオススメです。
Nordisk(ノルディスク)カリ10ダイヤモンド
展開サイズ:(約)縦400×横510cm
収納サイズ:(約)縦87cmx直径14cm
重量:6kg
素材:テクニカルコットン(ポリエステル65%、コットン35%)、スチール(ペグ・ポール)
耐水圧:350mm
付属品:ペグV型×6本、ポール×2本、収納袋
シロクマの可愛いデザインが印象的な「Nordisk(ノルディスク)カリ10ダイヤモンド」。
Natural(ライトベージュ)×シルバーの組み合わせはタープ全体で統一感があり、自然の情景や他のキャンプアイテムを近くに置いたり並べても違和感なく馴染みます。
素材にはテクニカルコットンを使用。燃えにくく防水性もあるのでソロキャンプや日常使いでも活躍します。また、ペグやロープの他にポールもセットでついてくるので、届いたその日からすぐに使えるのもポイント。
オシャレなウイングタープが欲しい人、手元に届いたらすぐ使えるよう必要なアイテムが購入時点で揃っているモノが良い人にオススメです。
モンベル(mont-bell) ミニタープ
展開サイズ:長さ335cm×幅270cm×高さ165cm
収納サイズ:約12×12×21cm
重量:390g(ペグ張綱スタッフバッグ込みの場合600g)
素材:75デニールポリエステルタフタ
耐水圧:1,500mm
付属品:タープ本体×1、ポール用スタッフバッグ×1、2mm反射材入り張り綱×6、19cmアルミペグ×8
mont-bell(モンベル)ミニタープは、圧倒的な軽さで持ち運びしやすいのが魅力です。
重さは390g(500mlペットボトル=500g)、ペグ張綱スタッフバッグ込みでも600gなので、トレッキング・登山・ピクニックなど、気軽にいつでもどこへでもサッと持って行けます。
軽いだけでなく、耐水圧1,500mm・難燃加工が施されており性能面もバッチリ!
女性ソロキャンパーや、軽さに特化し気軽に持ち運びできるウイングタープが欲しい人にオススメです。
テンマクデザイン ムササビウイング13ft.TC “焚き火”version
展開サイズ:(約)390×380/240(幅)cm
重量:本体1.9kg / 総重量2.15kg
素材:コットン混紡生地(TC)(ポリエステル65%、コットン35%)
耐水圧:ー
付属品:張綱/φ4mm×4.5m×1、φ4mm×3.5m×3、φ4mm×1.5m×2、収納袋
堀田貴之氏プロデュースのウイングタープ “TULSATIME ムササビウイング”とtent-Mark DESIGNSのコラボで復刻したテンマクデザインの「ムササビウイング13ft.TC”焚き火”version」。
生地にポリエステル×コットンの混紡生地を使用、焚き火で発生する火の粉がタープに付着して穴が開くリスクを抑えます。
Amazonでは、382件の評価に対し星4.5とその実力の高さが伺えます。(2022/06/18 AM09:00時点)
注意点として、防炎加工ではないのでタープ内での焚き火は控えましょう。
TENT FACTORY(テントファクトリー) TCウイングタープL
サイズ:3800×4000:2400mm
重量:2.3kg(付属品全て含む)
素材:TC
耐水圧:2,000mm
付属品:ガイドロープ(8m×2・3m×4)、専用キャリーバッグ(45×14×14mm)
TENT FACTORY(テントファクトリー)TCウイングタープLは、耐久性に優れたHi-TC生地を採用。
2,000mmの耐水圧があるので、激しい雨でも荷物が濡れずに済みます。
ポールは付属されないので、キャンプ場の雰囲気や気分に合わせて好きなポールを使うことができます。
専用のキャリーバッグに収納するとコンパクトになるので、保管場所も大きく取らなくて良いのもGood。
キャンプ初心者から上級者までオススメです。
TOMOUNT ポリコットンTCタープ
展開サイズ:約400×500cm
収納サイズ:約39×16×13cm
重量:約2.1kg
素材:ポリコットン素材(TC)
耐水圧:450mm
付属品:ペグ×6、ロープ×6、収納ケース×1
耐久性の高い生地でメインでオールシーズン使える「TOMOUNTポリコットンTCタープ」。
生地は、しっかりとした縫製と頑丈な補強、複層にしてコーナー強度UPさせており、タフな環境のキャンプにおいて長期スパンで活躍してくれます。
UVカット・遮光・遮熱効果があり、夏場のキャンプでの熱中症対策や気になる紫外線をブロック。
また、防カビ仕様で、梅雨時の使用や残った水分によるカビ発生のリスクが抑えてくれるのもポイント。
ロープをつけるループ箇所が全部で12個あるので、太陽の動きや風の吹く方向、雨の侵入方向に合わせてタープを自由に動かせるのもポイントです。
LandField(ランドフィールド)ウイングタープ
展開サイズ:(約)幅402cm×奥行268cm
収納サイズ:(約)幅21cm×奥行12cm×高さ12cm
重量:約600g
素材:150Dオックスフォード(生地)/ 鉄(ペグ)/ ポリエステル(収納袋)
耐水圧:PU1,500mm
付属品:ペグ×2、ロープ×4、収納袋
LandField(ランドフィールド)ウイングタープは、雨の侵入を防ぐ高い防水性能を持っています。
耐水圧1,500mmは、大抵の雨に耐えられるので、天候の変化が起きやすい登山やトレッキング・ハイキングで活躍します。
また、防水加工を施し縫い目にシーリングテープがついているので、縫い目から雨が染み込んで荷物が濡れることを防げますよ。
生地は、引き裂きに強く破けたりほつれにくい150Dオックスフォードを使用。重さは600gと軽量で、収納袋付きなので持ち運びも楽です。
梅雨時のソロキャップ、強い雨でもタープの縫い目から雨が入り込まないタープが欲しい人にオススメです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、ウイングタープのおすすめ10選をご紹介しました。
最後に今回の内容のおさらいです。
【ウイングタープのメリット】
・タープを2本のポールとロープで設営するので、コツが掴めれば1人でもスピーディーな設営が可能
・ヘキサタープやレクタタープと比較し、日陰面積は小さいがコンパクトで軽量のモノが多い
【ウイングタープの設営手順】
・タープを広げて、向きや位置を決める
・ペグ打ち、ポール(メインと後方)&ロープをセッティングする
・ポールを立ちあげて、自在金具でテンションをかける
・ペグ打ちして、左右のロープを張る
【小川張りについて】
・ウイングタープのアレンジ設営の1つ
・小川張りは、タープ+テントを一体化できるため、「居住性が高まる」「作業スペースが広がる」メリットが得られる
・Amazonなどで、専用のセッティングテープを用意する必要があるので注意
【ウイングタープでチェックしておきたいこと】
・火の粉が付着しても穴が開きにくい「ポリコットン」や「難燃加工の素材」であれば、ウイングタープの下や付近での焚き火が可能
・耐水圧は1,000mm〜1,500mmがオススメ、どしゃ降りのような強い雨の際は1,500mm〜あると安心
・UV-CUTや遮光・遮熱があると、夏場でも快適に過ごすことができる
ぜひ、あなたもウイングタープを導入して、充実したソロキャンプを過ごしましょう!