登山にツーリングにも!コンパクトなおすすめシュラフ12選【2024年最新版】
登山やキャンプでも必須アイテムであるシュラフ。中でも、コンパクトシュラフはアウトドアラバーにとっては、吟味するアイテムの一つだと思います。
今回は、そんなコンパクトシュラフの選び方から、おすすめのシュラフをご紹介します。
コンパクトなシュラフとは
そもそもコンパクトシュラフはどういったものを指すのでしょうか?
コンパクトシュラフは、軽量でサイズが小さく、持ち運びが便利なものを指します。
収納時の大きさが30cm x 幅15cm程度のサイズで、ザックやリュックサックに収まる程度のものがコンパクトシュラフに該当します。
コンパクトなシュラフを選ぶコツ
コンパクトシュラフを選ぶコツの一つは、ご自身のアウトドアスタイルに合わせるのがベストです。
形やシュラフの素材内容によって温かさなども異なります。
キャンプや登山など、シュラフが必要な場面を考えつつコンパクトシュラフを選んでいきましょう。
シュラフの形状はマミー型がおすすめ
シュラフの形状は、基本となるマミー型がベストです。
その理由として、マミー型は人間の体に合わせたサイズのため、最低限の機能を持ち合わせています。
一方、封筒型はサイズに余裕があるため、ゆったりとしていますが、サイズや重量が大きくなりがちです。
そのため、コンパクトシュラフの基本的なサイズとしては、マミー型がおすすめです。
中綿はダウンがおすすめ
中綿の種類によっても温かさや重量が異なってきます。特に、睡眠時に寒さに耐えたり、熱さをしのげるものでないとシュラフとしても機能を果たしません。
その中で、アウトドアに向けたコンパクトシュラフのおすすめは、中綿がダウンのモノです。
化学繊維を加工し、保温性を高める化繊素材は、圧縮が難しく、コンパクトに収納できずらくなってしまいます。
ダウン素材は、中で羽毛が重なり空気の層をいくつも作っている状態のため、空気をの抜くことでコンパクトに収納が可能となります。
ダウンはその分、値段も高くなってしまいますが、使い勝手は格段によくなるため、ダウン素材がお勧めです。
3シーズンタイプがおすすめ
シュラフはシーズンごとに向くタイプが異なりますが、積極的にアウトドアを行うには、3シーズン程使用できるものがベスト。
3シーズンは、春・夏・秋に利用できるものです。
冬は、寒さに耐えられるものを選択しないといけないため、別で購入したほうが良いです。
春・夏・秋に利用できるタイプのシュラフは、一定の保温力で夜のお寒さをしのぐことができます。
コンパクトなおすすめのシュラフ12選
あらゆるブランドで出しているコンパクトシュラフですが、ここでは特におすすめのアイテムをご紹介します。
ご自身のアウトドアライフに合わせて、デザインでシュラフを選んだり、予算に合わせて選ぶのも大事です。重さやサイズなど大事にしているポイントに注目してみてください。
NANGA (ナンガ) シュラフ UDD BAG 630DX
サイズ: 最大長203cm×最大肩幅80cm(身長165cmまで) 、収納サイズ:φ12×20cm
総重量:450g
シュラフでは有名なNANG(ナンガ)から出ているコンパクトシュラフ。
ジャパンブランドであるNANGAでは、主にシュラフやジャケット・パンツ等も販売しています。
生地や構造を工夫し、かなりコンパクトにした夏用のシュラフで、総重量も450gと持ち運びにも邪魔にならないサイズです。
Snugpak(スナグパック) 寝袋 ベースキャンプ
サイズ: 縦(長さ)220×横(胸囲)160cm、収納サイズ:直径30×長さ50cm
総重量:2,800g
冬用のシュラフが有名なスナグパックですが、春~秋シーズンに使用できるのがこちらのアイテム。
少し他と比べ、重さはありますが、その代わり-2°まで耐えられる仕様になっています。
秋終わりの冬になり始めるシーズンにも使用できるマルチなコンパクトシュラフです。
ogawa(オガワ) 寝袋 コンパクトシュラフUL
サイズ:長さ200×上部70・下部50cm
総重量:約540g
素材:表地/ナイロン(ダイヤモンドリップストップ)、裏地/ナイロン、中綿/ポリエステルマイクロファイバー150g
約540gの軽さで、中綿素材は軽量で保温性の高いマイクロファイバーSilcfillを使用しています。
ファスナーの開閉で温度調節が可能となり、ファスナーを全開してブランケットとしても使えます。
スリーシーズンシュラフのインナー、山小屋のシーツ代わり、使用ができます。
SEA TO SUMMIT(シートゥーサミット) エンバー EbI レギュラー
サイズ: 39L x 23W cm
総重量:500g
軽量化にかなりこだわりつつ、使用時の快適さを求めたシュラフです。
デザインとしても、気温が高い場合は布団にして手足を自由にでき、気温が低い場合は足もとのドローコードを絞りストラップとボタンでマットの位置を固定し、温かさを保つことができます。
mont-bell(モンベル) #1121361 ダウンハガー800#5 R/ZIP ブルーリッジ(BLRI)
サイズ: ∅12×24cm
重量:590 g
素材: ナイロン
モンベル独自のスーパースパイラルストレッチ™ システムを採用した「伸びる寝袋」です。
高品質ダウンを使用していることで、保温性を持ちつつ、軽量化に特化しているため夏のキャンプなどに利用しやすいモデルです。
ISUKA (イスカ) アルファライト700X
サイズ:81(肩幅)×203(全長)cm、収納サイズ:19(底直径)×35(高さ)cm
重量:500 g
素材: ポリエステル
500gという軽さでオールシーズン使えるマルチなコンパクトシュラフです。冬の低山でも利用できる珍しいタイプ。
金額も安く、手が出しやすいため、こちらのシュラフから始めてみてはいかがでしょうか?
ISUKA (イスカ)マミー型シュラフ エア ドライト 480
サイズ:213 x 78 x 7.62 cm、収納サイズ:213 x 78 x 7.62 cm
重量:870 g
素材: ナイロン
イスカのこちらのアイテムは、春から秋、冬の低山にも対応する最も応用範囲の広いスリーシーズンモデルです。
内部の空間を狭すぎず広すぎ保つことで、保温性が高く、動きやすさも兼ね備えています。
少し重くなりますが、幅広い季節での利用を希望される場合は、こちらがおすすめ。
Coleman(コールマン) コンパクトコルネット
サイズ:75L x 198W cm
重量:1.4kg
素材: ポリエステル
手足を出して移動ができる面白いデザインのコンパクトシュラフです。
着たまま椅子に座ったりすることができ、足元のファスナーを開くことであることができます。
日常のアウトドアでの防寒に加え、山登りの1泊にも利用可能。丸洗いでき、普段の使用にも便利なアイテムです。
Coleman(コールマン) 寝袋 コルネットストレッチ2 マミー型
サイズ:使用時/約205×55~82cm、収納時サイズ:約直径34×20cm
重量:1.3kg
素材: ポリエステル
デザインが特徴的なコールマンは、こちらも手足が出せ移動できるタイプ。
春~秋まで使用できる本アイテムは、ストレッチ性が良く寝やすいアイテムです。
QEZER ダウン寝袋 マミー型 春夏秋用 シュラフ
サイズ:215 x 80cm、収納サイズ:26cm × 17cm
重量:620 g
素材: ナイロン
収納時かなりコンパクトになる本アイテム。
春~秋にかけて利用でき、耐水性、通気性、軽量とコンパクトシュラフとして重要視すべきポイントが抑えられています。
中綿にも天然素材のダックダウンが利用されているため、保温性を保っています。
PuroMonte(プロモンテ) MFコンパクトシュラフ
サイズ:長さ210×肩幅80×足幅50cm、収納サイズ:94 x 68.9 x 49.9 cm
重量:650 g
素材: マイクロファイバーポリエステル, 20Dナイロン
一般的なコンパクトシュラフですが、保温性をしっかり保ちつつ重さや価格も抑えられているアイテム。
素材が化学繊維のため、ダウンシュラフと比べ濡れてしまっても速乾性があり、アフターケアが楽なのがポイントです。
KLYMIT(クライミット) 寝袋 KSB20 ダウンスリーピングバッグ
サイズ:208.3×76.2cm、収納サイズ:13.97 x 20.32 x 16.51 cm
重量:907.18 g
約-7°まで使用できる本アイテムで、冬でも温かさを保って利用することができます。
ダウンダックを使用しているため、少しお高めですが、オールシーズン使用を希望している場合は、こちらのアイテムを検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は、コンパクトシュラフを中心にご紹介してきました。
サイズや使用できるシーズン、重さなどを中心に注目するポイントに加え、おすすめのコンパクトシュラフを12選ラインナップしました。
これからのシーズン、山登りやキャンプなど、シュラフの利用を検討している方は、是非、本記事を参考にシュラフを選んでみてください。