ペグの種類別おすすめ16選とキャンプ場ごとに適切な選び方
ペグとは、テントやタープを建てる時に倒れないようにロープ等を地面に止めるための杭のことです。
キャンプの際に、重要なペグ選び。
テントやタープ購入の際にペグが付属で購入できることが多いですが、
キャンプ場等の地面によっては、付属のペグだと安全なキャンプができないことも、、、
実際に泊まるキャンプサイトに併せたペグ選びをしましょう!
この記事では、ペグの種類別おすすめペグやキャンプサイトごとの選び方をご紹介します。
ペグの選び方のポイント
キャンプで使うペグには素材や形が違う数種類があります。
数多くあるペグの中から、どのペグを買えばいいのか選び方を解説します。
ペグは泊まるキャンプサイトの地面で選ぶ
まずもっとも重要なのは、キャンプサイトの地面に合わせてペグを選ぶことです。
キャンプ場の地面は、以下のように分類ができます。
1,芝生や土などの一般的な地面
2,砂浜・腐葉土・雪の上などとても柔らかい地面
3,大小の石が混じる河原等
行くキャンプ場の地面に合わせてペグを選んでみましょう!
ペグの値段で選ぶ
どんなキャンプ道具も値段は大事ですよね。
安いペグはもちろんですが、
品質も大事なので、コスパ重視でペグを選んでみましょう!
ペグの収納・運びやすさ(軽さ)で選ぶ
キャンプはただでさえ荷物が多くなってしまいがちです。
なるべく軽くコンパクトに収納、運搬しやすいペグを選びたいですよね。
軽量な素材や、スタッキング(ペグ同士を重ね合わせること)できるペグを探してみましょう!
ペグの長さで選ぶ
出典:snowpeak
ペグはそれぞれ長さの表記があります。
長くなればなるほど、ペグが抜けにくくなるのが特徴で、
一方長い方が重くかさばってしまします。
ペグの素材で選ぶ
ペグには、アルミ製、スチール製、チタン製などがあります。
一般的に重い素材は丈夫で折れたり曲がったりしにくく、
軽量な素材は折れたり曲がったりしやすいです。
一方軽量な素材の方が、持ち運びに便利なので、
オートキャンプ以外のキャンプツーリングの方や、電車でキャンプに行く際は軽量のペグの方がおすすめです。
軽さ | 丈夫さ | 錆びにくさ | |
鍛造 | ★★ | ★★★★★ | ★★ |
ジュラルミン | ★★★★ | ★★★ | ★★ |
チタン合金 | ★★★ | ★★★★ | ★★★★★ |
アルミ | ★★★★ | ★ | ★★★ |
スチール | ★★ | ★ | ★ |
ステンレス | ★★ | ★★★★ | ★★★ |
プラスチック | ★★★★★ | ★ | ★★★★★ |
キャンプサイトの地面ごとにおすすめペグの種類一覧
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1,芝生や土等→普通の地面
2,砂浜・腐葉土・雪の上等→とても柔らかく、ペグが特に抜けやすい地面
3,大小の石が混じる河原等→硬くペグが刺しづらく抜けやすい地面
芝生や 土等 |
砂浜・腐葉土・ 雪の上等 |
大小の石が混じる 河原等 |
|
ピン ペグ |
○ | △ | △ |
V字 ペグ |
◎ | △ | ○ |
U字 ペグ |
△ | ○ | △ |
X・Y字 ペグ |
○ | △ | △ |
ネイル ペグ |
◎ | △ | △ |
スクリュー ペグ |
△ | ◎ | △ |
鍛造 ペグ |
◎ | △ | ◎ |
プラ ペグ |
○ | ○ | △ |
サンド ペグ |
○ | ◎ | △ |
種類別ペグの特徴と詳細
ピンペグとは?
出典:Amazon
テントやタープの付属ペグとして最も多いのがピンペグです。
ペグのヘッドの部分はフック状や円型のものがほとんどです。
素材はアルミやスチール製のものがありますが、
比較的強度が低いペグが多いです。
またヘッドが平らではないためハンマーでペグを打つ力がうまく伝わらず、
硬い地面の場合は刺さりづらいこともあります。
V字ペグとは?
出典:Amazon
V字ペグはペグの断面がV字になっていることから、そう呼ばれています。
地面に接する面積が大きいため、抜けにくいのが特徴です。
また、ペグ同士を重ね合わせるスタッキングが可能なので、
収納時にかさばらず、コンパクトに持ち運べるところも良いです。
U字ペグとは?
出典:Amazon
U字ペグはペグの断面がU字になっていることから、そう呼ばれています。
砂地や雪の上で使われることが多いペグです。
V字ペグ同様地面と接する面積が大きく、抜けにくいペグです。
ヘッドに特徴があるので、ハンマーで打つ際に注意が必要です。
X・Y字ペグとは?
出典:Amazon
X・Y字ペグはペグの断面がそれぞれX・Y字になっていることから、そう呼ばれています。
V字・X字ペグと比較して、頑丈なのが特徴ですが、
一方重ね合わせるスタッキングはできません。
ネイルペグとは?
出典:Amazon
ヘッドの部分にプラスチックがついていて、ヘッドを平らにしています。
ヘッドが平らになることで、ハンマーでペグ打ちをする際の力がしっかりと伝わるようになり、
硬い地面でも刺さりやすくなります。
一方ヘッドの部分はプラスチックなので、
ヘッドだけ壊れてしまうこともあります。
スクリューペグとは?
スクリューペグとは、ネジのような形をしたペグのことです。
ハンマーで打つと、螺旋状に地面に刺さって行きます。
抜けづらいので、砂浜や雪上キャンプで多く用いられます。
鍛造ペグとは?
鍛造ペグとは、鉄をなんども叩くことで強度を極限まで高めたペグです。
砂地や雪上などの極度に柔らかい地面以外は、どこでも使えるペグです。
鍛造ペグについてより詳しく知りたい方は以下の記事をどうぞ!
ペグの種類別おすすめ
ピンペグのおすすめ3選
UNIFLAME(ユニフレーム)パワーペグSUS
ステンレス製のピンペグでありながら、軽量化つ丈夫なペグです。
Boundless Voyageポイント ステーク
直径3mmと細いにも関わらず丈夫なチタニウム合金のペグです。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)丸スチールペグ
価格もお手頃で、丈夫なスチールペグです。
普通のキャンプ場なら、これがあればOKというコスト重視で選ぶ方には最もおすすめのペグです。
V字ペグのおすすめ3選
ノルディスク(Nordisk)V字型ペグ
北欧のテントブランドNordiskの販売しているV字型ペグです。
スチール製で丈夫なので、曲がりにくく、スタックしての収納がしやすいです。
LOGOS(ロゴス)Vペグ
スチール製のペグです。
ヘッドが抜く場所と、ハンマーを打ち込む場所で別れているので、
ヘッドが潰れにく長く使えるのが特徴です。
Boundless Voyage チタン Vペグ
チタン製のVペグです。
中国製の安価な商品ですが、Amazonレビューは4.6と高評価です!
赤い紐もついているので、キャンプ場でペグをなくす心配も軽減されます。
U字ペグのおすすめ2選
TRIWONDERアルミ合金ペグ U型
アルミ合金で軽くてスタッキング(重ねられる)できるので、
夏の砂浜などにおすすめのペグです。
ペグの穴にテントやタープのロープをくくりつけて使います。
GEERTOP U字テントペグ
ペグにフックがついているので、わざわざペグの穴でロープを結ぶ必要がない優れものです!
X・Y字ペグのおすすめ2選
シートゥサミットグラウンドコントロール テントペグ
アルミ合金製のペグなので、軽量で持ち運びに適しています。
Y字型のペグで返しがついているので抜けにくく、オールマイティに使用できます。
また、剥がれ落ちることがない、アルマイト加工を施しており、
より丈夫に、錆びづらいため、長く使っていただくことが可能です。
アルマイト加工は塗装とは違い、剥がれ落ちることがありません。これによって強度や腐食性、
摩耗性がアップしますので、長く愛用したい方におすすめです。
コールマン ジュラルミンYペグ
ジュラルミンなので、軽くておすすめのペグです。
ネイルペグのおすすめ2選
Hewflit蛍光テントペグ
ヘッドのプラスチック部分が蛍光色のネイルペグなので、
ペグを失くしづらく、引っかかって転んでしまう危険性も少ないです。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) スチール丸棒ネイルペグ
定番のスチール製のネイルペグです。
非常に安価で、丈夫なペグです。
スクリューペグのおすすめ
LOGOS(ロゴス)スクリューペグ
鍛造ペグのおすすめ2選
スノーピーク(snow peak) ペグ ソリッドステーク
「ソリステ」の愛称で親しまれる、snowpeak(スノーピーク)社製のペグです。
エリッゼ(ELLISSE)鍛造ペグ エリッゼステーク
エリステの愛称で親しまれる、エリッゼ(ELLISSE)村の鍛冶屋さんのペグです。
鍛造ペグについてより詳しくおすすめペグが知りたい方は以下の記事をどうぞ!
Amazon・楽天のペグ人気ランキングはこちら
Amazon(アマゾン)売れ筋ランキング
楽天人気ランキング
【まとめ】キャンプ場ごとに適切なペグの選び方とおすすめ16選
この記事では、キャンプ場の地面等に合わせた適切なペグの選び方や、種類ごとのおすすめペグをご紹介しました。
付属のペグの種類を確認して、泊まるキャンプ場と合わせてペグを新調してみてはいかがでしょうか?
また、ペグは紛失したり、壊れやすいキャンプ道具でもありますので、
予備として気になったペグを購入してみるのもおすすめです。
是非適切な種類のペグを選んで安全なキャンプを楽しんでくださいね!
砂浜や雪上キャンプでおすすめのペグについては以下の記事を!
河原でおすすめのペグについては以下の記事を!
ペグケースについてもっと知りたい方には、以下の記事がおすすめです。