ガスランタンの選び方とおすすめ12選【用途別・メーカー別にご紹介】
LEDランタンが人気を集めていますが、光が少々単調に感じますよね。
そう感じるあなたにぜひ使っていただきたいのがガスランタンです。
ガスランタンの炎の灯りはどこか温もりがあり、キャンプサイトの雰囲気を幻想的にしてくれます。
私は友人とのキャンプでガスランタンをよく使うのですが、非常に評判がいいです。
魅力満載のガスランタンについて、選び方とおすすめ商品をご紹介します。
ガスランタンのメリット・デメリット
参照:Amazon
メリット
まず扱いやすさが挙げられます。
たいていのガスランタンは、ガス缶をつけてつまみを捻るだけで点火できてしまいます。
メンテナンスも非常に簡単で、汚れを布などでふき取るだけでOKです。
また、大光量であるのも強みです。
ガソリンランタンには劣ってしまいますが、ガソリンランタンは点火やメンテナンスが少々大変なので、ガスランタンの方がバランスが取れているといえます。
炎の揺らめきを堪能できることも大きな魅力で、ガスランタンの灯りに魅せられた人は後を絶ちません。
デメリット
ガスランタン最大のデメリットは、ランニングコストが高いことです。
燃費があまり良くないため、ガス缶を比較的頻繁に交換しなければなりません。
また、気温が低いと灯りが小さくなってしまうこともデメリットです。
これはガス缶が冷やされることで起きる現象で、防ぐことは難しいです。
ですから冬キャンプには向いていません。
ガスランタンの選び方
ではここからは、実際にガスランタンをどう選べばいいかをみていきましょう。
重要なのは、用途とガス缶の種類です。
ガスランタンは用途で選ぶ
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ガスランタンの中にはメインランタンとして使えるものと、テーブルランタンとして使えるものがあります。
2つの大きな違いは明るさです。
メインランタンとして使いたいのであれば200W程度、テーブルランタンとして使いたいのであれば100W程度を目安にして購入してください。
ガスランタンはガス缶の種類で選ぶ
OD缶とCB缶
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ガス缶には大きく分けて2種類あります。OD缶(写真右)とCB缶(写真左)です。
OD缶はOutdoor(アウトドア)缶の略です。
キャンプ初心者の方にはあまり見慣れない形のガス缶かもしれませんが、キャンプや登山などで頻繁に使われます。
屋外でも安定した出力を誇り、耐寒性能も比較的高いですが、価格はCB缶よりも高いです。
一方のCB缶はCassette Gas Bombe(カセットガスボンベ)缶の略です。
カセットコンロに使われるガス缶なので、こちらの方が馴染みがあるかもしれません。
非常に安いですが、耐寒性や出力の安定性はOD缶より劣ります。
また、アウトドア用のバーナーなどはOD缶に対応しているものが若干多いので、汎用性もやや劣ります。
メーカー
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メーカーによって使えるガス缶が決まっているのも重要なポイントです。
ランタンやバーナーのメーカーと異なるメーカーのガス缶を使うと、事故が起きてしまう可能性があります。
ですから、もし既にバーナーを持っているのであれば、ガス缶を使いまわせるので同じメーカーのランタンを買うのがおすすめです。
メイン用ガスランタンのおすすめ6選
Coleman(コールマン) 2500ノーススターLPガスランタン
明るさ:200W
サイズ:直径14.5cm×高さ26cm
重さ:1300g
燃焼時間:4~8時間
缶のタイプ:OD缶
メイン用ガスランタンの定番です。
明るさはガソリンランタンに引けを取らず、点火装置がついているので点火は簡単です。
Coleman(コールマン)はバーナーのラインナップも豊富なので、今後バーナーを買う予定がある人はColeman(コールマン)を選んでおくと安心です。
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) テラパワーガスランタン<L>
明るさ:280W(点火の3分後)、230W(点火の30分後の平均)
サイズ:直径20cm×高さ23cm
重さ:1500g
燃焼時間:2時間40分~3時間
缶のタイプ:OD缶
ガスランタンの中でもトップクラスの明るさを誇り、メインランタンにぴったりです。
頑丈なケースがついているのもありがたいです。
一方で、燃焼時間は比較的短いので注意が必要です。
UNIFLAME(ユニフレーム) フォールディングガスランタンUL-X
明るさ:240W(プレミアムガス使用時)、210W(レギュラーガス使用時)
サイズ:幅13.5cm×奥行き12cm×高さ35.5cm(使用時)、幅13.5cm×奥行き12cm×高さ21cm(収納時)
重さ:1400g
燃焼時間:4時間(プレミアムガス使用時)、5時間(レギュラーガス使用時)
缶のタイプ:CB缶
CB缶が使えるメインランタンとして人気が高い商品です。
火力は十分で、ランニングコストは抑えられるため、非常にコストパフォーマンスが高いです。
ホヤ部分が収納できるのも便利です。
SOTO(ソト) 虫の寄りにくいランタン
明るさ:230W
サイズ:直径13.6cm×高さ37.5cm(使用時)、幅13.6cm×高さ22.5cm(収納時)
重さ:1300g
燃焼時間:3時間
缶のタイプ:CB缶
ランタンの弱みは、光に虫が集まってきてしまうことですよね?
ですがこのランタンは、その名の通り虫が寄りにくいです。
光をオレンジ色に変換することで、虫が光を感じにくくなる仕組みです。
明るさはメインランタンに十分で、また、CB缶なのでランニングコストがそこまでかかりません。
Snow Peak(スノーピーク) ギガパワーBFランタンGL300A
明るさ:170W
サイズ:直径13cm×高さ23.5cm
重さ:1025g
缶のタイプ:OD缶
オーソドックスなガスランタンです。
自動着火装置がついているので、初心者でも簡単に使いこなせます。
メンテナンスがしやすい構造になっているのも強みです。
EPI(イーピーアイ) MBランタンオート
明るさ:200W
サイズ:直径10.4cm×高さ14.1cm
重さ:265g
燃焼時間:3時間20分
缶のタイプ:OD缶
圧倒的な軽さが自慢のランタンです。
最小限の装備でキャンプに行きたいという方にはぜひ使っていただきたいです。
明るさも燃焼時間も十分なので、メインランタンとして活躍してくれます。
テーブル用ガスランタンのおすすめ6選
Coleman(コールマン) ルミエールランタン
サイズ:直径7.3cm×高さ18.3cm
重さ:210g
燃焼時間:28~30時間
缶のタイプ:OD缶
テーブル用ガスランタンの中でも特に強い人気を誇るのがこのルミエールランタンです。
デザインが美しいので、特に女性キャンパーからの人気が高い印象を受けます。
マントルがないので点灯が簡単で、キャンドルのような炎がテーブル上を華やかに彩ります。
燃焼時間が非常に長いのもおすすめポイントです。
ルミエールランタンに関しては、以下の記事がおすすめです。
コールマンのルミエールランタンとは?その魅力や使い方、スノーピークノクターン等類似商品もご紹介!
Coleman(コールマン) フロンティアPZランタン
明るさ:80W
サイズ:幅10cm×奥行き7.5cm×高さ13cm
重さ:200g
燃焼時間:6~12時間
缶のタイプ:OD缶
こちらも人気があるランタンです。
炎を楽しむことはできませんが、グローブがすりガラスになっているため、やさしい光がテーブルを照らしてくれます。
Snow Peak(スノーピーク) リトルランプノクターン
サイズ:幅4.2cm×奥行き4cm×高さ10.5cm
重さ:102g
燃焼時間:35時間
缶のタイプ:OD缶
ルミエールランタンと人気を分け合う存在がこのノクターンです。
ルミエールランタンよりも軽量コンパクトで荷物になりにくいです。
また、1時間につきガスをわずか7gしか消費しないので、残り少ないガス缶も使用できます。
明るさの調節幅はルミエールランタンに劣ります。
どちらを選ぶかは好みの問題になってくると思います。
Snow Peak(スノーピーク) ギガパワーランタン天オート
明るさ:80W
サイズ:直径5.9cm×高さ9.5cm(使用時)、幅6.2cm×奥行き6.5cm×高さ10.3cm(収納時)
重さ:125g
燃焼時間:4時間45分
缶のタイプ:OD缶
Snow Peak(スノーピーク)のランタンといえばこれ!というくらい定番のモデルです。
軽量コンパクトと明るさを両立させています。
また、マントルは丈夫なのでそこまで買い替える必要がなく、ランニングコストを抑えることができます。
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) キャンドルガスランタン
サイズ:直径4.6cm×高さ15.6cm
重さ:110g
燃焼時間:32時間
缶のタイプ:OD缶
ルミエールランタンやノクターンと同じ、キャンドルタイプのランタンです。
サイズはルミエールランタンとノクターンの中間くらいで、扱いやすい大きさです
価格もリーズナブルなので、ルミエールランタンかノクターンかで悩んだら、CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)のランタンを買ってしまうのもありです。
IWATANI-PRIMUS(イワタニプリムス) 2245ランタン
明るさ:100W
サイズ:幅8.3cm×奥行き8.3cm×高さ12.7cm
重さ:200g
燃焼時間:8時間
缶のタイプ:OD缶
PRIMUS(プリムス)のバーナーを持っている方は多くいらっしゃると思います。
ガス缶を使いまわしたいのであれば、この2245ランタンはおすすめです。
明るさも燃焼時間も十分ですし、デザインや光の雰囲気も洗練されています。
ランタンと一緒に購入したいランタンスタンド(ランタンポール)
出典:amazon(アマゾン)
ランタンを吊るすスタンドのことを、ランタンスタンド(ランタンポール)といいます。
ランタンスタンド(ランタンポール)を使うことで、ランタンの明かりをテントサイト広範囲に行き渡らせることが可能になります。
他にも夏場のキャンプでは、虫をテントサイトに近づけないよう少し離れた場所にランタンスタンドを建てるなどの工夫も可能です。
ランタンスタンドにもいくつか種類があるので、是非以下の記事で選び方やおすすめを確認して見てくださいね。
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まとめ
ガスランタンの魅力は伝わりましたか?
他のランタンとは一風変わった特徴をガスランタンは持っています。
LEDの単調な光や、ガソリンランタンの煌々とした光ではなく、たまにはガスランタンの柔らかくあたたかな光を楽しんではいかがでしょうか?