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野菜のバーベキュー

バーベキューにぴったりの野菜15選!それらを使ったレシピも紹介

バーベキューといえばメインの「肉」に気をとらわれがちですが、サイドの野菜があってこそ、メインを美味しくいただけるのです。

野菜といってもただ切って焼くだけではありません。少し工夫をするだけでそれぞれの持ち味を最大限に活かしてあげられるのなら、知っておくほかないでしょう!ということで、今回はメイン超え級のポテンシャルをもつ野菜15選をお届け。下ごしらえや事前準備のポイントを交えながら、奥が深い野菜の世界にお連れいたしましょう!

バーベキューに持っていく野菜の下ごしらえは必要?

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バーベキューで使用する野菜の下ごしらえといえば地味に時間を要するところ。必ずしも必要という訳ではありませんが、事前に準備をしておくことで当日はスムーズなバーベキューが楽しめます。

ジャガイモ・トウモロコシ・カボチャは事前にレンジで加熱することで調理時間が大幅に短縮できます。芋類に関しては加熱することで変色を防ぐことができるので一石二鳥なのです。

ジャガイモだけでなく、野菜によっては事前に処理することで変色しやすいものもあります。下ごしらえをするタイミングや方法も野菜によって異なるため、詳しくはおすすめの野菜と一緒にお伝えしていきます。

バーベキューにおすすめの野菜15選

沢山種類があるなかでもバーベキューにおすすめな野菜15種をご紹介。それぞれに合わせた下ごしらえの方法や調理方法と一緒にお届けします!

玉ねぎ

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バーベキューの王道野菜といえば、玉ねぎ。よく洗って芽・根をきり落とした後、好みの厚さに切って焼くだけで美味しいのが玉ねぎの強みです。

そのまま焼くのも良いですが、アルミホイルで包んで丸焼きにするとホクホクの食感が楽しめます!

とうもろこし

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甘い野菜の代表格、とうもろこしはマストです。とうもろこしは皮を1層残し、さっと水にくぐらせてからラップで包んでレンチンするのがおすすめ。

事前に加熱調理することで当日はさっと焼くだけでも美味しく食べられます。

長芋

 

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変色しやすい長芋も工夫をすれば大丈夫。長芋は皮を剥いて好みの厚さに切った後は、袋に入れて水につけるだけで準備完了。6時間後でも変色せずに瑞瑞しい長芋が楽しめます。

調理時間の長さによってサクサク・ホクホクと異なる食感に出会えます!

なすび

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バーベキューといえば、なすびも欠かせません。薄い輪切りも良いですが、なんといっても丸焼きが絶品。オリーブオイルを薄く表面に塗って、網に乗せるだけ。

亀裂が入らない程度にひっくり返しながら焼くことで、食べた瞬間ジュワっと口の中でとろけます。

万願寺とうがらし

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辛くないとうがらしとして知られる万願寺とうがらし。肉厚で甘みが強く、タネも少ないためそのまま焼いて食べられるお手軽さが高ポイント。

シンプルに塩で食べるのもよし、焼き肉のタレでがっつり食べるのもよし。

にんにく

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食材の美味しさを格段にアップしてくれるにんにくですが、丸ごと焼くだけで主役級の美味しさを放ちます。オリーブオイルでぐつぐつ煮るのも良いですが、大胆に皮ごと焼くのも◎。

下準備もなく放置プレーで完成するので是非お試しください!

アボカド

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いつものスタイルに飽きがきたなら、アボカドなんていかがでしょうか。調理方法は通常とおり、半分に切って種をとるだけ。

切り口・皮ともに軽く焦げ目がつく程度に焼いた後、お好みで塩・醤油で召し上がれ。

じゃがいも

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じゃがいも×バターは誰もが1度は食べたことがあるのではないでしょうか。トウモロコシと同様、レンジで加熱しておくと変色が防げるだけでなく、火の通りも早くなります。

間違いない組み合わせを味変で楽しみたい人は明太子・チーズをトッピングがおすすめ。

かぼちゃ

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硬いかぼちゃはそのままだと火も通りにくく調理が大変。バーベキューで食べるなら薄くスライスし、さらにレンジで少し加熱してあげることで調理時間も大幅に短縮できます。

事前にレンチンすることで少し焼き目をつけるだけ食べられるので焼き過ぎて黒こげになった、なんて事態も回避できます。

しいたけ

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洗う必要のないしいたけはバーベキューでもお手軽な食材のひとつ。軸を取って焼くだけなのですが、軸のある裏側を上にして置くのがポイントです。

裏返さずに焼くことで水分が飛び過ぎずジューシーな仕上がりになります。

さつまいも

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お家で焼き芋を楽しむとなると中々のハードルの高さですが、バーベキューだからこそ挑戦したいのがさつまいもです。新聞を水で濡らしてさつまいもを包んだ後、アルミホイルでくるむことでジューシーな仕上がりになります!

おやつにもなるのでお子様とのバーベキューにもおすすめです。

長ネギ

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長ネギといえばぶつ切りスタイルが定番ですが、今年の夏はアルミホイルで包んでみてください!切らずにそのまま包んで焼くだけなので、事前の準備は洗うだけ。

どんな長ネギでも出来ちゃいますが、太めのものを選ぶとさらに良きです。

アスパラ

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そのまま焼けるお手軽さが良いアスパラ。そのままでももちろん大丈夫なのですが、1/3程アスパラの下部をピーラーで表面を削ってあげると、口の中でモソモソなることもなく美味しく頂けます。

塩胡椒・オリーブオイルを馴染ませてから焼くと美味しさがさらにアップします!

ピーマン

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ヘタ・タネを取り除いて丸ごと焼いてほしい野菜といえばピーマンです。切ってから焼くのも良いですが、丸ごと焼くことでジューシーさが格段にあがるのです。

シンプルに焼くだけでなく、チーズを詰め込んで焼いたあとに焼き肉のタレをくぐらせるパターンも良きです!

エリンギ

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ピーマンに続いてそのまま焼いてほしいのがエリンギ。いつもの料理では切ったり裂いたりして使うことが多いですが、丸ごと焼くことで旨味と水分がぎゅっと閉じ込められるのです。

お家だとオーブンやトースターで手軽に試せるのでぜひご賞味ください!

バーベキューにおすすめの野菜を使ったレシピ8選

そのままシンプルに焼くだけでも美味しいのですが、一手間加えると絶品の一皿になるポテンシャル高めの面々。なかでも特におすすめしたいレシピを8選ご紹介!

【これ!うま!!ズッキーニとマッシュルーム入りガーリックシュリンプ】

材料
海老 6尾
ズッキーニ 1本
マッシュルーム 4個
ライム 1/3個
にんにく 2片
鷹の爪 1本
これ!うま!!つゆ 20ml
白ワイン 15ml
オリーブオイル 15ml

1.輪切りにしたズッキーニ・半分に切ったマッシュルーム・半分に切って薄切りにしたライム・みじん切りにしたにんにく・半分に折った鷹の爪を準備します。

2.にんにく・白ワイン・オリーブオイルに下処理をした海老を加え、しっかりと揉み込んだ後冷蔵庫で1時間以上つけ込みます。

3.2.と鷹の爪を中火で炒め、海老が赤くなってきたらズッキーニ・マッシュルームを加え、蓋をして蒸し焼きにします。

4.最後にライム・これ!うま!!つゆを絡めて完成です!

海老は前日にジップロックに入れて仕込むと持ち運びも便利。ズッキーニとマッシュルーム単体でも美味しいのですが、海老の旨味が加わったアヒージョは絶品です。

【アスパラしらすチーズ】

材料
アスパラ 300g
シラス 80g
スペイン産エクストラバージンオリーブオイル 大さじ2
塩こしょう 適量
粉チーズ 大さじ2

1.アスパラは根元の硬い部分を取り除き、乱切りにします。

2.オリーブオイルを中火にかけ、アスパラとシラスを加えて炒める。

3.塩こしょうで味を整えた後に火を止め、粉チーズをふりかけて完成。

オリーブオイルで炒めることでサクッとなったシラスの食感と塩っけがアスパラに合うのです!バーベキューに限らずお家でもできる手軽さが魅力です。

【肉越え玉ねぎステーキ】

材料
玉ねぎ 1個
バター 10g
おろしにんにく 3cm
ポン酢 大さじ2
ケール 適量

1.玉ねぎは1.5cmほどの幅で輪切りにします。

2.フライパンにバター・玉ねぎを入れて弱中火で4分ほど焼きます。

3.焼き目がついたらひっくり返し、両面が焼けたらにんにく・ポン酢を混ぜて回し入れたら完成。

レシピでは最後にケールを散らしていますが、無ければパセリ・青ネギを代用しても美味しい!

【メキシカンスタイルの焼きとうもろこし】

材料
とうもろこし 1本
バター 適量
チーズ 適量
ライムの皮 適量
塩こしょう 適量
チリパウダー 適量
ガーリックマヨネーズ 適量
パクチー 適量

1.加熱したとうもろこしをぶつ切りにし、こんがりと焼き目がつくまで炒める。

2.バターを絡めて、塩こしょう・チリパウダー・チーズ・ライムの皮→ガーリックマヨネーズの順番で味付けしていきます。

3.追いチーズと追いチリパウダーで仕上げた後、パクチーを散らして完成です。

メキシカンスタイルの焼きとうもろこしはメキシコの屋台フード「エローテ」といって、日本でいう焼きとうもろこしのように親しまれているものだそう。異国感漂う味付けが楽しめる逸品。

【万願寺とうがらしのじゃこ炒め】

材料
万願寺とうがらし 150g
ちりめんじゃこ 40g
みりん 大さじ1
醤油 大さじ1
酒 大さじ1
ローストアーモンド 20g
ごま油 大さじ1

1.万願寺とうがらしをヘタ・タネは取らずにナナメ切りにする。

2.フライパンにごま油とちりめんじゃこを入れて弱火で炒める。

3.万願寺とうがらしを入れてさらに軽く炒める。

4.火をとめたらみりん・醤油・酒をまわし入れ、再度火をつけて中火で水分がなくなるまで炒める。

5.刻んだアーモンドを最後に入れて完成。

間違いなくごはんに合う味付けですが、バターと一緒にゆでたパスタと和えても和風な仕上がりが美味。

 

【アボカドのチーズ焼き】

材料
アボカド 1個
クリームチーズ 25g
マヨネーズ 適量
ブラックペッパー 適量
ミックスチーズ 適量
オリーブオイル 適量

1.アボカドを半分に切ってタネを取る。

2.さいの目状に切れ目を入れる。

3.クリームチーズを半分に切って真ん中のくぼみに入れる。

4.マヨネーズ→ブラックペッパー→ミックスチーズ→オリーブオイルの順番にかけて焼き色がついたら完成。

オリジナルレシピではトースターで調理していますが、バーベキューで調理する場合、スキレットを代用しても◎。

【ナスビのピッツァ】

材料
なすび 1本
にんにく 適量
ケチャップ 適量
チーズ 適量
オリーブオイル 適量

1.なすびのヘタを取って縦半分に切る。

2.天板にアルミホイルを敷いた後になすびをセットし、にんにく→ケチャップ→チーズ→オリーブオイルの順番にかける。

3.焼き目がついたら完成。

アボカドのチーズ焼き同様トースターで調理していますが、アルミホイルに包んでそのまま焼くスタイルでもいけちゃいます!

【究極のガリエリバター】

材料
エリンギ 3本
バター 20g
刻んだにんにく 2片
醤油 大さじ1
オイスターソース 大さじ1
鶏ガラスープの素 小さじ1
水100cc
鷹の爪 お好みの量
刻んだパセリ 適量

1.輪切りにしたエリンギの片面に格子状の切り込みを入れる。

2.フライパンにバターを入れてエリンギを炒める。

3.軽く色が付いたら刻みにんにくを加えてさらに炒める。

4.好みの焼き加減になったら醤油・オイスターソース・鶏ガラスープの素・水・鷹の爪を入れて、水分がなくなるまで煮詰める。

5.最後にパセリを散らして彩りを添えたら完成。

にんにくは焦げ易いため火加減に注意しながら炒めるのがポイント。ガーリック×バターときたら間違いなくビールに合います!

まとめ

奥が深い野菜の世界。ただ切って焼くだけではその奥にある美味しさには辿り着けません。

メインにしっかりと向き合うように、野菜とも少し向き合ってみるのはいかがでしょうか。下準備はもちろん、焼き方ひとつにもこだわることで、メイン超えの美味しさが待っているかもしれません!