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ソロキャンプ女子完全ガイド【初心者におすすめ】

アイキャッチ画像出典:Unsplash

「お1人様○○」という言葉か定着し、女性でも1人で焼肉やラーメン屋、カラオケなど行く人が多くなりました。

その傾向はキャンプでも同様です。
ソロキャンプといえば男性のするイメージが強かったですが、最近は1人でキャンプを楽しむ方がどんどん増えてきています。

女子ソロキャンプには魅力が満載である一方、注意すべき点も多くあるため、様々な事態に対して用意をしておく必要があります。
今回は、そんな女子ソロキャンプを楽しむための完全ガイドをご提供します。

さっそく見ていきましょう。

女子ソロキャンプの魅力


出典:photoAC

キャンプと言えば、テントの設営や荷物運びなどの体力仕事が多いので、男性がするイメージが強いかもしれません。
しかし、ソロキャンプ人気を受けたメーカーが、軽量・コンパクトなギアを次々と販売しているため、女性でも気軽に女子ソロキャンプを始めることができるようになり、人気も高まっています。

もちろん、人気の理由はそれだけではありません。
女子ソロキャンプの人気の秘密を見ていきましょう。

ギアを安く揃えられる


出典:photoAC

キャンプ用品を全て揃えるとかなりの費用が掛かります。
さらに、複数人でキャンプをするために大きいサイズのギアを揃えれば、さらに出費が増えてしまいます。

しかし、ソロキャンプ用のギアは比較的安く手に入るため、あまりお財布にダメージを与えずにギアを揃えることができます。
かわいいデザインのものも多いので、日常生活でも使うことができてお得です。

自由に過ごせる


出典:photoAC

ソロキャンプでは誰かと予定を合わせて計画する手間がないので、いつでも気軽に行くことができます。
自由度が高く、ゆっくり自分の時間を過ごすことが何よりも魅力的です。

何をするにも気にすることなく、読書や焚火、ティータイムなど、自然の中で味わう無心の時間は、仕事や生活で疲れた心を癒せる大事な時間にもなります。

日々のめんどくさい人間関係を忘れ、自分自身とゆっくり向き合える時間は貴重です。
私自身も色々なリフレッシュ方法を試してきましたが、ソロキャンプが今のところ断トツで効果的だと感じています。

女子ソロキャンプの注意点


出典:photoAC

キャンプ人口が増えたことで、マナーを守らない人が増え、それに伴ってトラブルも増えています。
そういったトラブルに巻き込まれない対策は必要ですが、それ以外にもソロキャンプで気を付けておくことはたくさんあります。
しっかり対策や準備をして、女子ソロキャンプを楽しみましょう。

害獣被害


出典:photoAC

自然豊かな場所で行なうキャンプでは、人が自然に踏み込んでいる以上、野生動物との遭遇は避けられません。

500人ほどが宿泊していた長野・小梨平キャンプ場のゴミを漁りに来た熊が、テント4張りを襲い、女性が10針の怪我をしたニュースがありました。
人が多いキャンプ場には野生生物が来ないと思いがちですが、BBQや食べ物の匂いに誘われたり、好奇心で動物が寄ってくることがあるため、イノシシや熊などの目撃情報は絶えません。

さらに、長雨で山に食料がなくなるなどの変化で、害獣が行動範囲を広げ、人のいるキャンプ場やハイキングコースや人里にも出没しています。
熊は12月~4月の間冬眠していますが、冬眠前後の春と秋は食料を求めて活発になり、夏には繫殖期を迎え警戒心が強くなるため、常に危機感を持つように環境省も警告を促しています。

 

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様々な対策が考えられますが、最も簡単な対策は、「サイトの端にテントを張らない」ことです。
小梨平キャンプ場の一件でもそうでしたが、当然のことながら熊は山に近いところに張ってあるテントを狙います。
周囲がすべて自然に囲まれているようなサイトの場合は、できる限り中心に近いところにテントを張りましょう。

熊対策について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

盗難被害


出典:photoAC

キャンプブームでキャンプ用品を求める人が多く高値で取引できるため、盗品を転売する人も増えているようです。
そのような状況下で、もっとも狙われやすいのがソロキャンパーです。

テントを離れる時や就寝時は、ギアをしっかりテントの中に入れて、ダイヤルロックをしておくなどの防犯対策をしましょう。
また、比較的セキュリティ対策がしっかりしている、オートキャンプ場やグランピングを選ぶのも初心者の方にはおすすめです。

センサーライトを設置したり、就寝時もテント内のライトをつけたり、靴を複数出したりしておくことでも窃盗被害を未然に防ぐことができます。
それでも不安な方は、防犯ブザーや催涙スプレーを持ち歩くなど、何かあったときに役立つものを持っておきましょう。

利用者トラブル


出典:photoAC

区画サイトなのに他人の区画に入ったり、女性キャンパーに不審な行動をとったり、お酒が入って迷惑行為をしたりする方もいます。
何かあったときの為に、周りの人とコミュニケーションをとっておいたり、どんな人が利用しているのか把握しておくということが大切です。

女というだけでトラブルに巻き込まれやすく、ソロキャンプともなればさらにリスクが高くなります。
リアルタイムでインスタを更新すると良からぬ人から探られることがあり、女子ソロキャンプと知られてしまえば色々な危険があります。
インスタ投稿はほどほどにし、時差投稿するなど工夫しましょう。

キャンプ場の選び方


出典:photoAC

事前に対策しておくことでトラブルに巻き込まれないようにすることができます。
その対策の1つとして、キャンプ場選びが大きなポイントになってきます。

一見すると管理がしっかりしているキャンプ場に見えても、実際は管理が行き届いていないこともしばしばです。
口コミでも良し悪しがわかるので、事前に調べて把握しておきましょう。

以下ではチェックすべきポイントをいくつかご紹介します。

管理人が常駐している


出典:photoAC

キャンプはいくら気を付けていてもトラブルが付き物です。
色々な方が利用しているため、夜間に騒音を出す人、酔っぱらって迷惑行為をしている人など、ルールやマナーを守らない人も多く、隣人トラブルも少なくありません。

また、ペグが折れてしまったり、テントが敗れてしまったり、ギアが破損したりすることもあります。

そんな時に管理人さんが24時間いてくれれば、なにかトラブルが起こった時や、困った時に助けてくれます。
不安が多い場合は、管理棟に近い場所にテントを設営しましょう。

区画サイトになっている


出典:photoAC

フリーサイトは色々な方と交流できたり、好きな場所でキャンプが出来たりするなどのメリットがありますが、防犯や安全面を重視すれば、区画サイトであることは必須事項です。

他の区画に立ち入ることは禁止なので、不審な気配や異変にもすぐに気付くことができます。
また、防犯効果を高めるためにセンサーライトを設置することも可能です。

最近ではYouTubeの撮影をしているユーチューバーの方もいるので、映り込みが不安視されることもありますが、区画サイトであればその不安も軽減されるので安心できます。

行き慣れている


出典:photoAC

行き慣れているキャンプ場であれば、気温やフィールドの状態をある程度わかっていますよね。
そのため、持って行かなくていいものを見極めることがしやすく、ひいては荷物の削減につながります。

また、炊事場やお手洗いの場所や、そのキャンプ場ならではの雰囲気や特徴を知っているだけでも安全対策になります。

公共交通機関で行ける


出典:photoAC

車で知らない場所に1人で行くのは不安が多く、公共交通機関を使ってソロキャンプに行く若いソロキャンパーが増えており、彼らはキャリーキャンパーやスーツケースキャンパーと呼ばれています。

オートキャンプは非常に楽です。
しかし、渋滞や運転の疲れが出てしまって満足にキャンプをできなかったり、帰りの運転が憂鬱になってしまったりするデメリットもあります。

その点公共交通機関を使えば行き帰りでゆっくり休むことができますし、ソロキャンプであれば荷物も少ないのでそこまで大変でもありません。

また、公共交通機関を利用してキャンプに行く方の多くはキャリーケースを愛用しています。
多少荷物が多くなってもキャリーケースなら女性でも持ち運びが楽で、車で行くより気軽にキャンプが楽しめるのでおすすめです。

女子ソロキャンプにぴったりのギア10選

NORDISK(ノルディスク) アウトドア テント ユドゥンテックミニ

使用時サイズ:幅210×奥行き155×高さ125cm
収納時サイズ:幅28×奥行き20×高さ26cm
重量:4.2kg

2人で使用しても余裕の広さなので、盗難防止にテント内に荷物を全て収納できます。
ソロキャンプで十分に活用でき、見た目もおしゃれなデザインでコンパクトにまとまるので、女性人気が高いテントです。

ソロキャンプにおすすめのテントは、こちらの記事で詳しくご紹介しています。

snow peak(スノーピーク) オゼンライト

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スノーピーク(snow peak)
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使用時サイズ:幅29.7×奥行き21×高さ8.5cm
収納時サイズ:幅29.7×奥行き12×高さ5cm
重量:270g

270gという超軽量のテーブルです。
リュックやバックパックに楽々収納できるサイズなので、荷物をとにかくコンパクトにまとめたい女子ソロキャンパーにおすすめです。

こちらの記事でソロキャンプ用テーブルについて詳しくご紹介しています。

Moon Lence(ムーンレンス) アウトドアチェア

使用時サイズ:幅55×奥行き61×高さ67cm
収納時サイズ:幅35×奥行き12×高さ9cm
重量:930g
耐荷重:150kg

重くてかさばりがちなチェアですが、こちらは930gの超軽量。にもかかわらず耐荷重は150kgと超頑丈です。
それだけでなく、デザインの種類も豊富なので、女性ソロキャンパーの方に特に人気の高いギアです。

snow peak(スノーピーク) HOME&CAMPバーナー

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スノーピーク(snow peak)
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使用時サイズ:幅30.1×奥行き34.6×高さ12cm
収納時サイズ:幅9×奥行き12×高さ25.5cm
重量:1.4kg

バーナーは不安定なものが多く、火傷や火災、ガス爆発の原因になりかねません。
しかしこのバーナーはコンロのように安定していて、ボンベもケースにセットするタイプなので遮熱できるので、安全性が高いです。
さらに、収納時は五徳を本体に収納できるなど、見た目だけでなく機能性も洗練されたデザインになっています。

ソロキャンプにおすすめのシングルバーナーをもっと知りたいという方はこちら。

LOGOS(ロゴス) ピラミッドグリル

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ロゴス(LOGOS)
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使用時サイズ:幅19×奥行き19×高さ15cm
収納時サイズ:幅24×奥行き18.5×高さ3.5cm
重量:1kg

組み立てが難しいものや、少しコツのいるものが多いグリルですが、こちらは「10秒組み立て10秒収納」と宣伝されているほど、初心者でも簡単に組み立て可能です。
B5サイズほどの大きさでコンパクトに収納できるので、ソロキャンプにおあつらえ向きです。

紹介しきれないソロキャンプ向け焚き火台はこちらをチェックしてください。

GENTOS(ジェントス) LEDランタン

使用時サイズ:幅12.9×高さ24.6cm
重量:1.22kg(電池含む)
点灯時間:白色(強/7時間、弱/260時間)、昼白色(強/16時間、弱/350時間)、暖色(強/16時間、弱/350時間)、キャンドル/300時間

ガスや燃料式のランタンもありますが、防犯や安全面を考えて女性ソロキャンプにはLEDが向いています。

夜間でも十分使える1300ルーメンの明るさで、調光・調色機能も付いているので、就寝時の防犯のためにも使えます。
リラックスタイムには、光量がランダムに変わるキャンドル機能も付いているので、荷物の少ないソロキャンプでも、これ1つで色々な使い方ができて非常に便利です。

まだまだおすすめのLEDランタンはあるのでぜひこちらも見てみてください。

LEEPWEI(リープウェイ) シュラフ

使用時サイズ:幅210×奥行き75cm
収納時サイズ:幅35×奥行き17cm
重量:1.1kg
最低使用温度:5℃
快適使用温度:10℃

足元から全開にすれば1枚のブランケットになるので、暑い夏でも敷布団代わりにもなり、春夏秋冬どの季節でも使用できる便利なシュラフです。
さらに、丸洗い可能なので心配な汚れも匂いも気にせず使うことができます。

ABASK(アバスク) 防犯カメラ トレイルカメラ

使用時サイズ:幅18×奥行き14×高さ10.4cm
重量:500g

屋外用の防犯カメラで、雨風や塵や砂にも強いので安心して使えます。
常時電源で使用可能ですが、キャンプで電源を供給できない場合は乾電池で動きます。
また、赤外線カメラを搭載しているので、夜間でもはっきり撮影できて非常に便利です。

LuminAID(ルミンエイド) パックライト マックス

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luminAID(ルミンエイド)
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使用時サイズ:幅15×奥行き15×高さ15cm
収納時サイズ:幅15×奥行き15×高さ2cm
重量:165g

ソーラー充電のライトなので電池切れを心配する必要がありません。
また、USBポートが付いているので、スマートフォンの充電ができます。

夜間の防犯対策として付けておきたいランタンは特にかさばり、コンパクトなものが少ないです。
しかしこのランタンは、厚さ2cmまで薄くなり、重さも165gなので、荷物量を考えなくて済みます。

もちろん光量も調節できるなど利便性も高く、隙のないギアです。

GoodsLand (グッズランド) トリプル ホイッスル GD-TPHUE

使用時サイズ:幅5.8×奥行き2.8×高さ0.8cm
重量:25g

防犯と言えば防犯ブザーですが、いざという時に電池がなくなっていたり、壊れていたりすることがあります。

その点アナログの笛は電池切れ等を気にする必要はありません。
しかも、防犯対策としてだけでなく、災害時の救助要請や、害獣の熊除け対策としても使うことができます。
さらに車のクラクションが110dbの音量ですが、この笛は150dbの大音量になり、必要な時に役立てることができます。

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まとめ


出典:photoAC

キャンプ場は娯楽施設であり、家族や友人、1人で利用している方など様々な利用者がいます。
公共の施設なので、どうしてもトラブルが起きてしまったり、巻き込まれてしまうことがあるかもしれないことを忘れないでください。

ソロキャンプ初心者で不安が多いかもしれませんが、事前に準備・把握しておくことで危険を回避することもでき、女性ソロキャンパーさんも充実したキャンプライフを楽しんでいます。

しっかり準備や対策をして女子ソロキャンプを思いっきり楽しみましょう。

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