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キャンプの醍醐味!焚き火で冬キャンプをもっと楽しもう!

キャンプは、四季それぞれによって、その魅力や楽しみ方があります。
特に冬キャンプは寒さが非常に厳しいですが、一方でキャンプの醍醐味「焚き火」を一番堪能できる時期です!

今回は冬キャンプでの焚き火の魅力やこれから焚き火を始めたいという方に、焚き火の注意点やおすすめの焚き火台を紹介します!

焚火の魅力

身体が暖まる


まずは何と言っても、暖かさ!

気温が低い冬キャンプでは、防寒対策が欠かせません。冬キャンプで寒さから身体を守ってくれる方法としては、衣類やシェラフなどを冬仕様にすることがありますが、やはり「焚き火」を頭に浮かべる人は多いのではないでしょうか。

焚き火は、薪や落ち葉などを使って火を起こし、直接身体を暖めることができます。足元から身体を暖められることができて、冬のキャンプを楽しむにはとても重宝します。

気温や寒さに応じてサイズを変えたり、焚き火の場所を増やしたり、場面に応じた対応ができることも魅力ですね!

焚き火料理を楽しめる


焚き火は、身体を暖めるだけではなく、料理の熱源としても使うことができます。

焚き火の強い火力を使えば、自宅ではできない豪快なキャンプ料理を作ることができます!直火で魚やアルミホイルに包んだ食材を焼いたり、ダッチオーブンに肉や野菜などを入れて料理したり、食材本来の味を楽しめますよ。

冬キャンプでの焚き火を使った料理は、身体を暖めることができるメニューが多く、メニューを考えることも醍醐味です!

憩いの空間


焚き火の明かりや音、振動などには癒し効果があると言われています!

キャンパーの多くは、夜に焚き火の明かりをただぼんやりと眺めることが楽しみの一つです。焚き火の匂いやパチパチと薪が燃える音、焚き火のぬくもりを肌で感じることで、人の五感が刺激されてリラックスできるからです。

さらに、グループキャンプで楽しむ時には、同じ焚き火を囲み、同じ明かりをただ眺めてリラックスできます。そういった空間と時間を共有していると、自然とコミュニケーションが生まれてきます!

焚き火は人の五感を刺激しながら、他の人との憩いの空間を与えてくれる最高のアクティビティですね!

焚き火をする際の注意点

次に、焚き火をする際の注意点をご紹介します!

火を扱うことになるので、ルールを守って焚き火を行う必要があります。
特に初心者の方は、わからない部分だと思うので、参考にしてルールを守った焚き火を楽しみましょう!

直火か焚き火台か

焚き火は、地面に直接薪などを置いて焚き付けを行う直火と、焚き火台を使って行う焚き火の2つのやり方があります。直火と焚き火台での焚き火には、それぞれにメリット・デメリットがあり、また楽しみにも違いがあります。

目的や環境に応じて使い分けるとキャンプの楽しみの幅が広がります!

直火での焚き火


直火での焚き火は、焚き火台を使うよりワイルドで自由な焚き火を行うことができるといえます。また、焚き火台よりも地面に近い高さで焚き火を行うので、足元から身体を暖めることができます。
ですので、冬キャンプには特に向いているといえます!

しかし、一般的に炭は土に還らないといわれていますので、直火の焚き火は、環境へ影響を考えなければなりません。近年では、直火での焚き火におけるルールやマナーが守らないために、直火を禁止するキャンプ場が増えており、直火ができる場所が限られています。

直火での焚き火は、焚き火台を使うより準備、焚き付けから後始末までの正しい知識が必要になります。
直火で焚き火を行う場合には、正しい知識を持って安全に楽しむことが大切になります。

直火の焚き火ができるキャンプ場を知りたい方は、以下の記事がおすすめです。

焚き火台での焚き火

 

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焚き火台を使った焚き火は、芝や自然を傷つけることが無く、安心安全に焚き火ができます!

一からかまどを作らなければならない直火と違い、焚き火台は簡単に設営ができますし、後片付けも楽に行うことができます。
また焚き火台によっては、網焼きを使ってバーベキューをしたり、オプション品などを使ってダッチオーブンで料理を作ったりと楽しみ方も多くあります!

ただし、焚き火台の焚き火は直火の焚き火に比べて火の高さが高くなるので、足元が寒くなりがちです。冬のキャンプにおいては、足元の防寒対策として、ブランケットなどを自宅から持参することをおすすめします。

薪と炭の違い

炭と薪の違いは見た目だけではありません。

薪は木を切り出してカットしただけのものですが、炭は切り出した木を時間をかけて蒸し焼きにして炭化したものです。炭と薪それぞれの特長を知ることで、目的に合った使い方をして快適なキャンプを楽しみましょう!

薪の特徴


薪は、主に焚き火で暖を取るときに使います!
火付けがしやすので、小枝や細い木など燃えやすいもの使って火付けを行うことができます。

薪は炭よりも火力が強く温度も高くなりますが、火力を一定に保つことが難しいです。料理で使うときには、火が出ていない熾き火にして火加減を調整することがコツになります!

炭の特徴


炭は、主にBBQ(バーベキュー)などの料理に使います。

火付けには、着火剤や松ぼっくりなどを油分を含んだものを使うと火付けしやすくなります。火力は薪よりも弱いですが、火力が安定して持続するので、主に料理に向いています!

火起こし機や着火剤を使っても火起こしを簡単に行うこともできます。

後片付けを徹底

 

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焚き火の後片付けは、キャンプ場の景観維持や自然に悪影響を与えないようにルールとマナーに沿って徹底して行いましょう!

焼けて炭化した木には防虫・防腐効果があり、地面に埋めても自然にはなかなか戻りませんので、放置して帰ることは絶対にしてはいけません。焚き火後の炭や灰の後片付けは、キャンプ場ごとに決められたルールがあるので、利用する前には確認しておくことが大切です。

スムーズに焚き火の後片付けを行うコツは、薪などを燃やし尽くしておくことです。
焦った状態で後片付けを行う場合には、消火が不十分になり火事につながることがあります。また急いで消火してしまう時に、焚き火台に直接水をかけて焚き火台が変形してしまうなど良いことはありません。

焚き火の後片付けは、ルール・マナーに沿って、時間に余裕をながら徹底することが大切です!

焚火のコツ!手順ごとにご紹介

では、実際に焚き火のコツを手順ごとにご紹介しますね!
初心者の方は特に参考にしてみたください!

手順①:焚き火に必要な物を揃える

 

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まずは、焚き火に必要なものを揃えましょう。

最低限のものをリストにしたので、チェックしてみてください!

  • 着火剤(固形がおすすめ)
  • 割り箸・紐・乾燥した小枝など
  • チャッカマン
  • トング
  • 耐熱グローブ(軍手)
  • 焚き火台

手順②:焚き火台(かまど)を組み立てる

 

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焚き火台の場合には、焚き火台を組み立てましょう!

直火の場合には、地面を少し掘り下げて、その周りに平たい石を積み防風用のかまどを作ります。
この際、積み上げる石が丸いと不安定になるので注意してください!

焚き火は火の粉が飛ぶので、風向きやテントの位置を考えて場所決めすることがコツです!
ナイロン系は穴が開くので注意してください!

手順③:薪を組み上げる

 

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焚き火台(かまど)が組み立てられたら、着火剤をセットします。
使いすぎると臭い強くなるので注意しましょう!

そして、着火剤の上に、燃えやすい割りばし・小枝など乗せてから薪をのせます。

横から見て、炎が三角形に燃え上がるよう空気の通り道をイメージで組むと良いです!
初めから薪などを乗せすぎると酸素が行き渡らないので、燃えにくくなります。

手順④:火を付ける

 

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薪が組み上がったら、チャッカマンで火を付けます。

この時、一か所から火を付けるのではなく、前後左右など様々な方向から火を付け流のがコツです!
火が付いたら、薪に火が付くのを待ちます。

薪を動かして火を広げるのは、火力が弱まるので逆効果ですので気をつけましょう!

手順⑤:薪を追加する

 

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薪に火が回り燃え上がるようになれば、大きい薪を追加していきます。
一度薪に火が付けば、あとは自然に火が回りますので、焚き火を楽しむなら好みの炎を作るように薪を投入しましょう!

焚き火で料理をするのであれば、熾火を作るためにしばらく炎が落ち着くまで時間をおいてください!

初心者にもおすすめな焚き火台5選

 

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最後に、初心者にもおすすめな焚き火台を5つご紹介します!

焚き火台を選ぶポイントは、焚き火台を買うことで何をしたいのかを事前に決めておくことです。焚き火台の役割としては、焚き火、バーベキューグリル、ダッチオーブン料理と用途はさまざまです。自分の目的を決めておくと選びやすいです!

また、焚き火台の重量や収納サイズもチェックが必要です。冬キャンプは防寒対策で他のシーズンより荷物が多くなります。できる限り荷物を軽量にコンパクトにしておくと持ち運びが楽になりますよ!

snowpeak(スノーピーク)焚火台 L [3-4人用] ST-032RS ステンレス

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スノーピーク(snow peak)
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サイズ 使用時:350×350×248(H)mm/収納時:450×515×32㎜
重量 3.5㎏
材質 本体:ステンレス材

1996年にリリースされた焚き火台商品の原点となった超定番の焚き火台です。
耐久性を持たせるために1.5㎜厚ステンレス材を採用しているので、他にはない重量感と安心感があります。炉に燃焼性を高めるための空気穴を設けているので、燃焼効率も良いです!

焼き網や鉄板などのオプションが豊富で拡張性が高いので、長く使い甲斐がある商品です。
Mサイズでもコンパクトになっているので、大人数での使用にはLサイズをおすすめします!

UNIFLAME(ユニフレーム)ファイアグリル 683040

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ユニフレーム(UNIFLAME)
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サイズ 使用時:430×430×330(H)mm/収納時:380×380×70㎜
重量 2.7㎏
材質 本体:ステンレス材/脚:スチールパイプ/焼き網:鉄・クロームメッキ

1998年にリリースされた大人気ロングセラー商品です。手軽に焚き火、グリル、料理が楽しめるオールラウンダーの焚き火台です。

炉の四隅に隙間を開けて燃焼性を高め、炭床を平面で浅くすることで焚き火の炎が見えやすい構造になっています。鉄板、ポッドハンガーなどのオプションも充実していて拡張性にも優れています。

本体にロストルと脚を収納できるので、コンパクトに収納ができます。
コスパが良いことから、焚き火入門者から支持を得ています!

LOGOS(ロゴス) the ピラミッドTAKIBI

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ロゴス(LOGOS)
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サイズ 使用時:約390×385×280(H)㎜/収納時420×265×75㎜
重量 3.1㎏
材質 ステンレス材・スチール
付属品 焚火ゴトク、ワイヤーロストル、収納バッグ

焚き火とダッチオーブン料理が楽しめる元祖ピラミッド型の焚き火台です!

2つの五徳を組み合わせた耐荷重性の高いロゴス独自構造になっています。串焼きプレートが標準装備されているので、魚の串焼きも楽しむことができます。また、焼き網やBBQと焚き火を同時に行うことができる仕切りプレートなどのオプションも充実しており、カスタムする楽しみがあります。

CAPTAIN STAG(キャプテン スタッグ)ヘキサ ステンレス ファイアグリル

サイズ 使用時:475×410×300(H)mm/収納時:570×470×60(T)mm
重量 3.8㎏
材質 本体・底板:ステンレス鋼/バーベキュー網・目皿・スタンド:鉄(クロムめっき)
付属品 収納バッグ

焚き火、バーベキュー、ダッチオーブン料理が楽しめる1台3役の焚き火台です!

珍しい六角形の形状で安定感があり、炉の開口が広く薪も入れやすいです。25㎝ダッチオーブンを入れて直火にかけることができます。
組み立てと収納が簡単で、他のブランドよりも価格が割安です!

Coleman(コールマン)ファイアディスク

サイズ 使用時:直径450×230(H)㎜/収納時:460×85㎜(ケース含む)
重量 約1.6㎏
材質 本体:ステンレス材
付属品 収納ケース・焼き網

2016年にリリースされた商品で、焚き火台として珍しい円形の焚き火台です!
設営は本体脚3本を出すだけなので即設営できる他、高さがやや低めなので、直火に近い感覚で焚き火ができます。また重量が約1.6㎏でとてもコンパクト軽量で扱いやすく片付けがとても楽です!

まとめ


冬キャンプはひと言で言って寒いです。
しかし、寒い時期だからこその魅力があります!特に焚き火!

焚き火の魅力、やり方や楽しみ方を知ることでよりキャンプの楽しさが増えてきますよ!

もしまだ焚き火を体験されていないのであれば、一度、癒しを求めて初めてみてはどうですか?

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