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白いプラスチックチューブのボトルを持っている人

登山中の日差しから顔や体を守る!登山におすすめの日焼け止め5選

山は平地よりも紫外線が多いため、十分に日焼け対策をしなければなりません。
美肌目的だけでなく、紫外線による体力の消耗を抑えるためにも日焼け止めは欠かせません。

とはいえ様々な商品があるので、何を選べばいいのか迷ってしまう方が多いです。
この記事では、登山で使う日焼け止めの選び方、正しい使い方と注意点、おすすめの商品をご紹介します。

登山に持参する日焼け止めの選び方

登山に持参する日焼け止めの選び方は、以下のとおりです。

  • 肌のタイプや日差しの強さに合わせる
  • SPF値とPA指数を理解する
  • 持ち運びや塗り直しのしやすさに注目する
  • サンプルやレビューを参考にする

ここからは、それぞれの選び方について解説します。

肌のタイプや日差しの強さに合わせて選ぼう

手

敏感肌や乾燥肌の方は、肌に優しい成分が含まれている日焼け止めを選びましょう。
脂性肌の方は、さらっとした使用感の商品や、皮脂に強いウォータープルーフタイプがおすすめです。

登山では標高が高くなるほど紫外線が強くなります。
季節や天候によっても紫外線の強さは変わるので、夏場や晴れた日は特に高いSPF/PA値の商品を選びましょう。

SPF値とPA指数の意味を理解しよう

SPF

SPF値は紫外線B波(UVB、表皮にダメージを与える)に対する防御効果を示し、日焼け止めを塗った場合と塗らない場合の比較です。
一般的には「SPF1=約20分」とされるため、SPF20が日焼を守る時間は「約20分×20=400分」になります。

PA指数は紫外線A波(UVA、シミやしわの原因となる)に対する防御効果を示し、PA+~PA++++までの4段階で表示されます。
+が多いほど、UVAに対する防御効果が高くなります。

持ち運びや塗り直しのしやすさにも注目しよう

青と白のチューブボトルを持っている人

登山中でも塗り直すために、日焼け止めは携帯できるサイズが望ましいです。

スティックタイプの日焼け止めは、手を汚さずに塗り直しができます。
ウォータープルーフタイプは、汗をかいたり水に濡れたりしても落ちにくいため、塗り直しの回数を減らせます。

サンプルやレビューを参考にしてみよう

調査

日焼け止めのサンプルを使って、肌に合うかや塗り心地、香りを確認することができます。
敏感肌の方は、肌に合わない成分が含まれていないかテストしましょう。

また、レビューを読むことで、商品の実際の使用感や効果、持続性などの情報を得ることができます。

登山での日焼けのリスクとその重要性

環境省 紫外線 保険マニュアル2015によると、標高が1,000m上昇するごとにUV-Bは約10~12%増加するといわれます。
雪のある場所では、紫外線の反射率が約80%と非常に高くなるため、冬の雪山だけでなく、春~夏の残雪にも注意が必要です。

ここからは、登山での日焼けのリスクについて解説します。

紫外線による肌へのダメージと症状

冒険

日焼けは、紫外線による皮膚の炎症反応です。

熱中症のリスクを高めたり、皮膚の回復のためにエネルギーを消費し、疲労回復を滞らせる原因となります。
また、皮膚の老化や免疫機能の低下、シミやシワの原因になる恐れもあります。

日焼け止めの効果と効果的な塗り方

日焼け止め

登山時の日焼け止めの効果は、紫外線による肌へのダメージを防ぐことです。

肌を守るための日焼け止めの状態は、ムラなく塗られていることが重要です。
少しずつ足したり一度に多量に塗ると、均一になりにくいので注意が必要です。

日焼け止めの使用による肌へのメリット

青いテーブルの上の白とオレンジのペットボトル

登山に日焼け止めを使うメリットは以下の通りです。

  • 紫外線からの保護
  • 皮膚がんのリスク低減
  • 早期老化の防止
  • 均一な肌色
  • 炎症の軽減

これらのメリットを享受するためには、日焼け止めだけでなく、帽子やサングラス、適切な衣服を着用することも不可欠です。
日焼け止めに有効なアイテムについては、以下の記事も参考にしてください!

UVカット帽子おすすめ8選【紫外線対策には欠かせない!】
ブランド別に紹介!登山用サングラスのおすすめ10選
日焼け対策に必須!おしゃれでおすすめのラッシュガード15選【レディース・メンズ】

日焼け止めの正しい使い方と注意点

ここからは、日焼け止めの正しい塗り方や注意点について解説します。
塗り忘れがちな部分なども確認して、登山を楽しみしましょう。

効果的な塗り方と塗るタイミング

クリーム

日焼け止めの効果的な塗り方については、以下のステップを参考にしてください。

  1. 商品に記載された使用量を、両ほお、額、鼻、あごに置く
  2. 両ほお、額、鼻、口周り、フェイスライン、目の周りの順に、中指と薬指で馴染ませる
  3. 顔の隅々(小鼻周辺、髪の生え際、耳の後ろなど)まで馴染ませたら、同量で重ね塗りをする
  4. 適量を首の数か所におき、下から上に向かって馴染ませる
  5. 首の後ろやウナジにも馴染ませる

日焼け止めを塗るタイミングは登山に出発する前で、肌にしっかりと密着させておくことが大切です。

こまめな塗り直しの重要性と方法

クリーム

日焼け止めの塗り直しの重要性は、以下のとおりです。

  • 持続的な保護
  • 汗や水への対応
  • 均一なカバー

日焼け止めの塗り直しは、2〜3時間ごとや、汗をかいたり水に濡れた後に行うようにしましょう。
耳や首の裏なども忘れずに塗ることが大切です。

日焼け止め選びにおける注意点や副作用への対策

テント

日焼け止めを選ぶ際には、以下のポイントに注意してください。

  • SPF値とPA値を確認する
  • ウォータープルーフ商品を選ぶ
  • 肌タイプに合わせた選択

日焼け止めの副作用には、以下のようなものがあります。

  • 皮膚の乾燥やかゆみ
  • 皮膚呼吸の妨げ
  • アレルギー反応の可能性

これらの副作用を避けるためには、少量から試すことをおすすめします。
また敏感肌の方は、成分を確認し刺激の少ない商品を選ぶことが大切です。

日焼け止めが合わない場合は、医師に相談しましょう。

登山におすすめの日焼け止め5選

日焼け止めは各企業から様々タイプが発売されています。
ここからは、登山におすすめの日焼け止めをご紹介します。

(花王)CurélUVローションF

created by Rinker
キュレル
¥1,760 (2024/05/04 23:03:49時点 Amazon調べ-詳細)

【SPF】50+
【PA】+++
【内容量】60ml
【成分】
グリチルレチン酸ステアリル*、低温焼成酸化Zn、ジメチコン、水、流動イソパラフィン、BG、微粒子酸化Ti、トリシロキサン、軽質流動イソパラフィン、DPG、アスナロエキス、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド、POE・ジメチコン共重合体、タルク、PEG1540、濃グリセリン、水酸化Al、ステアリン酸、ユーカリエキス、パルミチン酸デキストリン、POEイソセチルエーテル、キシリトール、ベタイン、ステアリン酸POEソルビタン、キサンタンガム *は「有効成分」無表示は「その他の成分」

「(花王)CurélUVローションF」は、UVカットだけでなく消炎剤を配合しているため肌荒れを防ぎ、セラミドケアをすることもできます。

肌になじみやすいローションタイプで、化粧下地や敏感肌、赤ちゃんにも使えます。
塵や埃、花粉などの付着を防いでくれるところもポイントです。

(花王)ニベアUV ディープ プロテクト&ケアジェル

【SPF】50+
【PA】++++
【内容量】80g
【成分】
水、エタノール、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、BG、カプリリルメチコン、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、パルミチン酸イソプロピル、ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、セバシン酸ジイソプロピル、エチルヘキシルトリアゾン、ポリシリコーン-15、ジメチルシリル化シリカ、スイカズラ花エキス、加水分解コンキオリン、ダマスクバラ花水、ヒアルロン酸Na、クインスシードエキス、ポリメチルシルセスキオキサン、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、ラウロイルリシン、ヒドロキシプロピルメチルセルロースステアロキシエーテル、ジラウラミドグルタミドリシンNa、アルキル(C30-45)メチコン、オレフィン(C30-45)、メントキシプロパンジオール、フェノキシエタノール、水酸化Na、BHT、メチルパラベン、香料

「(花王)ニベアUV ディープ プロテクト&ケアジェル」は、シミやそばかす予防UVカットだけでなく、乾燥による小ジワを目立たなくします。

ジェルタイプなのでみずみずしく、しっとり感を保ちつつベタつきません。
また、石鹸で落とせるスーパーウォータープルーフなので、汗や水に強いです。

(フルフリ) 森で、日焼け止め

【SPF】23
【PA】+++
【内容量】50g
【成分】
水、グリセリン、酸化亜鉛、ホホバ種子油、オリーブ果実油、ヤシ油、ミツロウ、シルク、チャ葉エキス、アロエベラ葉エキス、アルギニン、ホスファチジルコリン(大豆レシチン)、トコフェロール、ペンチレングリコール、BG、結晶セルロース、セルロースガム、キサンタンガム、ユーカリシトリオドラ(レモンユーカリ)油、ラベンダー油、ハッカ葉(ミント)油、ヒノキ油

「(フルフリ)森で、日焼け止め」は、ノンケミカルなクリームタイプの日焼け止めです。

防腐剤とナノ成分が不使用なので肌に優しく、シルクパウダー配合により細かい粒子が、毛穴や凹凸を目立たなくしてくれます。
虫が嫌う香りのアロマ(ミント、レモンユーカリ、ヒノキ、ラベンダー)を配合しています。

(ビーバイ・イー)ママバター UVバリア モイストクリーム

【SPF】27
【PA】++
【内容量】45g
【成分】
水、ラウリン酸メチルヘプチル、酸化チタン、シア脂、プロパンジオール、グリセリン、酸化亜鉛、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、水酸化Al
、(カプリル酸/カプリン酸)ヤシアルキル、ベヘニルアルコール、イソステアリン酸、ペンタステアリン酸ポリグリセリル-10、ペンチレングリコール、(イソステアリン酸/ベヘン酸)(グリセリル/ポリグリセリル-6)エステルズ、ステアロイルメチルタウリンNa、バチルアルコール、(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、ステアロイル乳酸Na、ポリヒドロキシステアリン酸、ヒドロキシエチルセルロース、フェノキシエタノール、(C15-19)アルカン、ポリリシノレイン酸ポリグリセリル-3、グリチルリチン酸2K、酢酸トコフェロール、グルコン酸Na、ラウリン酸ポリグリセリル-6、コウスイガヤ油、ニオイテンジクアオイ油、ヒマワリ種子油、ユーカリ葉油、レモングラス葉油、ローズマリー葉油、ポリグリセリン-6、クエン酸、ナイアシンアミド、BG、クエン酸Na、オウゴン根エキス

「(ビーバイ・イー)ママバター UVバリア モイストクリーム」は、UVカットだけでなく外的ストレスからもお肌を守るノンケミカルの日焼け止めです。

保湿ケアとUVケアが同時にでき、石鹸で簡単に洗い流せるミルクタイプです。
排気ガスやスモッグなどのストレスから、肌の乾燥をケアしてくれます。

(ヴィーヴォ)アウトドアUV ナチュラルカラー

created by Rinker
OUTDOORUV(アウトドアユーヴイ)
¥3,300 (2024/05/04 23:03:51時点 Amazon調べ-詳細)

【SPF】50+
【PA】+++
【内容量】10g
【成分】イソステアリン酸ヘキシルデシル・酸化亜鉛・酸化チタン・トリイソステアリン酸ポリグリセリル-2・合成ワックス・パラフィン・(エチレン/プロピレン)コポリマー・オレイン酸ポリグリセリル-2・ヒノキチオール・ハッカ油・ユーカリ葉油・トコフェロール・水酸化Al・ステアリン酸・ジメチコン・+/-:マイカ・酸化鉄

「(ヴィーヴォ)アウトドアUV ナチュラルカラー」は、スティックタイプなので、携帯しやすくアウトトアでも使いやすいUVカットです。

昆虫忌避成分のペパーミントとユーカリの精油をブレンドしてあります。
汗や水に濡れても日焼け止め効果が期待できる、ウォータープルーフです。
肌と色が近いため白くなったりせず、メイクの上からの塗り直しにも使えます。

まとめ

鼓舞する

今回は登山で使う日焼け止めの選び方、正しい使い方と注意点、おすすめの商品をご紹介しました。

日焼けとは、紫外線により皮膚が傷害されることです。
登山の際に日焼け対策を行うことで、肌のダメージを最小限に抑え、健康的な肌を保つことができます。
登山をするときはしっかり日焼け止めを塗り、こまめな塗り直しを心がけましょう!