メーカー別おすすめクライミングシューズ10選【スポルティバ・スカルパなど】
クライミングシューズとチョークバックさえあれば、だれでも気軽に始めることができるボルダリングですが、どこのメーカーのシューズを選んだらいいのか悩みます。
今回こちらでは、クライミングシューズの主なブランド「スポルティバ」「スカルパ」「ファイブテン」「アンパラレル」からおすすめのクライミングシューズを紹介します。
クライミングシューズはなぜ必要?
クライミングシューズは、歩くためではなく岩や壁を登るために作られたシューズです。特殊なソールが使われていて、足にタイトフィットするように作られています。
つま先を曲げて履くので、普段履く靴と比べるとサイズは小さめです。購入の際には足の実寸よりも小さいものを選びましょう。
初心者の場合は、
・シューズの着脱タイプ:着脱が楽な「スリッポンタイプ」か「ベルクロタイプ」
・木型の種類:足が窮屈にならない「フラットタイプ」
・つま先の形状:足に違和感が少ない「ストレートタイプ」
がおすすめです。
【スポルティバ】おすすめクライミングシューズ3選
「スポルティバ(LA SPORTIVA)」は取扱店が多く商品のラインナップが豊富なので、多くのプロ選手やクライマーに人気があります。
おすすめシューズは、「TARANTULA(タランチュラ)」、「KATANA(カタナ)」、「MIURA(ミウラ)」です。
TARANTULA(タランチュラ)
シューズ形状:ベルクロタイプ
癖のない履き心地で初心者にもおすすめの1足です。足入れ感がよく耐久性も高いので、長時間履いていても足が疲れません。
フィット感、快適性、耐久性に優れ、締め方もアレンジできるので様々な足型に対応可能です。ソールは固めで擦り減りにくそうな素材なので外岩でもガンガン履けます。
KATANA(カタナ)
シューズ形状:ベルクロタイプ
2本のベルクロを左右に締めるのでフィット感が良く癖のない足型なので、初めてのシューズにおすすめです。
フリクションが良く足裏の感覚も良いので、傾斜の緩いスラブ壁や垂壁にも適しています。
ジムや外岩、オールラウンドに使用できる優れものです。
MIURA VS(ミウラVS)
シューズ形状:ベルクロタイプ
外岩に登るなら「MIURA VS (ミウラ VS) 」は外せません!MIURA は外岩の立込みやスメア、ヒールフック、フットジャムなど一通りこなせる「神ヒール」です。
花崗岩では最強のシューズと呼ばれていて、エッジング性能の高さは驚きの一言です。
【スカルパ】おすすめクライミングシューズ3選
「SCARPA(スカルパ) 」は、日本人の足型にも合いやすく国内シェアもトップクラスのクライミングシューズです。
おすすめシューズは、「インスティンクトVS」「DRAGO(ドラゴ)」「ORIGIN(オリジン)」です。
インスティンクトVS
シューズ形状:ベルクロタイプ
ジムや外岩で履いている人も多い「インスティンクトVS」ですが、ソールはかなり硬めのビブラムXSエッジ(3.5mm)なので、ジムよりも外岩向けのクライミングシューズです。
足の形に沿って湾曲したダウントゥなので、スラブや垂壁で履くより傾斜壁に向いているシューズです。
DRAGO(ドラゴ)
シューズ形状:ベルクロタイプ
細めのヒールカップと強めのダウントゥで、癖のないオールマイティな使い心地を兼ね備えているモデルです。長いオーバーハングや傾斜の強いボルダリング、立体的なクライミングに最適です。
どちらかといえばジム向けですが、ソールに適度な硬さがあるので外岩でも十分使えるクライミングシューズです。
ORIGIN(オリジン)
シューズ形状:ベルクロタイプ
アッパーのレザーが履くほどに足に馴染むので、初級者から中級者までクライミングの足置きの基本が身につくシューズです。クライミングシューズにしては低価格で購入できるので、初心者の最初の1足におすすめです。
ベルクロ2本で快適な脱着、癖のない形状で足に馴染みやすく快適な履き心地が得られるので、インドアクライミング向けのモデルです。
【ファイブテン】おすすめクライミングシューズ2選
「FIVE TENNIE(ファイブテン)」は、30年に渡りクライマーからの厚い信頼を得ているアディダスのクライミングシューズです。
おすすめは、「510HIANGLE CLIMBING(510ハイアングル クライミング)」「ALEONVCS(アレオンVCS)」です。
510HIANGLE CLIMBING(510ハイアングル クライミング)
シューズ形状:ベルクロタイプ
アッパーは柔らかくソールは硬め、ぴったりしたフィット感、伸縮性のあるスリッポンタイプなので、ジムや外岩(ボルダー、リード)で幅広く使用されています。
ダウントウはしていますが、「点立ち」だけでなくミッドソールを潰すように「面立ち」も可能です。爪先が持ち上げやすくトウフックもしやすいので、ジムからアウトドアまで多用途に使えるクライミングシューズです。
ALEONVCS(アレオンVCS)
参照:アディダス
シューズ形状:ベルクロタイプ
クライミング界のレジェンド、フレッド・ニコルの意見を取り入れてデザインされた「ALEONVCS(アレオンVCS)」は、タイトなサイズ感ですがハイアングルと比べて足幅が広く着脱しやすいクライミングシューズです。
指の付け根は広めながら、爪先(親指)に向けてシャープな造りになっているので、点で立った時に足裏感覚を促します。
フィット感が高く、ヒールフックやトウフックも癖がなく、誰が履いても履きこなせるシューズなので、ジムや外岩、ボルダリング、スポーツクライミング用におすすめです。
【アンパラレル】おすすめクライミングシューズ2選
「Unparallel(アンパラレル)」は、カルフォルニアの自社工場を構え、熟練職人が一足ずつ丁寧にハンドメイド生産によってクライミングシューズを製造している新ブランドです。
おすすめは、「 ENGAGE VCS(エンゲージ ベルクロ) 」「UP-MOCC(アップモック) 」です。
ENGAGE VCS(エンゲージ ベルクロ)
シューズ形状:ベルクロタイプ
ENGAGE VCS(エンゲージ ベルクロ) は、「初めてのクライミングシューズ」「履きやすさを重視したい」人におすすめのモデルです。
初心者にも違和感が少ないソフトなアッパー素材、着脱しやすい2本締めのベルクロ、履き口が大きく開くので足入れがしやすく履きやすいといった特徴があります。
硬すぎず柔らかすぎない適度なソール剛性なので、女性や体重の軽いクライマーにも使いやすく調整されています。オーバーハングや垂壁など、壁の種類を問わず登れるバランスの良いシューズです。
UP-MOCC(アップモック)
シューズ形状:スリッポンタイプ
「UP-MOCC(アップモック) 」は、癖のない快適な履き心地なのでファーストユーズにおすすめの1足です。軽快でシンプルなスリッポンタイプのシューズなので、足入れがしやすく長時間履いても足が痛くありません。
土踏まずのフィット感がよく、足全体を包み込むような履き心地です。履きならすことでクライマーの足型に馴染むレザーアッパーは、優れたトウフック性能を発揮します。
汎用性が高く、踵から土踏まずまでフィット感に優れているのでジムや外岩まで幅広いクライミングに対応します。
まとめ
クライミングシューズは実寸よりもやや小さめのサイズを選ぶのが一般的ですが、メーカーによって足型に特徴があったりサイズ表記にバラつきがあるので、まずは色々なメーカーのシューズを履いて自分の足に合うものを探してみてください。
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