【SOTOスライドガストーチ】火おこしにはコレ!特徴やトラブル解決法など徹底解説!
アイキャッチ画像参照:SOTO
アウトドアでは火を起こすためにライターやバーナーを使う機会が多いですよね。本記事では強力な火力と風に負けないパワーを持つSOTOの名品「スライドガストーチ」を紹介します。
SOTOスライドガストーチの魅力や実際の使用感、注意点や火がつかない時の対処法を紹介します。記事の最後にはスライドガストーチの関連商品も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
SOTO スライドガストーチの魅力とは
ここではSOTOスライドガストーチの魅力を4つ紹介します。
本体サイズ:幅3.8×奥行1.8×高さ11~18.5cm
重量:52g
直径:14㎜
炎温度:1300℃
炎サイズ:直径3×15㎜
炎形状:極細集中炎
使用燃料:カセットガス、ライター用ガス
連続使用時間:30秒以内
ノズルが伸縮!
参照:Amazon
火口が最大75mmまで無段階で伸縮することができ、どの位置でも点火することが可能です。ライターでは火口から指までの距離が近いため点火時に指を火傷する危険がありますが、SOTOスライドガストーチは火口を伸縮させることで火口と指の間の距離をしっかりと取ることができます。
火口を縮めると全長110mmまでコンパクトにできるので、通常のライターのような手軽さでポケットに入れることができて収納に困りにくいです。
安全装置を搭載
誤作動防止のため、点火ボタンにはセーフティロックスイッチ機能が備わっています。使用しないときは点火ボタンをロックしておけば誤作動が防止できて安心です。子どもがいるキャンプでは子どもが誤って点火してしまうことも防げるのでより一層の安心感がありますね。
ほかにも火口にはキャップが付いているため、キャップをすることで高温になった火口に触れてしまった場合の火傷防止や、火口にゴミや木くずが入って点火できないというトラブルの防止にも役立ちます。キャップと本体はチェーンで繋がっているのでキャップを紛失する心配もありません。
高火力で風にも強い
参照:SOTO
炎温度が1300℃と強力な火力にあわせて耐風性にも優れているため、風の影響を受けにくくしっかりと着火することができます。
ライターは風による影響を受けやすく炎が揺れてうまく着火できない場合がありますが、SOTOスライドガストーチは勢いのある真っ直ぐな炎でしっかりと着火するので快適な使い心地です。なお、強力な火力は着火以外に料理の表面に焼き色を付けるのにも役立ちます。
カセットガスで簡単に充填可能
参照:SOTO
SOTO のスライドガストーチは使い捨てではなく、ガスを充填すれば繰り返し使えます。ガスはどこの家庭にもあるようなカセットガスで充填できるので、ライターのような専用のガスは必要ありません。
OD缶しか持っていない方でも別売りのフィルアダプターを使えば充填ができるので、充填用にとわざわざカセットガスを購入する必要がありません。ガスの充填方法は本体下部のガス注入口にガス管の先端を押し当てるだけのワンタッチ式なのでとても簡単です。
実際の使用感
便利そうなSATOのスライドガストーチですが、実際の使用感はどうなのでしょうか。調査してみました。
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ガスの充填ができることと、ガストーチの柄が伸びることに便利さを感じているようです。長年使っていらっしゃることから、SOTOスライドガストーチの使用感の良さが伝わります。「アウトドアに非常に役立つ」とのコメントからもぜひアウトドアに取り入れたいアイテムですね。
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こちらの方はSOTOスライドガストーチをランタンやストーブの着火に使っていらっしゃいます。ランタンやストーブに着火する際は伸びる柄と真っ直ぐな炎が便利そうですね。
「もはや何にでも使える便利もの」とのことからアウトドアの様々なシーンで使えることがわかります。ガスの補填ができることも使用感の良さの一つのようです。
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こちらの方はキャンプ飯にもSATOのスライドガストーチを活用されています。焦げ目のついたネギがとても美味しそうですね。このように食材や料理に手軽に焦げ目をつけることができるので、キャンプ飯を作るのがさらに楽しくなりそうですね。
火がつかない時は?
SOTOスライドガストーチの火が着かない時はどうすればよいのでしょう。確認する点などを調べてみました。
ガスが切れていないか確認
火がつかないときはガスが切れている可能性があるので、まずはガスが出るかを確認しましょう。次にSOTOスライドガストーチは本体側面にガス残量確認窓があるのでガスの残量を確認できます。
また、本体底にあるガス調節ネジが原因の場合もあるので、ネジが限界までマイナスになっていないかも確認しましょう。限界までマイナスに回した状態だと点火するガスの出が少なく火がつかない場合があります。
着火装置から火花が出ているか確認
点火時に火花が出る部分にゴミが付着していると火花が発生せず、ガスが十分に入っていても火がつかない場合があります。先端部分に微細なゴミが付着していると火花が出ないことがあるので、使用後はしっかりと付属のキャップをつけて、ゴミやほこりが入り込まないようにしましょう。
ゴミが原因で点火できないことがないように定期的に先端をきれいに拭き取り、ゴミの付着を防ぐお手入れも大切です。
着火部分が濡れていないか確認
着火部分が濡れていると火がつかないので、火口部分が濡れていないか確認しましょう。雨に濡れていなくても湿気で濡れてしまう可能性があります。
いざ使おうと思ったときに濡れていて使えず乾くまで待たなくてはいけない時のために、アウトドアではマッチやライターなどの予備を持参すると安心です。
気温や気圧でガスが気化しにくい可能性も
ガスは気化することで火がつきますが、標高が高く気温が低い場所ではガスが気化しにくく火がつかない場合があるため注意が必要です。そんな時は手で本体を少し温めてみるとガスが気化しやすくなり火がつくことがあります。
なお、前もって気温の低い場所で使う事が分かっている時はライター用ガスの使用が有効です。新たにガスを補填する際は先に入っているガスを使い切りましょう。
充填したガスの相性が悪いかも
純正ではないガスを使用した場合、SOTOスライドガストーチとの相性が悪く火がつかない可能性も考えられます。そんな時はSOTOの純正ガスを使用してみると解決する場合があるので試してみましょう。
この場合も先に入っているガスをしっかり使い切ってから、新たなガスを充填することが安全に使用するために大切です。
使用する際の注意点
SOTOスライドガストーチを使用する際は注意する点があります。これから紹介する注意点に気を付けて安全に使用しましょう。
火を消してすぐに火口部に触れない
SOTOスライドガストーチは火口から1300℃の炎が出るため、使用した直後の火口の先端は非常に高温です。高温の火口はやけどの恐れがあるため、使用直後は絶対に触らないように注意しましょう。
また、可燃物をすぐそばに置いてしまうと火災の危険があるため、あわせて注意する必要があります。
30秒以上連続での使用は控える
30秒以上連続で火をつけ続けると、火口付近が高温になり、やけど、本体の変形、破損等の恐れがあり大変危険です。場合によってはガスが高温になり爆発や火災につながる可能性があります。SOTOスライドガストーチを使う際は連続使用時間を守り、安全性に十分気を配りましょう。
火が消えにくいことも
点火ボタンを離した後もガスが出続けて火が消えないことがありますが、本体の底部分にあるガス調整ネジをマイナスに回して火力を調整することで消火できます。ガス調整ネジをマイナス側に回し、火力を多少弱めることで点火ボタンから指を離せば火が消えるようになります。
関連商品
ここではSOTOスライドガストーチに関連した商品を紹介します。
SOTO スライドガストーチ レザーケース
サイズ:幅4.5×奥行1.7×高さ10.5cm
カラー:キャメル/レッド/マスタード/ピンク
素材:レザー
大人気のSOTOスライドガストーチはどうしても人と被ってしまいがちですが、レザーケースを使うことで自分だけのオリジナルスライドガストーチに変身します。さらに使い込むことでレザーに味が出て愛着がわきそうです。
有名ハンドメイドサイトでもSOTOスライドガストーチに合わせたケースがさまざま販売されているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
SOTO マイクロトーチ COMPACT(コンパクト)
本体サイズ:幅3.5×奥行1.9×高さ9cm
重量:35g
直径:14㎜
炎温度:1300℃
炎サイズ:直径3×15㎜
炎形状:極細集中炎
使用燃料:カセットガス、ライター用ガス
連続使用時間:20秒以内
SOTOマイクロトーチコンパクトはスライドガストーチよりもコンパクトなため、スライドガストーチに近い機能のバーナーをより手軽に携帯したい方にピッタリです。手のひらサイズのコンパクトさでも炎温度は1300℃の高温で耐風性もしっかり備わっています。
連続使用時間は20秒以内とスライドガストーチよりも10秒短いのでご注意ください。
SOTO マイクロトーチ ACTIVE(アクティブ)
本体サイズ:幅5×奥行1.9×高さ9cm
重量:45g
直径:14㎜
炎温度:1300℃
炎サイズ:直径3×15㎜
炎形状:極細集中炎
使用燃料:カセットガス、ライター用ガス
連続使用時間:20秒以内
マイクロトーチアクティブも炎温度は1300℃でしっかりとした耐風性が備わっています。火口部が横向きになっているため、コンパクトに比べると幅が少し大きくなりますがそれでも十分なコンパクトさです。
横型の火口部は操作性に優れているので、ロープの切断や末端処理にも向いています。大型ガス調整つまみはとても操作がしやすく火力の調節が簡単です。
まとめ
今回はSOTOスライドガストーチの魅力や実際の使用感、注意点や火がつかない時の対処法などを紹介しました。火力が強く風にも強いため、アウトドアではぜひ持っておきたいアイテムの一つです。
人気なだけに持っている方も多いSOTOスライドガストーチですが、専用のレザーケースを使用し、使い込むことで味のある自分だけのオリジナルのスライドガストーチになります。
安全面も考慮されたSATOスライドガストーチは、きっと快適なアウトドアライフを叶えてくれるはずです。
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