LEDランタンの選び方とおすすめ25選【用途別・種類別に解説!】
LEDランタンは安全かつ長持ちなことが強みで、どんどん人気を集めています。
その一方で、LEDランタンの商品数が一気に増えたので、どれを買ったらいいのか悩んでしまいますよね?
ですが、実は目的別に考えれば、あなたにぴったりのLEDランタンは簡単に見つかってしまいます。
今回は、数々のLEDランタンを愛用してきた私が、LEDランタンをどう選べばいいのか、そしておすすめのLEDランタンについてご説明します。
まずは選び方を見ていきましょう。
ランタン全般について知りたいという方は、こちらの記事をチェックしてみてください。
LEDランタンの選び方
アウトドア用品店に行ってもネット通販サイトを見ても、LEDランタンの多さに圧倒された方もいるかもしれません。
ですが、①用途と②種類に着目すれば、自分に必要なLEDランタンがおのずと見えてくるはずです。
LEDランタンは用途別に選ぶ
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ランタンには3つの用途があります。
それは①メインランタン②テーブルランタン③テント内ランタンです。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
LEDランタンも、明るさによってどの用途に適しているかがわかれます。
以下の表を参考にしてみてください。
明るさ | |
メインランタン | 1000ルーメン以上 |
テーブルランタン | 150~300ルーメン程度 |
テント内ランタン | 80~140ルーメン |
LEDランタンは種類別に選ぶ
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LEDは明るさだけでなく、給電方法にも違いがあります。
それぞれのメリットとデメリットを把握したうえで、どのLEDランタンを買うか判断していきましょう。
充電式
コンセントやUSB端子などから充電するタイプが充電式LEDランタンです。
最近ではソーラーで充電できるものや、ハンドルを回すことで充電できるタイプのものも人気です。
また、モバイルバッテリーの代わりになるLEDランタンも数多く存在しており、災害時にも非常に役立ちます。
ですが、充電しておくのを忘れてしまうケースはよく聞きます。
そうなると取り返しがつかないことが多いので注意してください。
電池式
その名の通り電池を用いるタイプです。
替えの電池さえ携帯しておけば、明かりが消えないかびくびくする必要もありません。
一方で、電池の重量と合わせると、充電式よりも本体重量は重い傾向にあり、予備電池も含めるとさらに重くなります。
メインランタンのおすすめ8選
充電式メインランタン
LOGOS(ロゴス) パワーストックランタン2300
明るさ:最大1300ルーメン(10段階で調光可能)
サイズ:幅12.5cm×奥行き12cm×高さ5.7cm
重さ:1020g
充電時間:9時間
点灯時間:強9時間、弱140時間
1300ルーメンの明るさを誇り、メインランタンとして使う人が多いです。
ランタンスタンドに吊るして使うだけでなく、置いて使ったり手持ちで使ったりすることもできます。
また、付属の強力マグネットを使い、鉄のポール等に取り付けることも可能です。
私が初めて買ったランタンがこのパワーストックランタン2300で、かなり重宝していました。
ただ、後述する「クレイモアウルトラプラス」を購入してからはあまり出番がありません…。
LUMENA(ルーメナ―) LUMENA2
明るさ:100~1500ルーメン
サイズ:幅12.9cm×奥行き7.5cm×高さ2.3cm
重さ:280g
充電時間:5時間
点灯時間:強8時間、弱100時間
軽量コンパクトなのに1500ルーメンという驚異的なLEDランタンです。
しかも明るさの調整ができるので、テーブルランタンやテント内ランタンとして使うこともできてしまいます。
モバイルバッテリー機能も付いているので、緊急時にも役立ちます。
PRISM(プリズム) クレイモアプロL
明るさ:30~2500ルーメン
サイズ:幅20cm×奥行き9cm×高さ3.4cm
重さ:550g
充電時間:10時間
点灯時間:11~100時間
ルーメナ―2はキャンパーの間で大ブームになりましたが、このクレイモアプロはそれに負けずとも劣らないブームを作り出しました。
2500ルーメンという圧倒的な明るさは他を寄せ付けません。
また、ルーメナ―2には及ばないとはいえ、十分軽量かつコンパクトです。
PRISM(プリズム) クレイモアウルトラプラスL
明るさ:昼光色50~1350ルーメン、ターボモード(昼白色)100~2700ルーメン
サイズ:幅20cm×奥行き9cm×高さ3.4cm
重さ:599g
充電時間:7時間
点灯時間:昼光色11~100時間、ターボモード(昼白色)5.5~50時間
ルーメナ―2とクレイモアプロで悩む人は多かったですが、クレイモアプロの進化版であるクレイモアウルトラプラスが出てからは、これを選ぶ人が増えてきた印象を受けます。
私は最近これを愛用しているのですが、使い勝手が良すぎて、もう以前のランタンには戻れません。
クレイモアプロよりもさらに明るさが増し、充電時間は短くなりました。
2色を切り替えられることも大きな強みです。
おそらく今後の充電式メインランタンの主流はこれになってくるでしょう。
電池式メインランタン
GENTOS(ジェントス) エクスプローラーEX-1300D
明るさ:白色1300ルーメン、昼白色660ルーメン、暖色600ルーメン
サイズ:直径12.9cm×高さ24.6cm
重さ:1220g(電池含む)
点灯時間:白色(強7時間、弱260時間)、昼白色(強16時間、弱350時間)、暖色(強16時間、弱350時間)、キャンドル300時間
使用電池:単1×4本
電池式メインランタンの中で最もメジャーなのがこれです。
1300ルーメンの明るさでテントサイト全体を照らしてくれます。
キャンドルモードにしてテーブルランタンとして使えば、一気におしゃれな空間を作り出せます。
GENTOS(ジェントス) EX-000R
明るさ:白色1000ルーメン、昼白色700ルーメン、暖色450ルーメン
サイズ:直径10.2㎝×高さ18.9㎝
重さ:680g(電池含む)
点灯時間:白色(強3時間、弱200時間)、昼白色(強6時間、弱250時間)、暖色(強7.5時間、弱300時間)、キャンドル150時間
使用電池:単1×3本
こちらも電池式メインランタンの定番です。
このランタンの最大の強みは、USB端子から充電することもできることです。
充電式か電池式か選べなければこれにしてしまいましょう。
Coleman(コールマン) クアッドマルチパネルランタン
明るさ:8本(強800ルーメン、中200ルーメン、弱100ルーメン)、4本(500ルーメン、中140ルーメン、弱60ルーメン)、パネル(強100ルーメン、弱25ルーメン、スポット100ルーメン)
サイズ:直径14.5㎝×高さ23.5㎝
重さ:1200g(電池含む)
点灯時間:8本(強20時間、中120時間、弱400時間)、4本(強13時間、中69時間、弱196時間)、パネル(強3時間、弱14時間、スポット4時間)
使用電池:単1×4本または8本
最近よく名前を聞くのがこのクアッドマルチパネルランタンです。
最大の特徴は発光パネルを取り外せることです。
メインランタンやテーブルランタンとして使いつつ、お手洗いに行く時にはパネルを1枚外して持って行くことができてしまいます。
これ1つでテント内ランタン4つ分の働きをしてくれますし、モバイルバッテリーの役割も果たしてくれるので非常に便利です。
SUKEMAOYI LEDランタン
明るさ:300~1000ルーメン
サイズ:直径9cm×高さ18cm
重さ:408g(電池含む)
点灯時間:12~25時間
使用電池:単1×3本
とにかくコスパのいい電池式メインランタンを探している方におすすめです。
2000円という驚きの安さですが、作りはしっかりしており、防滴機能もついています。
1000ルーメンという明るさもメインランタンに十分です。
テーブルランタンのおすすめ8選
充電式テーブルランタン
BAREBONES(ベアボーンズ) フォレストランタン
明るさ:5~200ルーメン
サイズ:直径15.2cm×高さ24.1cm
重さ:750g
充電時間:4~6時間
点灯時間:強3時間、弱80時間
大人気ベアボーンズの定番モデルです。
とにかく見た目がおしゃれ。
炭坑用のカンテラをイメージして作られているそうです。
本体部のスチールがレトロな質感を演出します。
素敵な空間を演出してくれるので、キャンプだけでなく家で使うのもおすすめです。
BAREBONES(ベアボーンズ) ビーコンライト
明るさ:30~220ルーメン
サイズ:直径7.6cm×高さ15.2cm
重さ:127g
充電時間:4~5時間
点灯時間:強3時間、中5~6時間、弱200時間
こちらもベアボーンズのランタンです。
置いてもよし、吊るしてもよし。汎用性が高く、デザインもかっこいいので人気を集めています。
光を弱めれば200時間持つというのも大きな強みです。
LOGOS(ロゴス) Bambooモダーンランタン
明るさ:200ルーメン
サイズ:幅20cm×奥行き15cm×高さ33.5cm
重さ:870g
充電時間:9時間
点灯時間:強10時間、弱100時間
ベアボーンズのランタンとは打って変わって、竹素材で自然の温もりを感じられるデザインです。
実際にキャンプで使ってみると、キャンプサイトの風景と絶妙にマッチします。
BALMUDA(バルミューダ) BALMUDA The Lantern
明るさ:195ルーメン
サイズ:幅11cm×奥行き10.3cm×高さ24.8cm
重さ:630g
充電時間:6時間
点灯時間:3~50時間
インスタで頻繁に見かけるのがこのBALMUDA(バルミューダ)のランタン。
独特なやわらかなデザインに心惹かれるキャンパーは後を絶ちません。
ダイヤルを回すだけで、明るさだけでなく光の色合いも変化するため、操作性が非常に高いです。
初心者からベテランキャンパーまで、すべてのキャンパーにおすすめできるランタンです。
電池式テーブルランタン
LOGOS(ロゴス) LOGOSランタン330
明るさ:330ルーメン
サイズ:幅11.8cm×奥行き11cm×高さ20cm
重さ:440g
点灯時間:強200時間、弱500時間
使用電池:単1×3本
初心者でも使いやすい無段階調光を採用してます。
非常に明るいのに電池が長持ちするというのもおすすめポイントです。
また、電池残量が10%を切ると、緑のランプが点滅して教えてくれるというのも何気に便利です。
Coleman(コールマン) CPX6リバーシブルLEDランタンⅢ
明るさ:350ルーメン
サイズ:直径13.5cm×高さ29.5cm
重さ:775g
点灯時間:強15時間、弱270時間
使用電池:単1×4本
逆さに吊るして上から広範囲を照らす、一風変わったタイプです。
比較的お手頃価格なので、他の人とは違うランタン1つ持っておきたいという方にはうってつけです。
DOD LEDソーラーポップアップランタン
明るさ:20~200ルーメン
サイズ:直径8.5cm×高さ11cm
重さ:161g(電池含まず)
点灯時間:強10時間、弱80時間
使用電池:単3×3本
電池式ランタンのくくりに入れていますが、実は充電して使うことができます。
しかもUSB端子からだけでなく、ソーラーからも充電できてしまいます(※ソーラー充電にはニッケル水素電池が必要)。
見た目もかわいく、生活防水もついていて、値段も安い。
三拍子、四拍子揃ったランタンといえます。
GENTOS(ジェントス) エクスプローラーEX136S
明るさ:20~370ルーメン
サイズ:直径7.8cm×高さ14.2cm
重さ:355g(電池含む)
点灯時間:強9時間、中18時間、弱142時間、キャンドル60時間
使用電池:単3×6本
3段階調光を採用しており、テーブルランタンとしてだけでなくテント内ランタンとしても使います。
逆さに吊るして使うことができるのも便利ですし、キャンドルモードは夜のキャンプを彩ってくれます。
テント内ランタンのおすすめ7選
充電式テント内ランタン
Landport(ランドポート) CARRY THE SUN
明るさ:強30ルーメン、15ルーメン
サイズ:使用時(幅8.8cm×奥行き8.8cm×高さ8.8cm)、収納時(幅17cm×奥行き8.8cm×高さ1.2cm)
重さ:57g
充電時間:5~7時間
点灯時間:強10時間、弱15時間
絶大な人気を誇り、私が最も好きなランタンがこのCARRY THE SUN(キャリーザサン)です。
軽さとコンパクトさでこれを上回るランタンはそうそうありません。
30ルーメンは暗いように感じるかもしれませんが、4人用テントくらいならこれ1つで十分です。
ソーラー充電なので、昼間に外に置いておくだけで使えるようになります。
BRISIE(ブライシー) LEDランタン
明るさ:強196ルーメン、中64ルーメン、弱24ルーメン
サイズ:直径8cm×高さ6cm
重さ:194g
点灯時間:最大50時間
安さを重視する方におすすめです。
2000円という安さで最大50時間の点灯時間なので、コストパフォーマンスが非常に高いです。
安かろうよかろうといったようなランタンです。
GOAL ZERO(ゴールゼロ) LIGHTHOUSE micro FLASH
明るさ:最大150ルーメン
サイズ:直径3.8cm×高さ8.9cm
重さ:72.6g
点灯時間:7~170時間
コンパクトで使いやすいランタンです。
このサイズで最大170時間使えるタイプは多くありません。
懐中電灯としても使うことができて便利です。
電池式テント内ランタン
Snow Peak(スノーピーク) たねほおずき
明るさ:60ルーメン
サイズ:直径6.2cm×高さ7.5cm
重さ:57g
点灯時間:強60時間、弱100時間
使用電池:単4×3本
まんまるのかわいらしいフォルムで大人気なたねほおずきです。
上部のループが便利で、テント内に吊るして使うことができます。
電球色の光がやわらかく、夜のテントをやさしく包み込んでくれます。
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) スライド3WAYランタン
明るさ:本体(強100ルーメン、弱30ルーメン)、ハンドライト(強70ルーメン、弱25ルーメン)
サイズ:幅9.5cm×奥行き9.5cm×高さ11.5cm
重さ:100g
点灯時間:強6時間、弱9時間、ハンドライト3時間
使用電池:単4×3本
持つ、置く、吊るすの3通りの使い方ができるのが最大の特徴です。
本体をスライドするだけで電源がつくため、操作性が高いです。
軽量コンパクトなのであまり荷物にもなりません。
UCO(ユーコ) スプラウトハングアウトランタン
明るさ:100ルーメン
サイズ:直径6.4cm×高さ4.6cm
重さ:104g
点灯時間:強6時間、弱50時間
使用電池:単4×3本
置いても吊るしてもテント内をしっかり明るくしてくれます。
耐水性もあり、また、無段階調光できるのも便利です。
Coleman(コールマン) パックアウェイフロステッドLEDランタン
明るさ:100ルーメン
サイズ:使用時(幅6.5cm×奥行き4.5cm×高さ12cm)、収納時(幅6.5cm×奥行き4.5cm×高さ8cm)
重さ:140g
点灯時間:強6.5時間、弱14時間
使用電池:単3×4本
がっちりとした直方体のデザインが目を引くのがこちらのランタンです。
スライド式なので操作が簡単ですし、コンパクトに収納できます。
付属のカラビナを使い、吊るして使うことも可能です。
番外編:モスキートランタンのおすすめ2選
キャンプの天敵といえば虫ですよね?
虫が来て楽しいキャンプに水を差されてしまい、おまけに蚊に刺されてしまったという経験がある方は多いでしょう。
しかし、そんな悩みを解決してくれるランタンがあります。
それがモスキートランタンです。
ランタンに電撃殺虫器(昔コンビニの外にあったやつ)がついており、虫をおびき寄せて殺虫してくれるのです。
ここからは、そんなモスキートランタンを2つご紹介します。
MOSKEE(モスキー) モスキーランタン
明るさ:30~180ルーメン
サイズ:直径8.8cm×高さ12.9cm
重さ:204g
充電時間:5~6時間
点灯時間:4~20時間
モスキートランタンの定番がこのMOSKEE LANTERN(モスキーランタン)です。
わざわざ蚊取り線香を買う必要がなく、こっそり殺虫してくれているというのはやはり便利です。
防水機能もついているので、突然の雨にぬれても安心です。
ENKEEO(エンキーオ) 電撃殺虫器
明るさ:30~200ルーメン
サイズ:幅8cm×奥行き9cm×高さ12cm
重さ:200g
充電時間:3時間
点灯時間:6~20時間
モスキーランタンの約3分の2の値段で性能がほぼ同じなので、最近特に人気が出ています。
水で丸洗いすることができるので、殺虫した虫を水に流せて便利です。
まとめ
いかがでしたか?
一口にLEDランタンといっても、様々な種類があり、そしてそれぞれに魅力があることを知っていただけましたでしょうか?
少しでもみなさんのLEDランタン選びのお役に立てたなら幸いです。
LEDランタンと素敵なキャンプライフを送ってください。