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【キャンプから普段使いまで】IHスキレットおすすめ12選!お手入れ方法もご紹介!

アイキャッチ画像:unsplash

暑い夏が終わり、これから秋・冬と焚き火にもってこいの季節がやってきます。今回は、そんなキャンプでの焚き火料理はもちろん自宅でも使えるIHスキレットをご紹介します。人気の秘密や選び方、お手入れ方法などこれからIHスキレットの購入を検討されている方の参考になればと思っております。

IHスキレットの選び方

まずはじめにIHスキレットの選び方について、4つのポイントからご説明していきます。この他にも見た目やメーカー・ブランドなども選ぶポイントになるかと思います。

シーズニング作業が必要か

鋳鉄製の調理器具であるスキレットは、使用後にきちんと手入れをしないと錆びてしまいます。この手入れのことをシーズニングと呼びます。また、使用前に鉄臭さや防腐剤を落とすために行う初回シーズニングは少々手間がかかります。

方法の一例をご紹介します。まず、スキレットを食器用洗剤で繰り返し洗い、泡をきちんと洗い流した後に、水を入れて沸かします。沸いたお湯は捨てて、別のぬるま湯を入れて沸かすを数回繰り返します。

お湯を捨てて十分に加熱した後油を引いて捨てるような野菜を炒めます。その後、十分に油をなじませて、冷ませば初回シーズニング終了となります。このようにシーズニング作業はやや手間がかかりますので、その要・不要は選ぶポイントとして重要となります。

直火対応かどうか

キャンプでの使用を考えている場合、バーナーや携帯用のカセットコンロでの調理、焚き火料理などに使用可能かというところは非常に重要な確認ポイントです。キャンプに持ち出してから使用できなかった、または使用してなんらかの事故になったでは遅いので、ご購入前に確実に確認しておいていただきたいです。

サイズが合っているか

大きさも重要なポイントです。IHスキレットを使用して、どのような料理を作ろうとしているかによって適したサイズが決まってきます。この後ご紹介していく商品の中にもサイズのバリエーションが豊富なシリーズがございます。

IHスキレットの用途や汎用性の高さを考慮したサイズ選びもおさえておいていただきたいです。

洗剤が使用できるか

先ほどのシーズニング作業のところにも出てきましたが、錆防止のため手入れにおいて汚れをきちんと落としておく必要があります。その際に洗剤を使用しても問題ないかどうかは重要な確認ポイントとなります。中には洗剤の使用に適さないIHスキレットもあり、その際には違う洗い方・手入れ方法があります。

ご購入前にきちんと確認をお願いします。

IHスキレットおすすめ12選

ここからはおすすめのIHスキレットをご紹介していきます。

LODGE(ロッジ) ロジックスキレット 2個セット

素材:キャストアイアン(鋳鉄)
サイズ:全長26cm×直径16.5cm×深さ3cm 厚さ 5mm
重量:0.88kg
対応熱源:直火、IHクッキングヒーター、オーブン、ハロゲンヒーター

最初にご紹介するこちらは、スキレットと言えば最初に思い浮かぶ方も多いメーカーであるLODGE(ロッジ)のスキレットです。
100年以上の歴史を誇るロッジロジックは、高品質なキャストアイアン(鋳鉄)でできており、熱を食材全体にじっくりゆっくり行きわたらせる事により、食材が持つ本来の美味しさを最大限引き出すことができます。

また、最初から植物油を高温で焼きつけたシーズニング済みの商で、慣らし済みなのでお湯でサッと洗うだけですぐにご使用いただけます。

別売りのスキレットカバー(蓋)を組み合わせることにより蒸し焼きもできます。

LODGE(ロッジ) ディープスキレット

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ロッジ(Lodge)
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素材:キャストアイアン(鋳鉄)
サイズ:直径26cm
重量:5.5kg
対応熱源:コンロ、グリル、IH

次にご紹介するこちらのディープスキレットは、鋳鉄製のカバーが付属し、少し浅めのダッチオーブンとしても使用することができます。
均一かつゆるやかな温度伝達機能により食材の旨味を十分に閉じ込め、高い保温性を有しています。
伝統的な26cmのスキットに深さを加えることにより、より多くの用途にお使いいただくことができます。

LODGE(ロッジ) ロジック ダブルダッチオーブン

素材:キャストアイアン(鋳鉄)
サイズ:鍋 内径25.5cm×深さ10cm、蓋 内径24.5cm、全体 外径26.5cm
重量:5.5kg
対応熱源:直火、IH、オーブン、ハロゲンヒーター

3つ目に登場するLODGE(ロッジ)のスキレットは、蓋の上に炭を置いて上下から加熱し、まるでオーブンのように使用することができるロジックダブルダッチオーブンです。
こちらもシーズニング済みですぐにお使いいただける上に、脚がついていないタイプなので自宅のキッチンでも問題なくお使いいただくことができます。
キャンプ料理の定番であるカレーやローストチキン、ピザやパン、パエリアなど大勢でワイワイと囲んで食べる料理にぴったりのスキレットです。

また、蓋の両側にハンドルがついており、蓋自体もスキレットとして使えるのもお得感のある嬉しいポイントです。

Coleman(コールマン) クラシックアイアンスキレット

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コールマン(Coleman)
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素材:鋳鉄
サイズ:27.5cm×41.5cm×10cm
重量:4.4kg
付属品:収納ケース

次にご紹介するのは、何でも揃う老舗アウトドアメーカーであるコールマンのクラシックアイアンスキレットです。
蓋が付属しており、蒸し料理などの際に非常に便利です。この蓋裏には、リベットが備えられており、水分が食材に均等に落ちる仕組みになっているため旨味を逃がすことなく調理することができます。
こちらも、植物性オイルによって仕上げられており、シーズニングは不要となっています。

LOGOS(ロゴス) 合体できる深型スキレット M

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ロゴス(LOGOS)
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素材:鋳鉄
サイズ:45cm×23cm×10cm(取っ手含む)、内寸 21/13×8.5cm
重量:2.3kg
対応熱源:直火、ガスコンロ、IHクッキングヒーター、オーブン、トースター

こちらもキャンプにまつわるアウトドア商品を豊富に扱っているアウトドアメーカーであるロゴスの組み合わせて使える深型スキレットです。
シーズニングレス仕様であり、すぐにお使いいただけます。
取っ手は取り外しが可能で、同メーカーの商品であるKAMADOや家庭用のオーブンでも使用可能です。

LOGOS(ロゴス) 合体できるスキレット M

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ロゴス(LOGOS)
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素材:鋳鉄
サイズ:45cm×23cm×7cm(取っ手含む) 、 内寸 22/19cm×4.5cm
重量:1.8kg
対応熱源:直火、ガスコンロ、IHクッキングヒーター、オーブン、トースター

こちらは先ほどご紹介した合体できる深型スキレットと組み合わせることにより、どちらか1つを蓋として使用することができるスキレットです。
こちらもシーズニングが不要で、すぐにお使いいただけます。底面が焦げ付きにくいドット加工をされており、深めの型なので煮込み料理などにも対応可能です。

肉をグリルするのにも適しており。薄型スキレットと組み合わせれば、ダッチオーブンの代わりを十分に果たせる機能を有しています。

SOTO(ソト) GORAフライパン ST950FP-16

素材:鉄(シリコンクリア塗装)
サイズ:直径18cm×高さ3.7cm
重量:433g
対応熱源:IH (100V、200V)、ガスコンロ、エンクロヒーター、ハロゲンヒーター、ラジエントヒーター、シーズヒーター、直火

次にご紹介するこちらは、調理器具のステンレスヘビーポットGORAが人気のメーカーであるSOTO(ソト)の鉄製のフライパンです。
取っ手のないシンプルなデザインで非常に使い勝手がよく、焚き火などの高い火力にも十分耐えることができる高い耐久性を備えています。
シーズニングは必要となりますが、油ならしと油返しなどの日々のお手入れにより、長くお使いいただけるフライパンです。

CHUMS(チャムス)Booby Skillet with Lid 10 inch(ブービースキレット 蓋つき 10インチ)

素材:鋳鉄
サイズ:10インチ
重量:3.8kg
対応熱源:直火、オーブン、IH

大人気アウトドアブランドのチャムスのスキレットは、蓋と焼き面のブービーバードのロゴが映える商品です。
もちろん機能性も十分で、蓋付きの10インチスキレットは煮込み料理にも使えます。
生産工場にてベジタブルオイルコーティングのシーズニングが済まされているので、お湯とたわしで軽く洗うだけですぐに使えるのも嬉しいポイントです。

CHUMS(チャムス) Booby Mini Skillet (ブービー ミニ スキレット)

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チャムス(CHUMS)
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素材:鋳鉄1.2mm(シリコンクリア塗装)
サイズ:3cm×8.9cm
重量:107g
対応熱源:直火、オーブン、トースター、IH(魚焼き)グリル

こちらもチャムスのスキレットですが、3.5インチのミニサイズで軽量、スタッキング可能とキャンプなどのアウトドアに持ち出して使用するのにもってこいの商品です。
ミニサイズですが、底面にはばっちりブービーバードのロゴも刻印されていて、写真映え間違いなしです。
通常の火を使った調理での使用はもちろん、バーニャカウダーソースやチーズフォンデュなどのソース作りの際にもおすすめです。

staub(ストウブ) スキレット グレー 16cm

素材:鋳鉄(ホーロー加工)
サイズ:30cm×16cm×4.2cm
重量:1.1kg
対応熱源:ガス、オーブン、IH
付属品:レシピ付き取り扱い説明書、保障登録用シリアルナンバー

こちらは、キャンプなどのアウトドアフリーク以外の方からも人気の高い調理器具メーカーであるstaub(ストウブ)の鋳鉄をホーロー加工したスキレットです。
なんと言っても食卓に映える見た目が最大の魅力で、テーブルまで調理したての熱々で運び、そのまま食事を楽しむことができます。
ストウブ独自のマットエマイユ加工は、食材をカリッと焼き上げ、スキレットへの焦げ付きも防ぐことができます。

staub(ストウブ) 両手フライパン ラウンド グレー 20cm

素材:鋳鉄(ホーロー加工)
サイズ:20cm×27cm×5cm
重量:1.47kg
対応熱源:ガス、オーブン、IH

次にご紹介するこちらもストウブのスキレットです。
先ほどのスキレットと比較し、深さがあり、スープやソースの多い料理にも使えて、保温性が高いためもちろんそのままテーブルにサーブすることができます。内側の表面に施された黒マットエマイユ加工により、耐久性が向上し、油なじみがよく焦げ付きにくくなっており、食材の酸にも強いため長時間の使用による臭い移りもしません。

このような十分な機能性とデザイン性に加えて、食洗器に対応しているのも嬉しいポイントです。

Le Creus(ル・クルーゼ) ココット・エブリィ 18 マットブラック

素材:鋳鉄
サイズ:直径 17cm×(取っ手込み23cm)×高さ18cm
重量:2.7kg
容量:2L
対応熱源:直火、IH、オーブン、電磁調理器

こちらもアウトドアフリークの方以外からの人気が高い調理器具メーカーのスキレットで、日本人のライフスタイルに合わせて日本で開発された新しいシリーズです。
様々な工夫がされていますが、デザインの工夫として丸みを帯びた底、直径は抑えて深さを持たせた本体、ドーム型の蓋といった3つの効果により、
熱の対流効率を向上させるような設計となっています。これにより素材に十分な熱が均等に行きわたり、食材の旨味を一層引き出す調理が可能となります。

マットブラックカラーは見た目のカッコよさに加えて、ステイン(長期使用による色素沈着)やひび割れが目立ちにくくおすすめです。

Le Creus(ル・クルーゼ) スキレット 20cm オレンジ

素材:鋳鉄(ホーロー)
サイズ:直径30cm(取っ手含む35cm)×5.5cm
重量:1.5kg
対応熱源:直火、IH、オーブン、電磁調理器

こちらはポップでおしゃれなオレンジカラーが目を引くスキレットです。
グラタンやラザニアなどを熱々に調理した状態でテーブルにサーブした際の見栄えもよく、旨味を最大限引き出された料理がさらに美味しく食べられます。
また、通常の食事からデザートやプレートとしても多用途に使うことができます。

さらに、食洗器に対応しているのも嬉しいポイントです。

アイリスオーヤマ フライパン 鉄 26cm 肉厚タイプ SCPT-F26 ブラック

素材:本体 鉄、ハンドル 木製・スチール(クロムメッキ)
サイズ:長さ47cm×幅25.5cm×高さ8.6cm、底の厚さ 3mm、寸法 26cm
重量:1.5kg
対応熱源:IH(200V、100V)、ガス火、ラジエントヒーター、その他の電気ヒーター

最後にご紹介するこちらのスキレットは、底面を肉厚にすることで鉄板焼き店で使われているような厚手の鉄板を再現した商品です。
高温にしっかり熱した厚手の鉄板で肉汁から旨味をたっぷり閉じ込めて焼いたお肉は、家庭にいながらお店さながらの味で、それをアウトドアで食べたらさらに美味しさが格上げされること間違いありません。
底面は幅が広く厚さもありますが、側面は薄くすることにより、軽量化の工夫もなされています。

今回は、26サイズをご紹介していますが、20サイズ、29サイズもバリエーションとしてあります。

IHスキレットのお手入れ方法

IHスキレットのお手入れですが、そこまで難しかったり手間がかかるわけではありません。慣れれば5分程度でお手入れ完了可能なので、是非あまり構えずにIHスキレットを選んでいただくことをおすすめします。お手入れ方法について簡単にご説明します。

まず、使用したスキレットがまだ温かいうちにお湯で汚れを洗い流します。落ちにくい汚れはたわしなどでこすっていただいてけっこうです。この際に、焦げ付きなどが残っている場合には、再度スキレットに水を張って沸騰させ汚れを取ります。

その後、スキレットが完全に乾くまで火にかけます。スキレットが熱いうちに油を薄く塗りこんで終了です。仮に次の使用まで期間が空きそうな場合は再度火にかけておきます。

まとめ

今回はIHスキレットをご紹介いたしましたが、食材の旨味を存分に引き出してくれる機能面に加えて、料理が『映える』という点もスキレットの持つ魅力の一つであると言えます。調理したそのままに食卓に載せても画になるスキレット、非常におすすめです。この記事が少しでも、皆様のIHスキレット選びのお役に立てれば幸いです。

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