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ガイライン

【徹底解説】ガイラインを新調しよう!選び方とおすすめもご紹介

テントの安全性を高めるガイライン、購入時の付属品をそのまま使い続けていませんか?もちろんそのままでも問題ないのですが、ガイラインを新調することで得られるメリットは意外と大きいです。

この記事ではガイラインを交換するメリットのほか注意点からおすすめの商品まで解説しています。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

ガイラインとは

自在金具付きガイライン
ガイラインとは強風でテントやタープが飛ばされないよう、地面にしっかり固定するためのロープのことです。ガイロープやガイドロープ、張り綱などと呼ばれたりもします。

基本的にテントやタープ購入時に付属品として入っているので新たに購入する必要はありません。本数や長さはテント、タープなどの形状により変わります。

ガイラインの必要性

テントのガイライン
テントやタープを風から守るガイラインですが、自立式テントで天候が穏やかだからと省略する方も見受けられます。

アウトドアに天候の変化はつきもの、油断してガイラインを怠るとテントの倒壊やポールの変形を招く恐れも。道具の破損だけで済めばよいですが最悪、自分自身や家族がけがをすることも考えられます。

ガイラインは必ず張るようにしましょう!

ガイラインを張る際の注意点

ここではガイラインを自作するときと、実際にガイラインを張る際の注意点をまとめています。

長さを調節

 

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ガイラインを自作する場合の長さは使うポールの長さによって決まります。折り返しや結ぶ分を加味して200cmのポールだと4m、250cmのポールなら5mもあれば安心でしょう。

テントのガイラインは形や場所によるので付属品のロープを参考に作ると間違いないです。

自在金具の向き

 

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自在金具はガイラインのテンションを調整するための器具で材質や形状も多種多様です。

自在金具にロープを通してガイラインを作るのですが、自在金具の向きや穴に通す順番を間違えるとまったく能力を発揮できなくなるので注意が必要となります。

一般的な「くの字」型の自在は右上から入れて下の穴に通すのが正解です。そのほか3つ穴タイプや平面タイプなども説明書にしたがって間違えずにロープを通しましょう。

何度も調整する

 

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ガイラインは風にあおられることで徐々に緩んできます。風が強い日などは何度かガイラインを確認して張りなおす作業が必要です。

風が気にならない日ならトイレや炊事棟に行く際にちょっとチェックする程度で問題ないでしょう。

直線上に張る

 

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ガイラインは基本的に引っぱるフレームに対して直線上に張るようにしてください。直線からずれると引っぱる力が最大限に生かされないため危険です。

ただしテントの形状やガイラインの場所により必ずしも直線状とは限らないパターンもあるので説明書も確認しておいてください。

ガイラインを交換するメリット

次にガイラインを交換するメリットについてお話します。特に視認性と安全性の向上はメリットとして大きいものです。子どもさんがいるファミリーキャンプがメインの方に注目してほしい内容となります。

見た目がおしゃれに

 

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ガイラインとして使えるロープの中にはカラーバリエーションが多いアイテムもあり、テントとの色合いやサイトの雰囲気に合わせて交換可能です。ミリタリー調に統一したりカラフルにしたりと自分の好みで選べます。

また反射材を含んでいるものと交換すれば夜間での視認性も向上、足をひっかけるなどの危険が少なくなる点もメリットのひとつです。

経年劣化

 

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ガイラインの経年劣化は強度の低下につながるので、そうなる前に交換するのがおすすめです。

紫外線に弱い素材のロープもあるため一概に交換時期はこのぐらいと言えませんが、ロープが固くなって滑りがよくなってきたら交換を考えた方がよいでしょう。ほつれなども劣化の兆候なので注意して見ておいてください。

結び癖

 

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同じ場所で何度も結んでいると癖がついてしまいます。今現在、使い勝手に影響が出ているなら交換するほうがよいです。また癖の付いた部分がほつれにつながり強度の低下を招くこともあります。

ガイラインの選び方

それではガイラインの選び方について解説していきます。ポイントは2つ、デザインと素材です。

デザインで選ぶ

 

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デザインとは見た目のことですがガイラインの場合、サイズも重要となります。ガイラインの太さは3~5mm太いほど強度が増しますが、その分かさばるため持ち運びにくいです。

重さやパッキングを重視する山岳テント、ツーリングキャンプなら3mm、ファミリーキャンプの場合は4~5mmが適当でしょう。

素材で選ぶ

 

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主な素材は3つ、ナイロンにポリエステル、ダイニーマとなります。ナイロンは強度があり安価ですが、水や紫外線に弱いです。逆にポリエステルは強度は下がり、水と紫外線に抵抗があります。

ダイニーマは引っぱりや衝撃に強く軽量、外周をポリエステルで覆っているため紫外線にも抵抗がありますがほかの素材と比べて高価です。

パラコードに分類されるものは心材をナイロン、外周はポリエステルなど複合パターンも存在します。
パラコードの編み方についてはこちらの記事もおすすめです!

おすすめのガイライン5選

 

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それではここで使いやすいものを中心に選んだ、おすすめのガイラインを5つ紹介していきます。

【1】tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)リフレクティブタープ用張綱 Φ4.5mm×20m【ブラック】

太さ:4.5mm
長さ:20m
素材:ポリプロピレン

素材であるポリプロピレンは軽量かつ強度にも優れていて、ナイロンと違い水を含んでも固くなりません。太さは4.5mm、タープ用のガイラインとして安心できるスペックです。

夜間の視認性を上げるためリフレクティブ(反射)素材も織り込んであります。20mあるのでいろんな長さのガイラインを自作するのにも最適です。

自在金具は付属してないので4.5mmの太さに合うものを用意する必要があります。

【2】MARITSU テントロープ 反射材入り 径 5mm 長さ 4m 6本 / 8本 / 10本 セット

MARITSU テントロープ 反射材入り 径 5mm 長さ 4m 10本 セット 自在金具 収納袋 耐荷重250kg ガイロープ (ブラック x 10本)
MARITSU

太さ:5mm
長さ:4m
素材:ナイロン

直径5mmのナイロン製で耐荷重も250kgと非常に強度の高いガイラインです。最初から4mで分けてあるので長さを図って切る手間が必要ありません。

また自在金具も付属しているのであらたに購入することもなく、すぐにガイラインを作成できます。1.5mm幅の反射材のおかげで夜の視認性も高く安心です。本数も6、8、10と選択できます。

【3】GEERTOP(ギアトップ) テント ロープ 反射材入り パラコード ガイロープ アルミ自在金具付き 耐荷重250kg 4mm * 4m 6本

太さ:4mm
長さ:4m
素材:ナイロン

パラコードとは戦時中にパラシュート用のロープとして開発されたもので、ひもの種類のひとつです。滑りがよくほぐすことで太さを調整でき、ブレスレットなどのアクセサリー製作にも使われます。

このアイテムは反射材入りで耐荷重250kg、アルミニウム製の自在金具付きでガイラインとして使用してもまったく問題ありません。

ただしパラコードの種類によっては滑りがよすぎて自在金具がうまく働かない場合もあるのでレビューなどで使用感を確認できるとよいでしょう。

【4】Marlow(マーロー) NEWエクセルレーシング(ダイニーマロープ) 2mm【メーター売り】

太さ:2mm
長さ:切り売り
素材:中心ダイマーニSK78、外皮ポリエステル16打ち

直径は2mmですがスーパー繊維であるダイマーニを中心に使った高性能ロープとなります。細く軽量なため登山用、ツーリングキャンプに最適。

ブルーとライムの2色ですがどちらもキャンプサイトでは目立ちそうな色合いです。

心材であるダイマーニを16本のポリエステル製ストランド(ファイバー繊維を紡いだヤーンと呼ばれる状態をさらに撚り合わせたもの)で包んで強度アップおよび紫外線対策としています。

【5】Soomloom テント用ロープ パラコード 反射材付き 張り綱 全長50m

太さ:1.8mm/2mm/2.5mm/3mm/3.5mm/4mm/4.5mm/5mm/6mm
長さ:50m
素材:ポリエステル

こちらはロープの太さにバリエーションがあるポリエステルタイプのパラコードとなります。長さは50mもあるのでたくさんのガイラインを作りたいときに便利です。

色はオレンジ、レッド、ホワイト&ブルーの3種類ですが蛍光色に反射材を織り込んでいるので視認性の高いロープといえます。

パラコードなのでガイライン以外にも木の間にかけて寝袋を乾かすといった便利な使い方もできます。

まとめ

ガイラインー2
ガイラインの新調は最初こそ手間が必要なものの、しかるべき時期になったら強くおすすめしたい作業です。

特にずっと付属品を使ってるよという方、これを機にガイラインの交換を考えてみませんか?

注意しないといけないポイントもいくつかありますが、視認性を上げ安全性も確保できセンス次第でサイトのオリジナルティも出せます。ぜひ挑戦してみてくださいね。

 
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