×
手ぶらキャンプをおしゃれに簡単に体験するならCampify(キャンピファイ)
ハイキング

登山におすすめの飲み物について徹底解説。飲み物の選び方や無くなった時の対策なども紹介!

登山やトレッキングなどを楽しむのに水分補給は必要不可欠です。
せっかくの楽しい登山の途中で、飲料が足りなくなって後半バテてしまう…なんて事にはなりたくないですよね。

この記事では、季節・気温や、その日の天候に合わせて適切な水分補給の方法をご紹介します。

登山におすすめの飲み物とは?

水分補給とはいっても、初心者の方はどういう物を持っていくかも迷ってしまいますよね。
ここでは、登山にオススメのドリンクを紹介します。

水分補給の重要性


まず初めに、体重60kgの人が5時間行動するのに必要な水分量は、1~1.2ℓほどと言われています。
「足りなくなったらどうしよう…」と考えて用意しすぎると、かえって重さが負担になり、体力の消耗につながってしまいます。
不安な気持ちは分かりますが、多くとも用意する水分は1.5~2ℓほどに抑えるようにしましょう。

おすすめの水分補給ドリンク

水筒
基本的には水やお茶など、自身の好みで問題ありません。
ただ、コーヒーやお茶など、カフェインを含む飲料の場合は利尿作用がある為、飲みすぎには注意が必要です。

「飲料水」は汗で失った塩分を補給できない為、大量に汗をかいたときには、たとえ水を飲んで水分補給をしても、足を攣ったり、筋肉の痙攣を起こす事があります。
上記をふまえると「スポーツドリンク」や「経口補水液」が登山の際には特におすすめです。

スポーツドリンクの効果と注意点


スポーツドリンクには水分の他、ナトリウムなどの電解質が含まれている為、汗で失った電解質も水分と同時に摂取する事が可能です。

ただ、スポーツドリンクには糖分も多く含まれており、血中の糖が多くなると、糖を尿で排出しようとします。
すると、かえって大量の水分が必要になってしまう為、スポーツドリンクと水を合わせて飲むなどし、調整するようにしましょう。

お茶やジュースの持ち運び方法

水筒
お茶やジュースなどを持ち運ぶ際は、購入してそのままのペットボトルがおすすめです。
価格も安く購入でき、なにより軽い為、荷物の多くなりがちな登山にはうってつけです。

また、ペットボトルではゴミが出てしまうのが気になる方には、プラスチック製などの軽量ボトルもオススメです。
軽量な為、荷物としての負担はほとんど無く、洗って繰り返し使える為、環境にも優しいのがポイントです。

軽い水筒に関してはこちらの記事をチェックしてみてください!
アウトドアにぴったり!軽い水筒おすすめ15選

歩く時間帯によっておすすめの飲み物は変わる?

水分補給といっても、太陽の日差しが強い昼間と、夜間や早朝によって必要な水分量は変わってきます。
登山中の時間帯別の気温をしっかり確認して、適切な飲料をもっていくよう心がけましょう

朝の登山におすすめの飲み物

登山_朝
早朝から登り始める場合は、登山中に陽が出てきて温かくなる事を考えて、気温の低い内は汗をかく量も少ない為「水」を中心に。
昼間に差し掛かった場合は「スポーツドリンク」などの量を増やして調整するのがオススメです。

夜間の登山におすすめの飲み物

登山_夜
富士山などの高山に登る場合は、夜の内から登り始める方もいるでしょう。
特に標高の高い山では地上よりも気温が低くなり、尿意を感じやすくなるため、糖分の多い飲料は少なくし、飲料水を中心にするのがオススメです。

昼間の登山におすすめの飲み物

ハイキング
昼間は日差しも強く、汗をかきやすい為「スポーツドリンク」や「経口補水液」を中心に水分補給をしましょう。
スポーツドリンクの場合は、水も併せて飲むようにするのがおすすめです。

持ち運びの便利な飲み物アイテム

水分を持ち運ぶのにも様々な方法があります。
ペットボトルの他にも、登山に適した様々なタイプのウォーターボトルが販売されている為、選び方のポイントをご紹介します。

コンパクトなウォーターボトルの選び方

水筒
ウォーターボトルには、ステンレスやアルミなどの金属で出来ていて、重量はあるが保温性の高い物。
プラスチックで出来ていて、軽量だが保温性は低いものなど様々です。
自身の持っていきたい飲料に合わせて適したタイプのウォーターボトルを選びましょう。

持ち運びに便利な水筒の特徴


登山で携行する水筒には様々な特徴があります。

プラスチック製で軽さが特徴的な物や、金属製で断熱性に優れ、保温・保冷どちらでも使用出来る物。
中身を飲み干した後に折り畳むことができ、リュックのスペースを圧迫しないものなど様々。
ご自身の利用シーンや使用用途に合わせて、最適な水筒を選びましょう。

ゼリータイプのドリンクとは?

ドリンク
登山には、ゼリー飲料もオススメです。
水分の補給はもちろん、行動食としても優秀で、夏の登山などでバテてしまっても、手軽にエネルギーを補給する事ができます。

登山の行動食に関してはこちらの記事をチェックしてみてください!
魅力あふれる登山の行動食おすすめ10選!コンビニで買える商品や入れ物もご紹介!

テトラパックの飲み物のメリット


テトラパックに入った飲料はペットボトルと違い、かさばることが無く携行性に優れています。
また、飲み切った後は持ち帰ってリサイクルする事が可能な為、環境問題を意識する方にもおすすめです。

登山中に飲み物が足りなくなったらどうする?

どれだけ準備をしていても、思っていたより日差しが強く、持って行った飲料で足りなくなってしまう事もあります。
ここからは、そんな時に備えた解決方法などをご紹介していきます。

休憩ポイントでの補充方法

ドリンク
登山道の道中に、山小屋などの休憩ポイントがある山も多いです。
そういった休憩ポイントに立ち寄った際には、自身の残り飲料を確認して、足りなそうであれば早めに購入して備えておくのがいいでしょう。

自然の水源を利用する方法


山の中には、道中で水源が出ている箇所もあります。
自然の水は美味しいイメージがあり、ついついそのまま飲みたくなりますが、生水のままでは寄生虫や最近を含む可能性もある為、避けたほうがいいでしょう。

どうしても山の水場で水分を補給したい場合は、10分程度煮沸してから口にするか、いざという時の為に浄水フィルターを用意しておくのもオススメです。

他の登山者から飲み物を借りる方法


水場などが無く、水分が尽きてしまった場合の最終手段として、同行者や他の登山者に分けてもらうのもいいでしょう。
ただ、他者の水分が不足する可能性もある為、それをあてにして自身の水を用意するのは避けましょう。

予備の飲み物を持ち歩くことの重要性

水筒
山小屋や水場のある登山道の場合は、登山中の補給も可能ですが、基本的には気温などを考慮して多めに用意するといいでしょう。
体内の水分が不足すると、筋肉の痙攣などが起きてしまい、事故やケガの原因にもなりかねない為、水分の確保は登山を楽しむ為に優先したい項目の一つです。

まとめ

特に登山初心者の方が迷ってしまうのが、持っていく水分の量ですよね。
荷物がかさばってしまいますが、登山に慣れない内は、不足してしまうよりは多めに用意しておくのが安心です。

その他、万が一に備えて浄水フィルターなどを用意しておくのもオススメです。
しっかりと水分をとりながら、登山を満喫しましょう!

 
Campify magazineと同じ運営元のFLY株式会社が運営する、設営・撤収不要の手ぶらキャンプCampify(キャンピファイ)