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2024年最新版!コスパ最強の冬用おすすめの化繊シュラフ12選【登山やキャンプに】

寒い冬のキャンプ、安眠できるかどうかのカギは、寝袋=シュラフにかかっていると言っても過言ではありません。そんな冬用のシュラフにおいて、今回は特にコストパフォーマンスに優れた化繊のシュラフをご紹介したいと思います。特徴を理解すると、冬キャンプでも十分に防寒可能なシュラフばかりで、非常におすすめです。

化繊シュラフの特徴

化繊=化学繊維の略語です。化繊シュラフの特徴について、3つのポイントからご紹介します。

保温性が高い

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化繊シュラフは、ダウンシュラフには劣りますが、十分な保温性を有しています。使われている中綿の量や種類によって、保温性能は異なります。基本的には、中綿の量が多いと保温性能は向上すると考えていただいて結構です。

洗濯ができる

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天然素材で濡れることに極端に弱いダウンシュラフと比較し、化繊のシュラフは濡れに強いどころか、洗濯も可能です。大きさの問題で、自宅の洗濯機では難しいかもしれませんが、コインランドリーであれば問題なく洗濯することができます。実際に洗濯される際には、方法などを十分に確認していただいた上で、わからない場合はアウトドアショップの店員さんや、メーカーに確認していただくことをおすすめします。

コスパがいい

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化繊のシュラフは、同程度の保温性を有するダウンシュラフと比較して、価格が非常にお求めやすくなっています。後にご紹介するデメリットに関して対応可能であったり、問題を感じない方であれば、化繊シュラフのほうがダウンシュラフと比較し、コストパフォーマンスに優れたシュラフであると言えます。

化繊シュラフのデメリット

化繊シュラフには、残念ながらデメリットもあります。

重たくて大きい

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化繊シュラフの場合、中綿の性状のためダウンシュラフと比較すると、そこまで圧縮することができないという特徴があります。このため、たたんで収納袋に詰め込んでもダウンシュラフと比較すると大きくなります。また、化繊シュラフでは、保温性の高くなればなるほど、中綿のボリュームが必要となり、必然的に重量も重たくなります。

ダウンシュラフに比べると暖かさに劣る

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化繊シュラフも十分に暖かいのですが、やはり保温性能に関してはダウンシュラフのほうが優れています。しかしながら、ダウンシュラフと比べると劣るだけで、冬キャンプでも十分に快適に過ごせる保温力を有している化繊シュラフもたくさんあります。やや重くなり、大きくなりますが、決してダウンシュラフでなければ、冬キャンプで使えないわけではございません。

化繊シュラフの選び方

化繊シュラフの特徴や弱点についてご紹介しましたので、次はそれを踏まえた上で、選び方について4つの観点からご紹介します。

快適温度・限界温度で選ぶ

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シュラフには、快適温度と限界温度がございます。快適温度とは、その名の通りそのシュラフを使用して寒さを感じることなく快適に眠ることができる温度を意味します。限界温度とは、そのシュラフを使用することによってなんとか危険なく眠ることが可能な温度を示します。基本的には、商品に必ず明記されていますが、わかりにくい場合は店員さんに確認していただくことをおすすめします。

ファミリーキャンプや一般的なキャンプ場での使用であれば、使用限界温度が~-10℃程度のシュラフで問題なく快適に眠ることができます。雪中キャンプや冬の雪山での使用と言った過酷な環境でなければ、必要以上に限界温度の低い、いわゆるオーバースペックのシュラフを選ぶ必要はございません。

形状で選ぶ

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シュラフには、大きく分けてマミー型(人型)、レクタングラー型(封筒型)、エッグ型といった形状があります。それぞれ特徴がありますが、マミー型は身体に合わせた形状であるため、ある程度身体に密着し隙間が少ないため、保温性に優れています。一方で、慣れるまではやや窮屈に感じる方も一定数存在します。

レクタングラー型は、寝心地が布団に近く、慣れていない方でも違和感が少ないですが、保温性能はマミー型と比較するとやや劣ります。

中綿で選ぶ

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使用している中綿で選んでいただく方法もあります。量や重さはもちろんですが、種類によって保温性能にも違いがあります。ダイナロフト、モイスNライト、ダイナファインファイバー、ダイナチューブファイバー(中空ポリエステル)、ダイナコンプレスファイバーなど多くの種類、特徴があります。

全て覚えて理解するのは大変なので、いくつかの化繊シュラフで迷った際に、店員さんに確認していただくことをおすすめします。

ブランドで選ぶ

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選ぶ観点として、最後にご紹介するのはブランドです。こだわらない方も一定数いらっしゃると思いますが、やはり人気があったり、少々価格帯の高いブランドの化繊シュラフはそれ相応の機能を有しており、コストパフォーマンスを考えると非常に優れていることが多いです。また、他のお使いになっているギアとの相性、統一感、互換性などを考えると結果として使いやすいことが多いので、同一ブランドの化繊シュラフを選んでいただくほうがおすすめです。

おすすめの化繊シュラフ12選

Snugpack(スナグパック)ベースキャンプスリープシステム

セット時 サイズ 収納時:直径30×長さ50cm、展開時:縦(長さ)220×横(周囲)160cm、重量 3200g、快適使用温度 -12℃
ノーチラス(外側)のみ サイズ 展開時:縦(長さ)220×横(周囲)160cm、重量 1400g、快適使用温度 3℃
マリナー(内側)のみ サイズ 展開時:縦(長さ)220×横(周囲)154cm、重量 1750g、快適使用温度 -2℃
素材:外側 190T ポリエステル(AQUA Light)、内側 ポリエステル(SUPER SOFT)、中綿 シリコーン加工ポリエステル中空繊維(Isofibre)

最初にご紹介するこちらの化繊シュラフは、2枚の寝袋を重ねて使うレイヤー仕様で、1枚でも使用でき、3つの温度帯に対応可能な変わり種のレクタングラー型シュラフです。ドローコード付きのフードは上方からの冷気を、ショルダーウォーマーは首元の冷気をそれぞれ遮断し、ファスナーからの冷気侵入に対してはドラフトチューブと寒い冬キャンプの夜の防寒対策が万全に施されています。外側の生地は、撥水性がありなめらかで肌触り、内側の生地もなめらかなシルクタッチで高い耐久性を有しながら、通気性、吸汗性、速乾性にも優れ、非常に快適な寝心地です。

見た目も機能性も冬キャンプにもってこいのおすすめ化繊シュラフです。

スナグパック スリーパーエクスペディション スクエア ライトジップ

サイズ 収納時 : 直径30×長さ50cm、展開時 : 縦(長さ)220cm×横(周囲)160cm
素材:外側 ポリエステル(AQUA Light)、内側 ポリエステル(SUPER SOFT)、中綿 シリコーン加工ポリエステル中空繊維(Isofibre)
重量:2600g
快適外気温度 : -12℃、下限外気温度-17℃
付属品:圧縮用バッグ付き

こちらも大人気のベースキャンプシリーズの化繊シュラフで、エントリーユーザー向けに作られています。キャンプや車中泊などにも使いやすいベーシックなモデルです。もちろん、洗濯機で丸洗いが可能で、ファスナーには生地噛み込み防止対応が施され、フルオープンにして広げれば布団のようにも使用可能です。

重量は少しありますが、車に1つ積んでおくと多用途に使えて非常におすすめです。

DOD(ディーオーディー)わがやのシュラフ

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DOD(ディーオーディー)
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サイズ:W230×D200cm
収納サイズ:W36×D36×H66cm
重量:4.8kg
素材:ポリエステル、綿
推奨使用温度:5℃~
最低使用温度:-5℃

次にご紹介するこちらは非常にユニークな名前のレクタングラー型化繊シュラフです。家族4人が一緒に使える広さで、片付けも簡単、お子さんが小さいご家庭のファミリーキャンプにおすすめです。やや重量があるためオートキャンプでの使用が中心となりますが、車中泊用のシュラフとしても使いやすく、ジッパーで容易に2人用のシュラフ2つに変形することもできます。

NEMO EQUIPMENT(ニーモイクイップメント)ジャズ

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ニーモ・イクイップメント(Nemo)
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サイズ:~193cmまで対応可能
収納サイズ:W35×D35×H81cm
重量:2.7kg
素材:シェル 50D ポリエステルRS (100% PCR、ブルーサイン認証) 、中綿 Stratofiber (PCRポリエステル)
推奨使用温度:0℃~
最低使用温度:-6℃

今最も注目されているサスティナビリティとキャンプにおける快適さとは何かを追求し、開発されたレクタングラー型化繊シュラフです。シュラフの背面にストレッチ素材のパッドスリーブを装備し、マットを固定して使用することができます。噛み込み防止ジッパーパーツ、両サイド のダブルジッパーは出入りと温度調整に役立ちます。

選択可能な一体型のシーツは、シルクのようにソフトな肌触りで、100%リサイクル素材の中綿、睡眠時の温度を調節するブランケットフォ ールドドラフトカラー、睡眠時の快適性を高める内蔵のキルティングピロートップ、ピローポケット、スタッシュポケット、通気性を確保するダブルのフットシュノーケルなど、自宅の布団で寝ている快適さに勝るとも劣らない機能を有しています。

LOGOS(ロゴス)丸洗いウォーマーシュラフ

サイズ:幅80×長さ190cm
収納サイズ:直径38×長さ42cm
重量:2.9kg
素材:表 モイスポリ、肌面 防菌防臭モイスポリ 、中綿 ダイナチューブファイバー
限界温度:‐6℃

こちらは抗菌防臭加工を施したネックウォーマー付きのレクタングラー型化繊シュラフです。DuPont社の技術SILVADURを用いた生地を肌面に使用し、AG+(銀イオン)効果による抗菌防臭加工に加えて洗濯機で丸洗いもできるため、手入れが非常に簡単で、快適に使用し続けることができます。この特徴的なネックウォーマーは首元からの冷気、レクタングラー型の弱点である肩回りの冷えを防ぐ機能を果たします。

収納袋には間口が広がる楽ちんレース収納といった工夫が施され、丸めて収納する際に同等の製品と比較し、収納が非常に容易です。

THE NORTH FACE(ザノースフェイス) エコトレイルベッドダブル

サイズ:152×198cm
収納サイズ:直径33×61cm
重量:3.4kg
素材:表面 50D100%リサイクルポリエステルリップストップ 、肌面 50D100%リサイクルポリエステルタフタ、中綿 100%リサイクルポリエステル
快適温度:-7℃

レクタングラー型の最後にご紹介するこちらは、大人気アウトドアブランドの化繊シュラフです。ダブルサイズで、サイドジッパーは足元まで開けることができ、広げて布団のような使い方や連結することも可能です。このため、温かい季節にはトップとボトムを分割してそれぞれ単独、2人で使用することもできます。

もちろん、頭周りにフリースライナー、内側にアクセサリーポケットと使いやすい機能を有しています。

Coleman(コールマン)xtreme WHEATHER Mummy (エクストリームウェザーマミー) スリーピングバッグ

サイズ:208×81cm
重量:2.63kg
素材:ポリエステル
最適温度:-18℃~

マミー型の最初にご紹介するのは皆さんご存知の老舗アウトドアメーカーの化繊シュラフです。-18℃まで対応可能とされていますが、実際にはもう少し温度の高い環境での使用をおすすめします。この商品のおすすめポイントは、なんといっても値段が安い点です。

収納がやや大変であったり、サイズも大きめであるためオートキャンプでの使用に向いております。また、使用されている方が多く、口コミもたくさんございますので、購入・使用前に有益な情報を容易に得られることも嬉しいポイントと言えます。

mont-bell(モンベル)バロウバッグ#2

サイズ:~183cm
収納サイズ:直径20.5×41cm
重量:1.55kg
素材:表地 40Dスーパーマルチナイロンタフタ(超耐久撥水加工) 、中綿 エクセロフト
快適温度:2℃
限界温度:‐4℃

こちらは、軽量かつコンパクトになり、冬季登はんや縦走など、積雪期の登山でも幅広く使用できる非常に汎用性の高い化繊シュラフです。中綿に使用されているエクセロフトは保温性と速乾性を有しながら、スーパースパイラルストレッチシステムが抜群の伸縮性で非常に快適な寝心地を提供してくれます。右側にジッパーが付くR/ZIPと左側に付くL/ZIPの2つのモデルから選んでいただくことができ、2つのシュラフを連結して使用することもできます。

ロゴス 丸洗いやわらか寝袋ウォーミー

サイズ:幅75×長さ220cm
収納サイズ:直径37×長さ41cm
重量:3kg
素材:表・肌面 やわらかフランネル 、中綿 ダイナチューブファイバー
限界温度:‐4℃

先ほどご紹介したロゴスの化繊シュラフのマミー型がこちらです。その名の通り、やわらかな素材は冬キャンプでの寒さから身も心も暖めてくれます。身体にピッタリ沿うようなシェイプしたラインは、無駄な空間なく、顔以外の全身すべてを暖かく包んでくれます。

deuter(ドイター)スターキャッチャー

サイズ:幅85×長さ205cm
収納サイズ:27~50cm
重量:2.05kg
素材:表面 70Dナイロンタフタ、肌面 75D ポリエステル、中綿 ハイロフトホローファイバー(ポリエステル)
快適温度:-10℃
限界温度:‐28℃

次にご紹介するこちらのマミー型シュラフは、着ることができる化繊シュラフで、アームジッパー、ジッパーにより手足を出して使用することができます。また、センタージップ、ブラックカラーでシックなデザインは見た目も非常にカッコいいです。もちろん、機能性も高く保温性は十分であるため、冬キャンプや車内泊用として非常におすすめです。

ドイター オービット

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ドイター(deuter)
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サイズ:74×208cm
収納サイズ:直径27×47cm
重量:1.7kg
素材:表面 50Dリップストップリサイクルポリエステル、肌面 75D ポリエステル、中綿 ハイロフトホローファイバー(ポリエステル)
快適温度:-5℃
限界温度:‐23℃

同アウトドアメーカーのマミー型シュラフですがマンダリンカラーと表の素材感が非常にカッコいいです。こちらは、2レイヤー構造の中綿で、夏の高山から冬期の低山まで対応可能な化繊綿タイプのシュラフです。 首回りのウォームカラーとジッパー部分のジップチューブが、冷気の侵入を防ぎ、 貴重品の収納に便利なインナーポケットも装備されています。 

ザノースフェイス エコトレイルシンセティック

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THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス)
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サイズ:80×198cm
収納サイズ:直径26×46cm
重量:1.14kg
素材:表面 50D100%リサイクルポリエステルリップストップ 、肌面 50D100%リサイクルポリエステルタフタ、中綿 100%リサイクルポリエステル
快適温度:-7℃

最後にご紹介するこちらは大人気アウトドアブランドのマミー型化繊シュラフです。中綿のリサイクルポリエステルは濡れても保温力を失いにくく、表面はリップストップで撥水し、裏地には、軽量さと耐久性、肌触りの良さを兼ね備えたポリエステルタフタを用いて、非常に快適な寝心地です。大きく開くJ型ジッパー、ややゆとりのある大きめのマミーカット、アーチ形のフットボックスに加えて、ヒートロスを軽減するフード部分のドローコードと、足形に成型したアーチ型フットボックス構造と細部に使いやすい工夫がなされているのはさすがの人気アウトドアブランドたるゆえんと言えます

まとめ

今回は、冬用のおすすめ化繊シュラフについてご紹介させていただきました。ダウンシュラフと比較すると携帯性や保温性に劣る部分はありますが、用途や選び方、工夫によって化繊シュラフでも十分に冬キャンプに対応可能です。多くのアウトドアメーカーから様々な特徴を有した化繊シュラフが販売されています。

この記事が、皆様の化繊シュラフ選びのお役に立てれば幸いです。

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