×
手ぶらキャンプをおしゃれに簡単に体験するならCampify(キャンピファイ)

エコ&キャンプ使用も!ペレットストーブおすすめ12選!【メリット・デメリット】

寒い時期の暖房器具、特にキャンプやアウトドアでの器具は電源が取りにくかったり、燃料の持ち運びが大変で悩ましいもの。そんな悩みを解消してくれる古くて新しい、最近注目の暖房器具がペレットストーブです。

ペレットストーブとは何もの?

ペレットとは間伐材の破片やおがくずなどを集めて固めた、カプセル錠剤のような形の燃料。その燃料を燃やして暖房にするのがペレットストーブです。他の暖房器具同様、室内用と屋外用があり、屋外用ならアウトドアやキャンプに持って来いです。

ペレットストーブの6つのメリット

そんなペレットストーブにはステキな6つのメリットがありますので、ご紹介します。

1.エシカルな燃料

先にご紹介したように、ペレットストーブの燃料である木質ペレットの原料は、森林の育成過程で生じる間伐材などや、製材工場などから発生する樹皮、のこ屑(プレーナー屑)、端材など、再生可能な資源である木材です。これらを取り扱いやすい燃料にしたものが木質ペレットです。もともとは廃棄されるようなものを利用しているので、ゴミの再利用といった感じでエシカルなんです。

2.燃費が良い

ペレットは小さな円筒状に成形加工されているので、運搬や取り扱いが容易ですし、乾いているので着火性にも優れています。また、含水量が少なく圧縮されていますので、チップやの木屑をそのまま燃やすより大きな発熱量が得られ、結果、燃費が良いのです。

3.設置すると補助金が出ることも

住宅などに設置するペレットストーブに、多くの自治体が補助金制度を設けています。北は北海道から南は熊本県まで、東京都内にも!

※2022年10月現在。詳細は各自治体のホームページ等でご確認ください。

東京都稲城市

北海道札幌市

4.煙突なしで使える

煙や灰が出にくいペレットストーブなら煙突無しで使えるものが多くあります。

5.薪ストーブより煙&灰が出にくく後片付けカンタン

薪ストーブに比べて乾燥していて燃焼効率がよいペレットストーブ、煙と灰が出にくく、環境にやさしいばかりでなく、後片付けがカンタンなのもうれしいところです。

6.料理&リラックス空間を楽しめる

煙が出にくいので、安心・安全に暖を取れるばかりでなく、天面に鍋ややかんを乗せて料理やお酒の燗をして楽しむのもいいですね。屋内なら照明を落として火の明かりを中心に、温かい料理や飲み物を楽しむなんて、想像しただけでもワクワクしますね!

ペレットストーブの7つのデメリット

ここまでいいところづくしのペレットストーブですが、気をつけるべきところもあります。デメリットも理解した上で購入・活用しましょう。

1.ランニングコストがかかる

どの暖房機器でも同様ですが、やはりランニングコストはかかります。ペレットはホームセンターなどで10kgあたり数百円というところですが、1時間の燃焼で約1kgと言われていますので、冬場など月に10,000円ほどかかることも珍しくありません。

2.設置費用が必要

ペレットストーブは、室内でペレットを燃焼させるため、電気や石油ファンヒーターのように買ってきてポン、とリビングに置くというわけにはいきません。専門の施工業者等に設置して貰う必要があり、数万~数十万円かかります。

3.定期的なお掃除必須

薪ストーブに比べればクリーンでエコなペレットストーブですが、やはり、燃えカス、灰、すすは付き物。心地よく使い、長持ちさせるためにも、定期的に掃除をして使いましょう。

4.暖かくなるまでに時間がかかる

ガスや石油ストーブ、電気エアコンと違って、ペレットストーブはペレットが燃えることによって暖かくなる暖房器具。しかも温風が出ないタイプのものだと、暖かい空気が部屋を循環するまで時間がかかるのがネックです。

5.適切に使用しないと温まらないことも

ペレットストーブは、ペレットの入れ方、量、点火の仕方の正しい手順で燃やさないと、その暖房効果が十分に発揮されない場合があります。また、一酸化炭素中毒や火災、その他トラブルのもとになるので、適切な使用を心がけましょう。

6.近所迷惑にならないように配慮も

ペレットストーブは煙突から煙を出すので、隣近所への配慮が欠かせません。風向きや設置位置を設置業者さんと相談して、近所迷惑にならないようにしましょう。

7.狭い場所での使用は厳禁

5.でも書きましたが、ストーブを使う上でのリスクは、火災と一酸化炭素中毒です。周囲にものや壁・天井などが迫っていると火災のリスクが高まるため、設置位置はもちろんのこと、日常使いの中でも周りに十分距離が取れるよう注意しましょう。

「自宅用」ペレットストーブおすすめ6選

では、ここからは実際のペレットストーブをご紹介していきます。まずは「自宅用」を6選。
こんなペレットストーブが自宅のリビングにあったらいいですよね!

シモタニ ALCOTT オルコット

暖房出力(Kw) 3~6.0Kw
サイズ (W×D×Hmm) W470 x D507 x H772
重さ(Kg) 90Kg

まず最初の一台はインテリアとして映える、オシャレなペレットストーブをご紹介。こちらは初めて、ペレットストーブでグッドデザイン賞をとった名機です。岐阜県は下呂温泉の街、下呂市にある小さなペレットストーブメーカー、シモタニが創り出す秀逸な一台。
スタイリッシュなデザインはどんなお部屋にも合い、炎の美しさにもこだわって作られています。操作も直観的にでき、誰にでも使いやすいストーブです。

トヨトミ Mimi PE-6


参照:トヨトミ

サイズ:H842mm×W400mm×D450mm
重量:69kg
暖房面積:温暖地 木造11畳/コンクリート15畳 寒冷地 木造11畳/コンクリート17畳

お次は大手暖房器具・空調機器メーカー、トヨトミのペレットストーブ。こちらも丸みを帯びたコンパクトなデザインで、グッドデザインアワード2018を受賞。優しく温かい風で、リビングや居住スペースをほっこり温めてくれること請け合いです。

山本製作所 ほのか


参照:山本製作所

サイズ:H783mm×W446mm×D455mm
重量:65kg
暖房面積:温暖地 木造14畳/コンクリート20畳 寒冷地 木造15畳/コンクリート23畳

東北は山形県、将棋の駒で有名な天童市の機器メーカー、山本製作所がお届けする「ほのか」。
シンプルなデザインかつカラーバリエーションが豊富で、部屋の雰囲気に合う好みのデザインを選べます。
定期的に燃焼皿の灰を飛ばしてくれる自動クリーニングモード付き。操作パネルを採用しているため、簡単に操作できるのも魅力です。

山本製作所 OU


参照:山本製作所

サイズ:H813mm×W422mm×D545mm
重量:100kg
暖房面積:温暖地 木造14畳/コンクリート20畳 寒冷地 木造15畳/コンクリート23畳

同じく山本製作所の「OU」。
お好みの室温設定に合わせて自動で火力を調節してくれる機能が備わっています。
4段階の火力調整が可能です。

ウォームアーツ(旧さいかい産業) RS-4


参照:ウォームアーツ

サイズ:H910mm×W480mm×D560mm
重量:120kg
暖房面積:20畳~

ものづくり、特に金属加工品といえば新潟県の燕市。ウォームアーツは2004年に「さいかい産業」として生まれた地場産業。その後、2021年に現在のウォームアーツにブランド名を変更。
温風を送るのではなく、ペレットストーブ自体から熱を放出する輻射タイプです。
天板が250度ほどになるため、煮込み料理をすることもできます。大きな窓から、炎を眺めることができるのも魅力です。

ハーマン XXV


参照:ハーマン

●サイズ:H795mm×W725mm×D748mm
●重量:170kg
●暖房面積:約36畳

まるでクラシック映画に登場するような薪ストーブの美しい装飾と鋳鉄ならではの重厚感があるペレットストーブ。XXVはハーマン設立25周年を記念して作られたハーマンの集大成です。特許を取得したペレットプロシステムで様々な種類のペレット燃料を燃焼でき、燃焼効率を最大限に引き出します。ボトムアップ型のペレット燃料供給システムは、完全燃焼を行うことで設定温度の1度以内で火力を調整、維持します。音は静かでありながらも、広い範囲を暖めます。自動で温度コントロール可能。メンテナンスも最小でよいため、お手入れが簡単です。

「キャンプ用小型」ペレットストーブおすすめ6選

続いては、Campifyマガジン読者お待ちかね?の「キャンプ用小型」ペレットストーブ。おすすめの6選をご紹介していきます。

ユニフレームUFペレットストーブ

created by Rinker
ユニフレーム(UNIFLAME)
¥30,082 (2024/11/21 08:39:15時点 Amazon調べ-詳細)

サイズ:H2580mm×W240mm×D550mm
重量:9.1kg

キャンプ用小型ペレットストーブ、まずはキャンプ用品でおなじみ、ユニフレームのペレットストーブ。何と言ってもこのストーブの特徴は、組み立てが簡単かつコンパクトに収納可能なこと。煙突も含めたすべての部品が炉内に収まるんです!
天面温度が約350度になるので、クッキングもできますよ。煙突はロープとペグで固定するため、キャンプで安心して使用できます。

コニファーコーンパイロマスター2

●サイズ:H158mm×W130mm×D110mm
●重量:490g

こちらはコンパクトなパレットストーブ。折りたためば片手で持てるサイズ感がいいですね。
燃料を追加しやすいデザインにしているため、温度の調整が簡単に可能。2層構造を採用することで、無駄なく燃料を燃焼させられる工夫がされています。

スモークハウスプロダクツミミモトペレットクックストーブ

サイズ:H365.1mm×W301.6mm×D301.6mm
重量:4.1kg
ペレット容量:0.9kg

送風ファン付きのペレットストーブ。
内蔵バッテリーへのUSB充電も可能、別売りのヒーターアクセサリーを取り付けることで、煮込み料理などをしながら暖をとれる便利なストーブです。
色・形も個性的なので、キャンプ場で差をつけたい方にオススメのストーブです。

ビクトリーキャンプポケットDD


参照:oregonian.jp

サイズ:H170mm×W165mm×D145mm
重量:約2.5kg

鹿のデザインがカワイイ、持ち運び用の小さなストーブ。
耐火ガラスを採用しているため、ロケットストーブでありながら炎のゆらぎを楽しむことが可能。
オプションのペレットキットを取りつけるとペレットストーブとして使えます。

ビクトリーキャンプTAIGA

サイズ:W350xH210xD175mm
重量:約7.2kg

スタンドを除いてオールステンレスで仕上げられた美しいストーブ。
オプションのペレットキットを取りつけることでペレット燃焼が可能になります。

ペレット グリルヒーター KIRINSAN(きりんさん)

サイズ:使用時 1510×210×660mm、収納時 395×210×610mm
重量:7.2kg

名前も見た目もそのまんま、かわいい「キリン」の形をしたペレットグリルヒーター。
お尻部分にペレットを入れ、胴体が熱くなり、首〜顔にかけてが煙突となっています。
他のパレットストーブとの最大の違いは「料理のしやすさ」。「きりんさん」の胴体部分(背中部分)が天板となっているため、調理器具が乗せやすいんです。肉や野菜、焼き料理や煮物料理などを問わずに調理ができますよ。

まとめ

ペレットストーブ、いかがでしたか。今まで知らなかったかたも、ちょっと気になっていたかたも、この機会にペレットストーブを使ってみませんか。単に暖かさ・効率を求めるだけじゃなく、心まで温まりそうですね。

 
Campify magazineと同じ運営元のFLY株式会社が運営する、設営・撤収不要の手ぶらキャンプCampify(キャンピファイ)