車中泊用冷蔵庫おすすめ12選!【夏のバンライフを快適に】
「車中泊用冷蔵庫」とは、車のシガーソケットや家庭用コンセントに接続して使うことができるポータブル冷蔵庫です。
クーラーボックスとは異なり、長期にわたって保冷状態をキープしたり、すでにぬるくなった飲み物などを冷やせます。
この記事では、車中泊用冷蔵庫のメリットとデメリット、選び方を解説し、おすすめの商品をご紹介します。
車中泊用冷蔵庫のメリット
車中泊用冷蔵庫のメリットは以下のとおりです。
- 持ち運びが便利
- DC(車載バッテリー)とAC(家庭用電源)の両方で動作する
- 食材の鮮度を保持
- 省エネ性
- 多機能性
車中泊用冷蔵庫はアウトドア愛好者や移動中の方にとって、非常に便利なアイテムです。
車中泊用冷蔵庫のデメリット
車中泊用冷蔵庫のデメリットは以下のとおりです。
- 収納スペースは限られている
- 一人で運ぶには重い
- 電源の確保が必要
これらのデメリットを考慮しながら、お好みに合った車中泊用冷蔵庫を選んでください。
車中泊用冷蔵庫の選び方
ここからは、車中泊用冷蔵庫の選び方について解説していきます。
こちらの記事も参考にしてください。
【いつでもキンキンに!】車載冷蔵庫の選び方とおすすめ6選!
サイズで選ぶ
車中泊用冷蔵庫のサイズは、一般的に以下の人数に対応します。
- 1人で1泊のキャンプ:10L(500mlペットボトル×約6本分)~
- 4人で1泊のキャンプ:20L(500mlペットボトル×約15本分)~
- 2人でのバンライフ(車で移動しながら生活すること):30L(500mLペットボトル×約30本)~
個々のニーズや使用目的によって最適な容量は異なります。
予定される人数と食材の量を考慮して、適切なサイズを選んでください。
保冷力で選ぶ
車中泊用冷蔵庫を保冷力で選ぶ際のポイントは以下のとおりです。
- 保温機能や冷凍機能
- 多段階で温度調節
これらのポイントを考慮しながら、車中泊用冷蔵庫を選んでください。
給電方法で選ぶ
車中泊用冷蔵庫の給電方法は、主に以下の3つです。
- AC電源:家庭用コンセント
- DC電源:車のシガーソケットで乗用車は12V、トラックやバスは24V
- バッテリー型:電源確保が難しい場合や、ポータブル電源が不足した際に便利
給電方法は、使用場所や状況に合わせて選びましょう。
車中泊用冷蔵庫おすすめ12選
ここからは、おすすめの車中泊用冷蔵庫をご紹介します。
車載用クーラーボックスについては、こちらの記事も参考にしてください!
脱・保冷剤!メリットしかない車載用クーラーボックス12選
ソロキャンプ向き:【TWINBIRD】ツインバード 2電源式ポータブル電子適温ボックス
サイズ(約):W28×D34×H55㎝
容量:13L(500mlペットボトル×約10本)
重量(約):6.1㎏
設定温度:3℃・5℃・15℃・60℃
冷却方式:ペルチェ式
電源対応:AC100V・DC12V
バッテリー:なし
立てても横にしても使うことができ、ハンドルとキャスターが付いているため持ち運びにも手間がかかりません。
高さ34cmまでのワインボトルなら4本収納でき、開けずに確認できる透明窓があるため、小型ワインセラーとしても使用できます。
AC100VとDC12Vの2電源対応のため室内と車内で使え、温度は強冷3℃・標準5℃・保存15℃・保温60℃の4段階に設定可能です。
ソロキャンプ向き:【OHM】オーム電機 保冷保温ボックス ポータブル電子式 13リットル
サイズ(約):W265×D338×H380㎝
容量(約):13L(2Lペットボトル×4本)
重量(約):13㎏
設定温度:5℃~40℃
冷却方式:ペルチェ素子電子冷却方式
電源対応:AC100V・DC12V
バッテリー:なし
小型で取っ手が付きのため、持ち運びやすい小型の商品です。
DC12Vに対応しているので車載も可能で、AC100Vで室内でも使うことができます。
仕切り板のアレンジが可能で、外せば2Lのペットボトルを縦に収納することができます。
ソロキャンプ向き:【DOMETIC】ドメティック 車載用ポータブル温冷庫
サイズ:W30.3×D45×H32.8㎝
容量:13.7L(500mlペットボトル×16本)
重量:5.5㎏
設定温度:周囲環境温度より最大-30℃差まで稼動/庫内最大温度+2℃
冷却方式:ペルチェ方式
電源対応:DC12V・DC24V
バッテリー:なし
DC12V・24Vに対応しているため、車内で飲食物を保冷・保温することに向いている車載用ポータブル温冷庫です。
最高温度65℃の保温と周囲環境温度から最大-30℃差(最大約2℃)まで保冷ができ、7段階の温度帯の選択ができます。
ドメティックの冷蔵庫については、こちらの記事も参考にしてください!
キャンプで活躍するドメティック(DOMETIC)冷蔵庫!3WAYとコンプレッサー式を解説!
ソロキャンプ向き:【IRIS OHYAMA】アイリスオーヤマ 冷蔵庫 15L ポータブル 充電式 急速モード搭載 幅60cm
サイズ(約):W59.8×D32×H26㎝
容量(約):15L(500mlペットボトル×約14本)
重量(約):10㎏
設定温度:-20℃~20℃
冷却方式:コンプレッサー式
電源対応:AC100V・DC12V・DC24V
バッテリー:あり
バッテリー搭載のため、テントの中などでも使えるポータブル温冷庫です。
電源は普通車と大型車のどちらにも使える2WAY仕様で、約8時間充電すると5℃で約14.5時間、-18℃で約5.5時間も使用でき別売りバッテリーもあります。
設定温度なってから節電モードに切り替えるとエコに使えます。
接続車体のバッテリー電圧が下がると本体が自動停止する、バッテリー上がり防止機能付きです。
アイリスオーヤマのクーラーボックスについては、こちらの記事も参考にしてください!
アイリスオーヤマのクーラーボックスおすすめ10選!ヒロミさんの愛用品など!
4人キャンプ向き:【SKJAPAN】エスケイジャパン ポータブル冷凍冷蔵庫(20Lタイプ)
サイズ(約):W59.8×D32×H32㎝
容量(約):20L(500mlペットボトル×20本)
重量(約):9.8㎏
設定温度:-20℃~20℃
冷却方式:-
電源対応:AC100V・DC12V・DC24V
バッテリー:あり
バッテリー内蔵の充電式なので、車中泊だけでなくアウトドアでも活用できる車中泊用冷蔵庫です。
12V・24Vのシガーソケットからの充電だけでなく、AC100Vにも対応しているため、自宅で約6時間~8時間でフル充電することができます。
MAXモードとエコモードの切り替えができ、MAXモードはしっかりと冷やしたいとき、エコモードは緩やかに冷やしたい時に最適です。
4人キャンプ向き:【HiKOKI】ハイコーキ UL18DBA
サイズ:W65.3×D34×H45㎝
容量:25L(500mlペットボトル×横置きで25本)
重量:16.7㎏
設定温度:ー18℃およびー15〜60℃の5℃単位
冷却方式:コンプレッサー式
電源対応:AC100V・DC12V・DC24V
バッテリー:あり
付属の仕切り板で庫内を2つに分けることで、左右の最大温度差60℃まで設定できるコンパクト冷温庫です。
たとえば、冷蔵0℃と保温60℃が同時に行うことが可能で、「片部屋モード」にすればバッテリーの減りを抑えられます。
-18℃と-15℃の切り替えと、-15℃〜60℃は5℃刻みでの温度設定が可能です。
12V出力ソケットがあり、ここに別売りのケトルを接続するとお湯を沸かすことができます。
暗い場所でも庫内が見やすいLEDライト付が2箇所に付いていたり、お掃除後の水抜きがしやすいドレンコック付のところもポイントです。
4人キャンプ向き:【YAMAZEN】山善 YFR-AC251
サイズ:W59.3×D34.5×H41㎝
容量:25L(500mlペットボトル×22本)
重量:11.2㎏
設定温度:-18℃~20℃まで(1℃単位で設定可能)
冷却方式:コンプレッサー式
電源対応:AC100V・DC12V・DC24V
バッテリー:なし
シンプル操作ディスプレイ付きの車載用冷凍冷蔵庫です。
電源ボタン、-18℃~20℃まで1℃単位の設定、庫内の温度とモード表示、省エネと急速冷却を切り替えることができます。
フタ横のポケットに小物や電源コード類が収納でき、天面にはドリンクホルダーもあります。
山善のキャンプテーブルについては、こちらの記事も参考にしてください!
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4人キャンプ用向き:【Terzo】テルッツォ エクセルクールマルチ28L
サイズ:W45×D29.5×H42.3㎝
容量:28L(2Lペットボトル×6本)
重量:5.2㎏
設定温度:外気温より-15℃
冷却方式:ペルチェ式
電源対応:DC12V
バッテリー:なし
温冷スイッチを切り替えることで、外気温より-15℃~最高60℃で保存できるポータブル温冷庫です。
ファン付きユニットカバーを外せば庫内を水洗いすることができます。
持ち運びに便利なショルダーベルト付きです。
2人のバンライフ向き:【ANKER】アンカー・ジャパン Anker EverFrost Powered Cooler 40
サイズ(約):W73.2×D43×H48.7㎝
容量:43L(2Lペットボトル×8本)
重量(約):24㎏
設定温度:-20℃~20℃
冷却方式:コンプレッサー式
電源対応:ACV・DCV
バッテリー:あり
約36時間にわたる冷却が可能のため、午前中の出発~翌日午後まで生鮮食品を保存できるポータブル冷蔵庫です。
高効率のコンプレッサーにより、庫内温度を約30分で25°C~0°Cまで急速冷却をしてくれます。
コンセントやシガーソケットだけでなく、USBポートやソーラーパネルの充電方法に対応可能です。
キャスターと取手が付いているため持ち運びしやすく、この取手はテーブルにもなり荷物置きや作業スペースとして使用できます。
本体天面に搭載されたボタン操作に加え、専用アプリを使えばスマホで操作することもできます。
2人のバンライフ向き:【PowerArQ】パワーアーク IEBERG 45L
サイズ:W71.1×D46×H50.6㎝
容量:47.7L(500mlペットボトル×37本)
重量(約):18.4㎏(バッテリーなし)
設定温度:-20℃~5℃
冷却方式:コンプレッサー式
電源対応:AC100V・DC12V・DC24V
バッテリー:別売りあり
庫内が完全に2つに分かれているポータブル冷蔵冷凍庫です。
そのため一方を冷蔵庫、もう一方を冷凍庫として使用することができます。
それぞれのフタは取り外し可能で、開閉方向を変えられるため置き場所の向きに困ることがありません。
伸縮ハンドルと車輪を搭載しているため、持ち運びも楽々です。
パワフルな冷却方式は、20℃~-20℃まで約110分を実現。
1℃単位で設定の変更ができるので、冷却したい商品に合わせて温度調節が可能です。
2人のバンライフ向き:【MAKITA】マキタ CW002G
サイズ:W86.7×D46.5×H47.6㎝
容量:50L(500mlペットボトル×約50本)
重量:27㎏
設定温度:-18℃~60℃
冷却方式:コンプレッサー式
電源対応:AC100V・DCV
バッテリー:別売りあり
保冷調整は-18℃~10℃の7段階、保温調整は30℃~60℃の7段階ができるポータブル冷蔵保温庫です。
AC100Vとシガーソケットだけでなく、40Vmaxと18Vのマキタバッテリーにも対応しています。
40Vmaxマキタバッテリーは、マキタの様々な製品と共通使用可能です。
収納に便利なインナートレイ、ドレンコック、キャリーハンドルと車輪といった便利な機能だけでなく、手を挟む心配を軽減してくれるダンパ付ドアもあります。
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2人でのバンライフ向き:【SAWAFUJI】澤藤電機 MT60F
サイズ:W80.2×D52×H44.1㎝
容量:60L
重量:33㎏
設定温度:-18℃~5℃
冷却方式:-
電源対応:AC100V・DC12V・DC24V
バッテリー:なし
60Lという大容量のポータブル冷蔵庫です。
重量が33㎏で車輪なども付いていないため、屋外に持ち出すのには向いていません。
とはいえ、AC100V、DC12V、DC24Vに対応し、省エネ・静粛性に加えマイナス18℃まで冷えるため、普通車や大型車に据え置いたり、家庭の普段使いにも向いています。
まとめ
今回は、車中泊用冷蔵庫のメリットとデメリット、選び方を解説し、おすすめの商品をご紹介しました。
自分の車に冷蔵庫があったら、アウトドアが快適になり車中泊が病みつきなってしまうかもしれません。
車中泊用以外にも家庭用のサブ冷蔵庫や長距離の買い物、災害時の備えなどで使えるため、最適な1台を見つけてみてください。