2024年最新版!おすすめのワイドコット15選【選び方など】
アイキャッチ画像参照:キャプテンスタッグ公式サイト
テントを設営する場所は必ずしも平坦なところばかりではありません。
設営する前に石を取り除いたり、なるべく起伏が少ない場所を探したのに、マットを敷いても地面の凹凸が気になることは往々にしてあるもの。
そんな時に役立つのが脚が付いて地面から離れたところで寝ることができる簡易ベッド「コット」です。
寝袋ギリギリ一つの幅というような狭いものもありますが、中には余裕がある幅広モデルもあります。
寝返りも楽にうてて、仮の荷物置き場としても使い勝手が良い。
今回はそんな幅広のコットの「ワイドコット」をご紹介します!
ワイドコットとは
参照:ogawa公式サイト
上でも述べた通り、幅が広いコットの事を「ワイドコット」と言います。
通常、コットはシュラフ一つ分の幅60~65センチの物が主流。
持ち運びなどを考えるとコンパクトに越したことはないのですが、あまり幅が狭いといかにも窮屈で寝返りも打てないことも。
それに比べ幅70センチ以上のものを「ワイドコット」と称します。
中には二人で寝ることができたり、布団を敷くこともできるような幅の物もあります。
テントサイズによってはあまり大きいコットだと入らなかったりする場合もありますが、幅広のモデルの方がやはり快適に眠れます。
ワイドコットの選び方
参照:DOD公式サイト
ひとことに「ワイドコット」と言っても、さまざまなタイプ・特徴の製品があります。
以下で選び方のヒントになる要素をご紹介します。
高さで選ぶ
コットの中には足が長く高床タイプの「ハイ」と、地面からは離れているが十数センチだけという「ロー」の2タイプがあります。
「ハイ」タイプの利点は以下の通りです。
・地面からの冷気や湿気を遮断して、寝心地がよい。
・椅子として使うばあい、程よい高さのものが多く座りやすい。
・石などでごつごつした地面の上でも設置しやすい。
「ロー」タイプの利点は以下の通り。
・脚がコンパクトな分、収納時のサイズが抑えられて持ち運びしやすい。
・同様に、脚がコンパクトな分軽量なモデルが多い。
・高さがないテントなどでも使いやすい。
以上です。
それぞれに利点や得手不得手がありますので、自分の使い方に応じたモデルを選ぶと良いですね。
組み立てやすさで選ぶ
一般的に、分解せずに畳むだけのパーツが多いものは組み立てが楽で、撤収も早く終わります。
逆に、分解して組み立てるタイプだと収納時にコンパクトに収まったり全体の重量も軽量になるケースも多く、持ち運びが楽なことも。
軽い素材を使うと強度が落ちる場合もありますし、剛性を重視するとかなりの重量とサイズになったりも。
移動手段やテントの設営場所なども含めて、使うシーンを考慮して選ぶのが肝要です。
耐荷重で選ぶ
参照:コールマン公式サイト
普通のコットと違ってワイドコットは、ときとして2人で使ったりすることもあります。
また、使う人が大柄でワイドコットの幅でないと窮屈だというケースも。
さらにコットとしてだけではなく簡易ソファーとして使う場合、何人座れるかにもかかわります。
耐荷重が大きいと、剛性が高いものが多く寝返りを打った時の軋み音なども少なくしっかり感も高くて快適なものも多いものです。
ただ、その分重たくなるケースも多いので、こちらも使うシチュエーションに応じて選びましょう。
持ち運びのしやすさで選ぶ
参照:DOD公式サイト
ハイタイプのコットで脚のサイズが大きかったり、分解ではなく折り畳み形式だったり耐荷重をアップさせたりすると、収納時のサイズも大きくなりがちです。
持ち運ぶ距離が長かったり、電車移動だったりするとあまり大きかったり重かったりするのも考えもの。
もちろん、車でテントサイトに横付けできる場合など、運ぶ手間がクリアーできるなら「大きい・重い」をそこまでネガに捉えず考えることができます。
キャンプ場までの移動手段やキャンプサイトの状況を計算に入れるのも大事なポイントです。
おすすめのワイドコット15選
FIELDOOR アウトドアコット ワイドタイプ
サイズ:(使用時)198cm×86cm×44cm
(収納時)97cm×9.5cm×22.5cm
重量:7.3Kg
耐荷重:180kg
素材:ポリエステル100% フレーム : アルミ合金 (A6063)
ハイタイプでベンチとしても使いやすいシンプルな形状のコットです。
組み立ては簡単で、設営・撤収も楽。
180キロの耐荷重で大人3人がベンチで使っても大丈夫な使い勝手の良いモデルです。
Moon Lence 第4世代コット
サイズ:(使用時)190cm×71cm×41cm or 20cm
(収納時)44cm×23.5cm×19.5cm
重量:4.3Kg
耐荷重:180Kg
素材:A7075超々ジュラルミン+300Dポリエステル
こちらは脚をつければ地上高40センチの「ハイ」タイプ、つけずに使えば地上高20センチの「ロー」タイプというハイロー切り替えタイプ。
前世代モデルより素材をグレードアップし、キシミ音を軽減するなど快適性を向上しました。
シートの張り具合が絶妙で、ぐらつきもなく良い感じに仕上がっています。
耐荷重は180Kgで頑丈な構造となっていますので、大柄な人にもおすすめです。
FIELDOOR アルミコンパクトコット 幅78cm ワイドタイプ
サイズ:(使用時)190cm×78cm×17cm
(収納時)φ20cm×65cm
重量:3.2Kg
耐荷重:150Kg
素材:ポリエステル100% フレーム : 超々ジュラルミン (A7075系)
こちらはロータイプのコットになります。
収納時、とてもコンパクトに収まり持ち運びも楽ちん。
それでいて耐荷重は150Kgありますから、大柄なかたでも安心して使うことができます。
背が低くておいていても邪魔にならないので、昼間は荷物置きとしても便利です。
キャプテンスタッグ トレッカー イージーライトコット<ワイド>
サイズ:(使用時)195cm×74cm×15cm
(収納時)15cm×15cm×63cm
重量:2.9Kg
耐荷重:100Kg
素材:ポリエステル、フレーム:アルミニウム合金
ロータイプの軽量ワイドコット。
組立・収納しやすい設計になっており、力も必要ないので女性でも簡単に組み立てられます。
畳むとコンパクトかつ軽量で取り回ししやすいので、バイクでキャンプのかたにもおすすめです。
ogawa アルミGIベッド ワイドII
サイズ:(使用時)205cm×75cm×49cm
(収納時)102cm×19cm×9.5cm
重量:6.9Kg
耐荷重:100Kg
素材:ポリエステル600d、フレーム:アルミ合金
組み立てやすく、頑丈なハイタイプのワイドコットです。
剛性が高く寝返りを打ってもキシミ音も気にならないレベル
ソファとしても使いやすい絶妙な高さとなっています。
脚が長く地面から離れているので湿気を防いだり、熱がこもりにくいモデルです。
やや重めですが、構造はかなりしっかりしているのでオートキャンプで車を横づけにできたり、大きなカートで荷物を運ぶのが苦にならない時におすすめ。
コールマン トレイルヘッドコット
サイズ:(使用時)190cm×87cm×40cm
(収納時)14cm×18cm×93cm
重量:9Kg
耐荷重:約80kg(コット)/約70kg×2(ベンチ)
素材:ポリエステル フレーム/スチール
見るからに丈夫なスチール製フレームのハイタイプコットです。
寝たときにスマホやライトなどを手元にしまうことができるサイドポケットが付いています。
組み立ては、ほぼワンタッチで簡単。設営や撤収が楽なモデルです。
FUTUREFOX ワイドコット
サイズ:190cm×90cm×37cm or 18cm
重量:3Kg
耐荷重:150Kg
素材:ポリエステル(600D) /フレーム:アルミ合金(A7075 超々ジュラルミン)
ハイ・ロー切り替えタイプのワイドコットです。
ワイドの中でもかなりワイドの90cm幅のモデル。
レッグフレームがコットの内側に配置されているので、ベンチとして使っても足が邪魔にならないという、地味ですが実際の使い勝手をよく考えられているモデルです。
幅が広かったりフレームの構造上沈みやすくなっていますが、程よい弾力で沈む結果とても寝やすくなっています。
インフレーターマットなどと組み合わせれば、なお快適に眠ることができますね。
DOD バッグインベッド
サイズ:(使用時)183cm×72cm×15.5cm
(収納時)51cm×16cm×12cm
重量:2.6Kg
耐荷重:120Kg
素材:600Dポリエステル /フレーム:アルミニウム
とにかく収納時にコンパクトなワイドコットです。
バイクや自転車で泊りがけのロングツーリングするときや、トレッキングなどでテントを含めすべての荷物を背負う必要がある時などに重宝します。
荷物はコンパクトにしたいけど、快適に眠って疲れを取りたいときにおすすめ。
幅はワイドだが全体的にコンパクトで、インナーテントなどにもおさまりが良いモデルです。
Disc-O-Bed Cam-O-Bunk
サイズ:200cm×70cm×81.3cm
重量:32Kg(16Kg×2)
耐荷重:226.8Kg(1段当たり)
素材:スチールフレームとポリエステル
2つのコットを組み合わせて背もたれ付きベンチにしたり、二段ベッドにして使うことができるという変わり種のモデルです
単体のコットも幅70cmのワイドタイプで、場所を取ることが予想される2段ベッドモデルでも、ゆったりと眠れます。
重量は重いですが、その分スチールフレームで剛性感が高い。
高さは地面から28cm、ベッドの間に53cmの隙間があるハイタイプの2段ベッド構造。
使うテントを選びますが、子供たちにも人気のコットとなるでしょう。
ATORPOK 折り畳み式ベッド(ソフトマットタイプ)
サイズ:190cm×71cm×35cm
重量:8.5Kg
耐荷重:200Kg
素材:二層1200Dオックスフォード、フレーム:スチール
コットというよりも、さながら折り畳みベッドといった風情のソフトなマット一体型のコットです。
柔らかく快適な枕付きとなっているので、より快適に眠ることができます。
ほぼワンタッチで折り畳みができ、展開や収納が楽なのもポイント。
耐荷重も200Kgとかなり大柄なかたでも安心して使うことができます。
ATORPOK 折りたたみベッド
サイズ:(使用時)190cm×71cm×35cm
(収納時)98cm×19.5cm
重量:7Kg
耐荷重:200Kg
素材:二層1200Dオックスフォード、フレーム:スチール
ひとつ上のモデルのワイドコットをソフトマットの代わりに通常の布タイプにして可搬性を高めたモデルになります。
フレームの重鋼管はそのままに、耐水性の高い生地を使いよりアウトドアに適した製品に。
組み立ても収納も簡単で、重量もほどほどのオートキャンプにおすすめのモデルとなっています。
DOD ハンペンインザスカイ
サイズ:(使用時)190cm×78cm×39cm
重量:
耐荷重:180Kg
素材:フレーム:アルミ合金
エアマット:TPU
カバー:600Dナイロン(PUコーティング)
キャンプでぐっすり眠るために開発された極上の寝心地のハイコット(ベッド)。
名前の通りはんぺんをイメージするようなふわふわのエアマットを内蔵してやわらかい寝心地を実現しています。
耐荷重は180Kgで、3人掛けのベンチとしても使用することが可能。
通常のキャンプ用ベッドは2つ並べて置いたときにフレームの凹凸が邪魔になりますが、ハンペンインザスカイはフレームの上にエアマットがあるため、2つ並べると1つのダブルベッドのようにフラットになるのも特徴です。
また、ハンドポンプを内臓しているため、エアポンプを別途用意しなくてもエアマットに空気が入れられて便利です。
キャンプライト コンパクトテントコット ダブル
サイズ:216cm×140cm×150cm
重量:19.05
耐荷重:226Kg
素材:190 TPU ナイロン /フレーム:グラスファイバー
コットとテントを組み合わせて使うことができるモデルです。
石がごつごつしているところや、凹凸が多いところでも高床式でテント設営が可能。
幅が140cm、耐荷重226Kgありますので、ソロキャンプでゆったり寝ることができますし、荷物置き場を工夫すれば2人でも使うことができます。
こちらのモデルはテントとコットを分離できるので、使い勝手の幅が広がる製品となっています。
キャンプライトダブル テントコット
サイズ:216cm×140cm×133cm
重量:23Kg
耐荷重:226Kg
素材:・フレーム:耐久性の高いパウダーでコーティングされたグラスファイバー
・テント:耐久性の高い190 TPU ナイロン
一つ上と同じメーカーのモデルですが、こちらはテントとコットが分離できないモデルとなっています。
テントとコットが一体化しており、設置も撤収も素早くできます。
また、テントトップをたたんで背もたれ付きのチェアとして使うことも可能。
こちらもコット面の幅と耐荷重から、2人用で使うこともできる利便性の高いモデルとなっています。
Preself 1人用 コット テント
サイズ:(使用時)210cm×110cm×106cm
(収納時)59cm×20cm×18cm×
重量:4.76Kg
耐荷重:150Kg
素材:フライは防水でPU3000の耐水圧、7075エアロアルミ製テントフレーム、高品質B3ネット。
ソロキャンプ用のテントコットです。
コンパクトで設置もスムーズ。
荷物もコンパクトに収まりますし、いわば高床式のテントなので設置場所の候補もかなり広がります。
収納バッグも付属して持ち運びも便利。
これを一つトランクに放り込んで、気楽なオートキャンプをするのも楽しいかもしれませんね。
まとめ
幅が広いコットは寝返りを楽にうてたりゆとりをもって就寝しやすいものです。
昼間はタープの下に置いてベンチとして使えますし、ワイドコットがあると利便性や快適性が向上します。
ひとことに「ワイドコット」と言ってもいろいろな特徴を持つ製品があるのは、ご紹介した通りです。
テント泊だけではなく車中泊でも活躍しますし、災害時や自宅の庭でくつろぐときなどワイドコットには様々な使い道があります。
より快適なキャンプライフのために、ワイドコットの導入をおすすめします!