
ロードバイクのおすすめタイヤ20選!これを読めばもうタイヤ選びは失敗しない!
ロードバイクを楽しむうえで、タイヤは走行性能を左右する重要なパーツです。見た目はどれも同じ様ですが、タイヤ選びで快適性や走りが変わります。クリンチャー、チューブレス、チューブラーなど種類がありタイヤ幅やケーシング密度、コンパウンドの性能にもよりスピードや乗り心地、耐久性が大きく変わってきます。
今回はタイヤの種類や構造、ライドスタイルやデザインによる選び方を解説。最後はおすすめのタイヤ20選を紹介いたします。
タイヤがロードバイクの性能や乗り心地に与える影響とは
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ロードバイクのタイヤは交換するだけで乗り心地が変わってきます。
太めのタイヤは路面の衝撃を吸収し、安定した乗り心地に。また、グリップ力の高いタイヤはコーナーリング時に滑りにくくなり、しっかり地面を捉えて曲がりやすくなります。
一方、スピードを重視したレース用のタイヤを選ぶなら、細めのタイヤを選びましょう。軽く軽快に走ることができます。
ロードバイクのタイヤの選び方
異なるスタイルや用途によって選ぶタイヤも違ってきます。
用途によってタイヤ選びも異なるため、参考にしてください。
ライドスタイルで必要な性能を選ぼう
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タイヤは個性やスタイル、用途によっても必要な性能が異なります。主にグリップ力、快適性、耐パンク性能(パンクを防ぐ性能)、軽さなどの違いで性能の差を生み出します。
タイヤ選びは、「どんな道を、どんな目的で走るか」がカギと言えます。スピードを求めるなら軽さと転がり抵抗、快適さや安定感を重視するなら耐パンク性能やクッション性を。ライドスタイルに応じて必要な性能を理解し、それに合ったタイヤを選ぶことが大切です。
タイヤの種類は大きく分けて3種類
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タイヤを交換する前にホイールをチェックします。ホイールによって対応するタイヤの種類が違いますので交換する前に必ず確認してください。
タイヤの種類は大きく分けるとクリンチャー、チューブレス、チューブラーと3種類あります。それぞれの特徴を紹介します。
・クリンチャー:クリンチャーは一般的な自転車と同じ規格です。タイヤの中にチューブが閉じ込めている構造です。タイヤとチューブは別れており、パンクをした場合でもチューブを交換するだけで比較的簡単に修理ができます。ロードバイクに最も使用されているタイプです。
・チューブレス:チューブがないタイヤです。タイヤとリムを密着させ空気を漏れにくくしています。チューブがないことで低い空気圧(タイヤ内で充填される空気の圧力)で軽い走りが可能になります。なかにはタイヤの中にシーラント(パンク予防剤)をいれるチューブレスレディタイプもあります。主にマウンテンバイクに使用されています。
・チューブラー:タイヤの中にチューブが縫い付けられているタイヤです。リムセメントという接着剤やチューブラーテープを使ってタイヤを取り付けます。タイヤとチューブが一体化しているため抵抗が少なくなり高速で走ることができます。特徴としてはパンクしてもスローパンクになり、ある程度走ることができます。ただし、修理をするときはタイヤの縫い目を解く必要がありクリンチャーよりも手間が掛かります。
タイヤサイズとタイヤ幅
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タイヤサイズとタイヤ幅はタイヤの側面に「700x23C」表記されています。タイヤサイズは主に「700」と数字で表記されています。これは、外径のことで約700mmということになります。
タイヤ幅は「700x23C」と表記されている場合、タイヤの横幅が23mmということになります。数字が大きくなれば幅が広くなります。タイヤ幅を選ぶにはホイールのリム幅を確認する必要があります。ETRTOでは、「23-◯○」と表記されています。
また、タイヤの幅によって走りの軽さや安定感が変わってきます。従来は23Cが主流でしたが、今では25C、28Cなどが生産されています。細いタイヤは空気抵抗が少なく、軽快な走りと加速性が得られます。太いタイヤは衝撃吸収がよくなりグリップ力や安定感が増します。
タイヤの構造について
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ここでは、タイヤの構造について説明いたします。
タイヤの構造は、ケーシング、トレッド、コンパウンドという要素で作られています。
・ケーシング:タイヤの内側に使われており、タイヤの骨格、維持する部分で繊維を束ねた層で構成されています。ケーシングの評価を表す「TPI」で表記されています。数値が高いほど繊維密度が高くしなやかな乗り心地やパフォーマンスなどの評価が高いとされています。
・トレッド:タイヤの外側、路面と接地する部分です。トレッドの素材によりグリップ力や転がり抵抗が変わります。「トレッドパターン」表面に刻まれた溝により濡れた路面の対応も変わってきます。
・コンパウンド:トレッドに使われるゴム素材です。タイヤの性能に重要な要素で、補強剤や亀裂防止剤などが配合しています。素材は天然ゴム、合成ゴムを基準に様々な添加剤を配合して作られています。コンパウンドによってタイヤの性能が変わってきます。
タイヤの重さも乗り心地に大きく影響する
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タイヤの重さも乗り心地に大きな変化があります。
軽いタイヤであればあるほど加速し上り坂も楽になりますが、安定性や乗り心地を重視したいのであれば重いタイヤがおすすめ。路面による衝撃を抑えられて快適な乗り心地になります。特に初めてロードバイクを乗る人には重心が低く安定性のあるものを選びましょう。
タイヤの幅、ホイールとのバランス、チューブを考慮して自分にあったタイヤを選ぶことが重要です。
デザインで個性を出すのも◎
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黒いタイヤは一般的ですが、デザインで個性を出したいという方もいるのではないでしょうか?おしゃれなロードバイクは多いですが、タイヤまでこだわりを出すカスタムタイヤをご紹介します。
・カラータイヤ:フレームやロードバイクに合わせて鮮やかな色のタイヤを選んで自分だけのオリジナルロードバイクに。ホワイトや鮮やかなブルーが人気。
・スキンサイドタイヤ:タイヤのサイド部分がベージュ色になっているタイヤ。クラシカルな感じになります。
・前後でタイヤカラーを変える:街で走っていたらまず目がひくデザイン。オシャレです。
ライドスタイル別のタイヤの選び方まとめ
ここでは、スタイル別にタイヤを紹介します。用途によってタイヤ選びが変わってきます。向き不向きを考慮してスタイルにあったタイヤを選びましょう。
レース
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レースに特化したタイヤを選ぶなら安定感のある重いタイヤよりも軽くて細いタイヤを選びましょう。
タイヤ幅は、23Cを推奨、25C以下の物を選びます。空気抵抗が少なく加速が増します。
また、ヒルクライムなど上り坂が多い所は負荷を軽くし素早くスタートやコーナーからの立ち上がりが良くなります。機能性としては転がり抵抗が低くグリップ力に優れているタイヤを選ぶことが必要です。
ロングライド
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長距離を走るロングライドでタイヤを選ぶなら快適性や耐久性のあるタイヤを選びましょう。
タイヤ幅30C以上のタイヤは空気量が多く空気圧が低いので快適性に優れています。
長い距離の走行中タイヤのパンクを避けるためにもケーシングは厚めで異物が刺さりにくい構造のタイプを選びます。60~120TPI程度で耐パンクベルトを内蔵している物をおすすめします。
また、耐摩擦性に優れたコンパウンドを選択しましょう。トレッドパターンはスリックに近い部分と、サイドに細かい溝が少しある程度でウェットグリップも考慮されていると良いでしょう。
通勤・通学などの街乗り
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通勤や通学なので毎日自転車を乗る方には高い機能性を持つタイヤを選びのがおすすめです。パンクしにくさと耐久性を重視し、晴れの日も雨の日にもの安心して乗れる性能、そして摩擦に強く長持ちするコンパウンドが必要です。
また、制動時やスタート時に負荷がかかるため、耐久性が重要です。タイヤの空気圧は中ぐらい程度に設定しておきます。低すぎるとパンクしやすく、高めにしておくと乗り心地が悪くなります。
最後に、まめにタイヤをチェックしておきましょう。パンクのリスクをなくすためにもタイヤの状態を常日頃から確認しておく必要があります。
ここからは、ロードバイクのおすすめタイヤ20選を紹介します。
ロードバイクのおすすめタイヤ20選
■ブランド:MOHEGIA
■タイヤタイプ:クリンチャー
■サイズ:700×2.5
■引張強度:100 PSI
バルブの長さ52mm、ゴムは高級ブチルゴムを採用しています。耐久性に優れており、耐熱性、強度の弾性力、穿刺防止など機能性が充実。折りたたみ交換用タイヤに対応しています。
滑らかでスムーズな走りを楽しめます。取り付けは初心者にも簡単に取り付けられます。
■ブランド:コンチネンタル(Continental)
■タイヤタイプ:クリンチャー
■サイズ:70×2.5
■自転車タイプ:ロードバイク
グリップ力に優れ、転がりが軽いコンチネンタルのウルトラスポット3はクリンチャータイプでロードバイクがメインで販売されていますが、こちらはパフォーマンス力の高さがあり、マウンテンバイクとして活用できます。
また、耐久性にも優れているのでパンクの保護力が強く、転がり抵抗が低いのが特徴です。
■ブランド:パナレーサー(Panaracer)
■タイヤタイプ:クリンチャー
■サイズ:700×25C (25-622)
■タイヤ推奨内圧(kPa):630-980
■カラー:ブラック/ブルー/レッド/ホワイト/イエロー
「軽い走りをもっと気軽に」をコンセプトにしているタイヤ。日常的な通勤、通学など街乗りに適しているタイプのタイヤです。設置面が広いため安定性が良く、衝撃を分散し優れた乗り心地が特徴。
また、均等に分散されるため摩擦を抑え、長く使用することができます。
■ブランド:パナレーサー(Panaracer)
■タイヤタイプ:クリンチャー
■サイズ:700×28C (28-622)
■自転車タイプ:ロードバイク, グラベルバイク
■トレッドタイプ:スリック
「軽いのにタフ」パンクに強い強靭なレーシングタイヤ。ロードバイクにも適用していますが、砂利道や林道などアウトドアにも対応できるグランベルバイクにも対応できるタイヤです。
耐パンク性能が強化されており長距離を走行する時にも心強く安心です。安定力もあるのでロングライドにも疲れにくいのが特徴です。
5. GORIX 自転車タイヤ 700c タイヤ ロードバイク クロスバイク (passion) クリンチャータイヤ
■ブランド:GORIX(ゴリックス)
■タイヤタイプ: クリンチャー
■サイズ:700x23C, 700x25C
■自転車タイプ: ロードバイク
■引張強度:125 PSI
軽量性、柔軟性や着脱の容易さに特化したケプラビートを採用。金属ではないため水漏れや湿気によるサビの心配もありません。
トレッド面に溝がないスリックタイヤを仕様。高いグリップ力があり、低い転がり抵抗で安定した走行ができます。通勤や通学などの普段使いにおすすめ。豊富なカラーバリエーションで自転車のカラーに合わせ選ぶことができます。
6.COBIVI MTB 組み合わせセット 1/2本セット 交換用タイヤ 26/24×1.95
■ブランド:cobivi
■タイヤタイプ:チューブラー
■サイズ:26×1.95
■トレッドタイプ:方向性
タイヤ2本、チューブ2本、反射テーブが入っています。タイヤは折りたたみ式、万が一の事を考えてカバンに所持しておくことができます。耐久性に優れておりガラスや釘などから保護する耐パンク設計です。
マウンテンバイク愛用の方におすすめのタイヤです。
7. ZMZZZX 自転車タイヤ 26インチ
■ブランド:ZMZZZX
■タイヤタイプ:チューブラー
■自転車タイプ:BMX
■サイズ:26×2.125
山地や未塗装された山岳地帯や日常にも使用でき、またBMXにもおすすめでき様々なニーズに応えられます。オフロードでの優れたグリップ力とクッション性があり安定した走行をサポートします。
セット内容はタイヤ1ヶ、チューブ1ヶ、タイヤロッド4ヶ入っており操作も簡単です。
8. Vittoria Corsa Pro G2.0 ブラック/パラ 【※TLRの28c以上はフレックス対応】
■ブランド:ビットリア(Vittoria)
■タイヤタイプ:チューブレス
■自転車タイプ:ロードバイク
■サイズ:700x28c(28-622)
■材質:Corespun K 320 TPI / コンパウンド:Graphene + Silica
レースで培われたスピード感と操作性、ナイロンケーションによる高い耐久性をプラスしました。転がり抵抗を減らしグリップ力を高め長く使えるよう進化しました。ロングライドでも安心なタイヤに設計されています。
雨天時でも安心して走行できます。
9. Michelin POWER CUP BLK 700X25C
■ブランド:ミシュラン(Michelin)
■自転車タイプ:ロードバイク
■サイズ:700x25C
■ケージング:3x120TPI
■推奨空気圧:5-8bar
■適合チューブサイズ:A1、A2
あのミシュランのタイヤ。ウェットの路面でもグリップ力が変わらず走行できます。コンパウンドにはGUN-X Technologyを採用しています。転がり抵抗は12-15%に向上。堅牢度もアップしました。前回のモデルより傷つきにくく、長持ちするようになりました。
ロードバイクに適しています。
■ブランド:アイアールシータイヤ(IRC tire)
■タイヤタイプ:チューブレス
■サイズ:700×28C
■自転車タイプ:ロードバイク
■材質:合成ゴム
■トレッドタイプ:スリック
チューブレスタイプでシーランド剤のいらないタイヤ。ビートはフォールディングで折り畳み可能な素材になっています。デュアルコンバウンドを採用し、IRC最速のチューブタイヤです。
ウェットでもドライでも安心なオールラウンドタイプです。