【設営の必需品】ペグハンマーの選び方とおすすめ10選
アイキャッチ画像出典:photoAC
キャンプ用品全てをこだわりある物にすることはお金がかかりますよね。
何をこだわって、何を妥協するか、悩みどころだと思います。
テントやタープはこだわりたいけど、ペグハンマーは付属の物で良いかなと最初は皆思うのではないでしょうか?
しかし、使っていくうちに付属のプラスチックのハンマーだと固い地面に打てないことや、時間が掛かることが多くなってきます。
小さい装備だけど、なくてはならない存在。それが「ペグハンマー」なのです。
ペグハンマーごとの違いや、メーカー別おすすめのペグハンマーをご紹介したいと思います。
なぜペグハンマーが必要なのか
ペグハンマーを購入するメリットをご紹介します!
➀固い地面にも打ち込める
出典:Unsplash
地面が固すぎてペグが打ち込めず、あきらめた経験ないでしょうか?
プラスチックのペグや、ゴムのペグだと打つことが出来ない地面があります。
そんな地面でも、鉄製のペグハンマーを使うと、程よいハンマーの重さによりすんなり地面にペグを打つことが出来ます。
②圧倒的に設営スピードが上がる
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雨や強風の中での設営大変ですよね。できるだけ早く、設営を終わらせたい。
そこで重要となってくるのがペグハンマーなのです。
自分にあったペグハンマーを選び、素早く設営しキャンプを楽しみましょう。
③ペグ抜きが楽になる
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ペグハンマーの活用方法は、設営の時だけではないのです。撤収のときにも大活躍するのがペグハンマーです。
ペグハンマーを使用しなくても抜けるのですが、落差が全然違います。
ペグハンマーがあれば、ペグが抜けなくて悪戦苦闘することももうなくなります。
ペグハンマーの選び方
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「ペグハンマーが欲しいけどどうやって選べばいいか分からない!」
そんな方に簡単に選び方をご説明します。
ペグハンマーは「ヘッドの素材」で選ぶ
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ヘッドの種類は、プラスチック、ゴム、鉄、ステンレス、真鍮、銅があります。
プラスチック製・ゴム製
テントに付属で付いているペグハンマーはプラスチック製が主流です。
また、100円ショップやホームセンターにゴム製のヘッドが付いている物がありますが、どちらもおすすめはできません。
固い地面に打ち込みにくく、直ぐにダメになってしまいます。
お子様や女性には軽く指をケガする心配も少ないため、安心して使用していただけます。
鉄製・ステンレス製
鉄やステンレスのヘッドは硬く、変形することはない事が利点です。
しかし、ツルツル滑ってしまい間違えて手を打ってしまうことやペグ事態を傷つけてしまうこともあるので注意が必要です。
真鍮製・銅製
真鍮や銅のヘッドは重いですが、素材自体が他に比べ柔らかいため、手に力を加えなくてもハンマー自体の重さで打ち込めます。
また、打つ際の衝撃を和らげてくれたり、少し打つ角度がずれてしまっても、ペグにしっかり食い込み打ち込むことができるのです。
しかし、硬さが柔らかいためヘッドが変形しやすいです。
変形した際は、鉄製のハンマーで軽く叩き形を整えるかヘッドのみを交換できるハンマーであればヘッドを交換しましょう。
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(味のある銅素材のヘッド。このように形が変わっていきます。)
ペグハンマーは「重さ」で選ぶ
ペグを打ちやすいと言われている重さの目安は、400~500g程度です。
プラスチックやゴム、ステンレスのヘッドは軽く、お子様や女性でも簡単に持ち上げる事は出来ますが、重さ自体が軽いため中々打ち込む事が出来ません。
持ち上げるのに力は要りますが、自重で打ち込む事ができるためやはり重さのある真鍮か銅が打ち込みやすいです。
持ち運びやすい重さと持ち上げる事ができる重さで自信にあったおもさを選ぶ事をおすすめします。
ペグハンマーは「ペグ抜きの形」で選ぶ
ペグ抜きの形は、「フック型」と「ホール型」、「かぎ爪型」があります。
「フック型」はヘッドが丸いペグに使用し、ホール型はフック式のペグに使用できます。
「かぎ爪」型は、ペグの根元にひっかけて引き抜きます。
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画像のように、フック型とホール型の良いとこどりをしたペグハンマーもあるので、ペグの種類に合わせて検討してみてください。
ペグハンマーのおすすめ10選
おすすめのペグハンマーをご紹介致します!
スノーピーク(snow peak) ペグハンマーPRO
サイズ:40×14cm
重量:670g
ヘッド素材:PRO.Cは銅、PRO.Sはスチール
ヘッド部分が潰れてきたら交換する事が出来ます。
スノーピーク(snow peak)のペグとの愛称は抜群ですが、ペグ抜きのタイプはホール型とフック型両方を兼ね備えているため、ほとんどのペグに対応可能です。
村の鍛冶屋 エリッゼ(ELLISSE)鍛造 焼入れ ペグハンマー St.Martelo
サイズ:30.3×10.2cm
重量:550g
ヘッド素材:真鍮
金属加工で有名な燕三条で製造された、安心の日本製です。
こちらは真鍮ヘッドですが、真鍮の他にステンレスヘッドのタイプもあり、好みに合わせてお選び頂けます。
ヘッド部分も交換可能です。
コールマン(Coleman) スチールヘッドハンマー2
サイズ:30×10cm
重量:721.99g
ヘッド素材:スチールシャフト
グリップは太め・グリップエンドにつくられており手に馴染みやすく、重量もあるためペグを打ち込みやすいです。
また、打面が広く作られているため、ペグを確実に捉える事が出来ます。
コールマン(Coleman) ペグハンマー
サイズ:30×8cm
重量:560g
ヘッド素材:スチール
重量感があり、しっかりとした作りです。
グリップもゴムでできており握りやすい設計に。
抜け防止の紐もついているため安全に使用でき、手から抜けてしまう心配もありません。
ロゴス(LOGOS) パワーペグハンマー
サイズ:30.5×11.5cm
重量:680g
ヘッド素材:銅
オレンジのカラーが目を惹くペグハンマーです。
重量があり、重いペグハンマーをお探しの方はおすすめです。
また、グリップがゴムでコーティングされているため手から抜ける心配もありません。
MSR(エムエスアール) ステイクハンマー
サイズ:28.5cm
重量:312g
ヘッド素材:ステンレス、アルミ
他のペグハンマーと比較するとスタイリッシュです。
この形に惚れ込んで購入を決める方も多くいらっしゃいます。
重量は軽めですが、持ち運びやすく扱いやすいです。
ペグ抜きの形も数少ないカギ爪型なので、カギ爪型をお探しの方には特におすすめです。
ムラコ(muraco) カラジャズペグハンマー
サイズ:27.5×5.5cm
重量:234g
ヘッド素材:ステンレス
注目のブランドmuracoのペグハンマーです。
ヘッドはステンレス素材。
細身でスタイリッシュなボデイーは、テントやタープと一緒に丸めて収納することができ、ペグハンマーを忘れる心配はありません。
muraco(ムラコ)のギアについてもっと知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
Deeplee ペグハンマー
サイズ:31×11.5cm
重量:420g
ヘッド素材:鉄
嬉しいケース付き。
ペグハンマー×ペグ抜き×スコップと1つで3役を備え持つ万能ペグハンマー。
軽量なアルミニウムボディーに頑丈な鉄製ヘッドが美しいです。
価格も安いため、最初に購入するペグハンマーとしておすすめです。
オガワ(ogawa) アイアンハンマー
サイズ:27×10cm
重量:550g
ヘッド素材:スチール
ヘッドはスチール、グリップはゴム素材です。
オールブラックで、シンプルなデザインのペグハンマー。
重量も550gと重すぎず、軽すぎず使い易いです。
シンプルなスタイルを好む方にぴったりのペグハンマーです。
Lefon ペグハンマー 安全ベルト付
サイズ:32.5×10.5cm
重量:380g
ヘッド素材:高炭素銅
ヘッドには高炭素銅をしようしており、優れた耐久性に。
ボディーはアルマイト加工を施したアルミニウムを使用。
手触りがよくスタイリッシュなペグハンマーです。
ペグハンマーケースのおすすめ3選
ペグハンマーってどこに置いたか忘れがちですよね…。
ペグハンマーケースを使用して、紛失を防止するとともに、持ち運びを安全にしましょう。
スノーピーク(snow peak) ペグ・ハンマーケース
サイズ:40×14cm
素材:ナイロン
ペグとハンマーをコンパクトに収納するできるスタイリッシュなケースです。
ペグハンマーとケースをスノーピーク(snow peak)で揃えたい方におすすめです!
ナイロン素材を使用しているため、ペグを汚れたままにしていても、ケースが汚れる心配はありません。
村の鍛冶屋 エリッゼ(ELLISSE) エリッゼステーク 28cm用 ペグ&ハンマー収納袋
サイズ:46×46cm
素材:綿
28cm用のペグ&ハンマー収納袋です。
昔ながらのクルクルと巻いて収納するタイプになっています。
ステンレスリングが付いているため、前掛けとして着用しながら使用することもできます。
asobito(アソビト) ペグ・ハンマーケース
サイズ:41.5×18.5cm
素材:綿頒布
重さ:140g
綿頒布素材で丈夫で汚れにくいです。
大容量のため、ハンマーとペグ16本程度入れてもまだ余裕があります。
まとめ
いかがでしたか?
設営でも撤営でも役に立つペグハンマー。
ペグハンマー1つでもメーカーそれぞれ違いがありますね。
お気に入りの一本を選んで、快適なキャンプライフを楽しみましょう!