【厳選】お肉を使ったおすすめキャンプ飯8選を紹介!
キャンプの楽しみといえば、なんといっても「ご飯」ではないでしょうか。中でも、はずせないのは、みんなが大好き「お肉料理」!
テーブルにお肉料理が並んでいると、皆んな自然と笑顔が溢れ、会話が弾みます。家で食べても美味しいのはもちろん、アウトドアで食べると、より一層美味しく感じられるのがお肉料理です。今回は、キャンプでお肉料理を成功させる秘訣をお伝えします!
キャンプ飯の定番、カレーや豪快なステーキ肉の美味しい焼き方、女子に人気の韓国料理まで、様々なお肉料理レシピもご紹介します。
キャンプの肉料理を成功させるための秘訣
まずは、下ごしらえからお肉の解凍のコツまで、キャンプでお肉料理を成功させるための秘訣をこっそり教えちゃいます。
下ごしらえはしっかりとする
下ごしらえをしておくと、かなりの時間短縮になり、そのぶんキャンプ場で家族や仲間との時間を楽しめます!
前日や出発前の準備は少し面倒かもしれませんが、着いてからの楽しみを思い浮かべながら、頑張りましょう。
以下は下ごしらえのポイントになります。
お肉の下処理をする
・牛や豚の塊肉、ステーキなどは筋切りを行う。 筋切りは脂肪と脂肪の間に数か所切り込みを入れるだけでOKです
・鶏肉は黄色い脂肪部分を包丁で取り除く。
・スペアリブ等の大きな塊肉やしっかり火を通したい鶏肉等は下茹でをしておくと、生焼け防止になります。
タレに漬けて下味をつける
ジップロックに下処理したお肉と漬け込み用のタレを入れてから、軽く手で揉みこむ。あとは、ジップロックの空気を抜いてから中を真空状態にして冷蔵庫で保管する。
(タレは以下の「お肉を使ったおすすめキャンプ飯8選」記載のレシピを是非ご参考にしてください。もちろん市販の焼肉のタレでもOKです)
*この時にタレと一緒にお肉を柔らかくする効果のある、すりおろし玉ねぎや果物(キウイ、りんご、パイナップル、梨)を一緒に入れると、美味しさが更にUPします!前日から長時間漬ける場合は、玉ねぎや果物の匂いがお肉に移ってしまうので、タレに少量混ぜる程度がおすすめです。
冷凍肉は時間をかけて解凍
低温でゆっくりと時間をかけて解凍する事が最大のポイントです!低温で解凍する事で、肉汁をほとんど出さずに品質を保ったまま解凍する事が出来ます。以下はキャンプやBBQでのおすすめの解凍方法です。
氷水解凍
参照:松阪牛 やまと(matsuzaka-steak.com)
手間と時間がかかるが1番おすすめの方法。水漏れしないよう2重にビニール袋に入れた後、氷水に浸す。完全に解凍するまで適宜氷を追加する。
時間の目安は1㎏あたり2時間程度(肉の種類やパッケージ状態によって差があるのであくまで目安になります)
ポイントはお肉の表面温度を低く保ちながらの最短解凍です。マイナス2℃程度だと解凍後のお肉の状態も良くなる。
冷蔵庫内での自然解凍
多少時間がかかるがお肉の旨味と品質を保ちながら解凍できる方法。二重にビニール袋に入れるか容器に入れて解凍する。
時間の目安は1㎏あたり4時間程度(肉の種類やパッケージ状態によって差があるのであくまで目安になります)お肉の外側と中心部の温度差が少ない状態で解凍されるので、旨味成分である肉汁の流出を最小限に抑えられます。
彩りを添えよう
参照:クックパッド
キャンプやBBQになると、どうしてもお肉や炭水化物ばかりで野菜不足になってしまいがちです。今やコンビニ、スーパーで手軽に手に入る、カット野菜を上手に使いましょう。
ワイルドなお肉料理の盛り付けに、そっと彩り野菜を添えて華やかな1品に大変身させたり、付け合わせに簡単な野菜スープ(市販のコンソメとカット野菜を煮込むだけ)を添えても栄養満点になりますね。華やかなプレートは目にも美味しく、映え写真も撮れる為、女性は喜ぶ事間違いありません。
【厳選】お肉を使ったおすすめキャンプ飯8選
次回のキャンプ飯は、この肉メニューに決まり!
以下では、お肉を使ったおすすめのキャンプ飯8選をご紹介します。
ダッチオーブンでコトコト煮込む!無水バターチキンカレー
【材料】
・鶏むね肉 300g
・玉ねぎ 小2個
・にんにく 1かけ
・しょうが 1かけ
・バター 大さじ2
・トマト水煮缶 1缶
・生クリーム 100ml
・レッドペッパー 適量
・ガラムマサラ 適量
A
・カレー粉 大さじ1
・ターメリック 大さじ1
・ヨーグルト 大さじ5
・塩コショウ 少々
【作り方】
(前日の下準備)
1. 鶏肉をカットしてAに漬けておく、玉ねぎはくし切りにする2. 余熱したダッチオーブンにすりおろしたにんにくとしょうが、セロリの葉(あれば)入れてバターで炒める
3. いい香りがしてきたら、玉ねぎを加え軽く炒め、鶏肉を入れる。蓋をして中火で10~15分くらい加熱する
4. 鶏肉に火が通ったら、トマトの水煮を加えて混ぜ、蓋をして中火で加熱する
5. 40分後、蓋を開けるといい香り!ガラムマサラを加えて出来上がり
ダッチオーブンに入れたら、ほぼ放っておくだけでOKなので、キャンプにピッタリのメニューです。今回のレシピで使用しているスパイスは100均でも揃うものなのでお家にない場合はぜひ100均を活用して下さい。
お水を使わずに煮込む為、濃厚な味わいを楽しめるレシピです。ご飯にかけても美味しいですが、ナンにもとっても良く合います。
みんな大好き!豪快スペアリブ
参照:マウンテンシティメディア
【材料】 3~4人分
・スペアリブ 800g
・たまねぎ 1/2個
・にんにく 1片
・パイナップルジュース 大さじ3
・しょうゆ 大さじ3
・赤ワイン 大さじ3
・はちみつ 大さじ3
・ケチャップ 大さじ3
・水 たくさん
【作り方】
(前日の下準備)
1. スペアリブが入るサイズの鍋を用意し、鍋いっぱいのお湯を沸かす。
2. お湯が沸騰したらスペアリブを投入して10分程煮る。煮えたら出しておく。
3. 漬け込みタレを作ります。大きなボールか袋の中に、スペアリブと水以外の材料を入れて混ぜる。
4. 茹で上がったスペアリブの水気をキッチンペーパー等でふき取る。
5. スペアリブをタレの中に入れて、よく混ぜる。ボールで混ぜた場合は、当日持参する為の食品用保存袋などにタレとスペアリブを移す。
6. 冷蔵庫で一晩寝かせる。
(当日)
7. 当日、網の上にスペアリブを並べて、焦げ目がつくまで焼いたら完成。
下茹でする事で生焼けの失敗も無し!骨付きのお肉が登場するだけでもテンションが上がるのに、アウトドアで家族や仲間と大勢で食べると美味しさが倍増します。ビール片手にスペアリブに豪快にかぶりついて!極上のキャンプ飯を味わって楽しんでください。
ダイナミックな塊肉を!絶品ステーキ
【材料】
・牛肉
・塩
・こしょう
・油
・刷毛
【作り方】
1. 焼く30分程前にお肉を常温に戻す(*炎天下の場合は日陰に置く)
2. 焼く直前にお肉に塩をふる(肉の全面にまんべんなく)
3. 手のひらで炭の温度を確認する(網の上5㎝位のところに手をかざし5秒耐えられるか耐えられないか位が丁度よい温度)
4. 網に油を塗り、ステーキを丁寧に網の上にのせる
5. 最初の面を4分間焼く
6. 焼き具合を確認し、焼いてる面の下から5㎜程度が焼き色に変わっていたら、ひっくり返す
7. 肉の表面に刷毛で油を塗る(肉の表面の乾燥と焼きムラを防ぐ為)
8. 仕上げにハーブソルトやペッパー等をふる
9. 炭の火力がそれほど強くない場所に肉を移動させて、保温状態で3~5分ほど休ませる(炭台から移動してアルミホイルに包んで休ませてもOK)
10. 最後に、盛り付けて出来上がり
ただ焼くだけ、ではありますが、意外と美味しく焼くのは難しいのがステーキです。上記のレシピを参考にして作ればバッチリ美味しく仕上がります。
フライパンやスキレットで焼けば簡単にムラなく焼く事もできますが、網で焼くと余分な脂が落ちてヘルシーになり、炭の香ばしさが肉に移り、よりアウトドア感を感じられのでおすすめです!
超簡単!ほったらかしローストビーフ
参照:楽天レシピ
【材料】 4人分
・牛もも肉 300g
・ハーブソルト 大さじ1
・おろしにんにく 大さじ1
★おろしたまねぎ 大さじ 1/4
★ポン酢 大さじ4
★しょうゆ 大さじ1
【作り方】
(前日の下準備)
1. ハーブソルトとにんにくを牛肉に刷り込み、保存袋に入れて出来るだけ空気を抜く。
(当日)
2. 仕込んだ牛肉を常温に戻し、フライパンで全面を各1分30秒~2分焼く。
焼き色がしっかり付いたら、アルミホイル2枚重ねでしっかり巻きつけて、そのまま放置。
3. 牛肉を焼いたフライパンで★を煮詰め、ソースを作る。
4. 1時間くらい置き、牛肉がしっかり冷めたら、切って盛り付け、ソースを掛けたら出来上がり。
*お肉の形や大きさ、当日の気温で焼き時間に差が出来ると思います。寒い時期は焼き時間や放置時間を長くしてみて下さい。
肉選びのポイントは、モモかロースにして脂身の少ない赤身肉にすることです。ソースは手軽にわさび醤油を付けるだけでもさっぱりと美味しく食べれます。
そして、美味しく頂くためには、最後の盛り付けも重要です。参考画像の様にソースをお肉の真ん中にかけて周りに彩り野菜を散らすと、一気に華やかでおしゃれなキャンプ飯の完成!みんなでカメラ片手に乾杯しながら楽しんでみてはいかがですか?
アウトドアの定番!ダッチオーブンでローストチキン
【材料】 3人前
・骨付き鶏もも肉 3本
・たまねぎ 小3個
・にんじん 大1本
・じゃがいも 中3個
・にんにく 3片
・塩こしょう 適量
・ローズマリー(お好みで)
・オリーブオイル 大さじ3
【作り方】
(前日の下準備)
1. 肉に味が染み込むよう、金串やフォーク等で両面に細かく穴をあける。
2. 鶏の水分を拭き取ったら、やや強めに塩、こしょう(ハーブソルトでもOK)してすりこむ。
(おろしにんにくを一緒にすりこんでも美味しいです)
3. にんにく、ローズマリー(お好みで)、オリーブオイルと共にビニール袋などに入れて揉みこみ、一晩冷蔵庫で寝かせる。
*キャンプ当日に下準備をする場合は、2時間以上おいて味を染み込ませる。
(当日)
4. にんじん、じゃがいもはよく洗い、にんじんは6等分に、じゃがいもは半分に切る。玉ねぎは皮をむいて半分に切る。
5. 炭を焚いて、焦げ付かないように底部にアルミホイルを敷いたダッチオーブンを火にかけ、5分程余熱する。
6. 余熱したダッチオーブンににんじん、じゃがいも、玉ねぎを敷きつめ、にんにく、ローズマリーとともに鶏肉をのせ、蓋をする。蓋の上にも炭をのせ、火加減は上下7:3ぐらいの目安で約20分ほど焼く。
7. 鶏肉に串などを刺して透き通った肉汁が出てきたら焼き上がり。
ポイントは、下火を強くしすぎると焦げ付くので、上に乗せた炭の半分以下で焼くこと! 火加減は中~やや弱くらいが目安です。
ダッチオーブンでのローストチキンは丸鶏を使うレシピが多いですが、手に入りやすいもも肉で作っても十分美味しく、豪華に仕上がります。
何より早く焼きあがるので、お腹が空いたタイミングで食べられます。そして、余る事もなく食べ切れる丁度よい量というのもポイント高いですよね。
腹ぺこキッズに大人気!肉巻きおにぎり
参照: CRAZYCAMP
【材料】 4人分
・豚バラ肉 300g
・ご飯 茶碗4杯(大盛り)
・焼き肉のたれ 適量
・割りばし 4本
【作り方】
1. ご飯に焼き肉のタレを味付け程度に少し混ぜる
2. 割り箸にご飯をつける
3. 豚バラ肉をご飯に巻き付ける
4. 豚バラ肉に焼き肉のタレを絡めながら、バーベキューグリルで焼く
下準備なし!手に入りやすい材料だけで、誰でも手軽に簡単に作れます。アウトドアでたっぷりと遊んだお腹ぺこぺこの子供達にも大人気のメニュー。夏の川遊びの後のおやつや朝食にもぴったりです。箸に巻き付けるBBQスタイルが、焼くのも食べるのも楽ちんでリピートメニューになる予感大です。
女子ウケ抜群!チーズタッカルビで盛り上がろう
【材料】 2~3人前
・鶏もも肉 1枚
・お好みの野菜(キャベツ、玉ねぎ、にんじん等) 好きなだけ
・しょうゆ 大さじ2
・砂糖 大さじ2
・コチュジャン 大さじ1
・酒 大さじ 1/2
・すりおろしショウガ、にんにく(お好みで) 小さじ1~2
・チーズ たっぷり
【作り方】
(前日の下準備*当日キャンプ場で作ってももちろんOK)
1. ボール等に肉以外の材料を混ぜ合わせてタレを作る。液漏れしない容器に入れて冷蔵庫で保存
(当日)
2. 大き目の一口大に切ったもも肉、とタレの半量をビニール袋に入れて30分以上漬け込む
3.お好みの野菜を切って、残りのタレと絡める
4. フライパンやスキレット鍋に油(ごま油がおすすめ)を引いて、3で切った野菜を敷き詰めてタレごと肉を入れる
5. 蓋をして10~15分程度蒸し焼きにしてから、蓋を取り汁気を飛ばす
6. 4を左右に分けて、真ん中を空けたらチーズを入れる
7. 再び蓋をしてチーズが溶けたら出来上がり
女子に大人気の韓国料理「チーズタッカルビ」をキャンプ飯でも、ぜひお試しください。とっても簡単。蓋を開けた時のチーズのとろける様子は、見る人全員の食欲を刺激します!
ぜひ、皆の歓声と共に動画におさめて、帰ってからも満喫してください。辛党の方はキムチや粉唐辛子を足して、ビールと一緒に楽しんでみるのもおすすめです。
子供と一緒に盛り上がろう!お手軽カートンドッグ
参照:クックパッド
【材料】 2人分
・ホットドッグ用パン 2本
・ウィンナー 2本
・キャベツ千切り 2枚程度
・ケチャップ 適量
・マスタード(お好みで) 適量
・チーズ 適量
・洗った使用済み牛乳パック 2個
・アルミホイル
【作り方】
1. パンに切れ目を入れ、具材を挟む(チーズは一番下に入れるとアルミホイルにくっつかないのでおすすめ)
2. ホットドッグの底の部分に二重にしたアルミホイルを敷き、全体を二重に巻く(ふわっと巻くとパンが柔らかくなります)
3. 2を牛乳パックに入れる
4. 牛乳パックの口を下にして焼き台に斜めに立てかける
5. 牛乳パックの口から火をつける
6. 数分で燃え尽きるので、すぐに牛乳パックから取り出す(*火傷に注意。必ずグローブやトングを使用して下さい)
7. お好みでケチャップやマスタードをかけて出来上がり
牛乳パックを斜めに立てるのがポイント!真っ直ぐや真横に立てるよりも、満遍なく火が通ります。火起こし不要で片付けも楽な為、朝食にピッタリのメニューです。お子さんも一から作る事が出来る料理なので、親子で一緒に楽しんでみてください。
カートンドッグに関する記事はこちら!
まとめ
いかがでしたでしょうか? レシピを見ているとキャンプに行かずともお肉が食べたくなってきてしまいますよね!
でも、何といってもお肉のダイナミックさと、香ばしい香り、ワイルドな美味しさを感じられるのは、アウトドアならではの醍醐味です。
ぜひ、今回の記事を参考にして、キャンプで心地よい大自然を感じながら、たっぷりと美味しいお肉料理を楽しんでください。次のキャンプで、家族や仲間が満面の笑みでお肉を頬張る姿が目に浮かんできたのではありませんか。