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カマボコテントって何?魅力と人気の秘密をご紹介!

アイキャッチ画像出典:DOD公式

キャンプ場に行くと必ず1つは見かけるトンネル型のテント。中でもDOD(ディーオーディー)の発売した「かまぼこテント」は非常に人気が高く、トンネル型のテントの愛称としても親しまれています!
今回はそんなかまぼこテントの魅力に迫っていきます。

カマボコテントとは?

カマボコテントについて

カマボコテント
参照:DOD公式
カマボコテントは、DOD(ディーオーディー)より販売されているトンネル型のテントです。2016年に最初のカマボコテントが発売されて以降、在庫切れが続くほどの人気となっています。

最大の特徴は一般的なドーム型のテントと異なる、名前通りのかまぼこのような形状です。トンネルの向きに2部屋が繋がる構造で、一方にインナーテントを取り付けてリビングと寝室とに分けての使用が一般的とされています。

アーチ状のポールに支えられたかまぼこ型の居室は非常に広々としており、テント内であっても快適に過ごすことが可能です。
現行モデルのカマボコテント3では、3S・3M・3Lの3つのサイズが展開されており、それぞれ3人用・5人用・7人用となっています。キャンプの人数によってモデルを選ぶことができる点も、口コミ等で高い評判を得ているポイントです。

DOD(ディーオーディー)について

かまぼこテント
参照:DOD公式
DOD(ディーオーディー)は、ビーズ株式会社によるアウトドア用品のブランドです。
2018年1月までは「ドッペルギャンガーアウトドア」というブランド名であったため、キャンプ好きの中にはそちらの名前の方が馴染みのあるという人もいるかもしれません。

遊び心を持ったユニークなモデルが多く、今回ご紹介するカマボコテントのように他ブランドとは異なる製品が多いという点が特徴です。
また価格の面でも高い評価を得ており、コストパフォーマンスにも優れると評判なブランドがDODです。

カマボコテントの人気の秘密

DODサイトでの抽選の倍率が高く、Amazonや楽天、ナチュラム、ヤフオクやヨドバシといった通販サイトでも在庫切れが続くほど人気の高いカマボコテント。
そんなカマボコテントの人気の秘密は、何と言ってもそのオリジナリティです。

リビングと寝室が一体となったDODらしい特徴的なデザイン、広々リビングやメッシュ生地によるベンチレーションといった快適さ、キャンプ場のサイトに合わせたサイズ、DODブランドのタープと合わせた「チーカマ」スタイル、専用シート「カマザシキ」を使ったお座敷スタイルなど、他ブランドにはない特徴を持っています。

そのオリジナリティはあまりに独創的すぎて端的には紹介できないほどです。
次の見出しでは、そんなカマボコテントのオリジナリティ溢れる魅力について細かく紹介していきます。

カマボコテントの魅力をご紹介!

こちらの見出しでは数あるカマボコテントの魅力について、4つに厳選してご紹介します。

目を引くデザイン

かまぼこテント
参照:DOD公式
カマボコテントという名の通り、カマボコのような形状がカマボコテントの魅力のひとつです。
この目を引くデザインは、多くのテントが並ぶキャンプサイトにあってもひと際目立ちます。

かわいらしい見た目は男女を問わず人気ですし、途中参加者の多いグループキャンプなどではキャンプサイトをざっと見渡すだけでどこに自分たちのテントがあるのかが分かり非常に便利です。

また、これだけ特徴的な見た目であれば、ファミリーキャンプにありがちな「お子様が間違えて他所のテントに……」なんて事も起こりづらくなります。
ルックスだけでなく、実用性まで備えた特徴的なデザイン。これがカマボコテントの魅力のひとつです。

快適な広々空間

かまぼこテント 内部
参照:DOD公式
続いてご紹介するカマボコテントの魅力は、快適に過ごすことのできる広々としたテント内部の空間です。
強度のあるポールにより高く作られたリビングは最小のカマボコテント3Sであっても天井高が185cmと、大人が立っても問題ない程の高さがあります。

また各サイズの床面積についても、3人用のカマボコテント3Sで250×500(cm)、5人用のカマボコテント3Mで300×640(cm)、7人用のカマボコテント3Lで380×760(cm)と、十分な広さです。
これだけの空間がを持つリビングがあれば、基本的には他にタープを用意したりする必要もありません。

荷物が減らせたり、設営の時間が短縮できたりと良い事ばかりですね。
リビングと寝室とが繋がった広いスペース、これもまたカマボコテントの魅力のひとつです。

夏は涼しく、冬は暖かい

かまぼこテント 夏と冬
参照:DOD公式
オールシーズン対応のテントであるといった点も、カマボコテントの魅力を語るうえでは欠かせません。
旧モデルではインナーテントのメッシュ生地部分が少なく「夏場のカマボコテントは暑い」といった声もありましたが、現行モデルのカマボコテント3S・3M・3Lでは改善済みです。

前面のみがメッシュ生地であった従来のインナーテントから、インナーテント全ての面がメッシュ生地となるよう変更され、十分な通気性が確保されました。

さらにテント上部にベンチレーションの機構が備えられ、温かい空気がしっかり排出される構造です。
冬の寒さ対策もしっかりされており、「メッシュ生地を増やさないと夏場は暑い」と言われるほどのしっかりとした厚みのある生地が室内の熱を保持してくれます。

またスカートがついているため地面付近からの冷気の進入も防ぎ、断熱も万全です。
夏は涼しく冬は暖かい、カマボコテントにはオールシーズンに対応できるといった魅力もあります。

使い方のバリエーションが豊富

かまぼこテント
参照:DOD公式
最後に紹介するカマボコテントの魅力は、豊富なオプションや別製品と組み合わせる事により様々な使い方ができるという点です。
例としてDODの大型タープ「チーズタープ」と組み合わせ、リビングを更に広く快適に使える「チーカマ」スタイルなどが挙げられます。

リビングをお座敷スタイルで使えるカマボコテント専用に設計されたシート「カマザシキ」や、スクリーンとして使うことでテント内をシアターにできる「カマボコシアター」、遮光性をアップさせたり結露を軽減したりできるカマボコテント専用のルーフシールド「カマボコシールド」など、豊富なオプションにより様々なスタイルの使い方が可能です。

中にはカマボコテント同士を連結して巨大カマボコにする人も。
DOD製品と組み合わせたバリエーション豊富な使い方、こちらもカマボコテントの魅力です。

カマボコテントの注意点

カマボコテントの魅力が十分に伝わったところで、カマボコテントの注意点を2つご紹介します。カマボコテントの魅力とあわせて、検討の際の材料にしてください。

設営が大変

かまぼこテント 設営
参照:DOD公式
カマボコテントの注意点の1つめは、設営が大変であるという点です。
広々としたリビング・寝室を持つ快適なサイズいうのはカマボコテントの魅力のひとつですが、自立式ではないため設営には労力がかかります。

設営方法は、ポールをループとグロメットに差し込み、ペグループやロープをペグで固定するだけと一般的なテント同様です。
しかしサイズが大きいため、しっかりと張ろうとするとペグ打ちの際に引っ張ってくれる人が必要であったり、テントを起こす際に力が必要であったりと、設営にはどうしても人の手が要ります。

カマボコテントは数人で使用するケースがほとんどだと思うので過度な心配は不要ですが、設営のための人手の確保と事前の設営練習がオススメです。

本体の在庫が少ない

人気の高さ故に、カマボコテントは品薄の状態が長く続きます。
DOD公式サイトでの購入は抽選となり、その倍率は非常に高いです。Amazon・楽天やナチュラムといった通販サイトでも在庫なしの状態が多く、入手は困難と思われます。

他にはヤフオク・ラクマといったサイトが考えられますがカマボコテント本体の出品は稀で、あったとしても価格の高い出品であるケースが多いです。
このように在庫が少ないため、カマボコテントの入手にはDODのサイトや販売店のこまめなチェックが必要になります。

カマボコテントの商品情報

DOD(ディーオーディー) カマボコテント3S

DOD カマボコテント 3 (S)KAMABOKO TENT 3 Sサイズ T3-688-TN タン 2~3人用
ノーブランド品

サイズ:(約)W250×D500×H185cm
重量:(約)14.4kg

カマボコテント3Sは、3人用のカマボコテントです。カマボコテント3Mでは大きすぎるという方におすすめのカマボコテントで、3人で使用するには十分な広さを持ちます。
オプションも充実しており、カマザシキSやカマボコシアターS、カマボコシールドSなどを用いて様々な使い方が可能です。また、DODの販売しているタープ「チーズタープS」と合わせた「チーカマ」スタイルも人気となっています。

DOD(ディーオーディー) カマボコテント3M

created by Rinker
ノーブランド品
¥83,500 (2024/03/19 12:36:39時点 Amazon調べ-詳細)

サイズ:(約)W300×D640×H195cm
重量:(約)19.5kg

カマボコテント3Mは、スタンダードなカマボコテントです。
DODのサイトによると5人用で、広々としたリビング・寝室で快適に過ごす事ができます。

カマボコテント3Mに対応したオプションはカマザシキMやカマボコシアターM、カマボコシールドMなどがあり、ファミリーキャンプなど多くの用途に対応可能です。
カマボコテント3Sと同様にチーカマのスタイルで楽しむ事もでき、DODの「チーズタープM」を用意すれば更に広いリビングでキャンプを堪能できます。

DOD(ディーオーディー) カマボコテント3L

サイズ:(約)W380×D760×H218cm
重量:(約)19.9kg

最大サイズのカマボコテントが、こちらのカマボコテント3Lです。
7人用と非常に大きなカマボコテントで、人数の多いグループキャンプでも十分に対応ができます。

カマザシキLやカマボコシアターL、カマボコシールドLといったオプション品もあり、広いリビング空間を活かして様々なスタイルのキャンプを楽しむ事が可能です。まさに大人数でのキャンプのためのカマボコテントと言えます。

まとめ

DODより発売されているカマボコテントは、設営が大変とはいえその独創的なデザインや快適性、豊富なラインナップのオプションを持ち高い人気を誇ります。
そしてその人気の高さゆえに在庫が少ないケースが大半です。

購入できるタイミングを逃さないようこまめにDODのサイトや通販サイト、販売店などをチェックすることをおすすめします。
運よく入手できた際には、オプションパーツを駆使してあなたにピッタリなカマボコテントのスタイルで楽しんでくださいね。

 

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