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持ち運びソーラー発電機「発電バリバリくん」に迫る!

自然災害時、アウトドアなどのレジャー、電源があるとないとでは大違いです。災害はいつ起こるか分かりません。避難経路の確保、非常食の確保などはしても電気の確保をしている人は少ないのではないでしょうか?
今回は持ち運びできるソーラー発電機「発電バリバリくん」という商品を実際に使ってみた私が、発電バリバリくんの魅力や弱点について深く掘り下げていこうと思います!

発電バリバリくんとは?

発電バリバリくん
出典:Amazon

発電バリバリくんとは、株式会社翔栄クリエイトより販売されているソーラー充電式発電機です。2018年、大地震や記録的な豪雨などの被害を多く受け、災害の「備え」に対する重要性が高まってきた年に生まれたのがこの「発電バリバリくん」です。

地震や台風などの自然災害時や突然の停電など、緊急事態における電源の供給を行うことができます。電気が止まった時、暑さや寒さをしのぐためには電気が必要です。大切な情報を手に入れるため、安全確認の連絡を取るためには携帯電話の充電が必要です。そんな時にこの発電バリバリくんが大活躍します。

また、持ち運び可能なポータブルタイプなので、アウトドアなどのレジャーにも最適です。電源に困らない、快適なアウトドアライフが楽しめます。大容量なので、蓄電した状態で持っていけば長い時間電源を使用することができますが、ソーラーで充電ができるので残り残量を気にせず電源を使うことができます。
節電にもなるので、一家に1台備えていて損はないでしょう!

○商品名: 発電バリバリくん
○セット内容: 本体・充電用電源コード(長さ1.2m)・取扱説明書
○定格出力: AC100V 50Hz 250Wh(純正弦波)
○ソーラパネル容量: 30W(15W×2)
○ソーラーパネル材質: 多結晶シリコン
○内蔵充電池: リチウムイオン電池 3.7V×10Ah×9UNITS
○外形寸法: 幅:442mm×奥行:125mm×高さ:336mm
○重量(約):9.2kg

発電バリバリくんの使い所

災害時の大きな味方

発電バリバリくん
出典:発電バリバリくん公式
発電バリバリくんの開発目的でもある災害時には大きな力を発揮します。2019年の9月に発生した大型の台風により、千葉県では長期間の停電が起きたことはみなさんの記憶にも新しいと思います。もし今後、このような大きな災害が起きてしまったらどうなるでしょうか?

今後もこういった大きな災害時に緊急避難所は設けられないかもしれません。少なくとも、大人数を収容することができないため、車中泊やテント泊を余儀なくされる人が出るでしょう。そんな時、電源の確保が我々の至上命題となるでしょう。

電源がなければ暑さ、寒さを凌ぐことができません。また、退屈を凌ぐことも難しいでしょう。情報を仕入れることもできません。情報社会に生きる我々にとって、電源の供給先が途切れることは生命線を絶たれることに近いでしょう。

発電バリバリくんは、実際の災害現場で活躍した実績を持っています。
台風19号による大規模な停電が起きた時、被災地の行政に対して発電バリバリくんの貸し出しを行いました。また、災害への「備え」として、過去に鬼怒川の氾濫を経験した茨城県常総市には10台の発電バリバリくんが常設されています。さらに12の自治体や保育所などに常設されています。

アウトドアで大活躍

晴天
ここまで災害への備えとしての魅力を伝えてきましたが、有事以外でも発電バリバリくんは活躍します。それがアウトドアです。発電バリバリくんはアタッシュケースの形になっており、持ち運びをすることができます。そのため、「備え」としてだけでなく、アウトドアに持っていくということもできるのです。

キャンプやバーベキューなど、アウトドアレジャーで困ることの一つが「電気」です。一般的に外にコンセントはないので、電化製品や電子機器の充電などを行うことはできません。しかし、発電バリバリくんがあることによって、電気ケトル、電気毛布、電気ストーブなども使うことができます。電気があることによって大幅に質の高いレジャーを楽しむことができるのです。

また、最近ではワーケーションという言葉も聞くようになりました。ワーケーションとは、ワーク(仕事)とバケーション(休暇)が組み合わさった言葉で、リゾートやキャンプ場などで仕事を行うことを言います。最近はリモートでの働き方が浸透してきました。そんな働く場所が制限されなくなってきたことにより注目されてきているのが「ワーケーション」です。

そのワーケーションも、発電バリバリくんがあることでどこにいても仕事をすることができるようになります。キャンプ場に行って自然に囲まれながらパソコンを開くといつもより集中できるかもしれません。普段と違う環境だからこそ新たなアイデアが産まれるようになるかもしれません。発電バリバリくんと一緒に、自分の好きな場所で仕事をするということを実現してみてはいかがでしょうか?

発電バリバリくんのここがすごい!

ケースの形で持ち運びしやすい

発電バリバリくんは、本体自体がアタッシュケースの形をしているので、閉じた状態であればまるでカバンを持ち歩くかのように持ち運ぶことができます。
持ち手がしっかりしているので、とても持ちやすいです!

圧巻の蓄電量

発電バリバリくんは、一回の充電で多くの電気を蓄電することができます。最大消費電力は250Wで、以下のように長時間の電子機器を使用することができます。

スマートフォン(待機時) 約10W 約120時間
スマートフォン(使用時) 約10W 約27時間
LED照明 約10W 約24時間
小型ラジオ 約15W 約16時間
ノートパソコン 約40W 約6時間
液晶テレビ50型 約100W 約2.5時間
扇風機 約35W 約8時間
(外部機器, 消費電力,使用可能時間)

蓄電方法は二刀流

蓄電方法は二種類あります。本体をコンセントにつなげて蓄電する方法、そしてソーラーパネルから太陽光によって蓄電する方法です。ソーラー電源だからと言ってソーラーでしか充電できないというわけではないので、とても便利ですね!

発電しながら電気が使える

ポータブル電源を使うときに気になるのが電源の残量ですよね。しかし、ソーラー充電ができるので電源を使用している最中でもソーラーから発電することができます。
残量を気にせず使うことができるので、一切のストレスがありません!

コンセントは2口

コンセントは2口あります。同時に2つのものを使用することができるので非常に便利です。三又コンセントや延長コードなどがあるとさらに便利ですね!

発電バリバリくんの弱点

普段使いできる重さではない

発電バリバリくんは災害時やアウトドアにはとても大活躍しますが、普段使いをするにしては重く、使いにくいです。
重量が9.2kgで決して女性にも持てないほどの重さではないものの、普段使いするにしては重く感じてしまうでしょう。普段使いを想定して作られてはいないので、普段は取り出しやすい場所にしまっておくことをおすすめします。

手軽に持ち運ぶには大きい

発電バリバリくんは大容量なだけに(外形寸法: 幅:442mm×奥行:125mm×高さ:336mm)と大きさもそこそこあります。そのため、ちょっとしたお出かけや少しだけ電源を使いたい場面などには向いていません。
荷物としてかさばってしまうので、注意が必要です。

水に弱い

防水機能がないので、水に弱く、濡れると故障してしまう場合があります。外に置きっぱなしにして雨にさらしてしまうと危険です。
そもそも雨の日にはソーラー充電は少ししかパフォーマンスを発揮しなくなってしまうので、天気には注意が必要です。

まとめ

 

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いつ災害が起きるかは分かりません。もしかしたら明日、大きな地震がくるかもしれません。それは今日かもしれません。
電気というのは私たちの生活に欠かせないものです。電気を確保しておくというのは非常に重要な災害対策になるのです。自然災害対策に、アウトドアの電源確保に、発電バリバリくんを試してみてはいかがでしょうか。

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