【ガソリンランタン完全ガイド】おすすめ5選と使い方・メンテナンス方法
「キャンプを始めたからには、1度はガソリンランタンを使ってみたい!でもどんなものがあるかわからないし、使いこなせるかどうかも不安…」
そう思われる方は多いのではないでしょうか?
ですが、販売されているガソリンランタンの種類は以外にも少ないです。
さらに、慣れてしまえば使用やメンテナンスもそこまで大変ではありません。
使えば使うほど愛着が湧いていくガソリンランタンについて一緒に見ていきましょう!
ガソリンランタンのメリット・デメリット
この投稿をInstagramで見る
メリット
明るく、光量が安定しているのが最大の強みです。
そのため、メインランタンとして使われることが多いです。
また、気温や気圧の影響をあまり受けないこともメリットです。
ガスランタンの中にはガソリンランタンと同じくらい明るいものもありますが、ガスランタンは気温が低いと火力が安定しません。
デメリット
ガソリンランタンが敬遠されがちなのは、メンテナンスが必要だからではないでしょうか?
また、点火の際にはマントル(光源となる発光体)のカラヤキという作業が必要になります。
靴磨きをすればするほど、靴は光沢を増し、愛着も増していきます。
それと同じで、少し手間をかけることで、ガソリンランタンに対する慈しみは深くなっていきます。
手間がかからないメインランタンが欲しければ、LEDランタンを検討してみてください。
ガソリンランタンのおすすめ5選
ガソリンランタンはColeman(コールマン)の独壇場です。
そんなColeman(コールマン)のガソリンランタンの中からおすすめの商品を5つご紹介します。
Coleman(コールマン) パワーハウスツーマントルランタン
明るさ:190W
燃料タンク容量:940cc
燃焼時間:約7~14時間
サイズ:直径18cm×高さ35cm
重さ:1.8kg
使用燃料:ホワイトガソリン
ツーマントルランタンはその明るさが魅力で、根強い人気を誇っています。
その名の通りマントルが2つ付いているため、この明るさが実現されています。
燃焼時間も十分です。
ただソロキャンプで使うには明るすぎるので、主に家族や友達などとキャンプをする方におすすめです。
Coleman(コールマン) ワンマントルランタン
明るさ:130W
燃料タンク容量:590cc
燃焼時間:約7.5~15時間
サイズ:直径16cm×高さ31cm
重さ:1.4kg
使用燃料:ホワイトガソリン
最も人気のあるガソリンランタンは、文句なしにこのワンマントルランタンです。
ツーマントルランタンと比べると明るさは劣りますが、複数人でのキャンプでもソロキャンプでも使えるちょうどいい明るさです。
メンテナンスをすれば一生使い続けられますし、少し高くても良いものが欲しいという方にぴったりです。
Coleman(コールマン) ノーススターチューブマントルランタン
明るさ:230W
燃料タンク容量:940cc
燃焼時間:約7~14時間
サイズ:直径17.3cm×高さ34.3cm
重さ:1.8kg
使用燃料:ホワイトガソリン(非常時は無鉛ガソリン使用可)
チューブ型のマントルを採用したことで、約230Wという驚異的な明るさを実現しています。
さらに、点火装置がついていたり、マントルがワンタッチで取り付けられたりするなど、初心者でも簡単に扱えるつくりになっています。
しかも、非常時には無鉛ガソリン(車のガソリン)も使えます。
防災グッズとしても役立つので、迷ったらこのランタンを選ぶことをおすすめします。
Coleman(コールマン) シーズンズランタン2020
明るさ:130W
燃料タンク容量:590cc
燃焼時間:約7~15時間
サイズ:直径17cm×高さ31cm
重さ:1.4kg
使用燃料:ホワイトガソリン
シーズンズランタンは、毎年別のモデルが販売されるリミテッドエディションのランタンです。
実用性はもちろん十分ですが、レトロな色合いとデザインからコレクションアイテムとしても人気が高いです。
おしゃれなガソリンランタンが欲しいのであればこれ一択です。
Coleman(コールマン) プレミアムパワーハウス デュアルフューエルランタン
燃料タンク容量:946cc
燃焼時間:約7~15時間
サイズ:直径19cm×高さ41cm
重さ:2kg
使用燃料:ホワイトガソリン、レギュラーガソリン
このランタンの最大の強みは、ホワイトガソリンだけでなく、自動車のレギュラーガソリンも使用できることです。
どちらを使っても明るさは変わらないので、ホワイトガソリンが無くなってしまったときでも安心です。
ただ、レギュラーガソリンは少々においが強く、お手入れも大変になるので、基本的にはホワイトガソリンを使ってくださいね。
ガソリンランタンの使い方
この投稿をInstagramで見る
「ガソリンランタンって使い方が難しそう!」
そう思っている方も多いのではないでしょうか?(私もそう思っていました…)
ですが、手順さえ覚えてしまえば難しいことはありません。
少々面倒に思うかもしれませんが、手間をかけることでドーパミンが放出され、ガソリンランタンに対する愛着が深まっていきます。
それでは1つ1つ手順を見ていきましょう。
ガソリンを入れる
まずは専用のホワイトガソリン「ECO CLEAN」を注いでいきます。
空気と燃料が「2:8」の割合になるようにしましょう。入れすぎると加圧できなくなってしまいます。
「フューエルファネル」を使うと、自動的に8分目で止まってくれるので非常に便利です。
ポンピングをする
ポンプノブを左に回し、中央の穴を押さえながらポンピングを始めましょう。
ポンピングは40~60回くらいを目安に、ポンプノブが押し込めないくらいになるまで続けてください。
そうしたら穴から指を離し、バルブを閉じます。
マントルを取り付ける
まずは傘、ベンチレーター、そしてガラスグローブを外します。
次にマントルを本体に結び付けるのですが、2重に仮結びをする程度にしておくのがポイントです。
最後にマントルの形を整え、余ったひもを切り落とせば取り付け完了です。
空焼きする
続いて、ライターでマントル全体を空焼きします。
マントルが破れると使えなくなってしまうので、ライターを近づけすぎないよう注意しましょう。
マントルが縮んで白く灰状になればOKです。
点火し、点灯するまでポンピングをする
ガスライターを下の口から差し込んで種火を付けます。
まずはバルブを少し開け、それから一気に開けるとマントルに火が移ります。
そうしたら追加でポンピングを行い、明かりを安定させましょう。
これでガソリンランタン点灯は完了です。
メンテナンスのチェックポイント
この投稿をInstagramで見る
ガソリンランタンにはメンテナンスが欠かせません。
メンテナンスの際に特に注意しておくべきポイントを2つご紹介するので、参考にしてみてください。
ポンプカップ
ポンプブランジャー(ポンピングをする棒)の先についているゴムをポンプカップと言います。
ここは長期間使用していると劣化するので、適宜リュブリカント(潤滑油)を使用したり交換したりするようにしましょう。
ジェネレーター
ジェネレーターのメンテナンスも非常に重要です。
これは燃料の出る量を調節する役割を果たしているのですが、長く使っているとうまく作動しなくなってしまいます。
ジェネレーターの交換は少々難しいので、普段から「ECO CLEAN(エコクリーン)」を使うことで予防することも大切です。
まとめ
ガソリンランタンを使ったことがない方に向けて、使い方からおすすめ商品までお伝えしました。
ガソリンランタンの魅力は伝わりましたでしょうか?
ぜひみなさんもガソリンランタンの世界に足を踏み入れ、幻想的な灯りとともにキャンプの夜を過ごしてみてくださいね。