【E-bike完全ガイド】タイプ別のおすすめE-bike12選や選び方、電動アシスト自転車との違いを徹底解説!
近年、エコで快適な移動手段として注目を集めるE-bike(イーバイク)。その利便性は都市部の移動から週末のサイクリング、さらにはアウトドアまで幅広く支持されています。しかし、E-bikeと一口に言っても、その種類や選び方は多岐にわたります。この記事では、E-bikeの基本知識からタイプ別のおすすめモデル、さらに選ぶ際のポイントを徹底的に解説します。
E-bikeとは
E-bikeとは、電動モーターを搭載した自転車のことです。通常のペダル操作にモーターによるアシスト機能が加わるため、長距離走行や坂道でも楽に乗れるのが特徴です。
日本では従来の電動アシスト自転車と混同されることがありますが、E-bikeは一般的に「スポーツ自転車」としての位置付けが強く、クロスバイクやロードバイク、マウンテンバイクなど本格的な設計が特徴です。軽快な走行性能とモーターアシストが融合したE-bikeは、日常の足から趣味のツールまで多用途で活躍します。
電動アシスト自転車との違い
電動アシスト自転車とE-bikeの最大の違いは、「用途」と「性能」です。
電動アシスト自転車は、主に短距離移動や買い物などの日常生活に向けて設計されています。カゴやチャイルドシートが付いたモデルが多く、実用性が優先されます。
一方、E-bikeはスポーツ志向が強い設計です。フレームの形状や素材にこだわり、走行性能が重視されています。また、スピード感を楽しむための仕様になっている場合が多く、サイクリングやアウトドアに最適です。電動アシスト自転車より高価格帯のモデルが多いですが、パフォーマンスの高さから選ばれています。
E-bikeの種類
E-bikeにはいくつかの種類があり、それぞれ特徴と用途が異なります。以下で主な4タイプについて解説します。
クロスバイクタイプ
クロスバイク型のE-bikeは、街乗りから長距離サイクリングまで幅広く対応できる万能タイプです。軽量なフレームと直進性の高いタイヤを採用しており、通勤や軽い運動にぴったりです。
ロードバイクタイプ
ロードバイク型のE-bikeはスピード重視の設計が特徴です。エアロダイナミクスに優れたフレーム形状と、ドロップハンドルが採用され、長距離や坂道でも安定した高速走行が可能です。スポーツ志向のユーザーに支持されています。
マウンテンバイクタイプ
オフロードに強いマウンテンバイク型E-bikeは、山道や未舗装路を走破するための設計が施されています。頑丈なフレームと太めのタイヤ、そして強力なモーターを搭載しアドベンチャー好きに最適です。
ミニベロタイプ
小型の車体が特徴のミニベロ型E-bikeは、折り畳み式やコンパクトな設計が主流です。都市部での機動性が高く、駐輪スペースに困る方に最適です。軽量なので持ち運びも簡単です。
バッテリーのマウント形式が生む違い
E-bikeのバッテリーは、取り付け位置によってデザイン性や使い勝手が大きく変わります。E-bikeのバッテリーは搭載位置(マウント形式)によって走行性能やデザイン、使い勝手に影響を与えます。主に「内装型」「外装型」が一般的です。
それぞれに特徴があり重心バランスやバッテリーの取り外しやすさも異なるため、選ぶ際には用途や好みに合わせて検討することが大切です。
ドライブユニットも様々なタイプが
E-bikeのドライブユニットは、モーターの位置で「フロントハブ」「リアハブ」「ミッドドライブ」の3種類に分かれます。フロントは軽量で扱いやすくリアは加速性に優れ、ミッドはトルクが強く坂道やオフロードに最適です。フロントはコストパフォーマンスが良く、リアはスムーズな走行感が特徴、ミッドは車体との一体感があり、スポーツタイプに多く採用されています。用途や走行環境に合わせて選ぶと快適です。
E-bikeの選び方
ここからはE-bikeを選ぶ時のポイントを見ていきましょう!
用途やライドの距離で選ぶ
E-bikeを選ぶ際は、まず自分の用途を明確にすることが重要です。通勤や買い物が主な目的であれば、街乗りに適したクロスバイクやミニベロタイプが最適です。一方、週末のサイクリングやロングライドを楽しみたいなら、スピード重視のロードバイクタイプがおすすめ。
また、アウトドアやオフロードに挑戦したい方は、移動距離も考慮し、長距離を想定する場合は大容量のバッテリーを搭載したモデルを選ぶと安心です。
重量で選ぶ
E-bikeの重量は、使用シーンや持ち運びの頻度によって選ぶべきポイントです。特に都市部での利用や電車移動を考える場合は、軽量なモデルが利便性に優れています。軽量なアルミフレームやカーボンフレームを採用したE-bikeは取り回しが良く、坂道や狭い路地でも快適です。ただし、軽量モデルは価格が高めになることがあるため予算と性能のバランスを見極めることが大切です。
タイヤサイズで選ぶ
タイヤサイズは、E-bikeの走行性能や快適性に直結する重要な要素です。大径タイヤは直進安定性に優れ、長距離走行や高速ライドに最適です。一方、小径タイヤは、機動性や小回りが必要な都市部での利用に向いています。また、太めのタイヤは衝撃吸収性が高くオフロードでの安定感が向上します。タイヤサイズは乗り心地や用途に直結するため、試乗して確認するのがおすすめです。
バッテリー容量で選ぶ
バッテリー容量は、E-bikeの走行距離を決定づける重要な要素です。例えば、通勤や街乗りの短距離用途なら8Ah程度の容量で十分な場合がありますが、ロングライドや長時間の利用を考えるなら10Ah以上の大容量バッテリーを選ぶと安心です。また、走行距離に加え坂道やオフロードを多く走る場合にはアシスト力を多用するため、容量に余裕を持たせることをおすすめします。
容量が増えると重さも増えるので注意が必要です。バッテリーの充電時間や寿命も確認して選びましょう。
ギアの数で選ぶ
ギアの数もE-bikeを選ぶ際のポイントです。平坦な道が多い地域ではギア数が少なくても問題ありませんが坂道や起伏が多い環境で使用する場合は、多段ギアのモデルがおすすめです。多段ギアは急な上り坂でも快適な走行を可能にし、電動アシストと併用することで消耗を抑える効果も期待できます。
ユニットの主要メーカー
E-bikeの性能を大きく左右するドライブユニットは、信頼性の高いメーカーから選ぶと安心です。ブリジストンやパナソニック、ヤマハは業界をリードするブランドで、それぞれに特徴があります。
パナソニックは高いアシスト力とスムーズな制御で人気があり、ヤマハは快適さを追及し、フィールドに合った自転車を見つけることができます。ブリジストンはコストパフォーマンスが良く、走りながら自動充電するモデルがあります。主要メーカーの特徴を理解し、用途に合ったユニットを選びましょう。
おすすめのE-bike12選を種類別に紹介
おすすめのE-bikeを12選ご紹介します。
クロスバイクタイプ
パナソニック ベロスター BE-FVS771
品番:BE-FVS771
タイヤ:700×38C
重量:21.4kg
バッテリー容量:8.0Ah
通勤・通学に最適なクロスバイクタイプのE-bikeです。走行安定性と快適性を両立しており軽快な走りを実現します。重量は21.4kgと扱いやすさが魅力。8.0Ahのバッテリーは1回の充電で中距離の移動に十分対応でき、日常使いにぴったりのモデルです。洗練されたデザインと安心のパナソニック製という点で、多くのユーザーに支持されています。
ブリヂストン TB1 e
品番:TB7B45
重量:22.5kg
バッテリー容量:9.9Ah
「TB1 e」は、ブリヂストンが手掛ける電動アシスト自転車です。バッテリー容量は9.9Ahとやや大きめで、長距離移動や坂道の多い地域でも頼りになる一台です。学生からビジネスパーソンまで幅広いユーザーを意識した設計で、耐久性にも優れているのが特徴。
Paiminn 電動クロスバイク 26インチ
品番:FD431
タイヤ:26インチ
重量:23.5kg
バッテリー容量:10.4Ah
高コスパで人気のE-bikeです。26インチタイヤは軽快な走行性能を提供し、日常使いからちょっとしたサイクリングまで幅広く対応します。10.4Ahの大容量バッテリーを搭載しており、長時間の走行にも対応可能。
ロードバイクタイプ
EBIKING 電動自転車 電動アシスト自転車
品番:FD431
タイヤ:700×38C
重量:20kg
バッテリー容量:7.8Ah
コストパフォーマンスに優れたクロスバイクタイプのE-bikeです。重量は20kgと比較的軽量で、街乗りや通勤に最適。7.8Ahのバッテリーは短~中距離の移動に適しており、日常的な使用に十分な性能を発揮します。
ヤマハ WABASH RT
・商品リンク
品番:TB7B45
タイヤ:700×45C
重量:21.2kg(M size)
バッテリー容量:13.1Ah
ヤマハの「WABASH RT」は、スポーツ志向のE-bike愛好家に最適なモデルです。重量21.2kgと適度な重さで、走行性能と取り回しのバランスが良好。13.1Ahの大容量バッテリーを搭載しており、長距離ライドやアドベンチャーにも対応します。信頼のヤマハ製、耐久性とパフォーマンスも申し分ありません。
WELB
商品名:WELB
タイヤ:700c×23~32
重量:16.8kg
バッテリー容量:6.8Ah
軽量性を追求したE-bikeで、わずか16.8kgの車体重量が大きな魅力です。ロードバイク感覚で軽快な走行が楽しめます。6.8Ahのバッテリーは容量がやや控えめですが、短距離や都市部での利用には十分な性能です。
マウンテンバイクタイプ
パナソニック 電動アシスト自転車 XEALT
品番:BE-GM51x
タイヤ:27.5×2.40
重量:25.4kg
バッテリー容量:13Ah
パナソニックの「XEALT BE-GM51x」は、本格派マウンテンバイクタイプのE-bikeです。タフな路面にも対応するタイヤサイズと強力なアシスト力を持つ13Ahバッテリーが、長距離走行やオフロードでの快適な体験を提供します。重量は25.4kgとやや重めながら、その分安定感が抜群。日常使いから冒険的なライドまで幅広いシーンで活躍する、多機能性と信頼性を兼ね備えた一台です。
HILAND マウンテンバイク
品番:EHD902
タイヤ:27.5インチ
重量:記載なし
バッテリー容量:10.4Ah
「HILAND EHD902」は、27.5インチのタイヤを装備し多用途に対応するマウンテンバイク型E-bikeです。日常の通勤からアウトドアの冒険まで幅広く活躍できるリーズナブルな選択肢として注目されています。コスパ重視で選びたい方におすすめです。
PHILODO 29インチマウンテンバイク
品番:記載なし
タイヤ:29インチ
重量:23kg
バッテリー容量:13Ah
PHILODOのマウンテンバイクは、大径29インチタイヤを採用し、荒れた路面や長距離ライドで高い走破性を発揮します。フレーム設計とパワフルなアシストが、登り坂や長時間のライドでも疲労を軽減します。マウンテンバイクの迫力と実用性を兼ね備えたE-bikeとして、アクティブなライフスタイルに寄り添う一台です。
ミニベロタイプ
パナソニック電動自転車 ミニベロ
品番:FZ031G
タイヤ:20インチ
重量:22kg(M size)
バッテリー容量:8Ah
コンパクトなミニベロタイプの電動自転車です。重量22kgで取り回しやすく、8Ahのバッテリーは街乗りや通勤・通学など日常的な移動に最適です。信頼性の高いパナソニック製で、安定した走行性能を実現。小径車ならではの機動性が特徴で、狭い道や混雑した街中でも快適に移動できます。
FLYFISH E-BIKE 折りたたみ電動アシスト自転車 20インチ
品番:ML350W-36A10.4A-B
タイヤ:20インチ
重量:23kg
バッテリー容量:14Ah
重量23kgで安定感がありつつ、14Ahの大容量バッテリーを搭載しており、長距離走行や外出先での移動にも対応します。折りたたみ機能により収納が簡単で、公共交通機関を利用する移動にも便利です。
E-MAGIC207AD ミニベロ電動アシスト自転車
品番:92124-1299
タイヤ:20インチ
重量:14.8kg
バッテリー容量:5.2Ah
「E-MAGIC207AD」は、わずか14.8kgと軽量設計が特徴のミニベロタイプ電動アシスト自転車です。20インチタイヤのコンパクトなサイズ感に加え、5.2Ahのバッテリーが短距離移動に最適。軽量なため女性や初心者でも扱いやすく、持ち運びにも便利です。
まとめ
E-bikeは自転車と電動モーターの融合によって、移動手段としての可能性を広げた画期的な乗り物です。本記事で紹介した情報を参考に自分の用途や好みに合った一台を見つけてください。楽しいE-bikeライフがきっと待っています!