夏の車中泊の注意点と暑さ&虫対策アイテムのおすすめ10選!夏でも快適な車中泊に
「早朝からアクティブに動きたい」「思い立ったときに気ままなキャンプに出発したい」というキャンパーに人気が高まっているのが、車中泊。
キャンプサイトの設営の手間が省けたり、宿泊費を節約できたりとメリットが多くありますが、夏の車中泊は注意が必要な点もいくつかあります。
今回は、夏の車中泊の際に気をつけたいことと、対策グッズを合わせてご紹介します。
夏の車中泊はとにかく暑い
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夏の車中泊で最も注意が必要なことは、とにかく暑いということ!
一日の熱がこもった車内は日が落ちても温度が下がらず、エアコンを停止すると外気温以上に気温が上昇してしまう場合もあります。
車中泊する場所を決めるときには、熱を蓄えやすいアスファルトの上を避け、日陰を選ぶなど、昼から気温が上がりにくい場所を選ぶことが大切です。
また、車内の温度が高温化するのを避けるために、昼から駐車時にはカーテンやシェードで直射日光を遮断しておくこともおすすめです。
夏の車中泊の注意点
水分補給を忘れずに
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夏に車中泊をするときには、こまめな水分補給を忘れずに!
熱中症を予防するためには、「暑い」を感じる前の水分補給が欠かせません。
睡眠中には汗もかくので、すぐ手にとれる場所にお茶や水、塩分補給もできるスポーツドリンクなどを置いておくことが大切です。
車内の換気を定期的に
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夏の車中泊では、窓をなるべく締め切らず、定期的に車内の空気を入れ替えることをおすすめします。
なぜなら、空気を循環させることで車内に熱がこもるのを防ぐことができるからです。
一般的に風速1mで体感温度は1℃下がると言われているので、少しでも風を感じることで、寝苦しさの軽減にも効果が期待できます。
エンジンの付けっぱなしはNG
「暑い日にはエンジンをかけて、エアコンを稼働させればOK]と思っていませんか?
実は、停車中にエンジンを付けっぱなしにするのは、マナー違反と言われています。
それだけではなく、バッテリーが上がってしまったり、排気ガスが車内に充満して一酸化炭素中毒を起こしたりする危険性もあるので、エンジンは切るのが正解です。
虫対策も十分に
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暑いからと窓を開けて寝ると、気になるのが虫の侵入です。
自然に囲まれた場所はただでさえ虫が多く、車中泊の場合はトイレで出入りするたびに虫が入り込む可能性も。
窓に虫対策のネットを設置したり、車内で使える虫よけアイテムを活用したりして、虫の侵入を予防しましょう。
夏の車中泊におすすめのアイテム10選
熱中症・暑さ対策アイテム
【FUNHOO】アウトドア扇風機
サイズ:21.8×10.3×27.1cm
重量:約1.4kg
最大風速:約5.6m/s
置いても吊り下げても使えるこちらのアウトドア扇風機は、軽量なのにパワフルな風量が魅力です。
付属のリモコンを使用すれば、遠くから首振りやおやすみタイマーも調整可能。
約9時間の充電でバッテリー持ちも8時間以上と、夏の車中泊での空気循環におすすめのアイテムです。
【BERLION】車用サンシェード
サイズ(傘面):約135*73cm(Mサイズ)/約145*79cm(Lサイズ)
重量:約341g(Mサイズ)/約355.5g(Lサイズ)
直射日光が当たり、真夏には80℃近くまで温度が上がることもあると言われるダッシュボード。
車内に熱がこもるのを防ぐため、昼間の停車時には、パラソル型のサンシェードで温度上昇を防ぎましょう。
遮光層や熱吸収層など6層の構造をもつこちらは、手軽に使えると人気を集めています。
【趣味職人】プライバシー サンシェード
サイズ:車種による
車内すべての窓に装着するプライバシーサンシェードなら、内側から設置するだけであっという間に個室のような空間が完成。
5層の生地が熱と光を遮断するので、車内温度の上昇を防ぎ、外の光を気にせずにぐっすりと眠れる効果も期待できます。
防犯性と遮熱性を高めるなら、車種に合わせてぴったりサイズを購入することをおすすめします。
【tobest】極涼敷きパッド
サイズ:シングル(約100×205cm)
素材:表地:ひんやり接触冷感生地(ナイロン100%)/ 中地:不織布(ポリプロピレン100%)/ 中綿:抗菌綿(ポリエステル100%)/ 裏地:吸湿速乾ワッフル生地(ポリエステル100%)
数々のネットニュースやキャンプ情報誌などでも取り上げられた接触冷感マットは、夏の車中泊の頼れる味方!
Q-MAX0.54の接触冷感マットが体温を放熱し、寝汗を吸収してひんやり、サラッとした肌触りが長続きします。
ズレにくいゴムバンドや抗菌防臭加工など、使いやすい工夫も詰まったアイテムです。
【白元アース】アイスノンソフト
サイズ: 350×185×45
素材:水、プロピレングリコール、ゲル化剤、防腐剤
接触冷感マットと一緒に使いたいのが、アイスノンの保冷枕。
柔らかな不凍ゲルとしっかりと凍った凍結ゲル、断熱シートの3層構造で、冷たさが朝まで続きます。
冷凍庫で10時間以上凍らせれば、何度でも再利用できて経済的です。
虫対策アイテム
【メルテック(meltec)】虫除けウィンドウネット
サイズ:1300(W)×850(H)㎜
素材:生地部・ネット部…ポリエステル
国内の老舗カー用品メーカーから販売されているウィンドウネットは、風通しと虫よけ効果を兼ねるアイテム。
ドアに被せて閉めるだけの簡単設営で、車内の換気が叶います。
殺虫剤ではなく、50回の洗濯に耐える国内生産の虫よけ成分をネット全体に蒸散していることも魅力です。
【Y.WINNER】防虫ネット
サイズ:幅約1680mm x 高さ1580mm
素材:ポリエステル
車内に風を通すには、大きなバックドアを開けることが効果的。
バックドアにファスナー付きのネットをつけておけば、虫の侵入を防ぎながら換気や出入りも手軽にできます。
クリップでしっかりと固定できるので、風が強い日でもバタつきにくく、安心です。
【アース製薬】どこでもつかえるアースノーマット コールマン 180日用
サイズ:14.4 x 9.9 x 9.9 cm
成分:【有効成分】トランスフルトリン 750mg/個【成分】ジブチルヒドロキシトルエン、他1成分
殺虫・防虫剤のエキスパートであるアース製薬と、アウトドアブランドのコールマンがタッグを組み、デザイン性にも優れた電池式蚊とり。
薬剤臭が少ない低刺激タイプで、火やコンセントも不要と、ペットや小さい子どもがいる場所での使用も安心です。
屋内用ですが、狭い車内では時々しっかりと換気をしながら使うようにしてください。
【フマキラー】Kawaii Select 虫よけバリア クルマ用
サイズ:119mm×42mm×190mm
成分:トランスフルトリン(ピレスロイド系)、溶剤、BHT、紫外線吸収剤、色素
助手席側のサンバイザーに挟む車用の虫よけは、ひとつ持っておきたいアイテムです。
殺虫剤を手掛けるフマキラーが開発しているので、ユスリカとチョウバエの侵入を防ぐ効果もお墨付き。
低刺激で無香料と、車内で使ってもストレスを感じにくいのが嬉しいポイントです。
【アース製薬】サラテクト ミスト 虫よけスプレー
サイズ:3.8 x 6.5 x 21.3 cm
成分:DPG、ヒアルロン酸Na(2)、加水分解コラーゲン末、ステアロイルフィトスフィンゴシン(セラミド)、アスコルビン酸(ビタミンC)、クエン酸、クエン酸Na、エタノール、精製水、香料、その他5成分
車中泊では車内に設置する虫よけもいいですが、自分の体に吹きかけられる虫よけスプレーもあると便利。
サラテクトなら、蚊、ブユ(ブヨ)、アブ、ノミ、イエダニ、マダニ、サシバエ、トコジラミ(ナンキンムシ)、ヤマビルと、幅広い虫から身を守ることができます。
汗や水に強く、夜から朝までしっかりと虫よけ効果を発揮してくれるはずです。
まとめ
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今回は、夏の車中泊で気をつけたいポイントと、暑さ&虫よけ対策ができるアイテム10選をご紹介しました。
真夏の車中泊を快適に過ごすためには、事前にグッズを揃えておくことが大切です。
電気をなるべく使いたくない車中泊でも使いやすいアイテムを厳選したので、ぜひお気に入りを見つけてみてください。