【庭キャンプやプライバシー保護に】目隠しフェンスの選び方とは
「庭でキャンプをしたいんだけど近所の目が気になる」
「通りから家の中が丸見えで落ち着かない」
このような悩みがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。本記事では庭キャンプを快適に行いたい方やプライバシーにお悩みの方に向けて、目隠しフェンスの選び方などを紹介します。目隠しフェンス設営の際の注意点も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
目隠しフェンスを置く理由
目隠しフェンスを置く理由は様々ですが、例えば以下のような理由があげられます。
- 庭のプライベート空間を確保するため
- 道路から庭やリビングが丸見えのため
- お隣さんの視線が気になるため
- ペットがいるため
- 防犯のため
目隠しフェンスを置くことで外からの視線が気になりにくく、庭にもプライベート空間が確保しやすくなります。他にもペットが庭に出ても安心ですし、高いフェンスであれば簡単に乗り越えにくいため防犯のために設置する方もいるようです。
目隠しフェンスの選び方
ここでは目隠しフェンスの選び方を紹介します。
設営場所を決めてから選ぶ
設営場所によってフェンスの最適な形やデザインが異なるため、どこに設置するかを決めてから目隠しフェンスを選ぶ必要があります。設営したい場所に合わないフェンスを設置してしまうと、せっかくの目隠しフェンスの効果が活かせません。
隠したい場所に対する道路や隣家との位置関係や地面の高低差も考慮して目隠しフェンスを選ぶ必要があります。
なぜフェンスを置くかで決める
「何から何を隠したい」のかを明確にすることで、置きたい場所や目的ピッタリな目隠しフェンスを設置することができるでしょう。目隠しフェンスを設置する理由をしっかりと考えてから購入しないと、いざ設置しても「こんなはずではなかった」となってしまう可能性があります。
目隠しフェンスを設置してから後悔しないように目的をハッキリさせることがフェンス選びには大切です。
大きさと高さについて
目隠しフェンス選びにはフェンスの大きさと高さが重要です。地面からフェンスの上まで高さが180cm程度あれば通行人からの視線を防ぎやすいとされています。しかし、180cmはあくまで目安なので、具体的にどの場所にどのぐらいの高さが必要かはメジャーで測って確認が必要です。
大きさは全体を覆うものと一部のみを隠すものがあるため、目隠しフェンスを設置したい場所に適した大きさを選ぶ必要があります。
庭や家に馴染むデザインを選ぶ
目隠しフェンスは機能面だけでなく、庭や家に馴染むデザインを選ぶと全体的に統一感のある空間が作りやすくなります。和風の庭や家であれば竹垣タイプの目隠しフェンスがおススメです。竹垣には天然竹と樹脂製の人工竹があり、人工竹は腐る心配がなく綺麗さも長持ちします。
洋風の庭や家には木目のフェンスがおススメです。天然木は安価ですが腐りやすいため、木目カラーのアルミフェンスや樹脂のフェンスの人気があります。
価格で選ぶ
「とにかく費用を抑えたい!」という場合は置くだけのアルミフェンスがお手頃な価格で販売されています。置くだけのフェンスはお手軽ですが施工型と比べて転倒に注意が必要なのでしっかりと対策しましょう。
しかし、価格面を優先してしまい設置する場所や目的にマッチしないフェンスを選ぶと、買い替えや処分に費用がかかってしまい結果的に高額な費用がかかる可能性があります。価格面だけを優先するのではなく設置場所に対応するかどうかを見極めて購入する必要があります。
設営にかかる費用について
目隠しフェンスの設営にかかる費用の目安として、家をフェンスで囲む場合は20mほどになることが多く、その場合は総額35万~70万円程度の費用がかかります。目隠しフェンスの設営にかかる費用はフェンスを設置する長さ、種類、施工業者によって様々です。
施工業者も様々あるので、一社だけで見積もりをとるのではなく、複数の施工業者で見積もりをとって比較し、費用を含むトータルで納得の行く業者に依頼するのが良いでしょう。
目隠しフェンス設営の注意点
目隠しフェンスを設営する際、自宅の採光や通風性に注意する必要があります。また、フェンスで完全な目隠しをしてしまうと防犯面でデメリットになる可能性があるため、完全な目隠しを希望する場合は目線部分にフェンスを設営して、足元は空けて人の存在を確認できるようにするといった工夫が必要です。
他にも、隣地との境界線に目隠しフェンスを設営する場合は事前に敷地境界線か境界杭を確認する必要があります。目隠しフェンスを設営することで隣家の採光や景観を損なう恐れがあるので事前の相談が必要です。
まとめ
今回は目隠しフェンスを置く理由、選び方、費用や注意点を紹介しました。庭に目隠しフェンスを設営することで、プライバシーの保護に役立つほか、近隣の目を気にすることなく庭キャンプといった自宅でのアウトドアを楽しみやすくなります。
その反面、目隠しフェンスの設営は隣家とのトラブルにも発展することがあるので、しっかり隣家と相談してからの設営がおススメです。