りんごで健康的なアウトドアに!キャンプにおすすめのりんごを使ったレシピ4選
キャンプに持っていく食材といえば、何を思い浮かべますか?
肉と魚、野菜、ラーメン…フルーツを持っていくという発想はなかなか無いのではないでしょうか。
今回は、1個でヘルシーなレシピがいくつも作れる実はキャンプにおすすめの食材、りんごの魅力に迫ります。
栄養やキャンプ向けの保存方法、4つのレシピもご紹介するので、ぜひ試してみてくださいね。
りんごの栄養と効能を知ろう
りんごのビタミンCたっぷり
紫外線ダメージから肌を守ってくれたり、風邪を予防したりと嬉しい効果が期待できるビタミンCを補給するなら、りんごを食べましょう。
他の果物に比べると含まれるビタミンCは少ないですが、体の中のビタミンCを増加する働きがあると言われているんです。
皮の周りは果実部分の1.5倍以上ものビタミンCが含まれているので、りんごを食べるときは皮ごとがおすすめ!
りんごに含まれる食物繊維
りんごには、胃と腸の働きを整えてくれる食物繊維もたっぷり含まれています。
1日1個食べることで、不足しがちな食物繊維をしっかりと補うことができます。
腸内環境を整えてくれるので、つい食べ過ぎてしまうBBQ後や、健康的な1日のための朝食時に食べるのが最適!
りんごのポリフェノールの効果
りんごの皮や果実には、強い抗酸化作用をもつポリフェノールという成分が多く含まれています。
期待できる効果は、免疫力アップや血行改善、美白効果などさまざま。
完熟前のりんごや皮部分を食べるとよりポリフェノールを多く摂取できると言われています。
りんごで健康的なキャンプを満喫しよう
りんごは消化を助けたり日焼けによる肌ダメージを予防したり、脂肪吸収を抑えたりと、まさに「1日に1個のりんごは医者を遠ざける」という言葉がぴったりの食材。
固いので道中で潰れてしまう可能性も低く、ナイフがあれば簡単に切り分けて食べることができるので、キャンプ向けの食材でもあります。
次のキャンプにはりんごを持っていき、その効能をぜひ実感してみてください!
りんごの保存方法と持ち運びテク
キャンプにおけるりんごの保存方法
りんごの保存方法は、常温保存か冷蔵保存がおすすめ!
直射日光が当たらず、温度が常に10℃以下で安定した場所に保管しましょう。
夏キャンプならクーラーボックスの中、冬キャンプなら雪の中に埋めておくのもOKです。
冷蔵庫に入れる前のりんごの準備
冷蔵庫に入れる前には、下準備をすることでりんごを長持ちさせることができます。
密閉した状態の袋は湿気がこもってカビの原因になるため、袋には穴を開けておくことが大切です。
りんごから出るエチレンガスが野菜を傷める原因となることがあるので、通気穴は野菜と隣接しないように保管してください。
りんごの持ち運びに便利なアイテム
りんごを持ち運ぶなら、密閉袋やタッパーがおすすめ。
カットした状態で持っていくなら塩水に10分ほど浸けてから持っていくと変色を防ぐことができます。
半分にカットしたりんごはラップで包んでから袋に入れると◎
XLサイズのジップロックなら、りんごをカットしない状態で丸ごと入れても余裕があります。
ジッパーを少しだけ開けておくことで通気穴にもなり、便利です。
キャンプで楽しむりんごレシピ4選
焚き火で作るりんごのホイル焼き
この投稿をInstagramで見る
りんごは少しの材料と焚き火があれば美味しいおやつに大変身!
なんともキャンプらしいレシピで、子どもたちと一緒に作れば思い出にもなりますよ。
皮が焦げやすいので様子を見ながら焼くことと、ヤケドには要注意です。
【材料】
りんご 1個
バター 適量
シナモン 少々
ハチミツ 適量
【作り方】
- りんごの芯をくり抜きます。
- 破裂防止に竹串や爪楊枝で表面に穴を開けます。
- くり抜いた部分にバター、シナモン、ハチミツを順番に加えていきます。
- アルミホイルに包み、柔らかくなるまで焚き火でじっくり焼きます。
りんごとキャラメルのスモア
画像参照:DELISH KITCHEN
焚き火でこんがりと焼いたマシュマロをクッキーで挟んで食べるスモア。
クッキーではなくりんごで挟むアレンジなら、さらにアウトドア気分を盛り上げてくれますよ。
トースターでつくるお家レシピですが、キャンプでは焚き火で代用が可能!
チョコレートを挟むと甘さがアップするので、お好みでどうぞ。
【材料】4個分
りんご 1個
マシュマロ 8個
キャラメル 5粒
牛乳 大さじ1
*ミルクチョコレート 50g (お好みで)
【作り方】
- りんごは輪切りにして、包丁で芯を切り取ります。
- 鍋にキャラメルと牛乳を入れて中火で熱し、沸騰させます。
- 沸騰したら弱火にして混ぜ、溶けたら火からおろして冷まします。
- フライパンや鉄板にりんごを1枚並べ、小さく割ったチョコレート、マシュマロを順にのせてマシュマロに焼き色がつくまで焼きます。
- キャラメルソースをかけて、もう1枚のりんごで挟んで完成!
りんごのクラフトビール漬け
クラフトビールを少しだけ使って、栄養豊富なりんごを漬けてみましょう!夜寝る前につけておけば、美味しい朝ごはんのお供になります。
爽やかな酸味とサクサクした食感が特徴のりんごは、意外にも漬物との相性が◎
ビタミンB群や食物繊維が豊富なビール酵母を豊富に含むクラフトビールと、ビタミンCやポリフェノールを含むりんごの組み合わせは、胃腸にもいい働きが期待できますよ。
今回はきゅうりのビール漬けのレシピをりんごにアレンジしてみました。
【材料】
りんご 1個
クラフトビール 1/2本(350cc)
砂糖 100g~150g
塩 40g
鷹の爪 1本
【作り方】
- 洗ったりんごをひと口大に切り、水を切っておきます。
- りんご以外の材料を保存袋に入れ混ぜておきます。
- りんごを保存袋に入れてしっかりと空気を抜き、ひと晩以上クーラーボックスで漬け込みます。
レシピ参照:macaroni
りんごを使ったアウトドアサンドイッチ
この投稿をInstagramで見る
アウトドアで頬張るサンドイッチは、味も格別!
作り立ても美味しいですが、夜のうちに作ってひと晩クーラーボックスで寝かせておけばしっとりと馴染んで美味しくなりますよ。
お好みで表面を焼くと、パリッふわっとした食感も楽しめます。
ジャムを加えたりハムを加えたりと、アレンジも自由自在です。
【材料】
りんご 小1個
クリームチーズ 4個
はちみつ 大さじ1くらい
レモン汁 大さじ1くらい
食パン 6枚切り半斤
【作り方】
- 洗ったりんごを一口大に切ります。
- 材料を混ぜて、パンに挟みます。
まとめ
今回は、りんごに含まれる栄養やキャンプでの理想的な保存方法、おすすめのレシピ4選をご紹介しました。
スイーツやデザートとして食べるイメージが強いりんごですが、工夫次第では主食やおかずにも早変わり。
もちろんそのまま食べても美味しく、種や皮などのゴミも最小限で済むので、キャンプに持っていく食材にぜひ加えてみてください!
キャンプで作りたいおすすめのスイーツに関してはこちらの記事をご覧ください!
みんなが喜ぶ!キャンプで絶品デザート・スイーツ25選