×
手ぶらキャンプをおしゃれに簡単に体験するならCampify(キャンピファイ)

登山やキャンプに!おすすめのチタンクッカー15選【2024年最新版】

登山やキャンプの楽しみの一つに欠かせないのが、登山めし、キャンプめしですよね。
みんなでわいわいつくって食べたり、一人、最高のロケーションで孤高の一品を食べるのは最高。
そして、そんな食事を支えてくれるのがクッカー。そのクッカーの中でも軽くて頑丈なチタンクッカーをご紹介します。

チタンクッカーとは

クッカーとは、携帯用の鍋やフライパンで、主にアウトドア用の調理器具。コッヘルとも言われます。アウトドアでの調理や食事のために考えられた器具なので、薄く、軽く、丈夫なのが特徴。
中でも、チタン製のチタンクッカーは軽くて強いので登山者に愛用者が多いことで知られています。

チタンクッカーの特徴

チタンクッカーについてなんとなく理解していただけたでしょうか。
ここではさらに詳しく、その特徴をご紹介します。

とにかく軽い

参照:一般社団法人日本チタン協会

チタンは、比重4.51で、銅の約1/2、鉄の約60%という軽さです。さらに、みなさんがなんとなく、一番軽い金属だと思っている、アルミニウムよりもずいぶん軽いんです!
軽いということは登山やキャンプに持っていく際、楽になりますよね。そして軽いだけでなく、強度もアルミの3倍と言われていますので、もうチタンクッカーを選ばない理由がないですよね。

スタッキング収納が可能

チタンクッカーはスタッキング収納ができるのもポイント! スタッキング収納とは、積み重ねて収納すること。キャンプや登山の場合、重量もさることながら、なるべく荷物をコンパクトに纏める必要がありますよね。
そこで、クッカー同士が大⇒中⇒小と、少しずつ大きさが異なり、さらに取手が折り畳めたりはずせることにより、家庭用の調理器具では少ない、スタッキングができるというわけです。

また、小さなコンロやカトラリーを収納することもできますので、手持ちのギアのサイズによってスタッキングしやすいサイズのものを選びましょう。

熱伝導率が低い

そんないいところづくしのチタンクッカーですが、玉にキズなのが熱伝導率。つまり、熱が伝わりにくいということ。すぐにお湯を沸かしたい!というときには少し我慢が必要かもしれません。その分、取手が熱くなりにくかったり、じっくりと調理したいメニューにはもってこいですよ!

チタンクッカーの選び方

ここまで、チタンクッカーの魅力をお伝えしてきましたが、ここからは、具体的にクッカーを購入する際のポイントをお伝えしていきますね。

サイズで選ぶ

まずはサイズ。チタンクッカーに限らず、登山・キャンプ用品を選ぶ際に悩ましいのがサイズですよね。
家庭用の調理器具なら、大は小を兼ねる、で大きいものを一つ購入しておけばある程度困らないと思います。

でも、登山やキャンプの場合、自分ひとりで持てる量や、移動する車などの容量に合わせた物量にすることが必要。1人用なのか、大人数なのか、他のギアとスタッキングできるのか、時にはミリ単位のサイズ選びをすることも。お店に行く場合は、手持ちのギアのサイズを予め測っておくと良いでしょう。

収納のしやすさで選ぶ

こちらもサイズ選びと似たような観点ですが、荷物の量が限られる登山やキャンプではパッキング・収納が重要な観点の一つです。取手が折り畳めたり外せたりするスタッキングは当然のこと、家庭用の調理鍋など取手の付いたものはかなりの足かせとなりますので、注意しましょう。

形で選ぶ

形選びも重要なポイント。少しでも荷物をコンパクトにパッキングしたいアウトドアユースでは、サイズ・収納のしやすさもさることながら、形状も大きなポイントです。円形の場合、スタッキングがしやすい反面、バッグの中に詰めるとどうしても隙間ができてしまい、パッキングの効率が悪くなります。一方で角形の場合、パッキング効率は良いのですが、角張って他のギアを傷つけたり、洗浄などの手入れがしにくいデメリットがあります。商品自体も比較的少ないです。

もう一つの観点として、一つで二役、三役になっているか。例えば、鍋でありながら注ぎ口がついていれば、やかんの役割を果たしますし、それが比較的薄型であればフライパンの役割を果たしつつ、お皿代わりにもなりますよ。

おすすめのチタンクッカー15選

チタンクッカーの特徴、選び方のポイントはいかがでしたか。ここからは、実際の商品を15選、ご紹介していきます。ぜひお気に入りの一品を見つけてください。
ちなみに、1人分のカレーの量は約200mlと言われていますので、容量選びの参考にしてくださいね。

スノーピーク チタントレック 1400

created by Rinker
スノーピーク(snow peak)
¥6,468 (2024/11/23 22:20:31時点 Amazon調べ-詳細)

容量:1400+500ml
重量:210g
サイズ:径14.5×高さ14.5cm

もはや不動の地位と言っても過言ではない、日本は新潟、燕三条が誇るアウトドアブランド、スノーピーク。このCampifyでも数多くのギアが取り上げられてきましたが、チタンクッカーも例外ではありません。
次にご紹介するチタントレック900、さらに小容量のチタントレック700の3つをスタッキングできるます。1,400mlは大きなペットボトル1本分くらいになるので、大人数のカレーや鍋料理、麺類、茹で物などなんでも対応可能。
さらに! 蓋に取手があり、ある程度の深みがあるので、蓋は蓋としてだけでなく、フライパンやお皿として活用することができる代物です。

スノーピーク チタントレック 900

created by Rinker
スノーピーク(snow peak)
¥5,940 (2024/11/23 22:20:31時点 Amazon調べ-詳細)

容量:900+250ml
重量:175g
サイズ:径13×高さ14cm

先に紹介したチタントレックの900mlバージョン。一回り小さくなって、カレー4人前くらいの容量になります。
ただ、こちらは蓋だけでも250mlの容量があり、カレーと炒めもの、カレーと茹で野菜など、添え物も一緒に調理できそうです。

スノーピーク ソロセットチタン

created by Rinker
スノーピーク(snow peak)
¥9,504 (2024/11/22 23:29:10時点 Amazon調べ-詳細)

容量:880+540ml
重量:181g
サイズ:ポット/φ109×125mm、カップ/φ110×71mm、フタ/φ104×27mm

こちらはソロキャンパー用に作られた、いわば「これだけあればOK!」のチタンクッカーセット。
縦長のポットは、3-4人分のカレーができる容量でありつつ、縦長なので、どうしても縦に積むことが多くなりがちな登山・キャンプの際、スタッキングしやすくなっています。スタッキングする場合、ポットをセットのカップの中に入れる格好になります。
蓋のつまにはシリコン製で、突起で他のギアを傷つけることなく、全体を付属のネットに入れて持ち運べるのでとても便利です。

エバニュー チタンウルトラライトクッカー深型

容量:900+250ml
重量:125g
サイズ:径11×高さ9.5cm
蓋サイズ:径11×高さ3cm

続いては、学校での運動用具やキャンプ用品の老舗、エバニューのチタンクッカー。なんと大正時代に起源をもつエバニュー社。何世代もの登山者・キャンパーを見て支えてきた知見と、こちらも新潟燕三条でのものづくりの確かさに裏打ちされた品質は他に代えがたいものがあります。
クッカーは深型で容量は900mlと大きめ。3-4人分のカレーが作れるサイズです。直径も11cmと広いので、乾麺(ラーメンやパスタ、そば、うどん、素麺などなんでも!)を茹でるのもいいですし、収納時は230のガスカートリッジも収納することができる大きさです。
スノーピーク同様、蓋にも取手があるので、フライパンやお皿代わりになり、重宝しますよ。

エバニュー チタンウルトラライトクッカー深型S

created by Rinker
エバニュー(EVERNEW)
¥5,430 (2024/11/23 22:20:32時点 Amazon調べ-詳細)

容量:640ml
重量:95g
サイズ:径9.4×高さ10.8cm

1-2人のキャンプなら、こちらの深型Sがおすすめ。容量は640mlで、110のガスカートリッジなら収納可能。
残念ながら、蓋は蓋としてしか使えないタイプなので、シンプルに調理を楽しみたい方にオススメです。

チタンマニア 750チタニウム

容量:750ml
重量:120g
サイズ:径11×高さ9.5cm

スノーピークやエバニューじゃないんだよな、もっと新しいブランド使ってみたいな、とか、なるべく安価にギアを揃えたい方にオススメな一品。
750mlの容量も、ギリギリ3-4人の胃袋を満たしてくれそうです。
蓋のつまみは折りたたみ式ですが、ロック機構があって、使用時には立てた状態をキープできるところがポイント。蓋をつかもうとして「熱いっ、、、」となるのを防げそうですね。

エバニュー Ti570cup

created by Rinker
エバニュー(EVERNEW)
¥2,503 (2024/11/23 22:20:33時点 Amazon調べ-詳細)

容量:570ml
重量:55g
サイズ:径12×高さ6.1cm

これからご紹介するのは、エバニュー製1-2人用のチタンクッカー3点。中でもこのクッカーは570mlと、比較的余裕のある容量。
他の容量のクッカーと比較しても、そんなに重量が変わらないので、サイズが小さいと不安な方はこれを買い!ですね。
ただ、蓋が別売りなので注意しましょう。

エバニュー チタンマグポット500

容量:550ml
重量:75g
サイズ:径9.7×高さ8.7cm

Ti570cupよりやや小さいチタンクッカーですが、蓋がセットになっていて、エバニューのチタンクッカーとしては一番メジャーかもしれません。同また、Ti570cupと比べると縦長なので、麺類などを調理したあと、クッカーから直接食べる場合には食べやすいでしょう。その辺も人気の秘訣かもしれませんね。

エバニュー チタンカップ400FD

容量:400ml
重量:50g
サイズ:径9.5×高さ5.8cm

容量400mlと小さめで、最軽量のチタンクッカー。直径も10cm無いので、袋麺をそのまま茹でるには小さいですが、がんばればなんとかレトルト食品を茹でられそうです。いずれにしても一人用ですが、400mlと言っても、ペットボトル1本よりちょっと少ないくらいですから、温かい飲み物やスープを飲むには十分な容量ですよ。
こちらも蓋は別売りになります。

スノーピーク チタンパーソナルクッカーセット

created by Rinker
スノーピーク(snow peak)
¥8,338 (2022/10/23 19:55:42時点 Amazon調べ-詳細)

容量:1,000ml(クッカーL)、780ml(クッカーS)、500ml(フタL)、350ml(フタS)ml
重量:330g
サイズ:クッカーL/φ150×72mm、クッカーS/φ128×69mm、フタL/φ155×32mm、フタS/φ134×30mm

スノーピークが誇るクッカーセット。2つのクッカーと蓋がスタッキングできるクッカーセットになります。蓋もフライパンやお皿として利用できるタイプ。大きい方のクッカーは1,000mlの容量があり、もう一つが780mlなので、家族でのキャンプでも十分活躍してくれそうです。

エバニュー チタンウルトラライトクッカー1

容量:600ml
重量:95g
サイズ:径12.4×高さ5.2cm

ここからは、エバニューの大きめチタンクッカーを3つご紹介。3種類がすべてスタッキングできるシリーズになります。全部揃えるもよし、必要最低限のサイズを買うのも良し、選ぶだけで楽しくなりそうなクッカーです。もちろん名前の通り、ウルトラライト!です。
シリーズの中でも一番容量の小さい600ml。1-2人用ですが、大人数でのちょっとしたおつまみなどを作ったり、お湯を沸かしたり、色んなシーンで活躍してくれそうな一品です。

エバニュー チタンウルトラライトクッカー2

容量:900ml
重量:115g
サイズ:径13.6×高さ6.4cm

続いて中容量、900mlのチタンクッカーです。このくらいあると、幅広い用途に使えるようになります。これ一つでなんとかソロから家族用までカバーしてくれそうです。まずはおためし的にチタンクッカーを使いたいという方にはオススメです。

エバニュー チタンウルトラライトクッカー3

エバニュー(EVERNEW) チタンウルトラライトクッカー3 RED Ti570Cup EBY278R[cb]

容量:1300ml
重量:130g
サイズ:径15×高さ7.7cm

最後は大容量、1,300mlのチタンクッカー。これくらいあると、大人数で色んな料理を作ってみたくなりますね。家庭にあるサイズの存在感なので、登山には不向きかもしれませんが、キャンプやアウトドアならうまくパッキングして持っていくと、料理の幅が増えて、楽しさ倍増です!

ベルモント チタンスタッキングクッカー650FC

created by Rinker
Belmont(ベルモント)
¥5,940 (2024/11/23 22:20:35時点 Amazon調べ-詳細)

容量:650+40ml
重量:156g
サイズ:径13.2×高さ4cm

1-2人用のシンプルなチタンクッカー。調理、湯沸かし、そして、スタッキングの際、110のガスカートリッジもスポッと収まるサイズ感がソロキャンパーにはたまらないかもしれません。蓋がフライパンやお皿になるタイプなので、ソロならこれ一つで十分かもしれませんよ。

TOAKS チタニウムポット1600

容量:1600ml
重量:194g
サイズ:径14.5×高さ10.6cm

こちらは1,600mlという大容量が最大の特徴のチタンクッカーです。このサイズ、容量感はなかなか無いので、とにかくデカいクッカーを求めている方にはオススメ。取手には樹脂コーティングがあるので、直火を直接手で触ることが容易。チタンなので軽いというのがさらに良いところです。

まとめ

チタンクッカー。登山を始めた方やキャンパー初心者だと耳慣れなかったかもしれませんが、これで一つギアの選択肢が増えましたね。軽くて強いチタンクッカー。この記事を参考にして、お気に入りの一品が見つかるといいですね。

関連記事

 
Campify magazineと同じ運営元のFLY株式会社が運営する、設営・撤収不要の手ぶらキャンプCampify(キャンピファイ)