アイキャッチ画像参照： メンズノンノ ウェブ (mensnonno.jp)
アウトドア好きの方なら、必ず持っているだろう「バックパック＝（リュックサック）」。用途に分けて、幾つも持っている方も多いのではないでしょうか？ バックパックをはじめ、両手をあけて荷物を運ぶことができる便利なバッグは、アウトドアの必須アイテムです。
今回は、バックパックやウェストバッグで大人気のブランド「GREGORY（グレゴリー）」について。
近年「知らずに模倣品を買ってしまった」というトラブルが多いと聞きます。そこで、皆さんに、GREGORYバッグの偽物との見分け方のポイントをお伝えしていきます。
GREGORY（グレゴリー）について
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GREGORYは1977年ウェイン・グレゴリーにより、アメリカ・サンディエゴで設立されたブランドです。アウトドアからタウンユースまで幅広く使用できるバックパックを中心に製造しています。
創設者であるグレゴリーの「Don’t carry it , wear it (背負うものではなく身に着けるものだ)」という名言の通り、フィッティングを最重要視し、人間工学に基づいてデザインされたバックの数々は、若者をはじめ世界中で身に着けられています。
すでに完成された技術におごることなく、今もなお、最高のフィット感、耐久性、機能性を追求し、進化を見せ続けていることが、人気が衰えない最大の理由であります。
GREGORY（グレゴリー）のバッグの基本情報
GREGORYのバッグで一番有名なのはティアドロップ型の「デイパック」。創業から40年以上ほぼ見た目のクラシックなデザインは変わることなく、機能はアップデートされ続けている永遠の名作です。誰もが一度は目にしたことのある1品ではないでしょうか？
他にも、「アルパイン」シリーズなど、過酷な状況下で登山やトレイルを行う人に向けた高性能なバックパックから、フェス会場でよく見かける、ウェストバッグ「テールメイト」は男女問わずに愛用者が多いロングセラー商品。さらには、クールでスタイリッシュなデザインの「ビジネス」仕様のバックパックまでバラエティに富んだラインナップを揃えています。
GREGORY全てのバッグに共通して言えるこだわりは、何といっても「フィット感」です。どんなバッグでも、持ち運ぶ際の身体へのフィット感は抜群で、たとえ重たい荷物を入れていたとしても疲れにくいという、快適さの追及が最高品質を生み出しています。
また、機能性だけでなく、カラーバリエーションの豊富なことや、トレンドを押さえたプリント模様などデザイン性に富んだ新作を生み出していることもリピーターや愛用者が多い理由の1つです。
GREGORY（グレゴリー）DAY PACK
カラー：ブラック、ストライプ、カモフラージュ
サイズ：40W×45.5H×16.5Dcm
重量：645g
容量：26L
GREGORYのアイコン的バックパック。フィット感の高い背負いやすさは言うまでもなく、斜めに開けられるデザインのフロントポケットや大きく開くメイン収納のファスナーは、モノの出し入れに便利で、引き手も通常のものより大きく、背負いながらも開け閉めしやすい仕様となっています。
また、1日分の荷物がちょうど入るくらいの容量という大きさは使いやすくノートPCスリーブまたはトレイル用の給水サーバーを収納できる場所もしっかり整えられています。
GREGORY（グレゴリー）テールメイト
カラー：ブラック、GARDEN TAPESTRY、インディゴパッチワーク、オールイエロー、ダークレオパード、チャコール、ドーンウォール、ネオンオレンジ、ネオンピンク、ネオンレモン、フューシャ、ラスト
サイズ：39.5W×16H×13Dcm
重量：410g
容量：8L
GREGORYのロングセラー商品「テールメイト」。デザインや快適さはさることながら、マチが広く、見た目以上の容量を収納できるとあって高い人気を誇っています。
こちらの「S」サイズの他に「XS」「teeny」とさらに小さいサイズが2つ、全3サイズの展開です。
おすすめはSサイズ、携帯・財布やミニタオルなどの小物に加えて、ペットボトルと軽めの上着まで入る容量はミニサイズのリュックと同等です。
GREGORY（グレゴリー）の偽物の見分け方
ここでは、よくある偽物の見分け方を4つのポイントに分けてお伝えしていきます。
本物を1つでもお持ちの方は、ぜひ見比べてみてください。ただし、GREGORYも日々、偽物対策の努力を積み重ねていて、ロゴやタグなどさまざまな変更を加えています。買いたいものが怪しいなと感じた方は、可能であれば、最新の情報を直営店舗や公式サイトに行って、見て本物を確かめてみるのが一番です。
タグ
まずは内側にあるタグをよく見てみてください。これはタグに限らずですが、偽物は全体的につくりが雑です。書体が違っていたり、中のロゴや文字が黒い布ギリギリに収まっていたり、縫い付けてある周囲のステッチがガタガタなものは、偽物の可能性が高いでしょう。
本物を持っている方は見比べてみると、すぐに分かります。
ジッパー
YKKジッパーの土台部分を確認してみてください。土台の側面の一方に「YKK」の刻印、そして側面反対側に「USA」の文字が刻印されているものが本物です。＊ただし、現在は、生産拠点がフィリピンなどアジアに移転しているモデルも多いため、本物でも両面とも「YKK」の刻印もあります。
また、ジッパー引き手のレザー部分について、本物はしっかりとしたレザーです。偽物の場合は、フェイクレザーのペラペラ素材のものが多いです。
もし買ってしまったものを調べたい時には、本物のレザーの場合は少し臭いますので臭いを嗅いでみてください。
ロゴ
ロゴはブランドの看板、命とも言われるほど大事なものです。
本物のロゴは刺繍のようなしっかりとした作りになっていますが、偽物はプリントのように簡素なものが多く字体も違っていたりします。上の画像は公式サイトのものなので、見比べてみてください。
ハーネス
ショルダーハーネスの部分はGREGORYの一番大事にしている「フィット感」を左右する部分です。本物は、かなりしっかりとした厚めのパッドが入っています。ここには、かなりのコストがかかっている為、偽物では再現できません。偽物はかなり薄くペラペラで背負ってみると、すぐに分かります。
偽物をかわないために
では実際に、偽物を買ってしまわないために注意した方がよいことを以下にまとめました。
並行輸入品と偽物は別物
正規品よりお得な価格で販売しているお店でよく聞くのが、「並行輸入品」という言葉です。個人であったり小規模なお店での販売が多いことから「偽物では？」と感じてしまう方も多いかもしれませんが、基本的には輸入ルートが違うだけで、並行輸入品の全てが偽物というわけではありません。あくまで海外で販売されているものを日本の正規代理店を介さずに輸入してきた海外の正規品です。
正規輸入品と違って、日本国内の正規代理店が値段を決めないため、販売店が自由にセールを行なって良かったり、その時の為替レートなどによって値段が安かったり、日本未入荷商品が買えたりとメリットも多くありますが、直営店での保証サービスが受けられないことや稀に偽物が混ざってしまっている可能性もありますので、買う前に信頼できるお店であるかどうかはしっかりと調べてからにしましょう。
基本的には実店舗や公式サイトで買おう
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一番はやはりGREGORY直営店やインショップ、公式サイトで購入することです。また、大手のアウトドアショップ、スポーツ用品店などにも正規取り扱い販売店として公式オンラインHPに情報が掲載されています。お近くにあれば、ぜひ足を運んでみてください。
個人のECサイトやオークションサイトなどは、なかなか判別が難しいですが、どうしても気になる場合は、上記の偽物を見分ける4つのポイントの部分を拡大画像で撮って貰ったり、取引の評価などがあれば、他の人からの評価を見て信頼できるかどうかの参考にしてもよいかもしれません。
また楽天市場
では、ブランド品の真贋鑑定をしており、偽物が見つかった場合はすぐに退店となりますので信頼がおけると言って良いでしょう。
それでも希望の商品を中古でも良いから安く買いたいという思いを皆さん持っていると思います。
そんな場合は偽物との見分け方を注意しながらフリマアプリなどでの購入も検討してみましょう。
メルカリでもたくさん出品がありますが、転売品などに注意して購入検討するのもおすすめです。
またメルカリでなく、キャンプギア専門のフリマアプリ「VINOVER(ヴィノバー)」もあります。
気になる方はアプリをダウンロードしてみてください。
まとめ
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いかがでしたでしょうか？
少しでもお得に買い物をしたいと思うのはみんな同じです。そこを突いて偽物を販売している悪徳業者がいます。
GREGORYのものづくりの追及は努力の積み重ねによって生まれているということ。生産者を守るためにも、私たちも賢い消費者として偽物を買わない努力、見る目を養っていく必要がありますね。
皆さんが気持ち良いお買い物をする為に、そして楽しいアウトドアライフを過ごして頂く為に、この記事が少しでもお役に立てたら嬉しいです。
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