ナチュラルな雰囲気がおすすめの「ウッドポール」厳選6アイテム!
アイキャッチ画像参照:FIELDOOR
こんにちは、今回のテーマは「ウッドポール」です。聞き慣れない言葉かもしれませんが、きっとみなさんも一度は目にしたことがあるのでは?そう、キャンプには欠かせないアレに使用するアイテムです。
キャンプサイトで使う「ウッドポール」とは
参照:DOD
ここで取り上げる、キャンプサイトで使う「ウッドポール」とは、通常金属や樹脂製であるテントやタープのポールの代わりに木(竹)製のポールことを指します。
ウッドポールの役割
参照:Alpen
前述したように、ウッドポールの役割は通常のポールと同じく、タープやテントを支えるものです。通常、タープやテントに付属しているポールが金属製や樹脂製なのに対し、あえて木(竹)製を選ぶのは不自然な気がしますね。しかしそこには木ならではの素材感がもたらす、ナチュラル感や安心感といったメリットがあるのです。
ウッドポールの使い方
参照:FIELDOOR
ウッドポールは金属や樹脂のように強くて伸びる性質がないため、どうしても直径が太くなりがちかつ、1本1本が長くなりがちです。そのため、2本~3本を継ぎ足して長い棒状にしてタープやテントを支えます。
ウッドポールを選ぶときの3つのポイント
では、いざウッドポールを購入する際はどういうところに気をつければよいのでしょうか。3つポイントを挙げてご説明しますね。
サイズ感(太さ&長さ)
参照:FIELDOOR
前述したように、ウッドポールは金属・樹脂のポールのように何分割にもされているわけではなく、2~3分割になっています。そのため、通常のポールに比べると太くて長いのが一般的。中には1m程度のものもありますから、車種によっては車に積みにくいことも。特に長さには気をつけて選びましょう。
連結部分の頑丈さ
参照:FIELDOOR
ウッドポールは主に木製なので、殆どしなりません。なので、連結部分がしっかりしていないと、力が加わったときにそこが破損してしまう可能性があります。特にタープはヨットの帆のように風を受ける可能性があり、その力はかなりのものになります。設置して終わり、ではなく、風などの大きい力が加わったときに問題ないか、確認しておく必要があるでしょう。
携帯性・収納性の良さ
参照:FIELDOOR
最後は携帯性、収納性です。すでにご紹介した通り、特に樹脂製のポールと比べるとかなり太くて長く重たいものになるので、かさばります。写真のように女性に比べると結構大きいイメージですね。車でも長いものは収納に困ったり、公共交通機関での移動の場合は荷物になるので慎重に選びましょう。
厳選したおすすめウッドポール6選
ウッドポールの特徴や選び方がわかったところで、実際にCampifyマガジンが厳選するウッドポールを6つ、ご紹介していきます。
FIELDOOR「WOOD TENT POLE 240」
サイズ φ3.2×245cm
(有効長:240cm)
重量 約1.6kg(1本)
ウッドポールといえば、まず名前が挙がってくるのが、FIELDOOR(フィールドア)の「WOOD TENT POLE 240」。今回の記事などを読んで、ウッドポール使ってみたいな、、、という初心者にもぜひオススメしたいポールです。その一番のポイントはコストパフォーマンス。もちろん安かろう、悪かろうではないのも定評の理由。素材は強度のある天然木「タモ材」を使用。タモ材とは、モクセイ科トネリコ属の落葉広葉樹から取れる木材で、白っぽく木目がハッキリと見え、なめらかな肌触りなのに固く頑丈という、4つを兼ね備えた最高の素材なんです。高さも最大240cmと、大型タープやコットン製のタープにも使用が可能です。くるくると回して固定する3本連結タイプですが、2本で使えば160cmに高さを調節できますよ。ぜひ一度使ってみてください。
Snowpeak ウッドポール240CM
参照:snow peak
サイズ:Φ36mm(4本継)、280cm
重量:1.8kg
素材:アルミニウム合金(アルマイト加工)、竹集成材
続いては、みなさん大好き、大人気のsnowpeak(スノーピーク)から、竹素材を使用した木調ポール。フィールドアがタモ材なら、こちらは竹。ただ、竹の外装の中にウイングポールが入っているため、ソリッドの木製ポールに比べ高い強度を持っています。同じ竹素材のワンアクションテーブルやTake!チェアとの相性も良いアイテムです。長さはタープに使用できる70cmの節、全長280cmのポールです。
キャプテンスタッグ テントポール CSクラシックス 木製ポール240 UP-2651
サイズ φ3.2×240cm
重量 1.4kg
続いても、アウトドア好き・キャンパーに大人気、コスパ優秀ブランドのCAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)から、「CSクラシックス 木製ポール240<3本つなぎ>」です。
3つ目にして素材も三者三様。こちらはゴムノキとも呼ばれる「ラバーウッド」を使用している木製タープポールで、滑らかな手触りが魅力です。収納バッグも付属しているので、持ち運びもしやすいと評判です。もちろんコスパも健在。
Roost Outdoors「Wood Pole 255」
サイズ φ3.2×255cm
重量 約1.8kg
お次は、こだわりのアウトドア・ギアを提供しているRoost Outdoors(R)」から。現代とヴィンテージの調和をコンセプトとしたアウトドア・ギアブランドです。現代の目線で実用性を考慮しつつ、ヴィンテージディテールを盛り込んだアウトドア・ギアの企画・製造を通して、雰囲気を大切にしたアウトドア・スタイルを提案しているブランド。「Wood Pole 255」は、天然木「ホワイトアッシュ材」を使った木製タープポールです。ホワイトアッシュ材は階段手すりなどに使われる堅木として知られていて、十分な強度がありますよ。「Wood Pole 255」には、2本セットや専用袋付きなども販売されています。170cmの長さのものもあります。
CAMP MANIA PRODUCTS「ORIGINAL WOOD POLE」
参照:CAMP MANIA
サイズ φ3.16×170cm
こちらも、こだわりのギアを提供しているCAMP MANIA PRODUCTS(キャンプマニアプロダクト)の「ORIGINAL WOOD POLE」。フィールドア同様、「タモ材」を使用していて、1本ずつキャンプマニアの提携工場で削り出しているとのこと。継ぎ目がサンドブラスト加工のステンレス製なので、アクセントになる一方、よりウッド感を醸し出したいかたにはちょっと難があるかも?
CAMP on PARADE「ウッドタープポール ”チュロス”」
サイズ φ3.5×240cm
重量 1.54kg
最後にちょっとユニークなポール。今までご紹介したウッドポールでは物足りない!もっと個性的なポールをお探しの方にはこちら、ポール先端部分が水滴・炎のような形をした特徴ある木製タープポールを。”チュロス”とは楽しくて、ちょっと甘いことから命名されました。木材が選べるのもこだわりのポールならでは。ホワイトアッシュもしくはウォールナットから選べます。ホワイトアッシュはベージュ色に真鍮の輝きがあわさる澄んだ色、ウォールナットはダークブラウンに真鍮の輝きがあわさる迫力ある色。どちらも魅力的ですね! こちらのウッドポールは木材のみで出来ているので、繋ぎ目の部分には、水分を含んでも膨張しづらくなるよう木固めという手法を使い、水分を含むことでの膨張を抑え、組み立て・分解がしやすくなっています。
ホームセンターの材料で自作できる?
ここまで見ていただいておわかりかと思いますが、あえてウッドポールを使うのは、キャンプサイトの雰囲気づくりのため、というのが大きいですね。となると、世界で一つだけのウッドポールを使ってみたくなるもの。Campify magazineでもいくつか自作のオススメをしてきましたが、今回も自作について考えてみましょう。
結論、自作は可能です。ホームセンターや、東急ハンズなど、木材、金属部材が購入できるところで材料を揃えて組み立てましょう。ここでのポイントはサイズもさることながら、耐久性です。どのくらいの力に耐えることができる材料なのか、お店の方に用途を伝えた上で相談して購入しましょう。自宅に工具がないかたは、お店での加工サービスを利用しましょう。
まとめ
参照:CAPTAINSTAG
ここではウッドポールをご紹介しました。今まで聞き慣れないと思っていたかたも、ウッドポールの魅力に気づいたのではないでしょうか。
まだまだ少数派のウッドポールですが、キャンプ人口が増えつつある昨今、ありきたりのアイテム・ギアではもの足りないという方がウッドポールを使いだす日も近いと思います。キャンプサイトでちょっと差をつけたいかた、より自然とマッチしたキャンプを楽しみたいかたは、ぜひ使ってみてください!