ウッドバーニングとは?やり方、注意点、作品例まで紹介!【オリジナルギアを作ろう】
アイキャッチ画像出典:PIXTA
今回はウッドバーニングについての記事となります。
皆さんはウッドバーニングについてどう思っていますか?
- 「難しそう」
- 「専用道具とかいるんでしょ」
- 「自分にはオシャレなものなんて作れない」
そう思ってる方が多いのではないでしょうか。
ウッドバーニングのやり方やコツ、必要なもの、オシャレな作品例などわかりやすくまとめてみました。この記事を読めば皆さんにも素敵な、しかも簡単にウッドバーニングの作品を作れるようになりますよ。
ウッドバーニングとは?
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ウッドバーニングとは木製の素材に電熱ぺんなどを使って文字や絵柄を焼き付ける技法のことです。木製のスプーンやお皿、コースター、他にもコルクや革製品などにもできます。焼き絵、焦がし絵などと呼ばれたりもしますね。
やり方やコツがわかれば鉛筆と同じ感覚で文字や絵柄を書けるようになりますよ。安全面にも少し注意が必要ですが、作業自体は小学生ぐらいのお子さんでも簡単にできます。まずは、軽い気持ちでチャレンジしてみてはいかがですか。
ウッドバーニングをやってみよう!【準備編】
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用意するものについてそれぞれ説明していきますね。ここに表記しているのはすべて基本的な道具です。アクセサリーなどに加工する場合は別途、道具や材料が必要になりますのでご了承下さい。
用意するもの
- 素材
- 電熱ペン(はんだごて)
- トレーシングペーパー
- チャコペーパー
素材
参照:Amazon
文字や絵柄を書きたい対象のことです。練習用として100均で売っている木製の皿などを用意してみてもいいと思います。初心者さんは木の色が薄く、木目が少ないものが素材としておすすめです。書くときにペンがひっかかりにくく、焼き色がはっきりするため成功しやすいですよ。
表面をサンドペーパーで磨いてあげるとひっかかりが減るのでやってみましょう。ニスなどの特殊な塗料も合わせてペーパーで落としてしまいましょう。サンドペーパーは番号が少ないほど粗目になります、400番前後で磨いてみてください。ニスや塗料については注意点でも詳しく説明しています。
電熱ペン(はんだごて)
参照:Amazon
焼き色をつける道具ですね。鉛筆のように使える電熱ペンがおすすめですが、電子工作用のはんだごても使えます。はんだごては、持ち手の部分がペン先から遠いことが多いため、うまく書くには経験が必要になるかもしれません。
はんだごては、100均でも購入できますので探してみて下さい。簡単な絵柄なら電熱ペンと同じように使えますので自分の環境に合わせて選択して下さいね。
トレーシングペーパー
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トレーシングペーパーとは透写紙といわれる透明度の高い半透明の紙です。書きたいキャラクターなどの絵柄の上にかぶせると透けて見えますので、それを鉛筆などでなぞると転写できます。
チャコペーパー
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チャコペーパーとは手芸などの図案写しに使う複写紙のことです。素材の上にチャコペーパーを敷き、その上から絵柄を書けばキレイにうつります。チャコペーパーの線は水で簡単に消せますので失敗しても安心です。
ウッドバーニングをやってみよう【実践編】
では実際の工程を写真と共に説明していきます。
素材にフリーハンドで絵柄を直接書けるという方は①と②は必要ありませんので飛ばして下さい。
①下書き
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トレーシングペーパーを使い、焼き付けたい文字や絵柄を上からなぞり転写します。出来上がりをイメージして必要な輪郭を写し取りましょう。最初は複雑な絵柄は避けた方がいいかもしれませんね。
②素材への下書き
参照:筆者撮影
今度は、チャコペーパーを使い素材に下書きをしていきます。素材の上にチャコペーパーをのせ、その上に写し取ったトレーシングペーパーを置きます。チャコペーパーのインク面を間違えないように注意して下さいね。あとは、トレーシングペーパーの上からもう1度鉄筆で絵柄をなぞることで素材に絵柄が転写されます。
③焼き付け
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素材に転写された絵柄を電熱ペンでなぞります。まずは、外の輪郭から焼き付けていきます。基本は力を入れずゆっくりとペン先を動かすことです。線を太くしたい場合は強くゆっくりと、線を細くしたい場合は軽く早めにペン先を動かしましょう。
点をトントンと打つ感じに強弱を加えることで、点描による濃淡を表現できます。ペン先を寝かし腹を当てる感じで焼くと、淡い焼き色を付けることができますよ。
④仕上げ
下書きの線を消しましょう。チャコペーパーの線は水を含ませたスポンジでこすると消せます。全体を見て焼き足す必要があればもう1度作業しましょう。
※作業したあとにニスなどで加工すると再度の焼き付けが難しくなるのでおすすめしません。
ウッドバーニングにおける注意点
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注意点として主に3点あります。
- 火傷に注意する
- 塗装の種類を確認
- 換気に気を付ける
火傷
ウッドバーニングに使う電熱ペンやはんだごてのペン先はかなりの高温になります。
使用中はもちろん一時的に置いておくときなど十分気を付けましょう。
塗装の確認
商品説明欄で塗装の種類を確認をしましょう。ラッカー、ウレタン塗装の表記があるものは焼くと刺激臭が出ます。また、ニスが塗ってあると先にニス自体が溶けだすため、思ったように焼くのが難しくなります。溶けだしたニスが残ることで表面がデコボコになり美しく仕上がりません。
塗装がされていない素材を選ぶのがベストですが、市販の木製商品は何かしらの塗装がほどこしてあると思います。前の項で説明したようにサンドペーパーである程度磨くといいでしょう。
換気をしながら作業
何度も言いますが市販の木製商品では大抵のものがラッカーやウレタンなどの塗装をほどこしてあるため、換気が必要になります。マスクを使用し長時間の作業は避けこまめな換気を心がけましょう。
ウッドバーニング用おすすめ電熱ペン3選
HAKKO(白光)ハッコー マイペン FD200-1
サイズ:ステーション部 幅6.5×奥行9.5×高さ8cm
重量:0.42kg
コード長さ:1.2m
ウッドバーニングをやっている方がほぼ使っているのがこの「マイペン」です。ペン先の種類(オプション)が交換できるので表現の幅が広がります。値段もお手頃で入門機としては最適です。
HAKKO(白光)ハッコー マイペン アルファ FD210-01
サイズ:ステーション部 幅10×奥行13×高さ12cm
重量:0.8kg
コード長さ:1.2m
温度調節機能つきの「マイペン」です。焦げ目による濃淡も自由自在、ペンスタンド付きで作業中の置き場にも困りません。値段は高くなりますが初心者から上級者まで満足のいく仕様になっています。
TSECO 39-in-1 多機能110V/60W温度調節可能なウッドバーニングセット
サイズ:梱包サイズ幅28.8×奥行18.6×高さ5.6cm
重量:0.45kg
はんだごてになりますが温度調節機能付きです。エンボスチップを使ったホットスタンピングパターンや彫刻パターンなど多機能性が魅力です。電熱ペンとは違った使い方で特別な作品を作れるのではないでしょうか。
【超おしゃれ!】ウッドバーニングの作品4選
ここではキャンプギアに応用可能な作品例を紹介していきます。
1.オリジナルプレート
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ウッドバーニングを始めたらまずやってみたいキャラクターもののプレートです。ネーム入りで贈り物としても喜ばれますね。あなたもかわいいキャラクターの雑貨を作ってみませんか?
ウッドプレートは平坦で焼き付けがしやすく初めて挑戦するにはおすすめの素材でもあります。
2.ネーム入りギア
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お気に入りのギアにかっこいい字体で名前を入れてみましょう。それだけで誰もがうらやむオリジナルギアになってしまいます。名入れは比較的、手軽にできるためおすすめです。特殊な字体はインターネットでダウンロードできるものがあるので、よかったら挑戦してみて下さい。
3.手作り雑貨
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自前のカッティングボードにブランドロゴを入れた例ですね。うまくやれば既製品のようにも感じられます。
「それどこで買ったの?」なんて聞かれるかもしれません。もちろん作品は個人で使う場合にとどめておいて下さいね。
4.オリジナルロゴ入りギア
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この方はロゴまでオリジナルで作っています。焼き色もいい感じでオシャレですね。ロゴを考えるのは大変そうですが憧れてしまいます。究極のキャンプギアですね、ほんとにうらやましいです。
まとめ
ここまでウッドバーニングについて紹介してきましたがどうですか?
- やり方、コツがわかれば簡単にできる
- 道具もすぐ揃うものばかり
- 初めてでもオシャレな作品は作れる
ということが分かってもらえたと思います。
普段から愛用しているものをウッドバーニングでさらにかわいく、オシャレにしてみて下さい。
キャンプにおいても唯一無二のギアがあればさらに楽しくなること間違いなしです。