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キャンプ‗炊飯‗メイン

【キャンパー必見】キャンプ場での炊飯が成功する秘訣を教えちゃいます‼

アイキャッチ画像参照:株式会社 西部開発農産 

アウトドアやキャンプでも炊きたてホカホカのご飯を食べたい!そんな事を思った方は多いのではないでしょうか?
豪快な味付けのお肉やおかずを食べていると、どうしても熱々のご飯を一緒にかけこみたい衝動に駆られてしまいます。

でも実際は、お肉を焼いたり手の込んだおかず料理に夢中でなかなか炊飯にまでこだわる事ができず、ご飯はレトルトや家で作ってきた冷めたおにぎりで済ませている方がほとんどだと思います。今回は、キャンプでも美味しいご飯が食べたい方の為に、キャンプ場で炊飯が成功する秘訣を教えちゃいます。

おすすめのライスクッカーや土鍋、飯盒で美味しくご飯を炊く方法まで。白米好きの方必見の情報満載です!

おいしいご飯を炊くために覚えておきたいこと

以下では、キャンプで美味しいご飯を炊く為のポイントをまとめました。取り入れやすい事ばかりですので、ぜひ次のキャンプでの炊飯時に実践してみてください!

キャンプでご飯を炊くために必要なアイテム

キャンプでご飯を炊くアイテムは大きく分けると以下の3つがあります。

ライスクッカー

アウトドア‗炊飯‗ライスクッカー
参照:Alpen Group Magazine 

ライスクッカーとは、炊飯用にアレンジした鍋(クッカー)の事です。普通の鍋と違って厚みがある為、ムラなく熱が伝わり美味しいご飯が炊けるのが特徴です。さらに、飯盒と比べて焦げつき難く、噴きこぼれの心配も少ない為、キャンプ初心者でも手軽に美味しくご飯が炊ける事で人気が高まっています。

焚火や炭火でも炊く事が出来る商品もありますが、火加減が難しいので慣れるまではガスコンロやバーナーを使用する事をおすすめします。

土鍋

アウトドア‗炊飯‗土鍋
参照:白ごはん.com 

美味しいご飯に欠かせないアイテムは何といっても土鍋です。土鍋はゆっくりと温度を上げ、お米の持ち味である甘味や旨味成分を最大限に引き出してくれます。また、保温性も非常に高く、ふっくらとつやのある炊きあがりになります。

こだわり派の方は、ご家庭でも土鍋を使用されている方も多いのではないでしょうか?

そうでなくても、冬のお鍋料理で使う為に既にお持ちの方も多いと思います。重たいので、持ち運びには注意が必要ですが、キャンプでこそ、料理に時間をかけられるので、ぜひ土鍋ご飯を楽しんでみてはいかがですか?

飯盒

アウトドア‗炊飯‗飯盒
参照:アルペングループマガジン

キャンプの炊飯と言えば、真っ黒の豆型飯盒が火の上に吊り下げらている光景が目に浮かんできませんか?
軽くて持ち運びに便利、そして4合まで炊ける優れもの。焚火や炭火でもガンガン使える事もベテランキャンパーには嬉しいポイントです。

中蓋ではお米の量も測れちゃうので軽量カップ要らず、更に切った野菜やお肉を中蓋に入れて一緒に炊くと、ちょっとしたおかずも完成しちゃいます。美味しいおこげが出来る事も大きな魅力です。

美味しく炊き上げる為の炊飯時のコツ

アウトドア‗炊飯‗秘訣
参照:ウォータースタンド株式会社

温度差があったほうがおいしく炊ける

美味しいご飯を炊くコツは冷水で炊くこと。水道水でといだ後に、冷蔵庫などで冷やした冷水を入れて炊く。これだけでご飯がより美味しくふっくらと炊けるという事です。

理由は水が沸騰するまでの時間が長いほど、お米の芯まで水分が吸収されて、ふっくらとした炊き上がりになるからです。アウトドアやキャンプの際は、クーラーボックスで冷やした水を使用すると良いですね。

浸水時間は季節に合わせて変える

お米を炊く前に、浸水させる浸漬(しんせき)をする事はとても大事な工程です。加熱する前にお米を浸漬させることで、お米の内部にまで水分が行き渡り、炊飯時に熱がしっかり中まで伝わりムラなくふっくらしたごはんが炊けるからです。

夏場30分、冬は90分程度の浸水時間が理想。気温が低いと水分が中まで浸透しにくいため、真冬は特に浸水時間を長めにとりましょう。

火加減が勝負

使用されるアイテムによって火加減は異なりますが、大まかに言うと「沸騰までは強火、その後は弱火~とろ火に」

それぞれのアイテム毎の詳しい火加減は後半の「ご飯を炊く手順」を参考にしてください。そして何より、火加減を調整し易い「バーナー」や「コンロ」を使用する事をおすすめします。慣れてきたら炭火や焚火を使用して本格的なアウトドア炊飯を楽しんでみるのも良いでしょう。

蒸らし時間は最後のポイント

炊き上がったご飯は10分~20分程度蒸らします。この蒸らしの効果は、鍋の中の温度を均一にし米粒内の水分を均等にする事で旨味を引き出す事です。

そして、十分に蒸らすことで米の中心のでんぷんを消化吸収し易い状態にもしてくれる為、栄養面でも大切なポイントとなります。

おすすめのライスクッカー6選

アウトドアでの炊飯初心者の方に、おすすめなのは、火力の調整が簡単で失敗の少ないライスクッカーです。ライスクッカーを選ぶ時のポイントは、人数に対応した容量のクッカーを選ぶ事。次に素材をチェックしましょう。熱伝導率はアルミ > ステンレス > チタンの順で高く、熱伝導率が高い方が均等に火が入り、美味しく炊きあがります。

ライスクッカーは炊飯だけでなく、鍋として他の調理にも様々使用できる事から汎用性が高いのも人気の理由の1つです。他に使えそうな場面を想像しながら選ぶと楽しみも増えるでしょう。

UNIFLAME(ユニフレーム)ライスクッカーミニDX

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ユニフレーム(UNIFLAME)
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・サイズ 約φ165×93mm
・重量 約415g
・材質 本体:アルミニウムフッ素加工(板厚1.5mm)、 フタ、ハンドル:ステンレス鋼、 ツマミ:天然木
・適正炊飯量 1~3合

ライスクッカーの中でも非常に人気の高い商品。人気のポイントは小さくて軽いので、洗ったり後片付けが楽ちんな事。また、蓋が動いて火加減のタイミングを知らせしてくれるので、初心者には嬉しい機能です。

お鍋としても深さが丁度よく汎用性が高い事も魅力の1つです。水加減の目盛りも付いていて、とことんユーザーに優しい仕様です。3合まで炊けますが、3合炊く際には噴きこぼれに注意する必要があります。

Coleman(コールマン)アルミライスクッカー

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コールマン(Coleman)
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・サイズ 約φ19×18(h)cm ストレーナー/約φ17.5×12(h)cm 内蓋/約φ17.5cm
・重量 920g
・材質 ライスクッカー:アルミニウム、ステンレス、 内蓋:アルミニウム、 ストレーナー:ステンレス、 メジャーカップ:ポリプロピレン
・適正炊飯量 ~3合

米研ぎ用のざる、軽量カップ、持ち運び用のメッシュポーチも付属で付いています。おこげが綺麗に剥がれる特殊加工がされています。おこげ好きの方にはとってもポイント高いですね。

このcolemanのライスクッカーの最大の魅力は火加減を調整する必要がない事!
初心者にも安心の機能で失敗せずに美味しいご飯が炊きあがります。

CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)3層鋼 段付ライスクッカー(5合)

・サイズ 外径175×高さ140mm(本体のみ)
・重量 810g
・材質 本体:ステンレス鋼(クロム18%・ニッケル10%)、鉄、 つる・ふた:ステンレス鋼、 つまみ:天然木
・適正炊飯量 ~5合

5合まで炊ける大容量のライスクッカー。普段からファミリー同志や仲間と大人数でキャンプする方におすすめです。付属のガラス製蓋は中が見える為、炊飯時に火加減を調整するタイミングを見るのにとても便利です。

火力の強い焚火やガスバーナーでもOKなので、慣れてきたら焚火の周りに集まって大勢でガラス蓋から覗き込みながら炊飯を楽しめます。

trangia(トランギア)メスティン TR210

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trangia(トランギア)
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・サイズ 17×9.5×6.2cm
・重量 150g
・材質 アルミ製(無垢)
・適正炊飯量 ~1.8合(750mℓ)

ソロキャンプにおすすめの容量です。大人気のメスティンはご飯を炊くだけでなく、煮る、蒸す、焼く、燻る等、用途も多く1つ持っていて損はありません!

アルコールバーナーや固形燃料でもご飯が炊け、そのまま器としても使えます。ソロキャンプでは蓋をフライパンにしておかずを作って、メスティン1つでご飯が完結する事ができます。何より最大の魅力は軽い事で、キャンプだけでなく山登りなどにも最適のアイテムです。

UNIFLAME(ユニフレーム)燕三条シェラカップ300

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ユニフレーム(UNIFLAME)
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・サイズ 約φ119×175(h)×41mm
・重量 約95g
・材質 ステンレス鋼
・適正炊飯量 約300mℓ

メスティン同様、シェラカップでの炊飯もソロキャンプにおすすめです。1人前にピッタリの容量&軽さはピカイチ、そして器としても使えると最高に便利なアイテム。蓋が無い場合は同じサイズのシェラカップを上から被せるか、アルミホイルで蓋をしてもOKです。

熱伝導率はアルミが1番ですが、シェラカップはステンレスかチタン製が圧倒的に多いので、次に熱伝導率の良いステンレスを選びましょう。

coleman(コールマン)パッカアウェイクッカーセット

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コールマン(Coleman)
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・サイズ フライパン/約直径16.5×4(h)cm、 片手鍋/約直径15.3×9(h)cm 収納時のサイズ: 約直径18.5×14(h)cm
・重量 約480g
・材質 アルミニウム(ノンスティック加工)、ステンレス、シリコン
・適正炊飯量 約1.7ℓ

持ち運び用のメッシュポーチ付き。コンパクトに収納でき、フライパンも付いている為、ご飯と合わせたおかずも作れます。3合までの炊飯も可能なので1食分であれば3~4人のファミリーでも十分です。焦げつき防止のノンスティック加工がされており、調理後の始末が簡単に済むのはうれしいポイントです。

おすすめの土鍋4選

白米好きなら、何といっても土鍋で炊くのが1番です!

重たいですが、車移動ならそこまで苦にもならないはず。ゆったり時間をかけて料理ができるのもキャンプならではの楽しみなので、ぜひ、こだわりの土鍋で炊いたツヤツヤ&ふっくらの白米を味わってください。おこげ好きの方は、最後の火加減を強めにして炊くと簡単におこげが作れます!

LOGOS(ロゴス)吊り土鍋

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ロゴス(LOGOS)
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・サイズ 約27.5×27.5×14cm
・重量 約1.9kg
・材質 陶器、ガラス、木材
・適正炊飯量 ~5合まで(約2.8ℓ)

焚火の上から吊り下げられる珍しい仕様の土鍋です。付属の蓋はガラス製の為、透明で中身がいつでも見られます。慣れない火加減の調整も簡単に行え、普段見れないお米の炊ける様子も眺められので、ファミリーキャンプでは子供達の楽しみが増えます。

炊飯以外にも冬キャンプで大人気の鍋メニューでも活用できるので、持っていて損はないはずです。

snow peak(スノーピーク)土鍋膳

・サイズ 鍋本体/φ206×124mm、蓋/φ174×47mm、お碗/φ140×60mm、お皿/φ150×40mm
・重量 2.8kg(収納ケース、緩衝材含む)
・材質 鍋本体:高耐熱陶器、 蓋、お碗、お皿:陶器
・適正炊飯量 2合(0.42L)

土鍋にお椀(2つ)とお皿(2枚)の付いたセット。保温性が高く、遠赤外線効果でふっくら照りのある白米が炊きあがります。付属のお椀とお皿を鍋の中にスタッキング出来る仕様となっている為、持ち運びにも便利です。

キャンプでの使用ももちろんですが、スタイリッシュで飽きの来ないデザインなので、ご家庭での日常使いとしても使用できるアイテム。毎日のご飯タイムが楽しくなる事間違いありません。

HARIO(ハリオ)フタがガラスのご飯釜 GNR-200-B

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HARIO(ハリオ)
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・サイズ 23 x 27 x 21 cm
・重量 2.48g
・材質 鍋身:耐熱陶器  ツマミ、ポリプロピレン:シリコーンゴム  フタガラス:耐熱ガラス
・適正炊飯量 2~3合

蓋のツマミにホイッスルが付いていて、炊きあがりを音で知らせてくれます。こちらも、家庭用としても人気の高い商品です。付属の蓋がガラス製で、毎回ご飯を炊くときの大きなぶくぶく泡を覗く事が出来、楽しい待ち時間となります。同じシリーズでソロキャンプ用の1合炊き商品もあります。

LOGOS(ロゴス)ひとり羽釜土鍋

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ロゴス(LOGOS)
¥3,999 (2024/11/22 00:19:06時点 Amazon調べ-詳細)

・サイズ 幅13.8×奥行13.8×高さ11.3cm [鍋](約)直径12.5×高さ8(深さ7)cm  [アタッチメント](約)幅15.2×奥行15.2×高さ2.6cm
・重量 705g
・材質 陶器、木材、ステンレス
・適正炊飯量 1合(500ml)

付属でアタッチメントとLOGOSのロゴ入り木蓋付き。ソロキャンプでも美味しいご飯を食べたい、こだわり派キャンパーにぴったりのアイテムです。羽釜の特徴である底部の丸みが炊飯時の対流を起こしやすく炊きムラを軽減してくれるので、美味しいご飯が炊き上がります。おしゃれでかっこいいデザインも人気の理由です。

おすすめの飯盒

ご飯を炊く手順

では、実際にそれぞれのアイテムを使用した美味しいご飯の炊き方をお伝えしていきます。

ライスクッカー

アウトドア‗炊飯‗手順‗ライスクッカー
参照:日本気象協会 tenki.jp

1. 米をといで、30分~1時間ほど水につけておく
2. 水の量を調整し、最初は強火で加熱する(*あくまで目安ですが、2合で炊いた際はおよそ5分程度)
3. 湯気が出て蓋がカタカタと動き出したら弱火にする。ここで言う弱火とは徐々に火力を落とし、蓋のカタカタ音がなくなり湯気が出なくなった状態のこと
4. 湯気が収まったら火から下して10分程蒸らす(メスティンやシェラカップの場合、厚手のタオルや毛布で全体をくるんで15~20分程度と少し長めに蒸らす)

土鍋

アウトドア炊飯‗手順‗土鍋
参照:クックパッド

1. 米をといで30分~1時間ほど水につけておく
2. 一旦米をざるにあげて水を切ったら、土鍋に移す
3. 水の量を調整し、ふたをしてカセットコンロなどの火にかける
4. 中火で沸騰するまで加熱する(だいたい10分程度)
5. 吹きこぼれてきたら弱火にして10分位加熱する(*最後の3~5秒を強火にするとおこげが出来ます)
6. 火からおろして10分程蒸らす

飯盒

キャンプ‗炊飯‗手順‗飯盒
参照:となりのカインズさん

1. お米を必要な分だけ測る。(標準的な兵式飯盒は4合炊きです。内蓋のすりきり1杯=2合、外蓋のすりきり1杯=3合)
2. 米をといで30分~1時間ほど水につけておく
3. 水の量を調整し、火にかける(飯盒の内側側面には、水量の目盛りが2合と4号の位置に刻んであるので、それを目安にする)
4. 沸騰するまでは弱火〜中火で炊く
5. 水分が吹きこぼれ出したら強火にする
6. 吹きこぼれの勢いが強くなったら、沸騰の圧で飯盒の蓋が浮いてくるので、蓋の上に重石などをする
7. 吹きこぼれる量が少なくなってきたら(ぐつぐつという沸騰した音が弱くなってきたら)、火力を徐々に弱くする
8. 蒸気の量が少しずつ減り、音が全くしなくなったら、炊きあがりの合図(この時ほのかにご飯の焦げる匂いがしてきます)
9. 火から下ろした飯盒を、蓋が開かないよう注意しながら逆さまにして、10〜20分程度蒸らしたら完成

まとめ

キャンプ‗炊飯‗まとめ
参照:白ごはん.com 

いかがでしたでしょうか?
たかが白米、されど白米。ご飯が美味しければ、合わせるおかずは何でも美味しく感じられます!

アウトドアやキャンプでの炊飯未経験の方は、ぜひ今回の記事を参考にチャレンジしてみて下さい。大自然の中で味わう炊きたての美味しいご飯は格別です。1度、味わったら、もうヤミツキ!キャンプの定番メニューとなる事間違いありません。

 
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