テントは「耐水圧」を重視すべし!ベストな耐水圧の目安とは?【雨キャンプ】
みなさんは耐水圧って何か知っていますか?後程細かい説明をしますが、耐水圧とはテントの生地に染み込む水を抑える力を数値化したようなものです。
「じゃあ、数値が高い方がいいんじゃないの?」と思うかもしれませんが、数値が高ければいいというわけではありません!
今回はベストな耐水圧や、おすすめの耐水圧のテントをご紹介していきます。
耐水圧とは
では、耐水圧とは何かというと・・・。テントの生地の上に1cm四方の筒状の物を置いて水を入れて、どのくらいの高さまでテントの裏に水が染み出さないかで耐水圧が決まります。
例えば、耐水圧が1000㎜となっているテントの場合、1000㎜の高さまで水を入れても水が染み出さなかったことになります。
1500㎜の耐水圧は、1500㎜の高さまで染み出さなかったことです。そういう風にしっかりテストをして耐水圧を測っているんです。
ベストな耐水圧はどれくらい?
では、テントの耐水圧が高いメリット、デメリットをご紹介します。
【耐水圧が高いメリット】
- 防水性が高い
- 激しい雨や嵐にも耐える
- 冬は冷気の侵入を防ぐ
【耐水圧が高いデメリット】
- 通気性が悪い
- 結露ができやすい
- 夏はテントの中が蒸し暑くなる
耐水性が高いという事は、その代わりに通気性が悪くなるという事です。
夏は通気性の良い別のテントを使うとか、雨キャンプが好きで耐水圧を重要視している場合は、耐水圧が高いテントで大丈夫です。
ですが、突然の雨に耐えられるくらいで良い場合や、テントは1年中ひとつが良い場合はテントの耐水圧は注意して確認してください!
テントの耐水圧は1500㎜~2000㎜までが基準になります。基準より下になってくると、急な雨が心配になってきてしまいます・・・。
500㎜前後の耐水圧のテントは晴れの日のみに使った方が良さそうです。
逆に耐水圧が高すぎる(2000㎜以上)テントは雨などの心配は必要なくなりますが、通気性が悪いので夏は暑くなりすぎて、テント内にいるのが辛くなってしまいます。
また、結露ができやすいとカビの原因にもなってしまうんです。
なので耐水圧は高すぎても低すぎても、テントにはおすすめできません。
ベストな耐水圧のテントおすすめ10選
FIELDOOR ワンタッチテント
サイズ:(約)200×150×135cm
重量:2,8㎏
耐水圧:1500㎜以上
素材: 生地→ポリエステル、グラウンドシート→ポリエチレン、ポール→グラスファイバー
傘のように簡単に組み立てられる1~2人用のワンタッチテントです。 紐を引くだけで設営することが出来るので急な雨の撤収にも便利ですよ! 設営はまさかの約15秒という早さです。
私は雨の日の撤収が大変なので、雨の日用に購入しました!窓が小さいので心配してましたが、意外と空気も通ります!
出典:Amazon
コールマン(Coleman) テント ツーリングドーム LX
サイズ:約210×180×110cm
重量:5,2㎏
耐水圧:1500㎜
素材:ポリエステル
バイクキャンプをする方におすすめなのが、こちらのテントです!耐水圧は1500㎜なので長く降る雨や大雨だと心配ですが、ちょっとした雨なら問題ないですよ。通気性も耐水性もバランスよく感じられます。バイクキャンパーに嬉しい、コンパクトに収納できて持ち運びやすいテントです。
モンベル クロノスキャビン
サイズ:185×160×205cm
重量:6,35㎏
耐水性:1500㎜(フロア部分のみ2000㎜)
素材:ポリエステル、ナイロン
1500mmの耐水圧にさらに難燃加工がされているテントです。前室が広めになっているので、ツーリングにもキャンプにも使えます。フライシートのベンチレーター3ヶ所と、本体の大きめに作られた出入口のメッシュ地・本体生地の二重構造によって全体的に風通しの良い設計になっています。
クイックキャンプ ダブルウォールキャビンテント
サイズ:280×280×180cm
重量:10㎏
耐水性:2000㎜
素材:ポリエステル
広くてゆったり過ごせます。高さがあるので、テント内での圧迫感がありません。テント内でくつろぐのであればいい2名程度がちょうど良いと思います。設営はワンタッチだけあり男性1名で可能です。雨の日に使いましたので追記。雨の中設営、翌日まで雨でしたが雨漏りせず快適に過ごせました。撤収後の乾燥が大変ですが、豪雨までいかないのであれば雨漏りは大丈夫です。
出典:Amazon
DOD ザ・テント
サイズ:W310×D510×H215cm
重量:11,5㎏
耐水性:2000㎜
素材:ポリエステル
なんと耐水性は梅雨の時期でも安心の2000㎜になっているDODのテントです!前室も広めになっているので雨キャンプでもくつろげます。
前々からワンタッチテントに興味があり、丁度良い大きさ、色合いの良さから購入を決めました。インナーテントはワンタッチであり、フライシートはテントの背丈があるので最初苦戦しますが、初めて張った時も30分程度で綺麗に張れました。慣れると20分程度で張れます。テント内は大人3人が川の字に寝れるスペースがあります。1人では大の字で寝てもスペースが余ります。前室は1畳程度、ポールを使用すると2畳程度まで広がります。
出典:Amazon
コールマン タフワイドドームⅣ
サイズ:300×300×185cm
重量:10,6㎏
耐水性:2000㎜
素材:ポリエステル
初めてのテントでしたが、設営も簡単で動画を見ながらでも20分程度で1人で設置できました!キャンプ中に通り雨にもあいましたが、なんの問題もなく、過ごす事が出来ました。初めてのキャンプで少しでも不安がある方にはお薦めのテントです。
出典:Amazon
モンベル(mont‐bell) ムーンライトテント 1型
サイズ:記載なし
重量:2,1㎏
耐水性:1500㎜
素材:ポリエステル
モンベルの中でもとても歴史のあるテントがこちらのムーンライトテントです。軽量・コンパクト・簡単な設営なのでキャンプ以外にも登山にもおすすめできます。テント内は結構狭めなので、寝転んだりするのメインな方向けになります。
ロゴス LOGOS ナバホTepee 400
サイズ400×345×235cm
重量:5,8㎏
耐水性:1600㎜
素材:ポリタフタ、ポリエステル
見た目もがらも可愛いロゴスのこちらのナバホテント。ワンポールテントなので設営も簡単で1人でも組み立てできるようになっています。耐水性は1600㎜となっているのでもちろん雨にも強いので安心して使えます。
スノーピーク エントリー2ルーム エルフィールド
サイズ:230×315×175cm
重量:15,5㎏
耐水性:1800㎜
素材:ポリエステルタフタ
スノーピークのテントは耐水性1800㎜固定のようですね。初心者にも安心のスノーピークのテントは本当におすすめできます!
傘はさせないレベル、オープンタープは吹っ飛ぶか裂けるレベルの風速10m/s以上の風雨、気温-1℃環境下において、一晩このエルフィールドで過ごしました。結果問題無しです。何かが外れる、歪む、漏れる、一切無し。
出典:Amazon
スノーピーク アメニティドーム M
サイズ:505×280×150cm
重量:8キロ
耐水性:1800㎜
素材:ポリエステル
エントリーモデルの中でも最強と言われているスノーピークのアメニティドーム。耐水性は1500㎜が多い中こちらのテントは1800㎜になっています!雨の日も使える信頼できるテントです。キャンプ場でもよく見かけるテントの中のひとつで、とても人気の種類になります。
まとめ
意外と耐水性をよく知らずにテントを選ぶことってよくあると思います。でも、天気の変わりやすいキャンプ場、雨対策もきちんとした方が安心ですよね。突然の雨、テント内がずぶ濡れ・・・せっかくのキャンプが台無しにならないように自分が持っているテント、これからテントを買う予定の方は耐水性もよくチェックしてからキャンプに行くようにしてください!
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