単眼鏡のおすすめ10選!双眼鏡との違い、メリットやデメリットを理解して正しく選ぼう
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単眼鏡と双眼鏡って何が違うの?両目で見るか、片目で見るかの違いは分かるけど。その他に何が違うのか、細部まで知っている人は案外少ないのではないでしょうか。今回はそんな人向けに単眼鏡のメリットからデメリット、おすすめの商品までたっぷりとご紹介させていただきます。
単眼鏡のメリット
軽量でコンパクト
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片目で覗く単眼鏡は両目で覗く双眼鏡よりもコンパクトで持ち運びにも便利です。種類によってはポケットに入るほどコンパクトなものもあり、荷物を少なくしたいアウトドアにはおすすめです。人が多い場所などで、サッと取り出すことができるのも魅力の1つです。
ピント合わせは手軽で簡単
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単眼鏡は双眼鏡よりもピントが合う距離(最短合焦距離)が近くなっています。そのため、近距離にあるものをじっくりと眺めたい時にはとても便利です。ピントは単眼鏡を対象物に向けてからダイヤルを回しながら調節します。距離感に慣れるまでは両手で持ったり三脚を使用して固定しながらピント合わせをするのももおすすめです。
価格が比較的安価
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単眼鏡は双眼鏡よりも比較的安価な傾向があります。絵画などの美術鑑賞や植物などの観察目的で双眼鏡や単眼鏡の購入を考えている方には断然単眼鏡の方が値段的にも、機能的にもおすすめです。また、比較的安価な単眼鏡を試してみてから双眼鏡の購入を考えてみるのもいいかもしれません。
単眼鏡のデメリット
片目で見るため広範囲でものを見るのは困難
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単眼鏡は片目で見るもなので双眼鏡と比べると視野が狭くなります。そのため、動物やスポーツ選手など、動きが速いものを見ようとするとすぐに見失ってしまう可能性があります。また、動きを追う作業というのは目にかなりの負担がかかってしまうので長時間の使用はおすすめできません。
立体感が少ない
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単眼鏡は片目で見るものなのでどうしても立体感が掴みにくいというデメリットがあります。両目で見るようにモノを見ることができないので動物や立体物の観察には不向きです。しかし、近距離でピントを合わせることができるので絵画や植物の鑑賞には適しています。
単眼鏡と双眼鏡、どちらを選ぶ?
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登山やトレッキングなどで遠くに気になる植物を見つけたけど遠くてよく見えない。そんな時ってありませんか?そんな時に役に立つアイテムが単眼鏡です。静止物を観察するのに適した単眼鏡であれば片手で簡単にピントを合わせ、気になるものをウォッチングすることができます。片目で覗くので立体感には欠けますが、山道などでは安全に鑑賞をすることができます。
単眼鏡の選び方
倍率で選ぶ
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倍率とは対象物をどれだけ拡大して見ることができるかを表す数値のことです。倍率によって対象物の見え方が大きく変わるので用途に適した倍率を選びましょう。倍率が上がれば上がるほど細部まで見ることができますが、手ブレなどの影響を受けやすくなるので注意が必要です。
対物レンズ径で選ぶ
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対物レンズ径とは覗き込む側とは反対側のレンズの大きさの事です。対物レンズの直径によって単眼鏡のサイズが変わるのはもちろんですが、明るさも変わります。対物レンズ径が大きくなれば単眼鏡に入ってくる光の量が多くなり、視野が明るくなります。
明るさで選ぶ
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使用場所やシーンに合わせた明るさを選ぶことは単眼鏡を選ぶ上では重要なポイントになります。明るさはレンズの内径によって異なります。内径が大きければ大きいほどより明るくなりますが、その分単眼鏡本体のサイズも大きくなります。使用シーンに合わせた明るさのものを選びましょう。
最短合焦距離で選ぶ
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最短合焦距離とは先にも述べた通り、対象物とピントが合う最短距離のことです。この最短合焦距離よりも近づいてしまうとピントが合わなくなるので注意が必要です。絵画鑑賞など、対象物と距離が近いものを見る場合の目安としては1m以下が目安となります。なお、遠くのものを見る際には最短合焦距離の数値はほとんど影響しません。
眼鏡をかけている人はアイレリーフが長いものを
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眼鏡をかけている人はアイレリーフが長いものを選びましょう。アイレリーフとは覗き込む接眼レンズから目を離しても視野角が保たれる限界の距離の事です。眼鏡をかけていると目とレンズまでの距離が遠くなるのでアイレリーフが長いものがおすすめです。アイレリーフの長さは15mm以上のものがおすすめです。
サイズや重量で選ぶ
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比較的コンパクトな単眼鏡とは言え、そのサイズや重さは様々です。様々なシチュエーションで気軽に持ち運びたいのであれば100g程度のものがおすすめです。100g程度のものであればだいたいサイズは15㎝ほどなのでポケットやポーチにも収納でき、持ち運びに便利です。
おすすめの単眼鏡10選
Vixen マルチモノキュラー
【基本情報】
・メーカー:Vixen
・サイズ(㎝):奥行7×幅3,1×高さ3,5
・重量:59g
・レンズ有効径:16㎜
・アイレリーフ:12,0㎜
・特徴:反射防止多層膜コーティング
手の平の中にすっぽりと納まるミニサイズのモノキュラーです。軽量かつコンパクトなので持ち運びに便利です。さらに便利なストラップ付きになっています。レンズ全面に反射防止多層膜コーティングがされており、光の損失を抑制することができます。そのため、明るい視野の確保が可能になっています。
Nikon モノキュラー
【基本情報】
・メーカー:Nikon
・サイズ(㎝):奥行10,8×幅6,6×高さ4,8
・重量:80g
・レンズ有効径:15㎜
・アイレリーフ:12,0㎜
・特徴:最短合焦距離0,8㎜
美術館や博物館での鑑賞に適したモノキュラーです。最短合焦距離は5倍立で0,6m、7倍率で0,8mと美術鑑賞に最適な距離となっています。また、高い光学技術性能により、明るくクリアな視界の確保を実現しています。外観には金属素材を使用しており、高級感のあるデザインとなっています。
kenko 単眼鏡
【基本情報】
・メーカー:kenko
・サイズ(cm):奥行7,8×幅3,1×高さ3,1
・重量:35g
・レンズ有効径:18㎜
・アイレリーフ:11㎜
・特徴:最短合焦距離3,5m
ポケットに入れても気にならないサイズ感の単眼鏡です。35gという驚きの軽さなので持ち運びも楽ちん、まったく荷物になりません。それでいて性能はばっちり。7倍率で視界も明るく、クリアになっています。また、コンサートやスポーツ観戦時にうれしいネックストラップ付きです。
TSK 単眼鏡
【基本情報】
・メーカー:TSK
・サイズ(cm):奥行19,8×幅12×高さ4
・重量:120g
・レンズ有効径:32㎜
・アイレリーフ:ー
・特徴:UVコート
高精度レンズを使用した単眼鏡です。手にすっぽりと入るサイズなのでポケットに収納することも可能です。また、衝撃に強いゴムラバーとUVコートで全体をカバーしているので衝撃と紫外線に強く、丈夫な作りになっています。作業現場でも使用されている本格使用の製品となっています。
VORTEX 単眼鏡
【基本情報】
・メーカー:VORTEX
・サイズ(㎝):奥行17×幅8×高さ8
・重量:289g
・レンズ有効径:36㎜
・アイレリーフ:18㎜
・特徴:完全防水
完全防水機能の付いた単眼鏡です。完全防水機能が付いているので屋外でも天候に左右されることなく使用することができます。頑丈なベルトクリップが付いているので落としにくく、仮に落としたとしても丈夫な作りになっているので壊れる心配が少なく、安心です。
SIGHTRON 単眼鏡
【基本情報】
・メーカー:SIGHTRON
・サイズ(㎝):奥行3,9×幅3,9×高さ12
・重量:140g
・レンズ有効径:28㎜
・アイレリーフ:ー
・特徴:完全防水
SIGHTRONのTACシリーズ軍用単眼鏡です。厳しい条件の元で使用テストがされているため、光学性能、防水性能、耐久性などのすべての性能において高いポテンシャルを発揮します。また、レクティルが入っているので対象物の大きさや距離が測定可能となっています。完全防水機能付きなのでどのようなシーンでも使用することができます。
XINKSD 単眼望遠鏡
【基本情報】
・メーカー:XINKSD
・サイズ(cm):奥行5×幅5×高さ14
・重量:380g
・レンズ有効径:50㎜
・アイレリーフ:ー
・特徴:携帯電話と組み合わせて使用可能
携帯電話と組み合わせて使用できる単眼鏡です。携帯電話と組み合わせて使用することで最大倍率は80倍にまでなります。BAK-4プリズムとFMCレンズの高品質かつ高級光学部品を使用した精密設計の単眼鏡となっており、驚くほど明るくクリアな視界を提供します。その他にも埃や蒸気、砂などからレンズを保護し、衝撃に対する耐久値も高くなっています。
Topson 単眼鏡
【基本情報】
・メーカー:Topson
・サイズ(㎝):奥行3,3×幅3,3×高さ65
・重量:65g
・レンズ有効径:12㎜
・アイレリーフ:13,2
・特徴:手ブレ防止
手の平に収まるコンパクトサイズの単眼鏡です。適度に広い範囲を見ることのできる倍率なので手ブレを起こしにくく、安定した鑑賞が可能です。眼鏡をかけながらでも対応可能となっており、楽に対象物を観察することができます。広い倍率なので対象物が視野から外れにくいので初心者の方にもおすすめです。ボディには落ち着きのある合金素材を使用しているのでどのようなシーンでもマルチに使用することができます。
Akeyda 単眼鏡
【基本情報】
・メーカー:Akeyda
・サイズ(cm):奥行10,8×幅3×高さ3
・重量:130g
・レンズ有効径:25㎜
・アイレリーフ:ー
・特徴:眼鏡対応
眼鏡をかけたままでも対応可能な単眼鏡です。レンズにはBAk-4プリズムにFMCマルチコーティングが施されており、高い光通過率で明るく、クリアな視界を提供してくれます。明るく、解像度の高い状態で対象物を見ることができるのでコンサート会場など薄暗い場所でもしっかりと鑑賞することができます。また、レンズの中に埃や水が入らないコーティングが施されており、耐久値も高くなっています。
BESPIN 単眼鏡
【基本情報】
・メーカー:BESPIN
・サイズ(㎝):奥行6×幅3×高さ3
・重量:67g
・レンズ有効径:16㎜
・アイレリーフ:15㎜
・特徴:最短合焦距離16㎝
高級輸入ガラスとブルーレンズコーティングが施された明るくはっきりとした視界を確保することのできる単眼鏡です。美術鑑賞に向いた単眼鏡となっており、4倍の倍率では視野が広く、手ブレがしにくくなっています。そのため、長時間使用しても目への疲労が少なくすみます。また、業界最短クラスの最短商店距離を実現し、作品の細部まで詳細に眺めることができます。
まとめ
いかがでしたか?単眼鏡にはメリットもありますがデメリットもあります。それぞれに適した使用方法やシーンがあるので、まずは自分が単眼鏡や双眼鏡で何がしたいのか、考えてみるのがいいかもしれません。単眼鏡を使って好きなものを好きなだけ、時間を忘れて眺めてみてはいかがでしょう。