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外に持っていきたい!おすすめのフィルムカメラ12選【2022年最新版】

外に持っていきたい!おすすめのフィルムカメラ12選【2024年最新版】

独特な雰囲気の味を作り出すフィルムカメラ。デジカメにはないその魅力にはまっている人は多く、近年人気が高まっています。
しかし種類が多い上、機能もさまざまで、どれを選んでいいのかわからない人も多いのではないでしょうか。
この記事ではフィルムカメラの選び方から、おすすめの機種12選をご紹介していきます。

フィルムカメラとは

フィルムカメラとは

フィルムカメラとは、カメラ本体にフィルムを入れ、画像をフィルムに記録する撮影機材のことを言います。フィルムには感光材が塗られていて、レンズを通して光を取り込むことで、フィルムに塗られた銀塩に反応させて像を記憶させる仕組みです。

またフィルムカメラで撮影した写真は、現像液などを使って光を当てないように暗闇で作業しながら印画紙に現像していきます。

フィルムカメラの魅力

フィルムカメラには、デジタルカメラには出せない、独特の雰囲気の写真が撮れるのが魅力です。ここではそんなフィルムカメラの魅力についてまとめていきます。

レトロで味のある写真が撮れる

 

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フィルムカメラにはレトロ感のある描写で、懐かしく、温かみもあり、どこか歴史を感じさせられるような雰囲気があります。デジタルカメラに比べ、淡い色合いでにじみや、粒感のある粗雑な感じの写真が撮れるのもフィルムカメラならではの特徴です。

またフィルムカメラは、写真が出来上がったあとにイメージしたものと違ったり、想像を超えた写真が出来上がったりするのも魅力です。

フィルムによって雰囲気を変えられる

 

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フィルムは種類によって粒子感や色の表現が違います。色の好みによって人ぞれぞれの相性があるため、実際に使ってみて自分に合ったフィルムを見つけていきましょう。
また、同じ種類のフィルムでもISO感度の違いによって向き不向きがありますので、撮影する場所によってそれぞれ使い分けるようにするといいでしょう。

  • ISO100:最も画質が良く、明るい場所で三脚を使った自然の風景や、ポートレートに最適です。
  • ISO400:画質と感度のバランスがとれてスナップ撮影に最適です。雨の曇りなどの場所に適しています。
  • ISO800:屋内などの暗い場所でのスポーツ撮影に適していますが、粒子感が強くなり画像の荒々しさが出てしまいます。

フィルムカメラの注意点

現像しなくてはならない

現像しなくてはならない

フィルムカメラには、現像したフィルムをプリントもしくはデータ化をして、写真の保存が可能です。もちろんフィルムカメラを、現像するのには費用がかかります。

フィルムの価格(1本36枚撮りの場合)1,000円 程度に加え、現像代(1本)が600円 程度に、合わせてデータ化+CD書き込み(1本)をした場合、1,500円程度のランニングコストがかかります。

メンテナンスが必要

フィルムカメラのメンテナンス

フィルムカメラは中古の機械式が多く、経年劣化や少しの衝撃で動作しないこともあるため、デジタルカメラ以上にメンテナンスが必要です。とくに、フィルムをセットする部分のモルトと呼ばれる遮光材は劣化がしやすいので注意しましょう。

モルトが劣化すると、隙間から光が入りやすくなり、フィルムが感光してしまうと、綺麗な写真が撮れなくなってしまいます。自分で交換する方法もありますが、初心者はまず専門のカメラ屋にメンテナンスを頼むとよいでしょう。

フィルムカメラの選び方

種類で選ぶ

カメラの種類

カメラの種類には、大きく分けて3種類のそれぞれの機能や特徴がありますので解説いたします。

一眼レフカメラ

フリー画像_一眼レフカメラ

カメラ本体にレフ板と呼ばれるミラーがあるのが特徴です。レンズにも望遠レンズをはじめ、広角レンズなどの被写体やその場のシチュエーションに合わせてレンズを交換して使用することができます。

設定は手動で行う、マニュアル一眼レフや、初心者でも簡単に設定できるオート一眼レフがありこだわりに合わせて自由に選ぶことが可能です。

コンパクトカメラ

フリー画像_コンパクトカメラ

片手で持ち運びに便利なコンパクトサイズのカメラです。設定も簡単でシャッターを押すだけで手軽に撮影が楽しめて、おしゃれなデザインも多く、女性や初心者にもおすすめなカメラとなっています。
また、価格や現像などの費用も抑えることができるので試し撮りなどの練習にも気軽に持ち運べるのが特徴です。

レンジファインダーカメラ

フリー画像_レンジファインダーカメラ

カメラに内蔵された光学視差式距離計でピントを合わせるカメラです。ピントの合わせ方は、撮影対象との距離で適切なピントを手動で合わせる必要があります。

一眼レフのようにファインダーがレンズを通して延長上にあるのではなく、撮影レンズと別な位置にファインダーが付いているのが特徴です。

レトロとコンパクトなデザインで、一眼レフのような本格的な撮影が楽しめます。
直感的な撮影方法なので、スナップ写真に強く、ピントの合わせ方がカメラの年代によって微妙に違うのもレンジファインダーの魅力です。

露出方式で選ぶ

カメラ露出

カメラの種類によって、露出の設定方法も様々です。露出方式は、フィルムカメラでどのような写真を撮るかによって決める必要があります。

露出方式には大きく分けて、マニュアル露出とAE(自動露出)の2種類があり、AEには、絞り優先AEと、シャッター優先AE、プログラムAEの3種類に分けられます。

被写体によってそれぞれ適した設定があるため、事前に必要な機能を確認するようにしておくといいでしょう。

初心者はオートフォーカスを選ぶ

初心者はオートフォーカスを選ぶ

オートフォーカスは自動でピントを合わせてくれる機能です。自動なので、初心者でも安心して撮影ができます。

動いているものに瞬時にピントを合わせたいときに適していて、ピンボケなどの写真の失敗が少ないことがメリットです。

ただしマニュアルフォーカスは、個性がより強く出やすく、思いがけないワンショットが撮れることもあるので、フィルムカメラの魅力をさらに体験できるようになります。

メーカーの種類で選ぶ

フィルムカメラのメーカー

フィルムカメラにはメーカーによってそれぞれの特徴があります。

キャノン

キャノン公式
参照:Canon公式

戦後からカメラの老舗メーカーでもあるキャノンは、初心者向けのEOS kissシリーズによってカメラの楽しさを与えてくれるモデルです。今や世界シェア1位を獲得する世界屈指のブランドメーカーとなりました。

ニコン

ニコン公式
参照:Nikon公式

ニコンは、ピントを正確に合わせるAF精度が優れていて、風景写真やスナップ写真では落ち着いたナチュラルな撮影に性能を発揮します。飾り気のない自然な色を目指していることもあり、綺麗な写真より正確性を重視した写真を撮るのに向いています。

富士フイルム

富士フィルム公式
参照:富士フィルム公式

種類が豊富で、一眼レフや、手軽なインスタントカメラなどの商品も多く出ているのが特徴です。アマチュアからプロまで幅広い層に使われています。またフィルム時代に培った独自の色表現技術には、他のメーカーでは再現できない技術能力として選ばれる要因となっています。

ライカ

LEICA公式
参照:LEICA公式

ドイツの超高級カメラの代名詞とも呼べるライカ。レンジファインダーにこだわったライカは、多くのフォトグラファーに今も愛され続けています。

オリンパス

OLYMPUS公式
参照:OLYMPUS公式

簡単な操作性、コンパクトに加えて、おしゃれなデザインも魅力的です。スタイリッシュでレトロ感のあるデザインは、ファッション性のあるカメラとしても人気を集めています。

おすすめのフィルムカメラ12選

①Nikon NEW FM2(ニコン NEW FM2)

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Nikon
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カテゴリ:フィルム一眼レフ
レンズ:Nikon Fマウント
シャター速度:1/2000〜1秒
露出モード:マニュアル
大きさ:(約)142.5×90×60mm
重量:(約)720g

露出計以外は電池は不要な機械式の一眼レフフィルムカメラのNikon FM2。FM2の2年後にマイナーチェンジされたNew FM2が発売されました。ピントや絞りなど設定がマニュアルモードのFM2は、写真の基礎を覚えるのに最適なカメラとして学校の教材として利用されています。

②CONTAX T2(コンタックスT2)

カテゴリ:コンパクトカメラ
レンズ:Nikon Fマウント
シャター速度:1/500~1秒
露出モード:絞り優先プログラムAE
大きさ:(約)119x66x33mm
重量:(約)295g

高級コンパクトカメラの代表的存在と言われるCONTAX T2。90年に発売された製品ではありますが、今もなおファンからの人気は高く、有名写真家も愛用する名機です。

コンパクトながら、高価で高品質の部品や機構をして、高級コンパクトカメラというジャンルを確立した一台です。

③PENTAX MX(ペンタックスMX)

カテゴリ:一眼レフカメラ
レンズ:PENTAX Kマウント
シャター速度:1秒〜1/1000秒、B
露出モード:マニュアル
大きさ:(約)135.5×82.5×49.5mm。
重量:(約)495g

PENTAX MXは、1976年発売のマニュアル一眼レフカメラです。超小型で軽量の機械式のため、電池が無くてもシャッターが切れることやメンテナンスがし易いという点から女性を中心とした人気のモデルです。

④RICOH GR1S(リコーGR1S)

カテゴリ:コンパクトカメラ
レンズ:GRレンズ 28mm F2.8 4群7枚構成
シャター速度:2秒〜1/500秒
露出モード:プログラム露出または絞優先AE
大きさ:(約)117x61x34 mm
重量:(約)178g

1998年に発売されたコンパクトカメラRICOH GR1S。ストリートスナップやキャンディッドフォトに特化した、フィルムコンパクトカメラとして、高い描写力を誇っている機種です。

搭載されたGRレンズは、28mmの焦点距離とF2.8の明るさを備え、4群7枚構成という設計が施されています。

⑤Leica M6(ライカM6)

カテゴリ:レンジファインダーカメラ
レンズ:ライカMマウント
シャター速度:B、1秒〜1/1000秒
露出モード:マニュアル
大きさ:(約)138×79.5x38mm
重量:(約)600g

1984年に販売されたLeica M6。ライカは、フィルムカメラの代表格として、デジタル時代の今もなお高級感や質感、クオリティ、ステータス性は最高峰と言えるでしょう。

M6は本体に露出計が内蔵されているため、初心者でも操作性も簡単で、Mマウントレンズが使える、機械式レンジファインダーのM型ライカとなっています。

⑥OLYMPUS OM-1(オリンパスOM-1)

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カテゴリ:コンパクトカメラ
レンズ:オリンパスOMマウント
シャター速度:B、1/1000〜1秒
露出モード:マニュアル
大きさ:(約)139x83x50mm
重量:(約)511g

1972年に発売されたOLYMPUS OM-1。一眼レフとしての小型軽量化に成功し、女性を中心に人気の高いコンパクトカメラです。

小型のカメラで明るくて広いファインダーを搭載。ミラーにダンパーを装着し、ミラーショックを最小限に抑えることで、シャッター音も、極限に抑えることに成功しています。

⑦Rollei 35(ローライ35)

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カテゴリ:コンパクトカメラ
レンズ:テッサー40mm F3.5
シャター速度:1/500〜1秒、B
露出モード:マニュアル
大きさ:(約)97x60x32mm
重量:(約)390g

1967年から販売している高級コンパクトカメラです。小型化を実現するための工夫が施されており、史上トップクラスを誇るコンパクトさを実現しています。

とてもシンプルな操作性で、繰り返し使うほど、ピントの合わせ方も目測で上達していくはずです。また機械式のため、カメラのオーバーホールを繰り返すことで、一生モノとして愛着あるカメラになることでしょう。

⑧Canon AE-1(キヤノンAE-1)

カテゴリ:一眼レフカメラ
レンズ:Canon FDマウント
シャター速度:2秒〜1/1000秒、B
露出モード:シャッター優先AE
大きさ:(約)141×87×48mm
重量:(約)590g

1976年に販売された一眼レフフィルムカメラ。中古価格では比較的に安価なものも多いので、初めての一眼レフを使うカメラとしてもおすすめです。

キャノンの中古のFDレンズも、高性能で安価で手に入れやすいのが特徴です。普及価格帯のカメラの中でトップシェアを占めているCanonですが、その代表格の1つとして、AE-1があげられます。

⑨OLYMPUS PEN EE-3(オリンパスPEN EE-3)

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カテゴリ:ハーフサイズカメラ
レンズ:D.Zuiko 2.8cm F3.5(3群4枚)
シャター速度:プログラムシャッター(1/30秒、1/250秒)
露出モード:プログラム露出のみ
大きさ:(約)107×66×42mm
重量:(約)335g

1961年に販売された、ハーフカメラの代表格としても知られるOLYMPUS PEN EEシリーズです。フィルム1コマ分を縦に2分割して撮影するタイプのカメラで、通常の2枚分の撮影ができます。

レンズ部分のフィルム感度を設定するダイヤルを回して、シャッターを押すだけなので細かい設定などは不要で、初心者の人でも使いやすい操作性が特徴です。

⑩PENTAX LX(ペンタックスLX)

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カテゴリ:一眼レフカメラ
レンズ:PENTAX Kマウント
シャター速度:125秒〜1/2000秒
露出モード:絞り優先・マニュアル
大きさ:(約)144.5 x 90.5 x 50mm
重量:(約)570g

性能や価格、機能において高性能なフラッグシップ製品です。開発に5年をかけて、小型軽量や、システム性、耐久性、信頼性に優れています。

防塵防滴、多彩なアクセサリーに加え、コンパクトなボディにも関わらず、優れた高性能を持つことで、20年に渡ってロングセラー製品として人気となっているカメラです。

⑪KONICA C35(コニカC35)

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カテゴリ:コンパクトカメラ
レンズ:Hexanon 38mm F2.8(3群4枚)
シャター速度:B・1/30~1/650秒(レンズシャッター)
露出モード:プログラムAE
大きさ:(約)112×70×51mm
重量:(約)370g

KONICA C35は、1968年に発売されたインスタントカメラで、初心者の人でも操作しやすいのが特徴です。フィルムは35mmフルサイズの撮影が可能。レンジファインダーで、露出制御はプログラムAE式機能を採用しています。

またレンズには、ヘキサノン38mm F2.8の単焦点レンズで、露出の制御はプログラムAEですので、シャッターを押すだけで簡単にきれいな写真が撮れます。

⑫FUJIFILM フジカラーレンズ付フィルム

カテゴリ:使い捨てコンパクトカメラ
レンズ:f32mm F10 プラスチックレンズ1枚
シャター速度:1/140秒
大きさ:(約)108×54×34mm
重量:(約)90g
枚数:27枚

フィルムカメラを手軽に始めてみたい人に向けたインスタントカメラです。コンビニや近所のカメラ屋などでも手軽に購入することができます。操作は簡単で、購入後すぐに使えるので難しい操作は不要。本格的にフィルムカメラを買う前に、試してみたいという人におすすめなカメラです。

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まとめ

まとめ

いかがでしたか?フィルムカメラには操作が簡単な自動のカメラから、個性豊かな写真が撮れるマニュアル操作のものまで、魅力あふれる機種がたくさんあります。

フィルムカメラを使えば、よりカメラの楽しさを実感できるはずです。ぜひ本記事を参考に、ぴったりなフィルムカメラに出会えるきっかけになれば幸いです。

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