レイドジャパン「グラディエーター」ロッドシリーズおすすめ4選&他アイテム5選
アイキャッチ画像出典:レイドジャパンHP
近年話題急上昇中のロッド「グラディエーター」シリーズ。
「ビジュアルがカッコイイ」といった評判から「折れる」といった噂まで、様々な所で話題に上がっています。
中でも「本当に折れるのか」という点は、釣り人にとって非常に気になるポイントですよね。
こちらの記事では、そんなグラディエーターのロッドの評価や各シリーズの解説などをまとめました。
購入を検討中の方や噂の真相が気になる方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
まずレイドジャパンとは
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レイドジャパンは2011年からスタートしたフィッシングブランドです。
今回ご紹介するグラディエーターのロッドの他、ルアーやウェアなど、様々な釣り用品を扱っています。
バス釣りのプロである金森隆志氏による「常に釣り人であれ。」というコンセプトのもとプロらしいこだわりが表現されており、釣り人の間でも話題のブランドです。
「グラディエーター」のロッドシリーズについて
レイドジャパンの説明に続き、こちらではグラディエーターのロッドシリーズについて解説します。
現行のシリーズは2種類、グラディエーター「アンチ」シリーズとグラディエーター「マキシマム」シリーズです。
それぞれ相反する特徴があるため、どんな人におすすめか等も踏まえて紹介していきますね。
グラディエーター「アンチ」シリーズ
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グラディエーター「アンチ」シリーズは幅広く色々な人が使えるように作られた、言わば「万人向け」のロッドです。
従来のグラディエーターのロッドは、シーンや使い方など個別の釣り方に向いた特化型のロッドでした。
そこから派生したアンチシリーズは初めてバス釣りをする人にも扱いやすい操作性を前面に押し出しています。
釣りの際の動作を高いレベルでアシストしてくれたり、1本のロッドで何でもこなせる守備範囲を持っていたりと、場面や人を選ばず万人に使いやすいロッドシリーズです。
グラディエーター「マキシマム」シリーズ
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一方のグラディエーター「マキシマム」シリーズは、特定のオペレーションに対し性能を発揮する特化型のロッドです。
従来のグラディエーターのロッドの特徴である「特化型」という個性を、更に突き詰めて進化したシリーズと言われています。
バス釣りのプロ目線で開発されているため場面ごとに求められる性能や要望などが細かく、それらに応える形でそれぞれのロッドが存在する専門性の高いモデルです。
初心者よりも中級・上級者向けのロッドで、中でもこだわりがあるアングラーや特定のスタイルを突き詰めたいという人に向いています。
「グラディエーター」のロッドシリーズの口コミ・評判
良い口コミ
パワーフィネス以外にも!
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高比重ワームを遠投した先で45アップを二本ヒット。どっちも藻ダルマになって上がってきました。PEラインを使っていたのもありますが、無事に上げることが出来ました。エグダマ竿とか言われてますが、こんな使い方もアリです。藻が多い場所ではHクラスのパワーは安心感あります。
出典:Amazon
こちらは2020年に書かれたGLADIATOR AntiGA-70HS-STの口コミです。
パワーフィネス完全対応という事でアンチシリーズらしい万能タイプのロッドですが、口コミからは「更に幅広い使い方が出来る」と満足感が伝わりますね。
わりと普通に使えますやん
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荒く扱ってしまうと折れるのでは…ガクブル…などと震えながら使い続けてみたのもの、折れる気配はない。
遠投性能にもすぐれるし、感度もそこそこいい。
バット周りのデザインもいいし、グリップシェイプも馴染みやすい。
こちらは2021年に書かれたグラディエーターのアンチシリーズ、Joker(ジョーカー)の口コミです。
折れるとの噂があるため心配しつつ使ったところ、折れる気配はないとの事。
ご本人のブログによると、その後グラディエーターアンチの別のロッドも購入したそうです。
一本も折れてません
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ここのインプレで初めてグラディエーターってこんなに折れる報告があったのかと知りました。自分は初期の三本(トランス、初期アームストロング、ナビゲーター)とバイトコネクションの4本を5年程使いましたが一本も折れてません。アームストロングは琵琶湖で藻ダルマになった51センチも竿が折れるんじゃないかと思うほど強引にあげて来ましたが問題は無かったです。竿のアタリハズレや、一定期間内に生産された竿は折れやすい等はたくさんの折れた報告があるので事実だと思いますし、値段も安くないので運が悪かったと割り切れるものではないですよね。
出典:impre.net
こちらは2018年に書かれたGLADIATOR G-71MH+C アームストロングの口コミです。
グラディエーターのロッドを4本使用し1本も折れていないようで、生産時期などによるのではとの見解が書き込まれています。
中古で購入
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ルックス重視の自分からすれば以前からデザインはドンピャでしたが値段との兼ね合いが付かず…中古で程度の良い物を見つけたので購入。
使い込みは浅く、デカバスはまだ掛けてませんが一本で何でもやれる(やるw)のでかなり使いやすい。
オープンウォーターではスピナベ、バイブレ、シャッドテールワーム等巻き巻き、テキサス、ジグのボトムズル引き
カバーはバックスライド、テキサス、ジグ等、かなり幅広く荒く使ってますw
正直使いやすいのは圧倒的に後者ですが無理の無いウエイトであればオールマイティに使えます。
定価では流石に手は出せませんし、性能がメチャクチャ優れてるわけでも無いと思いますので大事に使っていこうかなと…
折れても修理して使いますw
出典:impre.net
こちらは2017年に書かれたGLADIATOR G-71MH+C アームストロングの口コミです。中古で購入後、満足している様子が伺えます。
折れてしまっていては中古で扱われる事もないため、中古で購入できたという事実は心強いですね。
悪い口コミ
自分自身2度も折った経験がある
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現在のロッド市場ではコストパフォーマンスが合わないと思えるほど個体差があるのではと思うロッド。折れる折れないもこのロッドの初期モデルは自分自身2度も折った経験があるので量産モデルはきっとテストしていないのだろう。
だけど、やっぱり好きなロッドや好きなルアーで釣りをすることに喜びを感じる自分は損をしているとは思わない。
ファン以外は買って損をするロッドかもしれないし、決してコストパフォーマンスがあっているロッドではないと言えるが、自分にとってはこの上ない魅力を持ったロッド。
出典:impre.net
こちらは2015年に書かれたGLADIATOR G-71MH+C アームストロングの口コミです。
ご自身は2度折った経験がある、という事を書いた上で個体差を指摘していますね。
折れるという噂は本当?
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良い口コミと悪い口コミ、両方を比較してみると「折れた」という口コミは2017年より前に集中していました。
生産時期や個体差が指摘されていた事からも、「かつては折れる事もあった」と捉えるのが無難でしょう。
2017年以降はグラディエーターのロッドを高く評価する声が多く、人気のシリーズとなっています。
以上の事から、現行モデルでグラディエーターのロッドを検討されている方にとっては、折れるという噂に対する心配は不要なようです。
「グラディエーター」のロッドおすすめモデル〈4選〉
グラディエーター アンチ GA-610MC Joker
長さ:6フィート10インチ
パワー:ミディアム
テーパー:レギュラーファースト
ライン:10-16lb.
GA-610MC Joker(ジョーカー)は、グラディエーターのアンチシリーズのロッドです。
アンチを代表するようなロッドで、楽に・楽しく釣りをしたい人に向いています。
ロッド全体が独特のしなやかさを持ち、ルアーを投げる際に必要な力をアシストしてくれるため強い力は不要です。
更にロッド自体が軽量で、疲労感が少なかったり力の強くない方にも使い易かったりといった特長があります。
そのため女性や子供にも向いており、まさにグラディエーターのアンチを代表ともいえるロッドです。
グラディエーター マキシマム GX-59XLS-AS(SOLID MAXX XL)
長さ:5フィート9インチ
パワー:エクストラライト
テーパー:ファースト
ルアー重量:MAX 3/16oz.
ライン:MAX 4lb.
GX-59XLS-AS(SOLID MAXX XL)は、グラディエーターのマキシマムシリーズのロッドです。
グラディエーターシリーズ初のオールソリッドモデルであり、高反発で弾力性の強いロッドと言われています。
また中空のロッドより折れにくく、しなやかによく曲がるという点も特長です。
そしてロッドの全長は5フィート9インチと短く、ルアーを投げる際にコントロールしやすくなっています。
さらにその短さ故にオールソリッドでありながらも比較的軽量で、グラディエーターマキシマムらしい独特なロッドです。
グラディエーター アンチ GA-75XXHC (UNDERTAKER)
長さ:7フィート5インチ
パワー:エクストラヘビー
テーパー:ファースト
ルアー重量:MAX 5oz.
ライン:MAX 16-30lb.
GA-75XXHC (UNDERTAKER)(アンダーテイカー)は、グラディエーター アンチのロッドです。
ビッグベイト専用ロッドと位置づけられ、琵琶湖やビッグベイトの釣りに精通したアングラーたちの意見を取り入れつつ開発されました。
アングラーの快適さを重視している点がグラディエーターのアンチらしさを表しており、長時間のビッグベイトでも少ない疲労やストレスで釣りを楽しめるロッドです。
グラディエーター マキシマム GX-67MHC-ST (THE BISHOP)
長さ:6フィート7インチ
パワー:ミディアムヘビー
テーパー:ファースト(ソリッドティップ)
ルアー重量:MAX 1/2oz.
ライン:MAX 16lb.
GX-67MHC-ST (THE BISHOP)(ビショップ)は、グラディエーター マキシマムのロッドです。
「対近距離戦に特化した撃ち物スペシャリティー」と言われているように、カバー撃ちや吊るし釣りに特化しています。
グラディエーターのマキシマムらしさが色濃く反映された、ある特定のオペレーションに対し性能を発揮する特化型のロッドです。
【その他(ルアー・バッグ等)】レイドジャパンのアイテム〈5選〉
EGU-DAMA Type-COVER(エグダマ タイプ-カバー)
重量:2.3g / 2.7g / 3.5g / 4.5g / 5.5g
EGU-DAMA Type-COVER(エグダマ タイプ-カバー)は、カバー攻略に特化したスモラバ(スモールラバージグ)です。
カバー貫通力とすり抜けの良さを重視しデザインされたヘッド形状により、ブッシュ等のカバーで使用しやすくなっています。
おすすめのロッドとして紹介したGX-67MHC-ST (THE BISHOP)との相性がよく、レイドジャパン公式HPでも「相性は抜群」と紹介されているおすすめスモラバです。
EGU-DAMA Type-LEVEL(エグダマ タイプ-レベル)
重量:2.5g/3.5g/4.5g
EGU-DAMA Type-LEVEL(エグダマ タイプ-レベル)は、「完全なる水平姿勢」を最大のアピールポイントとした吊るし系スモラバです。
従来のジグがトレーラーをセットした際に垂れ下がってしまい完全な水平姿勢を保てなかったのに対し、EGU-DAMA Type-LEVELは完全なる水平姿勢を実現しています。
こちらも先述のEGU-DAMA Type-COVER同様にグラディエーターマキシマムのロッドGX-67MHC-ST (THE BISHOP)との相性の良さを紹介されているスモラバです。
LEVEL SPIN(レベルスピン)
ヘッド重量: 1/2oz.
LEVEL SPIN(レベルスピン)は、「セミコンパクトサイズ」「水平スイム姿勢」「魅惑のスカート」を特徴とするスピナーベイトです。
強すぎず弱すぎない絶妙なサイジング、フックを隠しつつスカートが効率的に揺らめく姿勢、それらを充分に活かすためのスカートを動かす設計、の3本柱でフィールド・季節を問わず使いやすくなっています。
RJ NYLON SHORTS 3(ナイロンショーツ3)
サイズ:フリー
カラー:ブラック、オリーブ、サンド
RJ NYLON SHORTS 3(ナイロンショーツ3)は、釣り人にとって嬉しい水陸両用のショーツです。
しっとりサラッとした生地で、ナイロンらしさのあるアウトドア向きの性能に加え抜群の穿き心地を実現しています。
サイドに荒々しいフォントでダイナミックな「RAID」のロゴが入っており、レイドジャパンのファンはもちろん、一般の釣り人にも着用しやすいシンプルかつ無骨なデザインのおすすめアイテムです。
BANK TRAIL INAZUMA(バンクトレイル イナズマ)
バッグサイズ:約330/190/100mm
ウエストサイズ:フリー
素材:表/ナイロン 裏/ターポリン
バス釣りのプロ目線での要望やアイディアの入った、バス釣りの為のバッグがBANK TRAIL INAZUMA(バンクトレイル イナズマ)です。
オカッパリ専用設計のヒップバッグ『BANK TRAIL』から進化を遂げ、クールなイナズマロゴと共にモデルチェンジしました。
レイドジャパンのこだわりを随所に詰め込んでおり、防水性や耐久性などを重視したラフ&ハードな岸釣りスタイルへの対応、各収納部への荷物のスムーズな出し入れなど、バスアングラー仕様の逸品です。
まとめ
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グラディエーターのロッドの「折れる」という噂は過去の物、現在は高く評価されている人気のロッドです。
万人向けの万能タイプなグラディエーター アンチ シリーズも、こだわり派向けのグラディエーター マキシマム シリーズも、多くの支持を集めています。
ロッドに限らずルアーやウェアも人気が高く品薄状態の商品が多いため、見かけた際には素早い決断が必要です。
折れるという噂を乗り越えたレイドジャパンによるグラディエーターのロッド、ぜひ使ってみてくださいね。