チャコールスターターで火おこしの常識が変わる!構造や使い方、選び方からおすすめ12選まで解説
バーベキューなどのアウトドアで、安全に簡単に火起こしができる「チャコールスターター」。
今回は、チャコールスターターの機能や使い方を解説した上で、オススメの商品を12品ご紹介いたします。
チャコールスターターの仕組みをしっかりと理解して、火起こしに取り組んでみてください。
チャコールスターターとは?
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「チャコールスターター(火起こし器、チムニースターター)」とは、煙突効果を利用して炭に火をつけるための筒状の器具です。
着火剤や燃料となる炭を内部に入れ、火をつけると筒の構造によって下から酸素が取り込まれ、熱くなった空気が上昇し、効率的に燃焼が進むことで安定した火力を保つことができます。
チャコールスターターの構造とは
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チャコールスターターは、「チムニー効果(煙突効果)」と呼ばれる自然現象を利用して、炭に効率よく火をつけて燃焼させます。
底の部分から空気を取り込み、暖められた空気が上昇することで強い上昇気流を発生させることで炭に対して効率的に酸素が供給されていく仕組みになっています。
チャコールスターターの使い方
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まずは、チャコールスターターの使い方について解説します。
使い方を正しく理解し、安全に使用するようにしましょう。
必要な道具
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チャコールスターターを使って炭に火をつける場合、本体のほかに「着火剤」や「柄の長いライター」、「バーナー」、「炭ばさみ」、「軍手」が必要になります。
そのほかにも、「うちわ」や炭に火をつけるための「焚き火台」などがあると便利です。
万が一に備えて「水の入ったバケツ」を準備して近くに置いておくと安心です。
使い方の手順
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まず、焚き火台などの火を使っても安全な場所にチャコールスターターを設置し、チャコールスターターの底に新聞紙や着火剤を入れ、ライターなどで火をつけます。
着火剤の上に炭を立てるように入れて空気の通り道を確保した上で火を起こします。
着火剤の火が炭に燃え移り、炭がおきびになるまで10~20分ほど放置します。炭が白色に変わり炎や火の粉が少なくなるのが着火のサインです。
チャコールスターターのメリット
次にチャコールスターターのメリットをご紹介します。
安定した火力によるメリットはたくさんあるので、使いこなすと快適なキャンプを楽しむことができます。
着火が速く・簡単・安定する
一番のメリットは、火起こし初心者でも簡単に素早く火を起こすことができる点です。
安定して炎を供給することができるので、火がつかないからといってあれこれ試す必要がないので、キャンプのストレスが軽減されます。
着火剤の節約もできる
チャコールスターターの煙突効果による着火の速さと確実性により、着火剤の消費をおさえることができます。
着火剤1つで短時間で炭全体に火が回るため、うちわであおいだり、炎が安定するのを待ったりする手間も省くことができます。
火傷や怪我のリスク低減
チャコールスターターは、安定した酸素の供給により安定して炎を供給することができます。そのため、炭や本体を触って調節する必要がないため、火傷のリスクを軽減できます。
また、着火剤も少ない量で火おこしができるため、初心者でも安全に火おこしに取り組むことも可能です。
チャコールスターターのデメリット
続いて、チャコールスターターのデメリットをご紹介します。
複雑な構造によるならではのリスクがあるのでしっかりと把握して使用するようにしてください。
ギアが1つ増えるので収納や運搬の場所をとる
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チャコールスターターは構造が複雑なため、本体自体が重たく大きさも大きいです。
その分、運搬は普通の焚き火台よりも大変になるため遠くにアウトドアに出かけたり登山などのハイキングには不向きです。
焚火台とは別に1つギアを購入することになる
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チャコールスターターは、効率よく着火させるためのギアを別で購入しなければなりません。その分普通の焚き火台よりはお金がかかります。
折りたたみ式でないものは割と大きめのギアを買うことになるので、予算以外にも収納スペースの問題も発生します。
チャコールスターターの選び方
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最後に、チャコールスターターの選び方をご紹介します。
さまざまな特徴があるチャコールスターターについてをしっかりと理解して選ぶようにしてください。
材質で選ぶ
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チャコールスターターは「スチール製」と「ステンレス製」のものがあります。
少しでも費用を抑えたい人や使用頻度が少ない人は「スチール製」がオススメです。
逆に、使用頻度が高く耐久性を重視したい人は「ステンレス製」がオススメです。ステンレス製は、錆に強く耐熱性も備わっているので耐久性にも優れています。
種類で選ぶ
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チャコールスターターは「円筒タイプ」と「折りたたみタイプ」、「ガスコンロタイプ」があります。
円筒タイプは、空気の通り道が広く着火が早いのが特徴です。
折りたたみタイプは、コンパクトな折りたたみが可能なため、遠くにお出かけする際の持ち運びが便利です。
ガスコンロタイプは、ガスコンロを使用して火にかけるので、簡単に火おこしが可能なため初心者でもオススメです。
サイズで選ぶ
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チャコールスターターのサイズは、使用する人数と一度に起こしたい炭の量で選びましょう。
1~2人なら小型、4人以上の大人数であれば2~3kgの炭が入る中型から大型タイプが目安です。
商品によっては一度に入る炭の量が記載されている場合があるので、それを参考にしましょう。
重量で選ぶ
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バーベキューをする際に使うと言われている炭の量は、1人500g~1kgと言われています。
3~4人以上の大人数の場合、3kgあれば3時間程度(炭の場合)の火を使えることができます。
収納や運搬のしやすさで選ぶ
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チャコールスターターは、構造が複雑で大型なのが特徴です。そのため、少しでも軽量のものを選ぶことが大切です。
折りたためタイプの中でも薄く折りたためるものもあるので、必要な火力を考慮しながら選ぶようにしましょう。
おすすめのチャコールスターター12選
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チャコールスターターについて理解したところで、ここからはオススメの商品を12品ご紹介いたします。
さまざまな種類の商品があるので、用途をしっかり把握するようにしてください。
キャプテンスタッグ火起し器 折りたたみ火起し器 チャコールスターター
・サイズ:180×200×210mm
・重さ:1kg
・素材:ステンレス
とても軽量でコンパクトに折りたたむことができます。
そのため、遠くにキャンプに出かけるときやハイキングの持ち運びにも便利です。
軽いのに耐久性に優れていてコスパも良い商品です。
永塚製作所 火おこし イモノ底
・サイズ:145×330×60mm
・重さ:0.2kg
・素材:鉄
豆炭や少人数の使用に特化した商品です。
炭を入れて持ち運びも可能なのでキャンプ初心者の人でも簡単に使用することができます。
底面が鋳物製のため耐久性にも優れており、長く愛用することも可能です。
テンマクデザイン 5WAYチャコールスターター
・サイズ:20 x 20 x 31cm
・重さ:2.83kg
・素材:ステンレス
火起こしだけでなく、焚き火台やロケットストーブ・スモーカーとしての使用も可能です。
さまざまな機能がある分部品はたくさんありますが、折りたたみ式のため持ち運びにも便利です。
BUNDOK(バンドック) フォールディング 炭火起こし
・サイズ:15x19x21cm
・重さ:0.81kg
・素材:ステンレス
三角形のような筒の形になっていることで煙突効果が非常に優れています。
着火のスピードが早く火力も安定して供給できるため、キャンプ初心者の方でも簡単に火起こしを行うことができます。
キャンピングムーン(CAMPINGMOON) バーベキュー用 折りたたみ火起し器
・サイズ:300×180×30mm
・重さ:1.5kg
・素材:ステンレス
キャンバス製の収納バッグが付いており、持ち運びに特化した商品です。
錆に非常に強く、長く使用しても劣化しにくい特徴があるため、キャンプをたくさん楽しみたい方におすすめです。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 火起し器 折りたたみ火起し器
・サイズ:18.5×19×20.5cm
・重さ:1kg
・素材:ステンレス
収納時に超薄型に収納することができる商品です。
空気穴が多いので、強い火力を保つことが簡単です。
あまりキャンプに行かない方がまず、お試しで使用するのにむいています。
Coleman チャコールスターター 2000026789
・サイズ:170×160×290mm
・重さ:1.2kg
・素材:ステンレス
収納時には30cmほどの大きさにおさめることができます。
全ての炭に対して均等に熱が行き渡るような構造になっているため、強い火力を維持できるのが特徴です。
LODGE(ロッジ) チャコールチムニースターター A5-1
・サイズ:16.51×27.9×30.5cm
・重さ:1.3kg
・素材:ステンレス
素早く着火できる円筒タイプの中でもかなり軽量なのが特徴です。
着火後にグリルに炭を移したりする際の作業も簡単に行うことができます。
武田コーポレーション キャンプ・BBQ用品 火起こし器
・サイズ:27×16.5×29㎝
・重さ:1.25kg
・素材:スチール
炭の片付けを簡単に行うことができる商品です。
ロック式の蓋によって、不用意に蓋があいたりすることも防ぐことができるので、火傷のリスクがかなり低い商品です。
グリーンライフ(GREEN LIFE) 火おこし兼用火消しつぼ HOT-150
・サイズ:15×15×25㎝
・重さ:1kg
・素材:スチール
火消し壺と兼用になっている円筒タイプの商品です。
スチール製とステンレス製の2種類が売られており、スチール製はとても軽く、ステンレス製は錆に強く耐久性に優れています。
ウェーバー(Weber) コンパクトラピッドファイヤーチムニースターター
・サイズ:26.7 x 20.3 x 14.6cm
・重さ:1.7kg
・素材:ステンレス
腐食に強い亜鉛メッキが使われていて、耐久性に特化した商品です。
強い火力が必要となる大人数のキャンプをたくさん行う人におすすめです。
火消しつぼの中に火起こし器を収納できるような作りになっているので、持ち運びにも便利です。
ウェーバー(Weber) バーベキュー コンロ BBQ グリル ラピッドファイヤーチムニースターター(大)
・サイズ:32.26×20.57×31.75cm
・重さ:1.37kg
・素材:ステンレス
4人以上の大人数のバーベキューに特化した商品です。
大量の空気を送ることに優れており、強く、幅広い炎を一瞬で起こすことが可能です。
まとめ
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火起こしの際に活躍するチャコールスターターの使用についてお分かりいただけたと思います。
重さや素材、機能がさまざまなので、使用する際の人数や環境をしっかりと把握した上で適切な商品を選ぶようにしてください。
チャコールスターターを上手く活用し、安全なキャンプを存分に楽しみましょう。