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キャンプ風対策

風に振り回されない!キャンプでの風対策テクニック紹介!

アイキャッチ画像参照:Unsplash

せっかくのキャンプなのに、風が強くて物は飛ぶし、テントはあおられて不安で楽しめなかった。そのような経験をされたキャンパーは少なくないでしょう。

風による被害はあなどることができず、最悪テントが壊れたり、タープを紛失したりしてしまいます。

そこで今回は、風に振り回されることなくキャンプを楽しむための風対策テクニックをご紹介します。この記事で得た学びを活かしてキャンプを存分に楽しんでください。

キャンプでの風対策の基本

テントの設置と固定

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強い風が吹く中でのキャンプで大切なことはテントの設置場所と固定方法です。

「せっかくキャンプに来たのなら」と開けた土地や高台など、景色がいい場所を選びたい方は多いことでしょう。しかし、景色がいいということは風の影響をもろに受けやすい場所でもあります。

風が強い日は残念ですが景色は諦め、木が風をさえぎってくれる林間サイトなどに設置しましょう。

また、テントの入口は風下に向け、軽くて短いアルミペグではなく、長くて重い鋳造ペグを使いテントを固定するとよいです。

風よけの設置

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風よけには木や岩などの、動くことがない天然物の影などを利用しましょう。

風が強い日にはタープを設置すれば大丈夫。そう考えている方もいらっしゃることでしょう。しかし、実はタープは風に弱く、低く設置すればある程度は耐えるものの風を防ぐことはできません。

最悪飛んでいってしまい紛失したり、他の人や物に当たって損害を出したりしてしまう可能性があります。

目の疲れを軽減する風対策

サングラスの装着

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風が強いと涙が乾いて目が疲れやすくなってしまいます。そこでサングラスの装着をおすすめします。

サングラスをするだけで風の影響がずいぶんと軽くなりますし、アウトドアでは紫外線も強いことが多いので、紫外線対策にもなるし一石二鳥です。

風対策でサングラスを選ぶ時は大きめなものを購入することをおすすめします。

キャップの利用

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風による冷えや、砂埃などの飛来物から頭を守るためにキャップを利用することもおすすめです。

ただし、キャップが風で飛ばされてしまっては元も子もありませんので、しっかりとフィットしたものを深めに着用しましょう。

また、キャップもサングラス同様、紫外線対策にもなります。ファッション重視のものよりもアウトドアや、スポーツ用のものがおすすめです。

快適な睡眠と風対策

シュラフの選び方

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参照:Amazon

風の強い日のシュラフは封筒タイプのものより密着するマミータイプの物を選びましょう。封筒型ではどうしても隙間が多くなってしまい寒くなってしまうからです。

風が強いと体感気温が下がります。一般的には風速1m/sで体感気温は1℃下がると言われています。

そのため、気温が15℃くらいの春先でも風速10m/sの風が吹いていると体感気温は5℃と、冬のような寒さになります。しっかりとフィットしたシュラフで快適な睡眠ができるようにしましょう。

シュラフカバーの利用

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参照:Amazon

シュラフ単体では隙間風などで寒い場合は、シュラフカバーの使用も検討しましょう。シュラフカバーはその名のとおりシュラフの上から使用し、シュラフに防水性、耐風性や少しの防寒性をプラスする装備です。

薄いシートですが使うとシュラフの隙間風を感じなくなり、不思議なくらい効果がありますし、結露対策にもなるのでおすすめです。

食事時の風対策

食事テーブルの設置

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参照:Amazon

強風が吹いている時のキャンプでは、テントから出ての食事はものが飛ばされたり、料理に砂が入ったりするため難しい場合が多いです。しかし、せっかくのキャンプでは外での食事を楽しみたいものですよね。

少し風が吹いている状況では重量のある食事テーブルを使い、紙皿ではなくスチール製のお皿などを使うと、ものが飛ばされずに外でのお食事を楽しむことができます。

風防の利用

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上記の対策に加え、風防を利用すると更に快適に食事を楽しむことができます。

しかし、風防を使用しても、強風下での焚き火の調理は火の粉が舞い危険なこと、砂埃などが料理に入ることなど、風の影響は完全には防げません。

何かあっては、せっかくのキャンプが台無しになってしまうので、諦めることを考えるのも堅実な手です。

まとめ

今回は風に振り回されずにキャンプを楽しむための風対策テクニックをご紹介させていただきました。また、繰り返しになりますが、強風の日にはキャンプを延期して、次の機会に楽しむという選択も大事です。

この記事を読んでくださったあなたがテントの設置場所、向き、有効な道具利用など今回の風対策の知識を活かして、安全にキャンプを楽しんでいただけると幸いです。

 
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