【保存版】冬キャンプにおすすめのキャンプ飯10選を紹介!
寒い冬のキャンプは、防寒対策としてストーブ等の暖房機器を導入することに加え、食事でも暖を取れると楽しく快適に過ごすことができます。キャンプらしい焚き火を使った豪快な料理から、ちょっとした一手間でできる料理をご紹介します。おすすめの暖かいメニューを中心にまとめていますので、冬場や冷え込みの強い日のキャンプ飯の参考にしてみてください!
冬キャンプにはやっぱり鍋がいい!
冬キャンプは空気も澄んでいてキャンパーさんも少なく、焚き火も最高に楽しむことができます。しかし、ストーブや服をたくさん着込んでも、体の芯からあったまるためには、やはり暖かい料理を食べるのが1番です!
おすすめは冬らしい「鍋料理」です。大人数でキャンプで囲む鍋は、鍋の調理に使用する火であったまるだけでなく、家族や友人との団欒や暖かい鍋料理によって、体も心も温まります。また、焚き火に鍋ごとぶち込んでおくだけで美味しくできるので、意外とソロキャンプにもおすすめです。
冬キャンプで鍋をするメリット
鍋料理は、単に体を温めるだけでなく、以下のようなメリットがあります。
大人数で楽しめる
普段家庭でやりにくい鍋料理でも、キャンプでは大きめの鍋を使えば、家族や友人とのグループキャンプ等大人数で楽しめます。
鍋料理は、自然と体を寄せ合って食べる形となるため、会話も楽しみならが食事を楽しむことができます。体も心もあったまるので鍋料理はおすすめです。
テント内で鍋を楽しむと快適ですが、外で焚き火に鍋を入れ、そのまま焚き火と共に鍋料理も楽しめば、暖に加えて食事も取れるので一石二鳥で楽しめます。
体がぽかぽかになる
鍋料理は多めに作っておけば汁の量も多く、冷めにくいので体が暖まります。また、食べている最中もバーナー等を使いながら食事すれば、常に熱々のまま食べることもできます。味付けも、キムチ鍋等辛めに味付けすれば、より一層暖まることができます。
テント内で暖かくして鍋料理を楽しむのもありですが、外で焚き火に鍋を入れ、そのまま焚き火と共に鍋料理を楽しめば、暖に加えて食事も取れるので一石二鳥で楽しむことができます。
料理の幅が広がる
鍋料理は基本的に鍋に食材を入れて火に通すだけですが、具材や味付けを変えた多くのレシピがあるので。料理のレパートリーを増やすことができます。また、サラダ等野菜そのままで食べることを嫌がるお子さんも、鍋に入れると自然と食べてくれるようになるかもしれません。
また、材料味も豚肉やもやしをはじめ、買い物の際に安かった野菜をとりあえず入れても鍋になります。コスパも良い鍋は、キャンプをはじめ、自宅でも便利なのも嬉しいところです。
キャンプだけでなく、普段もさっと作れるようになれば、時間のない時でも簡単に美味しく食事を取ることができます。
【完全版】冬キャンプにおすすめのキャンプ飯10選
本格カレーを市販のルーで カレー鍋
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【材料】(3〜4人分)
鶏肉:300~400g
にんじん:1本
玉ねぎ:1個
オリーブオイル:大さじ1
トマトジュース(無塩):400cc
水:600cc
カレールー:4皿(80g)
塩コショウ:適量
【作り方】
①鶏肉、にんじんは一口大に、玉ねぎはスライスします。
②鍋にオリーブオイルと鶏肉を入れ、焼き目をつけます。玉ねぎを加えてしんなりとするまで炒めます。
③にんじんを入れて炒めたら、トマトジュース、水を入れて10分煮ます。
④火レールを溶かし入れ、さらに 10分ほど煮込みます。塩コショウで味を整えたら完成です。
スパイスから作るという方もいらっしゃるほどキャンプでは定番のカレーですが、市販のルーでも美味しく仕上がります。トマトジュースで少し酸味のあるカレーとなっているので、お好みでトマトジュースの部分を水の分量に追加すれば酸味の少ないカレーにもなります。
さっとカレーを作りたい時におすすめのレシピです。
普段のカレーに飽きたらこれ 本格カレーうどん
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【材料】(2人分)
手打ちうどん:2玉
豚肉の薄切り:100g
長ネギ:15cm
カレールー:2皿
白だし:大さじ2
コショウ:少々
水:500cc
【作り方】
①長ネギを斜めにスライスします。
②豚肉を炒め、火が通ったら長ネギを入れて炒めます。
③水を加え、灰汁を取りながら煮ます。
④ 10分ほど煮たらカレールーを溶かし入れます。カレールーが溶けたら白だし、コショウを加え、さらに5分ほど煮込んで完成です。
キャンプは子供たちにも人気ですが、たくさん作りすぎて飽きてしまったというときに、ご飯ではなくうどんを使ったカレーうどんがおすすめです。ご飯を炊くための飯盒を使う必要がないので、洗い物を少なくできるというメリットもあります。
特にキャンプではカレーうどんもおすすめです!
暖まるならやっぱり激辛料理 キムチチゲ
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【材料】(2~3人分)
キムチ:120g
コチュジャン:大さじ1/2
粉唐辛子:大さじ1~2
長ネギ:1/2本
絹豆腐:1丁
えのき:1/4
ごま油:大さじ1
刻みニンニク:大さじ1
豚コマ切れ:100g
塩:小さじ1
味噌:大さじ1
料理酒:大さじ1
オイスターソース:小さじ1
砂糖:小さじ1
水:600cc
醤油:大さじ2
大根:6cm
【作り方】
①大根はいちょう切りに、長ネギはざく切りに、ニンニクはみじん切りしておきます。また、豚肉は1口サイズにカットしておくと食べやすくなります。
②鍋にごま油、ニンニクと豚肉を入れて炒めます。
③豚肉に火が通ったら、キムチ、コチュジャン、粉唐辛子、長ネギを鍋に入れます。強火にせず、弱火で炒めることがポイントです。
④3分ほど煮込んだら塩、味噌、料理酒、オイスターソース、砂糖、水、醤油、大根を鍋に入れます。
⑤大根に火が通ったら、絹豆腐をスプーンで掬って鍋に入れていきます。えのきはちぎって鍋に入れ、2分ほど煮込めば完成です。
体の芯から暖まるなら、辛いものが1番です。使っている食材はヘルシーなので、ついつい食べ過ぎてしまうことには注意を!
豪華なステーキをシンプルに ベーコンステーキ
参照:クックパッド
【材料】(1〜2人分)
牛ステーキ肉:200g
ベーコン:4枚
ししとう:4、4本
サラダ油:適量
塩コショウ:少々
【作り方】
①ステーキ肉を丸くカットします。ベーコンはステーキの高さに合わせてカットします。パプリカは一口大にカットします。
②牛肉に塩コショウをふり、周りにベーコンを2枚巻いて爪楊枝で留めます。
③鍋やスキレットにサラダ油を敷き、加熱します。鍋が温まったらステーキ肉を入れ両面2分ずつ焼きます。
④パプリカとししとうを加え、肉の側面を焼きます。
⑤肉に火が通ったら日から降ろし、アルミホイルをかけ3分ほどおけば完成です。
ベーコンのカリッとさと牛肉の旨味を同時に楽しくことができます。ガッツリといきたい時におすすめのレシピです!
メスティンで絶品パスタを カルボナーラ
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【材料】(1人分)
パスタ:1束
豚バラ肉:300g
塩:小さじ3
スパイスミックス:小さじ1
水:200cc
とろけるチーズ:1
たまご:2個
ベーコン:80g
塩コショウ:適量
生クリーム:小さじ1
【作り方】
①豚バラ肉を塩揉みし、ラップで包んで準備しておきます。
②ラップを外し、スパイスミックスを肉にふりかけ、バーナー等で炙ると香りが立っていっそう美味しくなります。同様に、ベーコンも炙っておきます。
③メスティンに水とパスタを入れ、パスタを茹でます。水の量が少ないので、湯切りをしないで済みます。
④たまご、生クリーム、塩コショウ、チーズを加えて混ぜれば完成です。
メスティンを使った炊飯は有名ですが、ご飯以外にもパスタも簡単に茹でることができます。お皿に盛り付けても良いですが、そのまま食べれば洗い物を増やす必要がないのでキャンプにぴったりのレシピです!
大人数でわいわいつつける スパニッシュオムレツ
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【材料】(3〜4人分)
じゃがいも:1個
玉ねぎ:半分
ベーコン:5枚
塩コショウ:適量
麺つゆ:大さじ1
たまご:3個
サラダ油:大さじ3
【作り方】
①玉ねぎはみじん切りに、じゃがいもはさいの目切りに、ベーコンはみじん切りにします。
②大さじ1のサラダ油で玉ねぎとじゃがいもを炒めます。玉ねぎに火が通ったらベーコンを追加して塩胡椒を振ります。
③ボール等にたまごを割り、めんつゆを入れて玉ねぎとじゃがいもを入れて混ぜます。
④フライパンに大さじ2のサラダ油を敷き、フライパンが温まったら③を入れます。
⑤フライパンの外周から内側の方向へ混ぜ、全体を均一に焼いていきます。
⑥ある程度焼けたら蓋をして2分ほど焼けば完成です。
ケチャップ等で味付けすれば、野菜嫌いなお子さんでも食べやすいスパニッシュオムレツが出来上がります。完成後、ピザのように切れ込みを入れるとおしゃれに仕上がります。
アスパラよりインパクト大! 長ネギのベーコン巻き
参照:クックパッド
【材料】(3〜4人分)
長ネギ:3本
ベーコン:5枚入り4袋
小ネギ:適量
糸切辛子:適量
オリーブオイル:大さじ2
塩コショウ:適量
酒:大さじ1〜2
【作り方】
①ベーコンの幅に合わせて長ネギをカットします。
②カットしたネギにベーコンを巻きます。巻いたあとに爪楊枝で留めておくと、焼いている最中にベーコンが解けなくなって焼きやすくなります。
③フライパンにオリーブオイルまたはサラダ油を敷き、長ネギベーコンを焼き目がつくまで焼きます。
④しっかりと焼けたら塩コショウで味付けし、酒を回し入れたら蓋をして5分ほど蒸し焼きにしたら完成です。
アスパラのベーコン巻きはよくありますが、アスパラよりも太い長ネギを使うことで、豪快な見た目でインパクト抜群です。見た目だけでなく、とろっとした熱々のネギが、寒い冬場にぴったりのレシピです!
具材を入れて煮るだけ 玉ねぎスープ
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【材料】(3〜4人分)
玉ねぎ:3個
ベーコン:100g
固形コンソメ:2個
水:食材が浸かる程度
【作り方】
①皮を剥いた玉ねぎと1cm幅くらいにカットしたベーコン、コンソメを鍋に入れます。玉ねぎは1個そのまま入れてもいいですし、半分にカットしても良いです。
②玉ねぎや具材が浸るくらい水を入れます。
③蓋をして玉ねぎがしっかりとスープを吸うまでじっくり煮込みます。
④玉ねぎが柔らかくなったら完成です。
鍋に具材と水を入れて、あとは待つだけの簡単レシピです。煮込むほど玉ねぎが柔らかくなり、スープが染み込むので焚き火をしながらじっくりと煮込むと美味しくなります。
崩しながら食べるトマトが絶品! 丸ごとトマトのピラフ
参照:クックパッド
【材料】(2〜3人分)
お米:2合
トマト:1個
ベーコン:200g
玉ねぎ:1個
油:大さじ1〜2
コンソメ:大2個
塩コショウ:適量
水:300mL
パセリ:適量
【作り方】
①ベーコンは1cmの角切りに、玉ねぎはみじん切りに、トマトはへたをとり、十時に切れ込みを入れておいます。
②鍋に油を敷き、ベーコンと玉ねぎを炒めます。
③玉ねぎが透明になってきたら、お米を入れます。
④まんべんなくお米に油がまわったら、塩コショウ、コンソメを入れて混ぜます。
⑤トマトをひっくり返し、水を加えて沸騰させます。沸騰したら蓋をし、15分ほど弱火で煮込みます。
⑥お米が炊けたら火から降ろし、5分ほど蒸らしたら最後にパセリを散らせて完成です。
そのままでも美味しいピラフですが、トマトを崩して食べることでトマトの酸味を楽しめるおすすめレシピです。
ソロキャンプにぴったり 鮭と舞茸の炊き込みご飯
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【材料】(1人分)
お米:1合
水:200cc
鮭:1切れ
舞茸:1株
酒:小さじ1
みりん:小さじ1
醤油:小さじ1
大葉:2〜3枚
【作り方】
①あらかじめ鮭と舞茸を焼いておきます。
②鍋にお米と水200ccを入れ、30分ほど浸しておきます。
③鮭、舞茸をお米の上に乗せ、酒、みりん、醤油を小さじ1ずつ入れます。
④蓋をして弱火で20分ほど火にかけます。
⑤火を止めて鍋を逆さまにして15分ほど蒸らしたら完成です。
キャンプだと味の濃いガッツリしたものが多くなりがちなので、さらっと優しい味付けの炊き込みご飯もおすすめです。
まとめ
冬場のキャンプでは特に暖かいものが食べたくなります。そんな時におすすめのレシピをご紹介しました。使う食材を少し変えるだけでもガラッと違う印象になるので、鍋料理のレパートリーは簡単に増やすことができるので、自宅での料理にもおすすめです。今後のキャンプ飯の参考にぜひしてみてください!