【初心者必見】クライミングハーネスの選び方とおすすめ10選
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近年、アウトドアスポーツとして流行しているのがクライミングで、手足のみか道具を使用して室内の壁や自然の岩・崖などを登ることを指し、登山マニアやアウトドア好きの間で愛好者が多いです。クライミングはスリルと達成感が高いスポーツですが、危険も伴うスポーツです。
身を守るツールとしてロープは必須ですが、ロープと繋ぐことで安全を確保するクライミングハーネスは同様に重要なツールになります。ここではクライミングハーネスの選び方とおすすめのハーネスを10点紹介します。
クライミングハーネスの種類
では、クライミングハーネスの主な種類について、ここでは紹介していきましょう。
スポーツタイプ
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スポーツタイプのクライミングハーネスは、ジムやコンペで使用することを目的にした物で、動きやすくウェイトが軽いのが大きな特徴です。競技施設やジムなど室内でのクライミミングに使用します。他のハーネスと比較して、カラビナなどのギアを掛けるギアラックの数が少なく、脚を通すレッグループの大きさが調節できないものが多いです。
代わりに動きやすさという点では、圧倒的に使いやすいことから、ハーネスを使用するクライミングに慣れていない、これから始める初心者におすすめです。
べーシックタイプ
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インドアクライミングでも、登山や自然の岩場などにトライする場合にも使えるのが、ベーシックタイプで、オールマイティなタイプです。ビレイループがちょうど真ん中に来るようにバックルがウェスト部に付いており、厚着でも服の上からカンタンに着用することができます。
レッグループも調節が可能で、落下した場合でもクッション性が高く、ギアラックも多く付いています。インドアクライミングから岩場などにステップアップした人や、インドア・アウトドア両用で使用したい人に最適です。
超軽量タイプ
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通常のクライミングハーネスは約1kgほど重量がありますが、超軽量タイプのクライミングハーネスは300g前後と非常に軽いのが特徴のハーネスです。主にスポーツクライミング用に設計されているため軽量な分、過度な衝撃などには向かないので、インドア用か沢登りの補助などに向いています。
クライミングハーネスの選ぶポイント
競技をする際に非常に重要なツールである、クライミングハーネスを選ぶときのポイントについて見てみます。
試着は怠らない!
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クライミングハーネスは当然使用する人によって身体のつくりやサイズが異なるため、同じものでもフィットする人としない人がいます。ですので、ショップで選ぶ時には必ず試着をして、実際にぶら下がって見てから選ぶようにすることが重要です。自分の身を守り、安全にクライミングを行うために必ず試着を行うようにしましょう。
レッグループは調整できるものを選ぶ
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クライミングハーネスの種類によってはレッグループが調節できるものとできないものがあります。
アウトドアで自然を相手にクライミングをすることまで視野に入れた場合には、レッグループが調整できるものを選ぶことが大切です。
自分の太ももの部分にしっかりフィットするよう、調節ができるレッグループであることを確認して購入しましょう。
ウエストベルトのサイズで選ぶ
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さらにクライミングハーネスを選ぶときに注意しなくてはいけないのが、ウェストベルトのサイズです。
ウェストベルトのサイズは非常に重要で、ウェストベルトを緩ませた際に、バックルから10cmほど余裕を持たせることがポイントになります。
余裕を持たせないと万一フォール(落下)した場合に外れてしまう危険があります。危険に直接つながりますので、重要視すべきです。
ギアラックの数で選ぶ
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インドアでもアウトドアでもそうですが、特に自然の岩場を相手にクライミングを行うときには、他のギアを同時に使用することも多くなります。そのためカラビナフックを掛けることができるギアラックの仕様にも注意するべきです。
ギアラックの数は数は初心や向けやインドア用になると少ないですが、ベーシックタイプになると数が多く付いているものも多くあります。ギアラックが多くても軽量なタイプがありますので、ギアラックが多めのものを選ぶと良いです。
バックルのタイプで選ぶ
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また、クライミングハーネスのウェストベルトには、シングルバックルとダブルバックルの2種類があり、違いがあります。シングルバックルの場合は、締め込んだ後に折り返しがあって、折り返しを折り返すことで固定されます。
折り返しを忘れると、ウェストベルトが緩んだり、最悪外れる場合もありますので注意が必要です。一方、ダブルバックはベルトを差し込むだけで固定されるので、手軽な上に締め忘れの心配がありません。
初心者におすすめのクライミングハーネス10選
では、クライミング初心者におすすめのクライミングハーネスを10選紹介します。
スポーツタイプ
まず、初心者向けのスポーツタイプを見てみます。
①Black Diamond Solution 登山用ハーネス – メンズ
素材:合成繊維 サイズ:457.2×127×127mm 重さ:331g
3本の撚り糸を4方向ストレッチナイロンと3Dエアメッシュに取り入れ、パフォーマンスの高さと快適な装着感を実現しています。
390gと軽量なので、行動時に負担が少なく負担になりません。
さらにランニング時に邪魔な場合に備えたリリース可能なライザーが付いています。クライミング初心者におすすめの、スポーツタイプハーネスです。
②EDELRID(エーデルリッド) 登山 クライミング ハーネス エース
素材:合成繊維・高密度ポリエチレン サイズ:S・SM・M・ML 重さ:300g
快適な装着感を重視した3Dベントライト構造になっており、高密度ポリエチレンを練り込むことで、パット部の面積を広げずに衝撃荷重を分散することができます。
さらにファブリックは身体の熱と汗を逃すことの出来るモノフィラメント糸を採用し、快適な装着感を実現しました。主にインドア向けのハーネスです。
③PETZL(ペツル) C036AA01 ヒューロンドス
素材:100% 分類外繊維 サイズ:XS・S・M・L 重さ:280g
ウェストベルトがスリム構造になっており、クライマーの動きに忠実に反応し、快適な動きやすさを実現しています。
適度な硬さでクイックドローのクリップ・アンクリップがしやすい、フロントギアループを2つ装備し、ギアチェンジがラクになりました。
タイインポイントには高弾性ポリエチレンを素材に使用し、ロープに対する耐摩耗性が優れています。
ベーシックタイプ
続いて、オールマイティなベーシックタイプのクライミングハーネスの紹介です。
①8MILELAKE アウトドア クライミングハーネス
素材:高強度ポリエステル・ナイロン・アルミニウム合金 サイズ:230×150×200mm 重さ:1.3kg
本格的なクライミングや高所作業にも耐えられる強度と安全性の高いハーネスです。3D織ポリエステルメッシュを採用し、高強度ポリエステル・ナイロンで製作されたベルト・レッグループ・パッドの強度が高く、安全帯規格・CE認証を取得しています。
腰周り・脚廻りの調節が細かくでき、身体のサイズにジャストフィットするので、より安全性が高くなっています。
超軽量タイプのクライミングハーネスの紹介です。
①Black Diamond Zone メンズ クライミングハーネス
素材:合成繊維 サイズ:S・M・L・XL 重さ:113.4g
アウター生地にストレッチ織りを採用し、通気性の確保と快適な装着感を実現しました。新技術・フュージョンコンフォートテクノロジーによって脚をドッキングする際に、十分なサポートで応えます。
4つの圧力成形ギアループを搭載し、ギアチェンジの際にストレスがかからないように工夫されています。
②kailas ロッククライミングハーネス
素材:合成繊維 サイズ:S・M・L・XL 重さ:250g
ワンピース構造でウェビングの重なりが無く、より安全に装着ができます。
250gの超軽量でクライマーに負担なくクライミングに集中できるよう工夫されています。
人間工学を元に設計された、ベルト・脚のループ構造・快適な通気性を実現し、最大限のパフォーマンスが発揮できるハーネスです。
まとめ
スリリングで達成感のあるスポーツ、クライミングを楽しむ上で、安全確保のためロープとクライミングハーネスは絶対に必要なツールになります。インドア・アウトドアで用途や強度によってハーネスの種類も異なり、適切なものを選ぶことが身を守るために大切です。ショップに行った時には専門スタッフのアドバイスを受け試着・テストを必ず行い、自分に最適なハーネスを選ぶようにしましょう。