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アルコールランプの魅力は?注意点&おすすめ6選紹介!【おしゃれでキャンプに使える】

アルコールランプって理科の実験で使ったアレのこと?

そうです。実験以来お目にかかっていないという方もいらっしゃるかもしれません。燃料用アルコールを燃料としたランプで、そのシンプルな構造、手軽さから最近見直されているアイテムです。アルコールストーブ、バーナーとして調理にも使えるアルコールランプの魅力と注意点、おすすめ商品をご紹介します。

アルコールランプの魅力

手軽

 

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電気ではなく本物の火を眺められるのがランプ・ランタンの魅力です。燃料の違いから名称が変わります。オイルランタンはガソリンや灯油が燃料。ガソリンスタンドで購入しなければなりませんし、ランタンの手入れも手間がかかります。

ガスランタンならOD缶のガスボンベとなり、本体とメーカーをそろえる必要があります。それに対してアルコールランプの燃料は燃料用アルコールのみ。500mlサイズがドラッグストアでも販売されており、安価で入手しやすい手軽さが挙げられるでしょう。

おしゃれ

 

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レストランのテーブルランプとしても利用されるアルコールランプ。小型で火力が強くないからこその可愛らしさ、おしゃれさがあります。ソロキャンプや真夏の暑い時期で焚き火をしない場合でも、火の揺らめきを楽しむことができます。

ガスバーナーのようなゴーッという音がなく静かなのも魅力です。また、焚き火や光源から離れた場所に置くサブランプとしてあるとグッと雰囲気が増すでしょう。コンパクトなので持ち運びが楽という利点もあります。

懐かしみを感じる

 

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グループやカップルでのキャンプなら理科の実験を思い出し、子どもの頃の話を始めるきっかけになりそうですね。現在の小学校の授業ではマッチの使い方を知らない子どもが増え危険なため、アルコールランプはガスバーナーに替わっているそうです。

子どもがアルコールランプを知らない世代なら、パパやママが見守りながら、マッチも含めて使い方を教えてあげるのもいいでしょう。大人になっても忘れないキャンプの思い出になります。

アルコールランプを使用するうえでの注意点4つ

アルコールランプは火力は強くないものの、火であることに変わりはありません。購入した際には取扱説明書を確認し、以下の使用上の注意を守り、安全に利用してください。

燃料の量を確認

アルコールランプ内のアルコール容量がが少ないと、アルコール蒸気に引火して爆発することがあります。8分目まで燃料が入っているか必ず確認します。1度使用して、しばらく放置していたものは特に気をつけましょう。

本体がガラス製で外側から燃料の残量を確認できるのであれば、燃料の上限ラインにマジックで線を引いておくとわかりやすいです。

芯部分はランプの底につくのが目安。短くなってきたらギリギリまで使わずに早めに取り替えましょう。取り替え用を販売しています。

燃料は必ず火を消してから追加する

 

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使用中に燃料を追加したい場合には1度火を消しましょう。その際は真上から蓋をかぶせるのではなく、横からかぶせるようにして下さい。

テントの中での使用はせず、屋内であれば窓を開け換気を確保してからアルコールを追加します。注入はロートを使用し、もしこぼれた時には拭きとって乾いてから引火しましょう。こぼれたままにしておくと大変危険です。

アルコールランプに劣化が見られないか確認

使用前にアルコールランプ全体を目視でチェックしましょう。蓋や容器がかけたりヒビが入っていないか確認し、見つけたら使用はやめましょう。

登山用ギアとして販売されている商品は耐久性の高い素材で作られていますが、ガラス製品や安価な商品は傷がつきやすいので特に注意しましょう。

ぬれ雑巾の用意

 

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アルコールランプを倒してしまうことは十分にあり得ることです。アルコールランプを扱うことは火を扱うということなので、もしもの事態のためにぬれ雑巾は忘れずに近くに置いておきましょう。

万が一火が服に燃え移っても、振り回したり走ったりせず、ぬれ雑巾で窒息消化します。アルコールだけなら水をかけるだけでも消化します。同時に燃えやすいものを近くにおかないという配慮が必要です。

おすすめのアルコールランプ6選

solostove ソロアルコールバーナー

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Solo Stove(ソロ ストーブ)
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サイズ:7.4cmx7.4cmx4.6cm
重量:100g
素材:真ちゅう

多くのキャンパーに使い勝手の良さと燃焼効率の良さから愛されている、solostoveのアルコールランプ。本体と蓋とは別に消火・火力調整用の消火蓋が付いています。消火蓋はハンドル付きで火を消しやすい作りになっており、レギュレーターをハンドルで操作することで火力調整のできるスグレモノです。

ゴムパッキンがついたスクリューキャップでアルコールをもらさずに持ち運ぶことができます。調理用として使う場合には別途五徳が必要となります。

LEFON アルコールストーブ 五徳付き

サイズ:7.4cmx7.4cmx4.6cm
重量:180g(五徳含む)
素材:真ちゅう、アルミ

アルコールストーブと五徳、収納袋がセットになったお得感のある商品。五徳はアルコールストーブをポンとはめるだけの簡単取り付け。風除けの機能も果たしてくれます。キャンプや登山だけでなく非常時用としてひとつ持っておいてもいいですね。

五徳の直径が9.7cm高さ6.1cmなので、セットで収納袋に入れてもコンパクトです。小さくてもしっかりとしたごとくでケトルや鍋をのせても安定性があり、調理だけでなく弱火で保温用に使うこともできます。

EVERNEW  チタンアルコールストーブ

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エバニュー(EVERNEW)
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サイズ:7.1cmx7.1cmx4.2cm
重量:34g
素材:チタニウム

チタン製でわずか34gの軽さを誇り、縦走時の荷物の軽量化を極めたいときにおすすめです。火消し蓋がついていないので、使い切る分のアルコールを入れて自然消火させると効率的です。

アルコールストーブ上部の凹みに引っ掛けて使えるEVERNEWの折りたたみチタン五徳が販売されています。合わせて利用することで安定性が増します。他社製品の群を抜く火力の強さも魅力です。

HARIO (ハリオ) アルコールランプ サイフォン用

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HARIO(ハリオ)
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サイズ:9.7cmx7.7cmx7.1cm
重量:140g
素材:耐熱ガラス

アルコールランプが現役で使われる機会が最も多いのは、サイフォンコーヒー用かもしれません。おいしいコーヒーを淹れるのに一役買うアルコールランプも、五徳があれば調理にも利用できます。実験に使うような五徳と合わせてもおしゃれです。

丸みを持った形状が可愛らしく、サブランプとして利用するのにちょうどいい大きさです。親にとってなじみのあるデザインなので、子どもと一緒に火をつける練習をするのにおすすめしたい商品です。

PINCOU ステンレス鋼のアルコールランプ

サイズ:7.5cmx7.5cmx11cm
重量:224g
素材:ステンレス、銅

こちらは意外なところで使用されている歯科加工用のアルコールランプ。ワックスの加工にアルコールランプの火力が程よく、歯医者さんで利用されているそうです。

ステンレス製のしっかりした作りで安定性があります。安全性を増すために壁が厚く、重量がありますが、224gなので気になるほどの重さではありません。ステンレスの質感がキャンプで映えそうな商品です。キャンプ用の商品ではないため、かえって目立ちそうですね。

trangia(トランギア)  ゴトク付 アルコールバーナー

サイズ:7.5cmx7.5cmx4.5cm
重量:110g
素材:真ちゅう

スェーデンの老舗アウトドアブランド、トランギアはアルコールバーナーの元祖。頑丈さとコンパクトさから愛され続けているアルコールバーナーと五徳のセットです。バーナー本体はサイズが合えば鍋の中に収納することもできます。

五徳は直径15.5×高さ8.5cm、重さは290g。鉄製なので安定感は抜群。登山には向きませんが、キャンプの調理用途には使いやすく、チーズフォンデュなど低温で温め続ける料理にぴったりです。

アルコールランプの使い方

注意点を守ればアルコールランプの使い方は難しいものではありません。安全第一に使用しましょう。アルコールランプは風に弱いので、強風時はウィンドスクリーンを利用すると火が安定します。

①点検と準備

 

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上記の注意点に留意し、燃料が8分目まで入っているか、芯が底についているか、アルコールランプ本体、蓋部分に損傷がないかを確認します。マッチを利用する場合は燃殻入れを準備します。芯は5mm程度出しておきます。

点火

 

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火のついたマッチを横から近づけ、斜め上に動かして点火します。この時芯には触れないようにしましょう。チャッカマンで点火しても問題ありません。その場合も真上からではなく横から点火します。マッチで点火する場合は、1度火をつけたマッチで別のアルコールランプに点火するのは危険です。

③消化

 

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蓋を横からかぶせ消化します。火が消えたら蓋を開けて冷まし、完全に冷めてからきっちりと蓋をして直射日光の当たらない場所に収納しましょう。息を吹きかけて消すようなことはしないでください。

まとめ

バーナーとして調理に使用でき、燃料の手に入れやすいという利点もあり、汎用性の高いアイテムであるアルコールランプ。ランタンのように「火のついた状態で持ち歩く」ことはできませんが、本物の揺らめく炎を眺めることができます。

空き缶で自作することもできますが、アルコールランプは爆発する可能性もあり、大変危険です。安全を確認された商品を使うようにしましょう。