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キャンピングトレーラー

「小型キャンピングトレーラー大全!牽引免許不要のおすすめトレーラー8選や選び方、維持費など」

最近は車中泊で小旅行を楽しむ人が増えており、別にキャンピングトレーラーを用意しキャンプや小旅行を楽しむ人もいます。大型のキャンピングトレ―ラーは自動車免許の他に牽引免許が必要ですが、小型で750kg以下の車両は牽引免許が不要です。ここでは牽引免許不要のトレーラーを8選紹介します。

小型キャンピングトレーラーの魅力とメリット・デメリット

小型キャンピングトレーラーの魅力と、メリット・デメリットをここでは見てみます。

キャンピングトレーラーの魅力

キャンピングトレーラーと道路

キャンピングトレーラーとは、キャンピングカーとは別種のもので、充実した生活空間を備えた車両を指します。自走はできずヘッド車と呼ばれる自動車で牽引され駆動します。キャンピングトレーラーにはキッチン・ベッド・シャワー等、寝泊りやキャンプに必要な装備が付いており、快適なのが特徴です。

メリット

小型トレーラー

キャンピングトレーラーのメリットは、キャンピングカーと比較して車両の価格や維持費が安く上がる事です。また居住スペースも広めで牽引するヘッド車と切り離しできるため、駐車スペースが確保できれば切り離してヘッド車のみで手軽に出かける事ができます。さらに車両を選ぶ際、モデルのバリエーションが広く自由な選択が可能です。

デメリット

×マーク

キャンピングトレーラーのデメリットになる点は、道交法でシートベルトの着用が義務付けされている為、走行中、車内に人は乗る事ができません。また自宅に保管する際駐車しておくスペースが必要で、車庫証明が必要になります。さらにキャンピングトレーラーの種類によっては高速道路料金が割高になりますので、コストが高くなります。

750kg以下なら牽引免許は必要なし

10キロ重り

キャンピングトレーラーを使用する場合、車両の総重量によって運転免許証とは別に牽引免許が必要です。キャンピングトレーラーの車両総重量(車両重量+最大積載量の合計重量)が750kg~2t未満の車両については小型トレーラー限定免許になります。また車両総重量が2tを超える車両については牽引免許(第1種免許)です。

逆に車両総重量が750kg以下の車両は牽引免許が不要です。自動車運転免許があればキャンピングトレーラーを牽引して運転が可能です。ただし車両制限令があり、全長12m、幅2.5m、高さ3.8mをオーバーする車両は除外となります。

キャンピングトレーラーの選び方

ここからは、キャンピングトレーラーを選ぶ際のポイントを見てみます。

定員で選ぶ

家族と自動車

新たにキャンピングトレーラーを導入したい場合、まずは使用する人数に応じた車種選びが基本です。牽引免許不要のキャンピングトレーラーは取り回しの良さが魅力ですが、大人数の使用には向いていないので、最大4~5名の定員数が理想です。これより人数が少なければ、余裕を持った居住空間でくつろげますので、定員数をしっかり決めてから選びましょう。

サイズや重量で選ぶ

トレーラーと乗用車

キャンピングトレーラーの場合、小型の牽引免許不要な車種から、牽引免許が必要になる大型までサイズや重量が様々ですので、車両のサイズ・重量に注意します。車両総重量が750kg以下・全長12m、幅2.5m、高さ3.8mまでの小型キャンピングトレーラーは牽引免許不要で4~5名ほどの少人数用が導入しやすいです。

内装の充実度で選ぶ

トレーラー内装

キャンピングトレーラーは用途に合わせた内装の充実度がとても大切で、まず食事を調理するためのキッチン回り(シンク・コンロ・冷蔵庫等)をまとめたギャレーは必須です。全く料理を行わない人は必要ないですが、BBQなどの料理を楽しみたい人は必携のスペースですので、優先して検討しましょう。

さらに水回り(シンクで使用する水を貯えるタンクの容量・シャワーの有無・排水できる容量)は重要なチェックポイントです。

暑さ・寒さ対策のことも考えられるとベスト

寒暖計

キャンピングトレーラー内部は就寝・食事・くつろぎのスペースとなる空間ですので、暑さ・寒さへの対策ができているかどうかも重要なポイントです。特に空調設備は大きなポイントで、夏用にクーラー・冬にヒーター等は必要ですので、しっかり確認するようにしましょう。

小型キャンピングトレーラーの価格と維持費

キャンピングトレーラー山道

小型キャンピングトレーラーを購入する際の価格・所有後の維持費についてですが、車両価格は大型キャンピングトレーラーの場合、1000万を超える高価なものもあります。ですが小型キャンピングトレーラーの場合新車で170~300万円台、中古でも100~200万円台と同サイズのキャンピングカーと比べるとかなりリーズナブルな価格です。

購入後の維持費ですが、エンジンが搭載されていないため自動車に比べると割安で、車検費用などで年間約3万円程度・プラス専用の駐車場料金が別途かかります。

キャンピングトレーラーはレンタルも可能

レンタル店

住宅や他の事情でトレーラーを保管する場所が無い・また予算的にトレーラーを購入するまでは・・という人には、キャンピングトレーラーをレンタルする方法があります。キャンピングトレーラーをレンタルしている業者については、複数ありますが、都心には少なく、地方が多いので目的地まで乗用車で行って現地でレンタルするのが手軽です。

レンタルするまでの手順についてはいくつかハードルがあり、まず牽引の為に必要な器具ヒッチボールや電源ソケットを取り付ける基部・ヒッチメンバーを自動車に取り付けます。これには金額が別途必要で、10万円前後費用が掛かります。また750kg以下の車両は牽引免許が不要ですが、陸運局に書類を提出し、車検証に950登録の追記証明が必要です。

牽引免許不要の小型キャンピングトレーラーのおすすめ8選

ここからは、牽引免許不要の小型キャンピングトレーラーを8選に絞って紹介します。

①【キャンピングトレーラー】YKT-33

YKT-33

参照:ロフトジャパン公式サイト

車両サイズ:全長・4.6m/全幅・2m/高さ・2.7m
総重量:750kg以下
標準装備:ギャレー(シンク、ガスコンロ)等
ブレーカー・100Vコンセント(4口)・開閉式天窓
網戸&サンシェード(全窓に標準装備)・水タンク
LED室内灯・昇降ステップ
コントロールパネル・外部電源など
備考:完全受注生産

トラックのアクセサリーパーツやキャンピングカーの販売店として全国展開している、ロフトジャパンの小型キャンピングトレーラーです。重量は750kg以下で牽引免許は不要です。室内は使い勝手の良いギャレー・高さ調節できるテーブル・100V用コンセント・コントロールパネル等を標準装備、座席シートはフラットに倒してベッドでも使用可能な使いやすさになっています。

②インディアナ300L

インディアナ300L

参照:インディアナ・RV公式サイト

車両サイズ:全長・4.5m/全幅・2.05m/高さ・2.55m
総重量:670kg
標準装備:ギャレー(2バーナーコンロ「カセットガス」・30L給水タンク・シンク・冷蔵庫等)
100Vコンセント・網戸&ブラインド・LED式照明・灯油式FFファンヒーター
USBチャージ・外部電源など
備考:装備品に応じて4種類のパッケージ価格有り

神奈川県・綾瀬市に本社・店舗を構える、キャンピングトレーラーの専門販売を行うインディアナ・RVの小型キャンピングトレーラーです。全長は4.5メートル・全幅が2.05メートルで3ナンバーの普通車よりコンパクトで取り回しがしやすいオリジナルキャンピングトレーラーになっています。装備品の充実度で4種類のセットパッケージがあるのも魅力です。

③カシータテキサス・ロデオ・ミニ・キャンピングトレーラーTYPEⅡ

ロデオ・ミニ

参照:CASITA TEXAS公式サイト

車両サイズ:全長・4.04m/全幅・2.06m/高さ・2.5m
総重量:710kg
標準装備:ギャレー(2コンロ・・シンク・上部/引き出し式収納庫等)
トイレ・シャワー・冷蔵庫
ソファー&2段ベッド・クローゼットなど
備考:特殊加工で車体に高い防水性を確保

九州の福岡県柳川市に本社と店舗を持つ、トラベルトレーラー専門会社のカシータテキサスの小型キャンピングトレーラーです。キッチンはシンク・コンロ・冷蔵庫・収納など充実した仕様で少人数ならゆったりとくつろげます。総重量も710kgで牽引免許は不要、手軽に走行ができます。また車体は特殊加工で、高い防水性を確保しています。

④エースワン・330DL

エースワン330DL

参照:キャンピングカーのフジ公式サイト

車両サイズ:全長・4.8m/全幅・2.2m/高さ・2.5m
総重量:750kg
標準装備:ガラスカバー付きシンク&コンロ・上部/引き出し式収納庫等)
トイレ・シャワー・冷蔵庫
網戸&ブラインド(各窓)・100V室内コンセント(100V電源入力時使用可)など
備考:内装色がライトブラウン・ミディアムブラウンの2色から選択可能

新車キャンピングカーや輸入キャンピングカー・キャンピングトレーラーを専門に取り扱う販売・買取店、フジカーズジャパンの小型キャンピングトレーラー、エースワン・330DLです。エントリーモデルとしてピッタリなキャンピングトレーラーで、軽量・小型ながら4人が就寝できる室内空間で、ガスコンロ・シンク・冷蔵庫・サブバッテリーを標準装備しています。別途FFヒーター・エアコンも装備可能です。

⑤エメロード406

エメロード406

参照:インディアナ・RV公式サイト

車両サイズ:全長・4.5m/全幅・2.05m/高さ・2.55m
総重量:670kg
標準装備:ギャレー(3バーナーコンロ「カセットガス」・50L給水タンク・シンク・冷蔵庫等)
100Vコンセント・網戸&ブラインド・LED式照明・灯油式FFファンヒーター
USBチャージ・外部電源など
備考:装備品に応じて3種類のパッケージ価格有り

神奈川県・綾瀬市に本社を構える、キャンピングトレーラーの専門販売店インディアナ・RVがフランスのトリガノ社と提携した小型キャンピングトレーラーです。日本の交通状況に合わせた「左面出入り口ドア」や「U字型テーブルセット」などを採用し、トイレ・シャワールームを最後尾に配置するなど、カスタマイズされています。装備品によって3種類のパッケージプランがあります。

⑥エースワン・330Room Jエディション

エースワン330RJ

参照:キャンピングカーのフジ公式サイト

車両サイズ:全長・4.8m/全幅・2.2m/高さ・2.5m
総重量:630kg
標準装備:ガラスカバー付きシンク&コンロ・上部/引き出し式収納庫等)
冷蔵庫・網戸&ブラインド(各窓)・100V室内コンセント(100V電源入力時使用可)など
備考:内装色がライトブラウン・ミディアムブラウンの2色から選択可能

新車キャンピングカーや輸入キャンピングカー・トレーラーを専門に取り扱う販売・買取店、フジカーズジャパンの2人用小型キャンピングトレーラーです。軽量で強度の高い素材を本体に使用し、車両本体の重量を軽減化、室内も2人用のコンパクトな空間をより広く活用できるように工夫されています。内装色も2種類あり、オプションでFFヒーター・エアコンも装備可能です。

⑦エースワン・430ALU Jエディション

エースワン430

参照:キャンピングカーのフジ公式サイト

車両サイズ:全長・5.89m/全幅・2.18m/高さ・2.5m
総重量:750kg
標準装備:ガラスカバー付きシンク&コンロ・上部/引き出し式収納庫等)
冷蔵庫・網戸&ブラインド(各窓)・100V室内コンセント(100V電源入力時使用可)など
備考:内装色がライトブラウン・ミディアムブラウンの2色から選択可能

キャンピングカー・トレーラーを専門に扱う販売・買取店、フジカーズジャパンの小型キャンピングトレーラーです。コンパクト・軽量且つ強度の高いボディ設計と室内を縦長に活用し、フロント/センターダイネット+常設2段ベッド常備で計6人まで就寝可能な広々とした作りになっています。また、車体重量も750kg以下で牽引免許が不要です。

⑧キャンピングトレーラー・アルバ350

アルバ350

参照:インディアナ・RV公式サイト

車両サイズ:全長・5.2m/全幅・2.1m/高さ・2.58m
総重量:720kg
標準装備:ギャレー(3バーナーコンロ「カセットガス」・50L給水タンク・シンク・冷蔵庫等)
100Vコンセント・網戸&ブラインド・LED室内照明・灯油式FFファンヒーター
USBチャージ・外部電源など
備考:装備品に応じて3種類のパッケージ価格有り

キャンピングトレーラーの専門販売店インディアナ・RVのキャンピングトレーラーラインアップで、唯一ダブルベッドを常設しているのがアルバ350です。基本2人用を設定して室内は構成されていますが、ベッド横のテーブルセットを展開するとキングサイズにグレードアップが可能、大人3人で就寝可能になっています。装備品を拡張できる4種類の車両価格も魅力です。

小型キャンピングトレーラーの購入方法や販売店について

小型トレーラーブルー&ホワイト

小型キャンピングトレーラーの購入方法や販売を行っているお店については、不定期ですが全国で展示会イベントが開催されており、有名なところでは「キャンピングカーショー」などに足を運び、実物を実際に見てみると良いです。キャンピングトレーラーを扱っている販売店は、数が少ないですが、キャンピングトレーラー販売専門店・キャンピングトレーラー取り扱いのある販売店がありますので、販売店の公式サイトなどで情報を集めるようにしましょう。

さらに公式サイトで車種が絞れてきたら、予定を組んで実際に車両を見るため販売店に足を運ぶのが確実です。

まとめ

小型トレーラー全景

最近は自家用車で気軽に車中泊ができる車種もあり、キャンプや小旅行を楽しむ人が多いですが、本格的に宿泊を楽しみたい人向けにキャンピングトレーラーを利用する人も増えています。大型なものは高額な上に別途牽引免許が必要ですが、750kg以下の車両は牽引免許が不要です。是非この機会に小型キャンピングトレーラーで優雅なキャンプや小旅行を満喫してはいかがでしょうか。

 
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