関東の中級者向け日帰り登山コースのおすすめ4選!身の回りのチェックリストと共に紹介
山登りも段々慣れてきてそろそろ初心者から中級者にレベルアップをしたいな、と思う今日この頃。
しかし、中級者向けの山とはどんなものなのか分からないと困っている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、登山中級者向けにオススメの山を4選紹介します。また、中級者の基準についても紹介するので、参考にしてください。
中級者向け登山コースの上のに必要な技術レベルの要件
中級者向けの基準とは
一般的に中級者に向いている山は、標高差が600m~1200m、かかる時間は5時間以上8時間以内が登り終えるものとされています。
最初の段階では、標高差や時間を意識して山を選んでみてはどうでしょうか。
日帰り登山の体力的な準備
中級者向けの登山には体力的な準備も必要です。標高も高くなることから酸素濃度も少なくなり、更に険しい道も増えるので体力をつけておきましょう。
オススメは有酸素運動です。特に効果的なのは、スピードを変えて交互に歩くことです。これなら通勤通学でもできますね。
技術レベルの向上方法と練習
体力的な準備をしながらも、技術レベルの向上も必要です。初心者の難易度にはあまりなかったガレ場やザレ場も増えてきます。
ロープなどは使わなくても、急な斜面で幅の狭い尾根を歩くこともあるので、事前に慣れておく必要になってきます。
簡単にできるのは登山教室に通うこと。登山経験が豊富で、専門的な知識がある人と練習するのが一番です。また、登山の本を読んで必要な情報や知識を得ることも重要です。
装備や持ち物のチェックポイント
必要な登山装備のリスト
中級者レベルの登山の持ち物リストをまとめてみました。
- 食事
- 地図
- コンパス
- 登山届
- 行動食
- 雨具
- 季節に合ったウエア
- 救急セット
どれも必要なものばかりなので、登山の前日までには必ず揃えておきましょう。
持参すると便利なアイテム
便利なアイテムとしてオススメなのがポケットスツール。折り畳みができ、軽いので負担になりません。下記のLOGOSは使いやすくて便利ですよ。
参照:LOGOS公式サイト
ポケットスツールでも重いなと感じる人は、レジャーシートでも良いと思います。他にも、昼食と行動食とは別に非常食も持っていくと安心できます。
飲食物の注意点とおすすめの持ち物
登山をするには食事も大切です。通常よりもカロリーが必要になります。
しかし、一気に食べてしまうと余計にバテてしまう可能性も。少しずつ食べられるものがいいでしょう。塩分を多く摂取できるものを持っていくようにして下さい。
こまめに食べれるように、飴やチョコレートなどのお菓子もいいでしょう。
地図や道標の確認方法
登山で1番怖いのは迷子になること。そのためにも、地図やコンパスは必要です。地図アプリも良いと思いますが、電波がない場所だったり、充電を減らさないためにも紙地図は持っていく方が良いでしょう。地図記号は全て覚える必要はありません。山肌や植物の地図記号を覚えておくと役に立ちます。
また、道漂の種類を知っておく必要があります。ペンキマークや赤布、テープなどを辿って道に迷わないようにして下さい。
関東の中級者向け日帰り登山コースおすすめ4選
奥武蔵の美しい風景が広がるコース「蕨山」
参照:やまクエ
頂上に着けば奥武蔵が一望できる蕨山。アップダウンは少ないコースなのですが、登山時間約7時間という中級者レベルの山です。冬季に登山をする人が多い山です。冬に登る場合は滑りやすいので、ステッキなどで対策をしましょう。
西武鉄道飯能駅から歩いて向かうことができるので、東京からでも日帰りで行くことができます。都心から電車で約1時間で最寄りの駅に行けるのは嬉しいですね。
登山時期:通年
標高:1044m
日光の絶景を楽しめるコース「日光白根山」
参照:やまクエ
日光白根山は、日光市と群馬県利根郡片品村の境にある日本百名山の1つ。日光の絶景が楽しみたい人には日光白根山がオススメです。ロープウェイもあるのですが、それは初級レベル。中級者はロープウェイなしで行きましょう。山頂が岩場になっているので、気を付けて進んでください。
日光白根山を上った人は、山頂の絶景についつい見入ってしまい下山が遅くなってしまったなんてこともあるようです。特に山頂から見る五色沼は最高のようですよ。
登山時期:通年
標高:2578m
足柄山系の迫力あるコース「明神ヶ岳」
参照:南足柄市公式サイト
明神ヶ岳は神奈川県南足柄市と箱根町の境にある山で、富士箱根伊豆国立公園と指定されています。明神ヶ岳の山頂では箱根の町並みはもちろん、富士山まで見ることができます。ただ一方で上り下りが多いコースでもあり、傾斜もあるよう。
体力がないと登れないと言う難しい山です。中級者レベルではないと、山頂には辿り着けないようですね。周辺に金時山など有名な山が多いので、明神ヶ岳は静かに黙々と登れるようです。
登山時期:通年
標高:1169m
秩父の豊かな自然を満喫するコース「武甲山」
参照:横瀬町観光webサイト
秩父の豊かな自然を満喫できるのが、武甲山。武甲山は、秩父市と横瀬町境にある山で、日本二百名山の1つになっています。道中には不動滝や大杉広場にある、神秘に満ちた大杉を見ることができ登山者を楽しませてくれます。緩やかな道もありつつ、急な坂道もでてくるので、中級者レベルの登山と言えるでしょう。
武甲山の北側は石灰岩質なので、特有の植物を見ることができます。日本固有のチチブイワザクラは武甲山でしか見ることができない可憐な花です。
登山時期:通年
標高:1295m
まとめ
今回は日帰りで行くことができる中級者向けの登山について紹介しました。中級者向けの山となると登る時間も増え、更に険しい道になるのがよく分かりました。今回の記事を参考に、しっかり準備して自分が行きたいと思う中級者向けの山に挑戦してみて下さい。
以上、最後まで閲覧ありがとうございました。
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