美味しいコーヒー

登山で至高のコーヒーを味わうための完全ガイド!おすすめアイテムや淹れ方のコツを徹底解説

近年のアウトドアブームを背景に、登山を楽しむ人々が年々増加しており、その人気の高さがうかがえます。登りきった達成感の中で味わう山頂でのご飯やコーヒーは、格別なひとときとなります。

せっかく登山したなら「山コーヒー」を楽しもう

山コーヒー

画像参照:オーダン

山頂にたどり着いて飲む“山コーヒー”ほど美味しいものはありません。絶景を前に味わう一杯は、まさに至福の時間です。コーヒーの香り、味、そして美しい景色や自然の音など、五感をフル活用することで、より深いリフレッシュ効果を体験できます。

山で美味しいコーヒーを淹れるコツ

美味しいコーヒー

画像参照:オーダン

雄大な景色を眺めながら、挽きたての豆で淹れたコーヒーを味わう時間は、日常を忘れさせてくれる特別なひとときです。コーヒーミル、クッカー、ドリッパー、カップなどコーヒー用の道具を揃えるのも楽しみのひとつ。最近では、アウトドア用のコーヒーポットやドリッパーなど、便利なグッズも人気です。山々の清流や湧き水など、きれいな水で淹れると、また違った味わいが楽しめます。

コーヒー豆の焙煎度

焙煎

画像参照:オーダン

手網にコーヒーの生豆を入れて蓋を閉め、コンロを中火にし高さ10〜15cmほどのところで手網を振ります。 持ち手が熱くなるため、軍手などをはめておこないましょう。10分ほど焙煎すると、パチパチとした音が聞こえてきます。好みの加減に焙煎したら火から下ろし、素早くザルにあけます。焙煎後は、うちわなどで冷ましてから、コーヒーミルで挽いてドリップで楽しみます。焙煎度合いが深くなればなるほど、苦味が強くなり、焙煎度合いが浅いほど、酸味の強い傾向になります。焙煎度合は、8段階に区分されています。

コーヒー豆の挽き目と抽出時間

抽出

画像参照:オーダン

コーヒーの抽出方法は大きく分けて、透過式、浸漬式、加圧式などがあります。登山などのアウトドアなシーンでは、 紙フィルターを使用し、お湯をコーヒー粉にゆっくりと注ぎ、抽出する方法のペーパードリップや布フィルターを使用し、ペーパードリップよりもコーヒーオイルを多く抽出し、まろやかな味わいになるネルドリップがオススメです。

お湯の温度
お湯の温度
画像参照:オーダン
コーヒーを淹れる際のお湯の温度は、一般的に90度~95度が推奨されています。この温度帯が、コーヒー豆の成分をバランスよく抽出し、風味を最大限に引き出すといわれています。山の美味しい水を使用することでさらに美味しくなります。抽出方法で飲み頃の温度は変わるので最適な温度を選ぶ必要があります。

山コーヒーを味わうスタイル

スタイル

画像参照:オーダン
山でコーヒーを楽しむ場合、軽量で持ち運びがしやすい道具を選ぶことが重要です。手軽に楽しめるように、アウトドア向けのコーヒーグッズなどを活用するのがオススメです。手軽に楽しめるアイテムなども充実しているので、自分に合ったものを選びましょう。

手軽に楽しめるドリップバッグやインスタント

ドリップバック

画像参照:オーダン

登山は、なるべく重たいものを持ち運びたくない方は気軽に楽しめる、ドリップバッグやインスタントコーヒーもオススメです。水とバーナーを一緒に持っていけば、気軽に山コーヒーを楽しむことが可能です。多くの方に手軽で本格的なコーヒーを味わう手段として重宝されています。

丁寧にハンドドリップ

ハンドドリップ
画像参照:オーダン

ハンドドリップは、コーヒーを淹れる方法の一つで、ドリッパーとフィルターを使い、手でお湯を注ぎ、コーヒー粉から成分を抽出する方式。お湯の温度や注ぎ方、注ぐタイミングなど、淹れ方によって味わいが大きく変わるため自分好みの味にできることも魅力です。自然の中で、コーヒーの香りが広がるのも嬉しいポイントです。

特別なアイテムを使ったこだわりの一杯を楽しむ

特別なアイテム

画像参照:オーダン

山コーヒーで使用するアイテムは、ケトルまたはコッヘル、ドリッパー&フィルター、ミル、コーヒー豆又はドリップバッグ、カップ、ガスバーナー類を持って行きましょう。道具などは、アウトドア専用のグッズなども販売されていますので是非、チェックしてみましょう。山の山頂で、コーヒー豆を挽くのは特別な雰囲気を味わえてオススメです。

山にも持っていけるコーヒー用具のおすすめ10選

HARIO(ハリオ) V60 メタルコーヒーミル

サイズ:幅13.0×奥行4.7×高さ16.0cm
容量:17g
素材:本体/ステンレス・ポリプロピレン・ポリアセタール・鉄・PTFE,フタ・粉受け/ステンレス,ハンドル/ステンレス・ポリプロピレン,臼/セラミック,バンド/シリコーンゴム

家でも外でも本格コーヒーを楽しめます。登山やキャンプなどのアウトドアのシーンでも使いやすいコーヒーミルです。外でも挽きたてのコーヒーを楽しみたい方におすすめ。コーヒー豆の容量は17gまでなので1人分にピッタリの量が入ります。

Kalitaコーヒーミル 木製 粒度の安定性が高いアルミ製グラインダー KH-3AM 

サイズ:17×8.5×21cm
容量:55g
素材:本体/ラバーウッド,カッター/アルミニウム製

コーヒー豆の投入口が広く、オープン式なので簡単に豆が入れられるので、アウトドアシーンなどで重宝します。好みに合った、コーヒー豆の挽き方が選べるのが魅力。挽き目の調整ができ、お好みに合ったコーヒー豆の挽きができるので好みの味に調整できます。

Vandroop キャンプ コーヒーセット アウトドア コーヒードリッパー 小型 折り畳み式 シリカ コーヒーフィルター 旅行用 出張 キャンプ 山登り 収納袋付き

サイズ:16.3×9.4×9.4cm
素材:シリコン,ステンレス

1セットでお手軽に、コーヒーが味わえます。素材は柔軟性と耐久性もあり、お手入れも簡単で、繰り返し使用するのに最適です。 ステンレスカップも錆びにくく、腐食しにくい高品質な素材でできており、長年お使いいただけます。アウトドアシーンで活躍すること間違いなしです。

④STANLEY(スタンレー) クラシック プアオーバー グリーン ドリッパー ステンレスフィルター 珈琲 1~4杯分 アウトドア

サイズ:11.1×11.1x 11.9cm
容量:0.6リットル
素材:ステンレス鋼, ポリプロピレン

アウトドア好きなら誰でも知っているスタンレーのコーヒードリッパー。見た目もお洒落で雰囲気抜群。紙フィルターを使わずにコーヒー本来の味わいを楽しめるため持ち物を減らすこともできます。

ワンセカンド 電動コーヒーミル 

サイズ:7.2×7.2×19.5cm
容量:25g
素材:コードレス臼式(セラミック)

コンパクトで持ち運びラクラクにでき、電動タイプなのでミルも楽ちん。また、アウトドアシーンではバッグに入れて持ち運びも楽々。USB充電のコードレスタイプで、おうちでもアウトドアでも使う場所を選びません。モーター部分を外し、ホッパーと粉受けを水洗いできて衛生的です。

キャンプ コーヒー キャニスター 2段式 CNC削切

サイズ:直径高さ146×直径53mm
容量:上缶/約54g(150cc) 下缶/約27g(80cc)
素材:ジュラルミン

高精度な加工でパッキン無しでも密閉性抜群コーヒー豆の香りが外部に逃げないように、空気を遮断し豆の香りを楽しむことができます。 スリムな円筒形に、コーヒー粉とコーヒー豆など、種類の異なるものを1つの缶にコンパクトにまとめられるので登山やキャンプで重宝します。

HARIO(ハリオ) ドリッパー

サイズ:121×135×105mm
素材:ドリッパーフレーム/ポリプロピレン、ドリッパーメッシュ部/ステンレス

ペーパー不要で簡単ドリップの、エコなドリッパー。特殊ステンレスメッシュ採用なのでコーヒーオイルが抽出でき、コーヒー本来の独特な風味を楽しめます。アタッチメントつきなので、お手持ちのマグカップに合わせて使用できるのでお手軽にコーヒーを楽しめます。

丸山珈琲初めての方に.。お試しコーヒーバッグセット専門店 コーヒーバック 7個入

内容物:深煎り11g・中煎り12g/1杯 ×7袋入り

丸山珈琲の味わいを手軽に楽しめるドリップバッグのアソートセットです。さまざまな味を楽しめるのでオススメです。

HIROMARE スキッター コーヒー ドリップ

サイズ:上径1.9cm×下径1.4cm

ケトルにノズルを取り付けることで、お手軽にドリップケトルに早変わり。対応のキャンプケトルやアウトドアケトルの注ぎ口にこのノズルを取り付けるだけで、ゆっくりそそぐことができ、コーヒー粉が漏れてしまう事を防いでくれます。

キャプテンスタッグコーヒーフィルター ドリッパー 

サイズ:幅12×高さ8.5cm(収納時)
重量:13g
素材:メッシュ/ステンレススチール,糸/ポリエステル繊維,フック部/18-8ステンレス鋼

ステンレスフィルターは、コーヒーの成分がダイレクトに抽出されるので風味のよい、コーヒー本来の味わいを楽しむことができます。コンパクトで軽量なので、登山にもオススメ。繰り返し何度も使用でき、ドリッパー・ペーパーフィルターなども不要。

ゴミは必ず正しく処分するか持ち帰ろう

山ゴミ

画像参照:オーダン

登山では、ゴミは持ち帰りが基本です。登山道にゴミを捨てることやトイレなどに捨てることは禁止されています。ルールを守ってしっかりと自然を守っていきましょう。

とめ

まとめ

画像参照:オーダン

山頂や休憩スポットで淹れるコーヒーは、自然の中で味わう特別感があります。豆を挽く音や香りも含めて、登山体験を豊かにしてくれる登山コーヒー。近年は、手軽に楽しめるアイテムもたくさん販売されているので是非挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

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